超広角ズーム「SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM」到着!
お猿@おはようございます。
FinePix S9100 ネタもやるぞと言っておきながら、再びNikon D80
ネタに戻らせていただきます。だって、デジタルネオ一眼よりもデジタル一眼レフの方がレンズ交換ができる分、ネタが豊富なんだモン……。というワケで、ネオ一眼カメラが高倍率ズームレンズのみで撮像素子にゴミが付かない、ということをウリにしているにも関わらず、デジタル一眼レフカメラに魅力があるのは「レンズ交換ができるので表現の幅が広がる」とは、今までも当ブログで何回か書いてきていること。
そこで、僕のレンズセットは今のところどうかと言いますと、ポートレート用などの勝負レンズとして単焦点レンズの「Ai AF Nikkor 50mm F1.4D 」を揃え、スナップ写真用として高倍率ズームレンズの「AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
」を揃えております。何れもニッコールレンズの中では大人気モデルでどこに行っても1ヶ月以上は待たされるといった高品質&個性的なレンズです。今のところ、この2本で凌いできたのですが、室内写真を撮ることが多い僕にとっては、もっと広角側が欲しい!
こんなことを言っちゃあ、現セットの高倍率ズームの広角側が18mmなので、コンパクトデジカメでやっとのことで広角28mmをゲットした方にとっちゃ腹立たしいことを言っているに違いない。同時レポしているFinePix S9100でもかなわない広角なのだ。しかし、こういった画角が必要になってくるのがプロというものなのだ。アマチュアでは撮れないものを撮ってこそプロ!今まで最大広角18mmが限界の世界で、できるだけ広く室内を撮ろうと後ろの壁に身体を押し付けるようにしても引くに引けなかった甘酸っぱい思い出が脳裏を巡る。
そこで、超広角側が欲しいと思うが、俗に魚眼レンズと言われるフィッシュアイレンズというようなクセのあるものは必要がない。その手の依頼が来たら「できません」と断ってしまおう。あまりに出番がなさすぎる。僕はフツーに超広角が欲しいのだ(どこがフツーだよっ!!)単焦点なんて言っていられないので、活躍の場を増やすためにも超広角ズームだ!そうなってくると、サードパーティ製も含めて超広角ズームを調べてみると、大体こんな感じだ。
- AF-S DX Zoom Nikkor ED 12~24mm F4G(IF)
…Nikon…\118,125-
- SP AF11-18mm F/4.5-5.6 Di II LD Aspherical [IF]
…TAMRON…\47,250-
- AT-X124PRO DX 12-24mm F4(IF) ASPHERICAL
…Tokina…\50,610-
- 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM
…SIGMA…\66,990-
- 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
…SIGMA…\56,175-
……といったところだ。
パッと見た感じではTAMRONの11-18mmが最安値であるが、案外この1mmの差が大きかったりする。この1mmをケチると、またもや後ろの壁に背中を押し付けても撮れないというほろ苦い思いをしなければならないのだ。そこで、撮れるものは撮りたいと最大広角10mmを提供してくれるSIGMAに手を付けてしまうことにしたのだ!本来なら今までの勢いでニッコールに手を付けたいところだが、10mmの世界を手に入れたいので、見事裏切ってしまった!早速、お猿御用達のカメラ専門店のメディアラボNEXT店 さんに発注。近くのキタムラさんはじめ、かなりのお店では、このレンズは在庫切れだったのだが、僕がメディアラボさんに発注した時には在庫が5本あったとやらで、すぐに発送してくれるとのことだった。さすがだぜ、ネットショップ!
……で、注文から2日後の本日届きました!(はやっ!)
やりました!人生初SIGMA!花形フードとレンズケースまで付いている
あらやだ、10-20mmだなんてステキすぎっっ!
このレンズ群が広角10mmを生み出す!どことなく奥に見えるレンズが魚眼っぽい?
一応、花形フードとレンズケースが付いている。ケースにはベルト通しが付いているので、腰にポーチとして付けることができる。で、このレンズを手にするとニッコール派の方は戸惑うだろう。ピント合わせのフォーカスリングとズーム調整のズームリングの位置が前後逆なのだ。
AF(オートフォーカス)撮影をする人はフォーカスリングに縁はないと思うので、ズームリングに焦点を当てて見てみると、ニッコールレンズなら前玉側にズームリングが付いているものが、シグマレンズだと後玉側に付いているのだ。
これがニッコール VR 18-200mmのリング配置。ズームリングが前玉側に付いている
これがシグマ 101-20mmのリング配置。ズームリングが後玉側に付いている
左手でレンズを抱えるようにホールドする僕にとっては手前にズームリングがあるというのは非常にやりにくい。お恥ずかしい話だが、事実、レンズが届くなりズームを効かせた試し撮りしようと一生懸命フォーカスリングを回しながら「あれ?おかしい!ズームが効かない!不良品!?」と初期不良だと訴えんばかりに焦ったのだった。ああ、クレーム電話しなくて良かった……。
次に、レンズの質感について述べたいと思う。レンズ周りの質感だが、シグマとニッコールで大きく異なる。シグマはウレタンというか発泡ゴムのようなもので覆われているが、ニッコールはエンボス処理したプラスチックである。
これがシグマレンズの表面。発泡ゴムのようにグリップがよく効く
これはお馴染みのニッコールレンズの表面。高級感があるがエンボス処理されたプラ製
ウレタンのような発泡ゴムの場合は手が滑りにくいというメリットがある。しかし、狭いカメラバッグの中に入れておくと、このウレタンが摩擦で剥がれてしまいそうで怖い。この処理は花形フードにもなされているので、保管には要注意や!
最後に、レンズ保護用のプロテクターであるが、定番のKenkoのプロテクト用のフィルタを同時に購入した。ただ、なんせレンズがレンズなだけに超広角にしたときに、フィルタを付けてケラレが生じないかが不安なのだ。聞くところによると、まあ普通の「77S PRO1D プロテクター 」でもいいけど、できれば超薄枠の「77 S L41 スーパープロ(W)
」を選んだ方が安心でしょうということだったので、それに従うことにした。
これがその超薄枠のプロテクター。どうやらフレームが薄いらしい
18-200mm用のPRO 1D(右)と並べて比較。う~ん薄いと言えば薄いようですが……?
最後に、ちょっとだけ試し撮りしてみたので、ちょっと公開してみます。うっかり下方向を撮ると撮影者自身の足が写ってしまうという超広角の世界をご覧あれ!
某所の6畳間を部屋の角から撮ったもの。自分の立っている畳がかなり広範囲で写っている
右上から蛇行しながら左下へと螺旋のように曲がる階段
こんな感じです。覚悟はしていたことですが、四隅に近づくほど糸巻き型の変形が激しくなってきますね。今度はもっとマジメにレビューしてみたいと思います。
これで、広角10mmから望遠200mmまでカバーできることになりました。なんせ、このレンズで得られるモノは、全く異なった世界を見せてくれます。次は望遠300mmか!?それとも、35mmか85mmの単焦点か?イヤイヤ、暫くは懐を暖めねばならないので現在の装備で凌ぎたいと思います。
ではでは。
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