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ニコン クリーニングキットプロの道具を見てみた

 お猿@おはようございます。

 前回からスッカリご無沙汰しておりましたが、遊んでいたんじゃありませんよ。マジメに仕事していたんです。……でチョイと時間ができましたので久々の更新です。

 ……で、うっかりビックカメラでも購入できてしまうニコン純正のニコンクリーニングキットプロのレビューをつれづれなるままに開始したわけですが、ぶっちゃけ、コレの購入には躊躇すると思います。だって、それぞれの道具を自分で集めた方がよっぽど安上がりのような気がするようなしないような……。

 そこで、自作したり他のもので代用できるものかできないものか見てみました。

 キットの中でも、「これって購入するまでもねーだろ?」と思うものナンバーワンはクリーニングスティックだと思う。見るからに手がかかってなさすぎだし、そもそも……、

「これって、ただの木じゃん」

 ……と言っては失礼だが、むしろ割り箸だ。実際は、この棒にシルボン紙というクリーニングペーパーを巻いて使用するわけだが、細い木の棒でも買ってくれば使えそうだというのが僕のホンネだった。実質、キットの定価の何割をこのスティックで占めているのだろうか?……で、ホントにパキッと割る割り箸だと丸い断面でなくなるので、中華料理店で貰った竹製の使い捨て箸と比較してみた。……っていうか、すみません、キットを購入するまでは、コレを実際に使ってました。

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左の2本がチャイニーズな使い捨て竹箸。右がニコン純正のクリーニングスティック

 ……というワケで、箸もクリーニングスティックも片方は尖がっているのですが、その反対側は写真の通りに平べったくなっています。実際にマニュアル通りにシルボン紙を巻いていく工程になると、この平べったい方がひっかかりが良く巻きやすい。竹箸側はひっかかりがなく、すべって巻きにくい。従って、カッターナイフで削って、このような加工さえしてしまえば代用は可かもしれないですね。

 まあ、レンズクリーニングに至っては、色々なカメラの虎の巻でカメラの手入れの基本として紹介されている。中でもクリーニングペーパーを指に巻き、クリーニング液を付けて拭きましょうというものが多い。しかし、実際はレンズのフチなどは指では届きにくいし、何よりもクリーニング液が指の所まで浸透してきて、指の脂が逆流してレンズに付くという恐れがあるので僕としてはあまりやりたくないのが実情だ。そんなワケで、スティックに巻きつけて拭き取るというやり方は賛成だ。

 では、お次はクリーニングペーパーに行ってみましょう。クリーニングペーパーは、それこそ各社から発売されているわけですが、いずれもケバ立ちの出ないものになっております。まあ、僕がポジのスキャニングでフィルムクリーニングとして使っているのがボックスティッシュのクリネックス。これは、ネピアなどに比べてケバ立ちが格段に少なく、ホコリも出にくい。その為に、スキャニングの仕事でも永年愛用しているわけだが、ゴミの量からすればクリーニングペーパーにはかなわない。……でクリーニングキットに入っているのは、これまた単体でビックカメラでも売られているシルボン紙というもの。費用的には1枚1円の計算になります。

 実際は、このクリーニングキット自体はフィルムカメラ時代からニコンのサービスセンターで使っていたものらしい。今でこそ撮像素子のクリーニングキットとして知られているが、もともとはレンズクリーニングにも活躍していたものだ。その為に、このシルボン紙はレンズクリーニングもできるということで、レンズクリーニングを前提で販売されている他のクリーニングペーパーと比較してみた。

 前回のブログで紹介した2種類のクリーニングペーパーと比較した。いずれもクリーニングキットが到着するまで愛用していたシロモノだ。基本的にキタムラに行けば購入できます。1つは携帯用のフジのペーパー。もう1つはプラスチックケースに入って売られているHCLのレンズクリーニングペーパーだ。

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左からフジ製ペーパー、HCL製ペーパー、そして、キットに同梱されているシルボン紙

 この中で、明らかに質が違うのがフジのペーパー。片面がツルツルしていて、それこそハードタッチな「ペーパー(紙)」だ。反面、シルボン紙とHCLのペーパーは不織布のように繊維が大きめでソフトタッチだ。その為、実際に使ってみて弾力性のないフジのペーパーはスティックに巻いて使うにあたっては非常に巻きにくいし、拭きにくい。それで、HCL紙とシルボン紙を比較してみた。

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左がHCLの紙で右がシルボン紙。若干だけど、シルボン紙の方が目が細かい

 ……という感じでシルボン紙の方が目が細かいので、非常に使いやすい。クリーニング液の吸収もコシも申し分ない。これまた純正のシルボン紙を使った方がやりやすいことがわかった。まあ、何よりも他の商品はあくまで「レンズクリーニング用」として売られているものなので、CCDのクリーニングには向いていないと思う。ここはシルボン紙を使用したいところだ。

 お次は、これまたどこでも売っているブロワー。初心者でも撮像素子のクリーニングに即戦力で使いやすい一品だ。大抵のCCDのゴミはこれで吹き飛ぶだけに心強い。まあ、カメラの手入れの基本中の基本アイテムなので、さすがの僕でも持っていた。

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左が従来からの愛用品。白いのがキットに入っていたもの

 ブロワーは中に粉の入っていないものや、ある程度使い古したものがベストチョイスらしい。ヘタなものを使うと逆に粉などをCCDに吹き付けて、かえってゴミが増えてタチが悪い。それはそうと、従来品はタイヤのゴムのように持っているだけでも「滑り止め」が効いているブロワーだったが、キット同梱品はツヤツヤしていて、固めのものだ。ゴミが出にくいものになっているようだ。特にCCDのゴミ吹き飛ばしレベルになってきたら、こういうモノの方が安心かもしれない。

 最後に、キットの中でひと際目立つのがハンドラップだ。

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「あっ、アルコールランプ!」といわれても文句が言えない風貌のハンドラップ

 一見、小学生の理科の時間で出てきたアルコールランプのようないでたちだが、実際は中に入れたエタノールを少量ずつ出すポンプのようなものだ。ボディそのものはブ厚いガラス製で、エタノールにも溶けないようになっている。

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この金属製の皿を1回押すたびに一定量のエタノールが滲み出してくる

 上の写真の中央の丸い板と下の皿の間からエタノールが滲み出てくる。どうもニコン用にカスタマイズされたものらしいので、1回の必要量が出てくるように調整されているらしい。クリーニングのキモはエタノールをどれだけつけるということだと思う。多すぎても少なすぎても拭きムラになりやすいので、このハンドラップを使うだけでも、キット購入の価値はある。

 他にもブラシなどもあるが、キット購入のメリットはお手本CDが付いてくることだろう。動画なので、拭き取りスピードやスティックの動かし方などもわかって非常にマスターしやすい。

 そんなワケで、次回は実際にトレーニングとしていろいろと拭いてみたいと思います。

 ではでは。

~今日のリンク~
◆ビックカメラ.com

蓮如 

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