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超広角10mmの世界(親鸞会・同朋の里編)

 お猿@おはようございます。

 急になんですが、ついにAdobeさんがやってくれましたね。「Adobe Creative Suite 3」が発表になっちゃいました!俗に「Adobe CS3」と言われているものですが、かなり大きな変化があるようで悩んじゃっています。僕の資産と言えば、Windows用の「Adobe CS Standard」と「Adobe GoLive CS2」。

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当初はGoLiveだけ単体で持っていたので、CreativeSuiteはStandardを購入したんです

 ところが、今回のCreative Suite 3にはこのGoLiveが入っていない!?その代わりにWebのオーサリングソフトとしてはDreamweaver CS3が入っているというもの。じゃあ、GoLiveCS3はLiveMotionの様に開発打ち切り!?と動揺していたところ、GoLive CS3は単体でリリースされるそうな。マクロメディアを買収するとWebはシェアで上回っているこっちに持ってかれちゃうのか……と寂しいものです。まあ、もともとGoLiveだけは別パッケージで購入していたからいいか……と開き直ってみる。

 今回のCS3からは動画編集などにもアプリケーション間をシームレスに連携させていこうという考えか、従来のパブリッシング用途やWeb用途に加え、AfterEffectsなどの動画編集ソフトを組み合わせたエディションも販売されるみたいだ。その為に、エディション間の違いを理解するに困ったが、従来のCreative Suiteの延長上にあるのは、下記エディションらしい。それぞれにWin版とMac版があり、アップグレード版もある。アップグレードで半額くらいになるので、これは利用しない手はない(価格は9日現在、アット・ニフティストア予約価格参照)

●Adobe Creative Suite CS2 Premiumの後継?

  • CreativeSuite3 Design PremiumWin icon/Mac icon】…314,550円(通常版)
  • CreativeSuite3 Design PremiumWin icon/Mac icon】…144,995円(UPG版)

●Adobe Creative Suite CS2 Standardの後継?

  • CreativeSuite3 Design StandardWin icon/Mac icon】…207,944円(通常版)
  • CreativeSuite3 Design StandardWin icon/Mac icon91,409円(UPG版)

 他にもPhotoshopかIllustratorの比較的最近のバージョンを持っていれば、これらのセットを数万円安く手に入れられるアップセル版もあるので、そこら辺は調べていただければと思う。一先ず、僕の場合はDesign StandardのUPGで十分だが、CS4までは待ってみようと思う。

 それはそうと、毎度恒例のNikon D80 にいろんなレンズをくっつけて検証してみようっていう企画をやっております。前回から悪魔のレンズ「AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF) 」と、超広角ワールドへの入口レンズ「10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM 」による、焦点距離20mm以下の勝負をしております。前回はこのGWに家族連れで賑わいを見せていた「クロスランドおやべ」さんにお邪魔して検証してみました。これではSIGMAの10-20mmの圧勝。今回は、これまた連休中に賑わっていた富山県射水市の浄土真宗親鸞会同朋の里さんにお邪魔してみました。クロスランドに比べてわさわさと森林が生い茂っているので、色収差なんか発見しやすいのではないかとやや期待……。

 今回も前回同様、左が10-20mm、右が18-200mmという配置で行きます。また、撮影の設定も前回同様F8、ISO100、WB AUTOで撮っております。なお、サンプル画像は実画像にリンクしているので、気になる人は重いデータ覚悟でご覧ください。では、行ってみましょう!

●焦点距離「18mm」対決!

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前回の反省を生かしフレーミングはほぼ同じ!(クリックすると実画像が開きます)

 まずは、VR 18-200mmの広角側である18mm勝負です。早速、収差の大きい四隅をアップしてみましょう。前回と異なり今回は左上に差が顕著に現れたので、そこの200pix四方をアップしてみたぞ。

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右のVR 18-200mm側に相当の色収差が出てしまった

 やっぱり前回同様、SIGMA 10-20mmに軍配が上がってしまう。解像感以前にVR 18-200mm側の樹木周辺に大きく色収差が出てしまった。この辺は、高倍率ズームの限界か……?それでも、アップにしなければVR 18-200mmでもそんなに目立つものではない。

 では、中央付近はどんなもんかな?収差はないと思うので、専ら解像感が判断基準ですね。

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10-20mmのクッキリとした描写は秀逸!VR 18-200mmはソフトフォーカス!?

 やっぱり、解像感ではSIGMA 10-20mmに軍配があがってしまう。葉の一枚一枚といい、枝に至るまでかなりクッキリと再現できているように思うがどうだろうか?

 あと、一応、ヒストグラムもオマケでつけておきました。

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今回はVR 18-200mmが調子が残っている。中間調はR成分が強いか?

 では、お次はSIGMA 10-20mmの望遠側20mmでの勝負です。

●焦点距離「20mm」対決!

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あ、確かに右のVR 18-200mm側の方が調子が残っているね!(クリックすると実画像が開きます)

 ……というワケで、20mm勝負に持ち込んでみたんですが、28mmでVR 18-200mmのヒストグラムの調子が残っているのが驚きだった。確かにこうやって並べて見てみると空の調子が残っているのが18-200mmであることが興味深い。中間調のR成分が強いのも夕刻だからか……?そうなると忠実な色再現は18-200mmかもしれないなぁ。

 では、左上200pix四方をチェックしてみましょう。

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やっぱり、VR 18-200mm側に、軽く色収差が出てしまった

 うん、やっぱりVR 18-200mm側に色収差を確認できますね。それにしても、これだけのテストをしてSIGMA 10-20mm側の収差のなさに驚きます。角なのにこの解像感は大したもの。

 では、最後に中心部分をチェック!

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やっぱり10-20mmの描写の細かさは秀逸ですね

 やっぱり解像感に違いが出ますね。枝以上に葉の細かさに差が出たか?

 更にオマケのヒストグラムを付けておきます。

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やっぱり、VR 18-200mmの方が調子が残っている。中間調もR成分が多い

●焦点距離「10mm」の世界!

 では、10mmとなっては独壇場になるSIGMAのソロを見てみましょう。こういった原野っぽい写真になると手前の草と奥の木に奥行きを感じて、更に広がりも感じられて開放感タップリです。

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目視以上に手前の草と奥の木の間が長く感じられます(クリックすると実画像が開きます)

 では、これに関しては右上と右下の200pix四方をチェックしてみましょう。

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やっぱり流石の10-20mmでも空との境界にはニジミが感じられる。右下は問題なし

 空との境界には若干のニジミが見受けられたが、これ以前のVR 18-200mmと比べれば良好だと言えよう。逆にトーンが似たような右下の茂みには色収差は全く見られない。

 一応、ヒストグラムも付けとくね。

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なかなか理想的な配分では?中間調にR成分が強いのに注目

 ……ってなわけで、前回のクロスランドおやべとは一味違った結果となった。こういうこまごました被写体で明暗のクッキリしたところではVR 18-200mmでも色収差が出やすいというのが分かる。逆に、こういった環境でも安定しているSIGMA 10-20mmは広角専門の風格を感じられる。実に頼もしい描写力だ。

 では、最後に超広角での屋内撮影の結果をご覧いただきましょう。

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屋内でも、こんなにワイドに撮れるんだぞ!室内撮りでも威力発揮です

 ……っていうワケで、これにて同朋の里さんでの検証を終了したいと思います。次回はもっとワサワサした「工事現場」にて同様の検証をしましたのでその紹介をします。色収差と解像感とは別の大きな違いにオドロキ!乞うご期待!

 ではでは。

~本日のリンク~
浄土真宗親鸞会 宮崎
デジカメ買うなら専門店カメラのキタムラ インターネット店

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コメント

おはようございます。毎度、楽しみに見せていただいています。

18-200もいいレンズなんでしょうが、SIGMAの10-20の良さばかりが、比較することで顕著に現れてるので、いずれは必要になるのかな・・・と真剣に思わせる内容ですね。恐るべし・・・

次回も楽しみにしています。

投稿: しゅんぱぱ | 2007年5月10日 (木) 08時53分

しゅんぱぱさん、早速のコメントありがとうございます。

やっぱり、レンズでも何でも「広く浅く」か「狭く深く」のどっちかになっちゃうんですよね。「広く浅く」はシャッターチャンスを逃したくないスピード重視で行く場合。「狭く深く」はジックリ腰を据えて画質重視で狙いたい場合ですね。

そういう判断基準でもVR 18-200mmは画質でもいいと思いますよ。比較してSIGMA 10-20mm贔屓しているように見えますが、先入観で言ったらニッコール党の僕はVR 18-200mmに軍配を挙げたいと思っていたんですが、撮ってみて分かってしまった現実ってヤツですね。

結局は、万人受けのラーメン屋は味はスタンダードだけど、個性的なラーメン屋はファンはハマるけど好き嫌いがハッキリしているということでしょうか?

意味の分からない〆ですみません。

投稿: フォトグラファー猿 | 2007年5月10日 (木) 10時08分

先日はLINKして頂きありがとうございました。

私の方からもお猿さんのBlogをLINKさせていただいてもよろしいでしょうか?

どうぞ、よろしくおねがいいたします。

投稿: しゅんぱぱ | 2007年5月10日 (木) 12時30分

しゅんぱぱさん、コメントありがとうございます。
LINK制限全くございませんので、是非お願いします!

投稿: フォトグラファー猿 | 2007年5月10日 (木) 12時57分

横槍すみません。絞りはどっちも開放でしょうか?
ここまでの検討をされているのなら、絞ったらどうなるのかが気になるところ・・・。

投稿: とおりすがり | 2007年6月 4日 (月) 15時27分

とおりすがりさん、ようこそ!

横槍大歓迎です!
一応、絞りは文中にありますようにF8で統一させてあります。
もし、ご希望なら解放とか更に絞ったものをサンプルとしてやりますよ!
遠慮なく言ってくださいね!

投稿: フォトグラファー猿 | 2007年6月 4日 (月) 15時42分

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