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単焦点レンズ vs ズームレンズ

 お猿@おはようございます。

 デジタル一眼レフのレンズ選びを存分に堪能したいと、Nikon D80ボディのみ を購入した私です。そこで最初のレンズシステムに、単焦点レンズは「Ai AF Nikkor 50mm F1.4D 」を、ズームレンズは超大人気品薄レンズの「AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF) 」を選びました。いずれも大変な品薄で、どこに行っても1ヶ月~2ヶ月は待たないと入荷されないという人気レンズです。

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僕の最初のレンズシステム。左が50mm単焦点。右がVR 18-200mmのズームレンズ

 前者は、ポートレート撮影では、画質といい、明るさといい、ボケ具合といい、お値段といい、何をとっても手に出しやすい庶民派の明るい単焦点レンズということで、これをキッカケに単焦点レンズの魅力に洗脳されてドロ沼に入っていってしまう人も多いとか……。

 後者は、広角は18mmから望遠は200mmまでカバーするスーパーズームレンズなんですが、ズームレンズにありがちな収差などを極力抑え、画質的にも非常にできていて、更にVRというレンズ内手ブレ補正が付いた優等生です。これ1本で大抵撮れてしまうので、一度付けたら外せないということもあってか「悪魔のレンズ」と言われております。

 それでも、単焦点とズームでは画質の違いは歴然としてあるハズですので、焦点距離は50mmに固定して比較してみました。ちなみにフラッシュはなし。ISO感度は100に設定してあります。パパッとAFで撮ったのでピントが若干甘いですがご容赦くださいませ。

●開放F値対決●

 それぞれのレンズの開放F値での比較をしてみました。50mm単焦点がF1.4に対し、18-200mmズームがF4.8でした。これだけの差があるので、特にボケ具合は格段の差が出るはず。では見てみましょう。

◆Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
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非常に美しいボケ具合ですね。ちなみにシャッタースピードは1/10秒でした
実データはコチラ→ 
「50mm_f1_4.JPG」をダウンロード 

◆AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
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さすがにズームでの開放には限界がありますね。ちなみにシャッタースピードは1.1秒でした
実データはコチラ→ 
「zoom_f4_8.JPG」をダウンロード 

 そういうワケで、単焦点の開放F1.4はハンパではないですね。被写界深度の浅さが顕著に出ています。ズームのF4.8では、ボケてもせいぜいこれくらいですから、やっぱりボケを活かしたいなら単焦点ってカンジです。

●同F値対決(F5の部)●

 さすがに単焦点の開放F値にはズームは勝てないので、同じF値で勝負してみました。50mm単焦点でF4.8が作れたら良かったのですが、F4.5の次はF5ですので、双方でF5に設定して撮ってみました。

◆Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
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だいぶ、ボケも収まってクリアになってきていますが、ピント合わせが失敗したか?
実データはコチラ→ 
「50mm_f5_0.JPG」をダウンロード

◆AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
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正直、この段階では50mm単焦点とパッと見は変わらないような気が……?
実データはコチラ→ 
「zoom_f5_0.JPG」をダウンロード

 ……ということで、正直なところマジメにピント合わせしていなかったためか、大差を感じませんでした。でも、ナンボか単焦点側の毛並みがクリアな気がします。特に周囲に行くほど(角や足など)解像感に違いが出ているような気がします。被写体が被写体なので収差などを特に感じないのは僕だけでしょうか?

●同F値対決(F8の部)●

 最後に、均等にピントが合ってくるF8くらいで勝負してみましょう。さすがに、暗くなってくるのでシャッタースピードは双方が3.0秒でした。

◆Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
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イヤハヤ、ピント合わせがいい加減なのでアレですが、それでも結構来ているのでは?
実データはコチラ→ 
「50mm_f8_0.JPG」をダウンロード

◆AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
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なんか正直、単焦点と差が感じられない結果になってしまった
実データはコチラ→ 
「zoom_f8_0.JPG」をダウンロード

 イヤハヤ、 マジメに撮らないとこうなりますっていう標本になってしまいました。全くもって面目ない。

 恐らくもう1回、ちゃんとマニュアルで目にピント合わせをして、また被写体も収差などが分かり易いモデルにして挑戦してみたいと思います。でも、ザックリと撮って単焦点とトントンの結果が出るVR 18-200mmズームレンズは凄いと思った。絞っていけば結構いい写真が撮れるのでは?と思った。特にF8の写真なんかは単焦点側が手ブレを若干起こしているようだ。しかし、同じように撮ってズームはVRの効果か、あまり手ブレを感じさせない仕上がりになっていると思うがどうだろうか?

 検証結果はこうなったが、再度比較の検証をしてみたいと思う。また、楽しみにしていてください。

 ではでは。

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「AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)」到着!

 お猿@おはようございます。

 Nikon D80 ネタを続けておりますが、ここんところは単焦点レンズ「Ai AF Nikkor 50mm F1.4D 」の話題で持ちきりでした。しかし、D80と同時にオーダーしたのは、実は大人気ズームレンズのAF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF) の方だったんですね。そして、後からうっかり単焦点レンズも揃えておきたくて、お値段も手ごろな50mm F1.4を追加注文したワケです。

 両方共、品薄なレンズで入手するには暫く待たねばならないのですが、単焦点の方が「入荷に1ヶ月」と言われながらも約3週間で届いたのに対し、こっちはオーダー段階から「入荷まで3ヶ月はかかりますね。早くても2ヶ月……」とのことでした。しかし、それだけ待っても是非とも手に入れたいレンズなんです。電塾鹿野宏さんのレビューを読んでから、このレンズをハメたくてレンズキットを購入しなかったんだから……。そして、この「悪魔のレンズ」と呼ばれる超人気幻レンズが届くのを、待って待って待って……待ちました。そして遂に……、

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!?

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遂に悪魔のレンズが黄金の箱に入って到着!フードとレンズケース付です

 来ちゃいましたよ、悪魔が……。オーダーしたのが1月20日で到着が3月1日!ほぼ40日かかって我が手に届きました!本当は3ヶ月かかるところでしたが、キタムラさんの店頭用の在庫としてオーダーしたものが届いたので、それを回してくれたようです。これで、とりあえずのD80布陣としての50mm単焦点とVR 18-200mmズームが揃いました。真紅のVRの刻印と黄金の18-200mmの刻印が美しい……。

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ああ、ニッコールらしいボディですね。真っ赤なVRの刻印が誇らしげです

 では、当初はD80にハメ殺して使おうと思っておりましたので、早速装着してみましょう。

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フィルタ径72mmの大口径が迫力モノです

 流石にフィルタ径が72mmというだけあってフードまで付けるとかなりの迫力です。別角度から見てみましょう。

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上から見ても大変な迫力。イイ仕事ができそうです

 うーん、D80がコンパクトなだけにレンズの大きさが目立ちますが、許容値かと思います。僕はボディよりもレンズをホールドする感じですので、非常にフィットしております。VR付なのでレンズ内手ブレ補正が効くのでファインダーからVRの効き具合が確認できて良い感じです。なんせ広角18mmから望遠200mmまでを1本で網羅できるのでイベントのスナップ写真なんか撮るときに重宝。しかし、望遠時にイチイチ三脚なんて使っていられないので望遠しながらVRで4段分の手ブレ補正が効くコレは良いですね。VRをオンにしてシャッター半押しにすると中で「カツッ」と音がして早速手ブレ補正効果をファインダー越しに確認できます。正直、最初はあまりに効きすぎるので、補正効果に「酔い」ました。では、18-200mmのズームで画角がどれくらい変わるのかいくつかサンプルを見てみましょう。

 まずは、近くの大きなアンテナのある建物を撮ってみました。

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広角18mm側(実データはコチラ→ 「_DSC2999.JPG」をダウンロード

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望遠200mm側(実データはコチラ→ 「_DSC3000.JPG」をダウンロード

 いやいや、鉄骨の細部まで結構クッキリです。次は、火力発電所でも撮ってみましょう。

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広角18mm側(実データはコチラ→ 「_DSC3001.JPG」をダウンロード

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望遠200mm側(実データはコチラ→ 「_DSC3002.JPG」をダウンロード

 ハッキリ言って、合併前は隣の市町村だった所にある火力発電所なんですが、非常にクリアですね。広角側もかなり広々と写っているのではないでしょうか?最後に、ショッピングセンターを撮ってみましょう。

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広角18mm側(実データはコチラ→ 「_DSC3003.JPG」をダウンロード

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望遠200mm側(実データはコチラ→ 「_DSC3004.JPG」をダウンロード

 ……という感じに外壁の文字までよく見えます。これだけのズーム幅があるとかなり便利ですね。しかも、望遠側で手ブレ補正の効果が期待できるのでかなり使い勝手は良いです。

 しかし、ご覧の通り、望遠側で周辺光量の低下が気になります。特に四隅が暗くなっていますね。まあ、ズームレンズの仕様になっちゃうと思いますが……。まあ、これはPhotoshopのレンズ補正でビネットをいじれば何とかなる範囲かと……。

 まあ、このステキなレンズを手に、いろいろと試してみたいと思います。

 ではでは。

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Nikon

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「Ai AF Nikkor 50mm F1.4D」をプチカスタマイズ

 お猿@おはようございます。

 1回、Nikon D80ネタから脱線しましたが、再びニコン談義に戻したいと思います。前々回の記事でニコンの代表的な(?)単焦点レンズ「Ai AF Nikkor 50mm F1.4D 」がやってきた旨を書きましたが、後日談がありまして、いろいろと使い易いようにプチカスタマイズしてみました。まあ、保護用のフィルターを付けるのは既に書きましたので、それ以降のコトです。

 プチカスタマイズと偉そうなことを言っておりますが、まあ、このレンズの定番のカスタマイズを施しただけですので、紹介します。

 まずは、このレンズの裏ぶたはなぜか白い樹脂製。他のレンズについているようなNikonのロゴ入りの黒いキャップではないんですね。ねじ込み式ではなく非常に安っぽいものです。

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購入当初の図。白い裏ぶたが非常にショボい。

 このままでは、カメラバッグの中でレンズが転がったら簡単に外れてしまって、大事な後玉を傷つけかねません。一瞬、工場で作業する時に一時的に付けるキャップがそのまま出荷されてしまったのかと思いましたが、どうもこれが仕様のようです。

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ご覧の通り、ちょっと触れれば外れてしまいそうなキャップです

 仕方ないので、これはニコン純正の裏ぶたであるLF-1 を購入して付け替えましょう。フィルタならフィルタ径とか影響してきますが、裏ぶたはレンズの種類を問わずニコンFマウントで共通しているので、このLF-1は何にでも使えるから迷うことはないでしょう。……で取り付けました。

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別途購入したLF-1を装着した図。他のレンズと同じようになって安心感も出ました

 ああ、やっぱりこうでなくっちゃ。これでやっとニッコールレンズとしての風格が出てきましたね。この単焦点レンズは非常に良いレンズですからデフォルトでこれくらい付けてもらいたいものですね。

 これで、リア部分はカスタマイズできたのですが、今度は正面部分ですね。保護用フィルタはkenko製のものを付けましたが、その先にレンズフードを付けたいところ。特に屋外での撮影ではゴーストとかフレアーの原因となる太陽光線をシャットアウトしてくれます。

 一応、このレンズのフードとしてはHR-2 というものがあります。商品名からも分かるように「HR(ラバーフード)」なのでどうもカッコ悪いです。また、深さもあまりないのでチョット……という感じです。そこで、このレンズをデジカメに装着して使っている人の標準としてはHS-14 というものがあります。

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これがニコン純正の「HS-14」。レンズは「Made in China」なのに「Made in Japan」だ!

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どっちがレンズ本体かと思うくらいのサイズ比。ちなみに右が「HS-14」です

 勿論、ニコン純正のフードなんですが、実は「105mm F2.8S マイクロ用」となっております。しかし、フィルタ径は52mmで問題ないし、APS-Cサイズのデジカメバンザイといったところで、これだけの長さのフードを装着しても35mmならケラレてしまうところも画角に入ってこないので問題ありません。

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これだけの深さがあってもAPS-Cサイズデジカメの恩恵でケラレなし!

 更に「HS(スプリング式)」ということで、装着も実に簡単なです。あと金属製なので50mm F1.4に付けると非常に高級感も出てきます。

 では、実際にD80に装着したらどうなるか見てみましょう。

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まずは斜め45度から……

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前玉が見える位置から見るとこんな感じ。すごく迫り出しますね

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真横からです。ズームレンズのようにも見えますなぁ

 まあ、このフードを付けるメリットとしては、レンズそのものが短いので、これを付けると、左手でのホールド感が良くなるっていうトコでしょうか?ないとどうしても左手が余ってしまってレンズの前に出てしまったりするんですよね。これを付ける事で格段にホールド感が良くなりました。

 このフードを装着したままでレンズキャップを取り付けることもできるので、今のところ僕はフードは付けっぱなしです。まあ、こんなところですが、非常にイイ写真が撮れる味のあるレンズなので屋内でも屋外でもガンガンと使っていきたいと思います。この調子で、ガンガン単焦点の世界にハマッていきたいと思います。

 ではでは。

~今日のリンク~
高森顕徹 全巻読破
カメラのキタムラ インターネット店

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久々に自動車保険を乗り換えました

 お猿@おはようございます。

 Nikon D80関連ネタの真っ最中でありますが、毎年恒例のアレがありましたので速報させていただきます。

 僕の住む富山県は車社会。大都市に行くと電車や地下鉄が市民の足なのですが、富山はそこまで発達していないのでもっぱら車で移動です。……で車とは非常に金喰い虫でして、維持費が結構かかるものなのです。特に最近は原油価格の高騰でガソリン代がかかって仕方がない。最低限乗る距離はどうしても削れないので、他で削るしかない。

 他にかかってくる費用というと、車検、自動車税、オイル代などなど……。車検は2~3年に1度なのですが、自動車税は毎年のモノ。でも、脱税するわけにはいかないので、節約することもできない。そうなってくると年間の節約で大きいものが自動車保険ということになる。

 テレビなどのCMを聞いていると「JAROに言ったろか?」と言いたくなる様な過剰広告があるものですが、今までの人生の中でダントツで広告に偽りナシと言えるのが自動車保険だ。特に自動車保険の更新時の「見積もり」というものは、非常に重要と痛感している。昨年の今の時期に書いた記事で「イヤな三十路に入って唯一喜べたこと」というものがある。ここでも書いたが、ただ漠然と更新していると非常に万単位でソンをする。特にどっかの代理店経由で申し込むのは非常に高い。これを「○○ダイレクト」と付くようなインターネットでの申し込みができる保険会社になってくると本当に2~3万円くらいは節約できる。

 ……で、僕としては代理店経由からダイレクト系に乗り換えれば後は漠然と更新していれば良いと思っていた。そうは言っても、念のために3月になると一括見積もりサイトのcarview で試してみてはいたものの、何度やっても三井ダイレクト損害保険株式会社 がダントツで安くサービスが良かった。愛国心のある僕なんかは外資系っぽさがないのがツボでした(笑)。

 そうこうしているうちに今年も更新の時期がやってきました。三井さんから更新催促の通知がやってきました。

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そろそろ更新しねーとヤベーぞー♪

 ……で毎度のことながら愛用のcarview で一括見積もってみる。すると、保障内容の該当する保険会社が羅列され、一先ずそれらの保険会社からのダイレクトメールがドサッと届くのだ。まあ、これもこの時くらいだけで、その後にしつこく勧誘があるかとおもいきや、案外あっさりとしたもんですので、安心して使えると思います。

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迷惑メール一歩手前並に一気に届きますが、これ以降は殆ど届きません 

 しかし、やっぱり三井ダイレクト損害保険株式会社 は強かった。更新催促通知ハガキに書かれた金額は前年と同額なのだが、これに勝てる額を提示してくる保険会社はなかったのだ……と、「やっぱりネ……」と山のようなDMを処分しようとした時、一通のハガキが目に止まった。

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圧着ハガキの見積書だが、封書DMよりゴミにならない上に環境に優しいので僕好み♪ 

 あまり好きでない外資系っぽいチューリッヒさんからの見積書であった。中を開けると……?

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なんと、三井ダイレクトよりも1万円以上も安い見積り額!

 何と今の保険よりも1万円以上安くなっている!勿論、完全にサービス内容は一致しないものの一括見積もりで三井より安い額を提示してきたのは非常に魅力的。では、詳細な検討をしてみる為に改めてチューリッヒの自動見積もりをしてみよう。

 確かにハガキ通りにはならなかったが、やっぱり安かった。見積もり画面では自分の希望している組み合わせに加え、同時にもう2プランくらいを同時表示してくれるので「ほほぅ、そのテがあったか……」と気づかされることもあって「うっかり」がなくて良い。これは、外資系でちょっとイヤですが安さには変えられませんので仕方ないですね。今年はチューリッヒでいってみましょう。

 契約すると2日後くらいには、保険証券が郵送されてくる。

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ついうっかり、DMと間違えて捨ててしまいそうで怖い

 開封してみると……、

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保障内容がビッシリと書かれた保険証券が入っている 

 保険証券の他に……、

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QRコード付きのステッカーだ!

 QRコード付きのステッカーなども同封されている。いざという時に携帯でQRコードを読み取ればチューリッヒにアクセスできるっていう寸法だ。

 まあ、今まで三井ダイレクトさんにさんざんお世話になってきて心苦しいが、今年1年はコレで行ってみようと思う。それにしても、自動車を運転するようになってから10年経とうとしているが、僕は無事故無違反のゴールド免許だ。つまり、保険に入っていても掛け捨てということになっている。「備えあれば憂いなし」ってヤツなんでしょうけど、できれば同じ会社を継続利用している人は携帯電話のように年々割引なんかしてもらいたいものだ。

 とりあえず、今年も1年、無事故無違反で頑張ろうと思います。

 ではでは。

~今日のリンク~
【carview】自動車保険一括見積り
チューリッヒの自動車保険
三井ダイレクト損害保険株式会社
アクサダイレクト総合自動車保険

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単焦点「Ai AF Nikkor 50mm F1.4D」がやってきた!

 お猿@おはようございます。

 折角のデジタル一眼レフ購入とあらば、最初の1本からレンズ選択の余地がない(まあ、キットのレンズを選んだということならば、あるんでしょうけど……)レンズキットでは勿体ないのでNikonD80 ボディ を購入したわけですが、肝心のレンズが品薄状態でしてD80も暫くは「タダの箱」状態でした。そんなある日、主としてポートレート撮影用レンズとしてオーダーしておいた単焦点レンズAi AF Nikkor 50mm F1.4D が注文より3週間経って届いたと連絡がありました。まあ、この単焦点の品薄の原因は、ズームほど売れないので大量に作っていないからだそうです。そうは言っても、この50mm F1.4Dは人気ある商品なんですけどね……。

 ニッコールの50mm単焦点レンズとしては、開放F値がF1.4のコレとF1.8 があったんですが、差額が1万円程度なので、少しでも明るいレンズを……とガンバってF1.4Dをオーダーしたワケです。F1.4の50mm単焦点レンズという贅沢な仕様にも関わらず、3万円を超えないレンズとはお手ごろですナ。ニッコールレンズで同じF1.4の85mm単焦点なんかになってくるとAi AF Nikkor 85mm F1.4D (IF) になるのですが、軽~く10万円を超えてしますから、とても手が届きません(汗)!

 そういえば、銀塩カメラ全盛時代のカメラ雑誌の統計によれば「ポートレート撮影に持っていく単焦点レンズは?」というアンケートに、85mmっていう回答がダントツでした。そうなると10万円を超える85mm F1.4D単焦点レンズなんて「夢」のオハナシだったんですが、これは35mm判フィルム換算のこと。APS-Cサイズが主流のデジカメに於いては焦点距離は約1.5倍すれば35mm換算できるので、50mm単焦点レンズならば35mm判に置き換えれば75mmの画角と同等ってことになるワケです。85mmまでは行かなくても、ニアピンで75mm F1.4Dが3分の1くらいの価格で手に入るってことになればオトクですよ、奥さん!

 そんなこんなで、ウハウハしながら受け取りに行きました。

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 じゃ~ん!イヤハヤ、さすが単焦点レンズ。ズームレンズのように箱が直方体じゃないですね。ほとんど立方体です。いやいや、ちっちゃいちっちゃい!この金色のパッケージが「ニコンらしさ」が出ていていいじゃないですか?仕事できそうじゃん?まあ、苦言を言えば、レンズのリアのキャップが安っぽい白いモノっていうのが気になるのですが、どうもこれは仕様のようです。安いから仕方がないんでしょう……。では、ジックリと眺めてみましょう。

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 う~ん、F1.4のステキな瞳ですね。人間だったら瞳孔が開ききっているとアブナイですが、このレンズの開ききった絞りを見ているとイイ仕事をしてくれそうです。でも、このレンズを傷つけないように保護用フィルタを付けましょう。

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 このレンズのフィルタ径が52mmですので、別途購入したKenkoの「PRO 1 D プロテクター 52mm 」を付けます。同じ52mm径のプロテクターフィルタでもPROシリーズはデジカメ用だそうです。ちょっと高めですが、52mm径ならばまだ数千円で済みます。これでレンズが守れれば万々歳ですよね。

 では、50mm F1.4単焦点レンズの魔力を見てみましょう。少しずつ絞りを変えながら近くにあったウサギのぬいぐるみを撮ってみました。(画像をクリックするとナンボか大きくなって毛並みまで分かると思います)

1903054 F1.4

1903055 F1.8

1903056 F2.2

1903057 F2.8

1903058 F3.5

 うん、素晴しいですね。開放側の被写界深度の浅さにはドギモを抜かれました。特にウサギの顔のアップなんかで見てみると同じ顔なのにピントの合っている所と合っていない所の差が激しい……。F1.4とF3.5で比べればヒゲのシャープさにかなりの差が出ています。あとは背景のバーチカルブラインドと植栽の敷物のガラなんかわかりやすいかと思います。そして全体的にボケ味が何とも言えず綺麗ですね。そして、何よりもズームレンズとは比べ物にならない解像感!構造が単純なだけに収差などもなく、非常にシャープな仕上がりですよね。ただ、ある程度絞ってからの方が、解像感はヨロシイかと思います。

 最後にもう一つ!F1.4の被写界深度の浅さがどんなものかパソコンのキーボードを斜めから撮って試してみました。

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 ああステキ♪どんどん、僕をこのボケの世界に洗脳してちょうだいっっ!

 ……イカンイカン!

 そんなワケで、単焦点レンズの素晴しさに流石の私もすっかりマインドコントロールされてしまいまして、それまで大変お世話になっていたズームレンズとの使い分けをどうしようかと悩んでいるところです。そして更に単焦点は所詮、単焦点ということですからズームレンズのように寄ったり引いたりできないワケで、いわば老眼のようにレンズを持っている私が被写体に寄ったり引いたりするしかないんですね。

 これから、広角望遠ズームを買うか、35mmと85mm単焦点を買うか、非常に悩むところです。なんせ、1000万画素オーバーのD80の本来の画質を引き出そうと思えば単焦点!と言いたいところです。そして、やっぱり明るいレンズですよね!それにしても、この単焦点レンズの魔力に見事に洗脳されて、単焦点を次から次へと揃えて金欠になってしまって金銭的に困ってしまっているという被害者がおられると聞いておりますが、恐るべし力です。僕も自制してしばらくは50mmで頑張りたいものです……と言いつつ、早くも35mmと85mmが欲しくなっている今日この頃です。

 ではでは。

~本日のリンク~
murauchi.com ( 株式会社ムラウチ )
親鸞会.NET

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Nikon D80購入記 / D80がやってきた編

 お猿@おはようございます。

 1月20日に近くのキタムラに発注したNikon D80ボディ ですが、発注した日にはキタムラさんにはレンズキットしかなく、ボディのみは暫く待つことになりました。まあ、レンズが2本とも1ヶ月とか2~3ヶ月待ちというモノばかりでしたので、「じゃあ、レンズ来てからボディもらいに来ますね」と言ったものの、数日後に「D80のボディ、入荷しましたよ」なんて聞いた暁には「いじりたい♪」と思ってしまうんですね。

 そんなワケで、同僚にニコン党の方がおられたのでフィルムカメラ用ではありますが、暫くの間、レンズを拝借できることになった。標準ズームと望遠ズームの2本ですね。それを借りて「やっぱり今日、D80もらいに行きます~」と痺れを切らせてキタムラに引き取りに行かせていただきました。

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 今回は割引券代わりに、僕のプライベートデジカメ第1号となったフジの「FinePix40i」を下取りに出して引き取ることにした。この機種、超コンパクトでレンズ付きフィルム以下の大きさの単焦点レンズしかないクセに非常に描写も優秀なヤツでした。さらに、「MP3も聞けちゃうよ」というシロモノ。ただ、最近は光学ズームが欲しい上に電源系統にガタが来ていたので、Canonの「PowerShot S80」にプライベートコンパクトデジカメの座を渡していたのでした。それで、下取りという結末になったんですね。まあ、僕のアニバーサリーなデジカメではあったのですが、あっても邪魔なので冷血にも売りに出してしまいました。

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 ↑一応、最後の別れの前にキタムラの駐車場にて記念写真を撮りました。キミは今までよく頑張ったよ。ウンウン。

 ……で、名残惜しくはあるのですが、下取りに出して査定はほんの申し訳程度。購入資金のとてつもなくほんの一部を担ってもらいました。それで、D80を片手に戻ってきたワケですね。一応、店長さんがkenkoのD80用の液晶保護フィルム を張ってくれました。これで撮影確認用の液晶は保護されるワケです。あと、ついでに安売りしていたSLIKの三脚 を衝動買いしてしまいました。だって、ウレタンまでついて安かったんだもん……。ということで、僕は安売りと謳った在庫処分戦略に騙された(?)被害者になっていくのでした。まあ、いいか。

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 ……いやいや、こういった紙袋を片手に自宅に帰ってくるのは何年ぶりでしょうか。少年時代にお年玉で買ったおもちゃを家に持ち帰ってきたような感覚です。ワクワクしますね。では、取り出してみましょう。

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 う~ん、このゴールドで統一されたパッケージを見ると「おお!ニコン♪」って感じがしますよね。惚れ惚れします。どこぞの赤いメーカーのセンスの悪いフルカラーパッケージとはワケが違います。まさにデキル男の配色ですよ。では、取り出してみましょう。

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 じゃーん!これがマイD80です。レンズつけずに持つと案外軽いな……と思うのでした。まあ、店頭で「Nikon D200 ボディ 」を何度も持ってはD80と比べていたので軽く感じるのも仕方ないですね。重量比がD200:D80=830:585ですからね。この差は、望遠ズーム1本分と変わらないのだから無理もないか……。

 早速、使ってみたいのですが、バッテリは未充電なので、まず充電です(まあ、充電したところでレンズがないので使えないのですが……)

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 充電している間に、やってきたばかりのD80を眺めたり触ったりしてみましょう。まずは、正面……。

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 言うまでもなく、まだレンズを拝借していないのでキャップだけです。それにしても、グリップが持ちやすそうです。D200に比べるとやっぱりコンパクトですね。では、次は後ろ……。

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 液晶がデカイのがいいですよね。操作性は良さそうです。グリップ部分の作りが非常に僕好み。グリップの引っかかり部分が下まで行っているので、親指の付け根の部分でガッシリと押さえることができます。ファインダーも覗き易いです。では、上から見てみましょう。

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 背面液晶は撮影画像確認やメニュー確認で占拠されているので、設定のパラメータなどは上部の液晶にまかせられています。ダイヤルは左側についていますが、シーンのダーヤルはいらなかったかな……?では、次に持ってみましょう。

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 非常にグリップが良いです。ガッシリと握れます。これは背面のグリップ形状によって僕の手には合うようです。こう見えても指は長いので……。

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 ご覧の通り、右手全体でカメラの右を包み込むように持ちます。僕としては、これが一番安定するんです。正直、D200並の大きさでもイケルので、これでもまだ若干小さいくらいです。でも、非常にグリップはいいので良い買い物だと思います。

 ではでは。

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Nikon D80購入記 / アクセサリー編

 お猿@おはようございます。

 前回のブログで「Nikon D80 ボディー 」を発注し、レンズキットを選択しなかった僕です。デジタル一眼レフの醍醐味はレンズ選びですからね。いくらセットで安いと言っても、使わないレンズだったら勿体ないだけですから。その分、チョットいいレンズに賭けてみたいわけです。それから、アクセサリーも揃えていかねばなりません。

 ……で、僕の撮影の仕事は屋外も屋内もやっています。しかも、スナップ写真が多く、割合としては屋内の方が多い……。写真はライティングが命で、常時、レフ版とかスタジオで使うようなセットを持ち歩ければいいのですが、スナップ用途になると便利なのはフラッシュですよね。特に俗に「外付けフラッシュ」と言われるクリップオン式ストロボです。だから、まず真っ先に必要とされるアクセサリーは、このクリップオン式ストロボですね。

 ただ、クリップオン式ストロボは光量が多いので遠くまで飛ばせるメリットはあっても、いかにも「ストロボくさい」写真に仕上がってしまいます。固い光が当たるのでテカる。そして、バックに影ができる。そんなワケで、書店でストロボ撮影の指南書なるものを探していたら……、ありました。コレです。

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Gakken刊 デジタル一眼レフストロボ100%活用術 (撮影・解説 馬場信幸)

 というもの。学研の出しているカメラ雑誌のCAPAが発行しているものだ。なかなかストロボ撮影に特化した参考書がない中、全部で114ページという薄いムックなのだが、目からウロコな本だ。ストロボ撮影でキーワードとなる「バウンス」や「ディフューザー」を駆使して撮るノウハウが満載だ。特にバウンス撮影に関しては、それまで僕が思っていたバウンスとは全く異なるバウンスで、驚くほどストロボ臭くない写真が撮れるので是非、一読してもらいたい。デジタル一眼レフ対応というのが何よりもウレシイ。

 そんな感じで、「ストロボ撮影」を極めようとNikonのストロボ選びに入った。多灯撮影になってくると最近はワイヤレスで光らせるのがハヤリだが、その為にはNikonの場合はワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 という発光制御を行うアクセサリーが必要だ。これをカメラ本体に取り付け、増灯したフラッシュにワイヤレスで信号を送る。ところが、Nikon D80に関しては、このアドバンストワイヤレスライティングを行う際にこのSU-800を使わなくても可能なのだ。つまり、内蔵されているので、このコマンダーの分だけ費用が浮くことになるし、ライティングのセッティングがシンプルになる。これもNikon D80のウレシイところ。

 そうなってくると、アドバンストワイヤレスライティングが可能なフラッシュはスピードライト SB-600 スピードライト SB-800 iconとなる。最初は値段的にもSB-600のつもりでいたのだが、ガイドナンバーが35mm時、ISO100にてSB-600が30に対してSB-800が38という差があった。結構な大空間で撮影することが多いこともあって、後々後悔するのもなんですので、SB-800に決定。

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 ……で、フラッシュ多用なのでバッテリも重要なところ。ちょっと撮ってバテるものもいけませんし、充電式バッテリと言ってもいつまでも充電できるわけもなく劣化はしていくわけです。そうなると長持ちするのが良い。しかも、充電してちょっと放っておくだけで自然放電されてしまって、イザ使いたい時に残量僅かではシャレにならない。これもできるだけ抑えたい。そこで、白羽の矢が当たったのが、この業界で話題のSANYOのエネループ だ。

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 謳い文句の通りに買ったときから充電済みで使えるが、こんなことよりもむしろその後に期待したい。実際のところ、かなりのパワーがあるしスタミナも十分。充電して暫くの間ストックしておいても放電が少なく安心感もある。ハッタリかもしれないけど、環境に優しそうなデザインも好きだ。

 フラッシュはここまでとして、デジカメの記録媒体であるメディアだが、Nikon D80はSDカードのみを採用している。デジタル一眼レフのイメージとしてはコンパクトフラッシュだと思うが、これに関してはSDカードだ。これも買っておきたい。まずは1GBで十分だろう。それで、店員さんの紹介でカメラとセットなら更に安くしますよということで、SDカード版のSanDisk ExtremeIII をチョイスした。

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 コンパクトフラッシュ版の「SanDisk ExtremeIII 」と比較しても半額以下で変えてしまうのがSDカードのスゴイところ。しかも、最大転送速度が20MB/sという高速なのは同じなのでSDカードのコストパフォーマンスは非常に優れていると思う。デジタルカメラマガジン1月号のオマケで記録媒体のスピードランキングでもこのカードは上位を占めていたので、スペック的にも安心できそうだ。

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 そんなワケで、アクセサリー関連も抑えて、あとは来るのを待つのみ!特にレンズはいずれにせよ1ヶ月~3ヶ月待ちなので、本格始動には時間がかかるのは覚悟の上でひたすら待とう!

 ではでは。

~本日のリンク~
メディアラボNEXT店
浄土真宗 熊本

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