お猿@おはようございます。
巷では、小惑星探査機の「はやぶさ(MUSES-C)」が、交信が途絶えたり、エンジンが故障したり、燃料漏れしたり……と絶望の淵に立たされながらも、その都度、日本の科学者の変態的な底力で裏技ともいえる対処をもって乗り越え、無事に地球に帰還!カプセルも完璧といえる着地を遂げたようでございます。
満身創痍になりながらカプセルを地球に届け、自身は大気圏突入で燃え尽きるという、なんとも健気が姿が天文ファン以外にも共感を呼んでいるようで、はやぶさファンが一気に増えたようでございますね。
まあ、時同じくして東北新幹線の新型車両も「はやぶさ」と言うらしく、これはこれで鉄道マニアにウケがいいらしい。ネットのニュースを見てみると「はやぶさ」の記事はどっちがどっちだかわからない有様です。まあ、いいか。
そんな交信が途絶えたり復活したりと不安定ながらも地球に戻ってきた「はやぶさ」のように、お猿もブログ更新が途絶えたりしながらも、健気にブログに戻ってきたりしているわけです。いいじゃん、マイペースで更新していけばっっ!!
……というわけで、前回の更新の内容が「Adobe CS5が悩ましい……」ということで、Adobe CSを持っているお猿は、CS4をもってアップグレード対象から外れるため、CS5が発表になってから発売になるまでの期間にCS4のUPGパッケージを導入することで、CS5への無償UPGを実現しようという作戦に出た、ということを書きましたね。
それが、発表になってすぐの4月13日のできごとでした。
Adobe CS5への無償アップグレードの条件などは、Adobeの「無償アップグレードの申し込み方法」というページに詳細が書かれているのですが、肝心なのは準備物ですね。
具体的には「購入証明」と「バーコードラベル内の18桁の番号」が必要となるのですが、後者はCS4のパッケージを持っていればAdobeストアで購入しようが、通常の販売店で購入しようが差別はないわけです。ただ、問題なのは前者の、レシートや領収書といったもの。
お猿は、ネットの価格比較サイトで最安値をはじき出しているところで、CS4のUPGパッケージを購入するために、念には念を入れて某O商会に、
「領収書は発行できないとありますが、Adobe CS5の無償アップグレードは納品書でも大丈夫でしょうか?」
……と電話問い合わせまでしてみた。担当の方は「では、Adobeに確認とってみますので、折り返しお電話します」ということで暫く待つことに……。そして、回答は問題なくアップグレードできるとのことでした。
ならば……ということで、CS4をポチして購入。翌日には納品書と共にCS4がやってきたわけです。
「購入証明」で確認が必要となるのが「購入店名」「購入日」「購入製品名」「購入金額」だった。これが確認できねば無効になってしまうんですね。それで、確認してみると購入店名、購入製品名、購入金額まではクリア。微妙なのが「購入日」ですね。「発注日」「出荷日」「納品日」は書いてあるものの、購入日というのがイマイチ分かりにくい。
心配になりながらも、某O商会さんが、わざわざAdobeに確認して太鼓判をもらっているのだもの。心配はいらん……と思って過ごしていた6月1日。無償UPG申し込みから1ヶ月以上も経過しての出来事だった。お猿のところに「アドビシステムズからのご連絡」というメールが届いた。
申請してから返信が来ていなかったので、やっと御沙汰があったのかと半分喜びながらメールを見て顔面蒼白となった。
お問い合わせにつきまして、ご案内申し上げます。
この度は無償アップグレードをお申込頂きまして、誠にありがとうございます。
恐れ入りますが、この度お送りいただきました納品書にて、
ご購入日を確認することができない為、無償アップグレードを承ることができません。
※なお、発注日・出荷日・納品日は、お支払いの有無を確認できないため、
弊社といたしましては、ご購入日と同様のものとしてお受付けいたしかねます。
アドビストア以外の販売店から対象製品をご購入された場合、ご購入証明として、
「* 購入製品名」・「* 購入店名」・「* 購入金額」・「* 購入日」 の
4項目の記載がある、レシートまたは領収書等が必要となります。
お手数をおかけ致しますが、ご購入いただきました販売店まで
上記項目が記載された領収書およびレシートの発行、
または再発行をご依頼くださいますようお願い致します。
販売店に購入証明の発行をお断りされた場合は、上記4項目の
記載がある請求書・納品書・注文請書(振込明細書も含む)のいずれか、
または複数の書類で代替することが可能です。
これらの書類で購入日付、製品名、購入数量・金額が明記されていることが
無償アップグレードお申し込みの条件となります。
あらかじめご了承ください。
また、上記事由により、今回のお申込みは一旦お取り消しとさせていただきますので、
再度お申込みいただく際には、お手数ではございますが、新規にてWebケースより
お申込みくださいますようお願い致します。
……そりゃないよ。購入業者に確認しているのに、この納品書が無効だなんて!
そんなわけで、購入業者の某O商会に電話で聞いてみた。
女性の担当者が出て、すこぶる物腰低い丁寧な対応。購入時に納品書で問題ないか尋ねたらAdobeに問い合わせして問題ないことを言ったら、担当者に確認して電話し直しますとなり、すぐに電話がかかってきた。結論としては、納品書で問題ないはずということ。他の人は問題なく納品書で無償アップグレードできているというのだ。そこで、Adobeの担当者が誰か聞かれ、その担当者以外に話をしてもらえばクリアできる可能性が高いということで、Adobeのサポートへ連絡してみた。
某O商会の名前を出し、色々と話をしてみたが、やたら時間がかかった挙句、返ってきた答えが購入日を確認できないから受け付けかねるとのこと。
正直、もうどっちがどっちか分からない状態になってしまった。
改めて、某O商会に結果報告すると、Adobeの担当者などを聞かれ「お手数をおかけしました。こちらからAdobeに話をつけます」となり、念のため、お猿のサポート番号を伝えてひとまず終了。あとは、某O商会まかせとなった。
しかし、すぐ後に某O商会から電話がかかってきて、「こちらで話をつけますので、問題はないと思いますが、念のために、注文履歴のコピーを速達で送ります。それで一応、無償UPGの手続きをしておいてください」と言われた。注文履歴は、本来は顧客に渡すものではないものの、発注日から発送日まで一切が記録されているので、購入日も確認できるからということだ。なんか、凄く親身になって対応してくれているので、注文履歴を待つことに……。それまでにも、Adobeのサポートに某O商会から言われていることも伝えておいた。
……で注文履歴も到着。改めて、無償UPGの申請もした。ただでさえ混んでいて無償UPGが受理されるまでに1ヶ月以上かかるのだ、6月に入ってから再度無償UPG申請だから受理されて、CS5が届くのは7月になってからだろうな……と思っていた矢先、Adobe Storeから宅配便が届いた。
6月9日だから、再度、無償UPGを受理してのものではないことはわかる。しかし、ラベルを見てみると……、
「コンピュータソフトウェア/その他」となっている。
これって、Adobe CS5だよね?
……で開封してみた。
おー、見事にAdobe CS5の無償UPGパッケージですね。
これだけ早く来たということは、某O商会が頑張ってくれたんでしょうね。すごいです。
それにしても、無償UPG承認されたのなら、それはそれで連絡くれたっていいんじゃない?Adobe……冷たいよ……。
まあ、無事に無償UPGできそうなので、ボチボチとレビューしていきたいと思います。
ではでは。
最近のコメント