ついにNikon D200後継機だ！

　お猿＠おはようございます。

　７月２５日のNikon創立90周年の時には、Nikonのハイエンドデジタル一眼レフがこぞってリリースされるかと思いきや、サーバーメンテナンスを行っただけでデジタル一眼レフどころかコンパクトデジカメやレンズのリリースもなかったのでガッカリ……というのは僕だけではないハズ。

　僕としては、デジタル一眼レフ購入の際、経済的な理由の方が圧倒的に大きいものの、現在使っている「Nikon D80 」との画質がドッコイドッコイの為に、倍近くのコストはかけたくないという理由で見事に落選してしまった「Nikon D200 」の後継機が気になるところです。D80購入後に店頭に行っては元カノ（？）のD200をいじる度にシャッターボタンの感触や重量など、「コスト分の価値があるかも……」と浮気心を起こしてしまい、後継機が気になって夜もオチオチ眠れない日々が続いているんですね。

創立90周年でもD200の後継機が出ずに落胆したのでした

　そんな本日も、職場近くにある某家電量販店（日本人の典型的な姓のお店）のデジカメ売り場に足を運んだところ、後ろから「あっ！こんにちは！」と爽やかに声をかけてくる紳士があった。振り向けば、D80購入時にお世話になった全国展開している某カメラ専門店（これまた日本人の典型的な姓のお店）の店長だった。見ればカジュアルにストライプのワイシャツを着て、いつもの赤い法被の戦闘服ではない。

お猿「あれぇ？今日はオフですかぁ？」

店長「あ、市場調査です」

お猿「え～～っ！そりゃまたご苦労様……」

　……ということで、メチャメチャ顔のわれている店長が一般客に紛れてデジカメコーナーを見て回っていたのでした。まあ、「偵察」ですね。めちゃめちゃ、原始的な調査方法でした。お互い、地域ではライバルのようで、値札のところには「○○○電機さんでは、△△△円のところ、当店では□□□円！」とか「カメラの○○○○さんでは、□□□円のところ、当店では△△△円！更にお安くします！」なんていう張り紙を出して、対立しているんですが、このカジュアルウェアは赤い法被以上の戦闘服なのかもしれない……と思った。

　あ～……、山田君も北村君も仲良くなるよいいな（意味不明の一行）。

　何というか、見ちゃならんもんを見てしまったということと、その某カメラ専門店を裏切ってはいないのだが、裏切っているような罪悪感に責め立てられて気まずくなったので、思わず聞いてしまったのが、コレだ。

「そういや、D200の後継機って出ないんですか？」

　聞いてスグに、トップシークレットなことを聞いてしまったのかもしれないと「シマッタ！」と思ったのだが、後のカーニバルってヤツだ。ところが、店長の答えは意外だった。

「あ、月末には確実に出ますよ」

　……へ？そんなにアッサリ答えられるとは思いもしませんでした。もっと、「そりゃ言えまへんがな～」とモゴモゴするかと思ったのに、これは意外！

お猿「７月２５日には出ませんでしたよね～？」

店長「あ、そこでは出しませんでしたね」

　……ということで、あまりにすんなり聞けてしまったので、後の言葉が出なかったのだが、せめて「D200xかD300か？」くらいは聞いておけばよかったと思った。ここに来て、D200sはあり得ないと思いますが……。しかし、原始的な市場調査中でまさに敵陣の中で戦っている店長の邪魔をするわけにはいかないので、引き下がった。まあ、この店長を見てしまったというのも、向こうから声をかけてきたのであって、別に僕には隠れて市場調査をしているわけではなさそうだった。

　そんなワケで、

今月末には、D200後継機出ます！

　……ということで、発表なのか発売なのかも分かりませんが、Nikon党の我々で楽しみに待ちましょう。D3はどうか分かりませんが、ひとまずD200後継機は確実ですね。

　あとは、スペックとレビューなんかも見て、最後の砦のオサイフと相談しないといけませんね。それにしても、最近、給料天引きの税金が増えて困っています。

税金のムダ使いのせいで増税。ニコン党としては、とんだとばっちりだ！

　サラリーマン増税とはよく言ったもので、この増税分でレンズ何本か買えてしまう。最近のニュースを聞いていると、税金のムダ使いが叩かれていますが、その分を更に国民から搾取しようとは……許せん！増税する政党は我らが「ニコン党」の敵なのじゃ！

　増税するなら、庶民に優れたカメラを！！

　をスローガンに、ニコン党は突き進みたいと思います。

　そういうワケで皆さん投票に行きましょうネ！

　あ、最後に店長の言うこと信じて書いたけど、ガセになったらゴメンね。ニコン信じてるよぉ～！

　ではでは。

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寺との相違点

Nikon 90周年に新フラッグシップ機!?

　お猿＠おはようございます。

　今月はじめに「Nikon D200後継機、D200xとD300とは？」という記事を書きました。お陰さまで、Nikonの中堅機であるNikon D200 やフラッグシップ機のNikon D2Xs の後継機に関心のある大勢の皆様にお越しいただき、好き勝手にD200の後継機の大胆予想をしていただきました。

　皆さんの関心っぷりからか、当ブログに過去１週間にアクセスされた方々の検索キーワードを調査してみましたところ、上位からこんな感じでした。

1. D300　……　108件
2. D200 後継機　……　83件
3. D200x　……　24件
4. D3　……　23件

　……といった感じで、当ブログのメインである「D80」とか「SIGMA 10-20mm」とか「VR 18-200mm」といったキーワードで来られる方が圧倒的に「野党」だったのに驚きました。それにしても、D200の後継機は「D300」っていうのが、皆さんの予想なんでしょうかね？

　そんなわけで、このことに於ける先ほどの記事内で行ったD200後継機を大胆に予想しちゃおうっていう企画ではどうだったのか？リアルタイムで票数は変動しておりますが、現段階の結果を申し上げます。

　D200の後継機はズバリ……？

1. D300　……　86票
2. D200x　……　59票
3. 発売されない　……　11票
4. D201　……　5票

　……ということで、圧倒的にD300期待が出ているようです。他に選択肢に「D200s」なんていうのが抜けていたのが配慮不足だったのですが、ここに来て「D200s」では不満ですよね？「D200i」なんてあったら、それこそ三菱のケータイですな。

　そんなこんなで前置きが長かったのですが……、

　本日でNikonは創立90周年なのです！！

　……ということなんですね。そういうことなら、来年は北京オリンピックも行われるわけだし、D200以降のハイエンドモデルはライバルメーカーに比べて見劣りがするようになってきたので、この日に何かがあると巷では騒がれていたようです。その為か、当ブログの先週末からのアクセスが400Hitオーバーを記録し、ニコン誕生日前日の24日には539Hitを記録しました。絶対に何かがある、とNikon Imagingを注意深くウヲッチしていたのですが、前日の24日の段階でこんなトップ画面でした。。

いつもと違って意味深なサーバーメンテナンスの告知がトップにあった

　……というカンジなんですね。で、この中央の段に注目！

　おろ？90周年の25日の日中にサーバーメンテナンス？どういうこっちゃ？とクリックしてみた。

なんでまた平日の日中にサーバーメンテナンスなんかを……？

　「７月２５日（水）　9:30～16:00の間、サーバーメンテナンスのためニコンイメージングサイトの次のサービスを一時停止させていただきます。」とのことだった。

　あれ？普通、サーバーメンテナンスって利用者が少ない深夜にやったりするものだと思ったが……。

　もしかして、メンテナンス終了する頃には、いよいよD200やD2Xsの後継機が発表になる!?

　なんて、心臓バクバク、鼻血タラタラさせながらメンテナンスタイムを過ごしておりました。そして、16:00を過ぎた！サァ、どうなった!?

あれぇ？なんでまだ後継機が出ているハズのD200が自己主張してるんだ？

　……あれぇ～？中央のメンテナンス告知の文面がなくなったのだが、トップでは依然としてD200が頑張って自己PRをやっている……。D200やD2Xsの後継機は90年目の誕生日にもリリースにならない!?そう思ってNikon直売サイトのニコンダイレクトにお邪魔してみた。

ニコンダイレクトでさえ、D200とD2Xsは品切れになっていた……ということは？

　D40、D40x、D80のエントリーモデル（？）はフレッシュさそのもので「在庫アリ」。しかし、D200やD2Xsは「品切れ」となっている。D2Hsは「在庫アリ」ですね。それにしても、後継機が噂されるD200やD2Xsがメーカーでも品切れだということはどういうことだ？製造中止して後継機に移行するっていうこと？近所のヤマ○電機のデジカメ売り場ではデジタル一眼レフ売り場の半分がもぬけのカラになっていた。全て半分のスペースに追いやられていたが、D200はチャンと並んでいた。いろいろと憶測が飛び交っております。

　まあ、何はともあれ、夜中になってもNikonのホームページは変わりなしだ。それにしても気になる。早くしないと北京オリンピックに間に合わないぞ！ヤマ○電機に展示されていたD200を何気なく手にしてみた。やっぱり、あの重量感と操作感、シャッターボタンの感触など最高だ。あと、画質さえD80を一目瞭然に圧倒すればD200後継機は非常に魅力的だ。当ブログの投票の結果で１位の意見だけを列挙すると、D200の後継機のスペックは、

• レンズ内手ブレ補正（VRなど）を採用する。
• 重量や大きさはD200と同等にする。
• 撮像素子は、ニコンDXフォーマット（APS-C）にする。
• 記録メディアは、CFとSDのデュアルにする。
• 連写機能は、D200と同様の５コマ/秒にする。
• CCDのゴミ対策は、OLYMPUSのような機能をつける。
• 実勢価格は、16～19万円。

　……なら、大ハズレはなさそうだ。僕としても、これくらいの性能があって、D80を凌ぐ画質なら画素数固定であったとしても、お金さえあれば「即買い」だ。

もう、このD200のカタログは見飽きました。後継機のカタログを見たいッス！

　イヤハヤ、せめて90周年の月である、今月中にはフラッグシップ機などの後継機を発売しなくていいから発表くらいしてもらいたい。できれば、レンズも……ネ！

　では、今回の投票です。

　ではでは。

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デジタル一眼レフは金かかる…

　お猿＠おはようございます。

　７月も後半ということで小中学校なんかは夏休みに突入し、一般のサラリーマンなんかはボーナスなんか貰っちゃったりして梅雨時の空気並みに懐が潤っていると思います。それにしても、公務員って結構ボーナス貰っているんですね。国は恐ろしい程の借金を背負っているというのに、何でボーナスが出るんだか……とサラリーマンじゃ考えられない現状に「？」しております。これで税金はシッカリ上がっているんだからたまりませんな。

　そういうことで、カメラの量販店でもボーナス商戦で躍起になっています。参議院選挙の比例代表で「ニコン党」と書いてしまおうかしらと思っているくらいのニコン党な僕は、既に煩悩に任せて次なるレンズが欲しいわけであります。

　……で、現在所有しているのが、

僕の所有する３本のレンズ。何れもクセのある名玉です

• AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
• SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM
• Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

　……というワケで、焦点距離だけなら10-200mmまでをくまなくカバーできているワケです。画質的にも特にVR 18-200mmなんかは高倍率な割に秀逸で頑張ってくれています。SIGMAの10-20mmのお陰で超広角も充実していますし……。

　本来なら、「悪魔のレンズ」と言われ、一度付けたら外せないとまで言われるVR 18-200mmを購入した段階で「コレをハメ殺してやる！他にレンズは要らんぜよ！」と実にエコノミーな発想でデジイチの世界に入ったわけですが、人間は「煩悩具足」とはよく言ったもので、欲に限りがありません。まさに底なし！

　そこで、無い袖は振れないのですが、言うのは勝手なので欲しいものを書くだけ書いて空しくなろうと思います。特に物欲の激しいものから列挙していこうと思います。（ちなみに、所有していないレンズばっかなので写真と実勢価格は、お猿愛用のメディアラボＮＥＸＴ店さんから拝借しました）

物欲１位　「明るい望遠ズームレンズ」

　望遠側は現在VR 18-200mmのお陰で200mmまでを確保して、基本的に200mm以上の望遠は欲していません。しかし、望遠ズームっていうのは基本的に暗いレンズが多いのでボケがあまり美しくない。そこで、明るい望遠ズームが欲しいと思っています。望遠の単焦点レンズは要りません。そうなると、僕のベストチョイスは……？

AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G（IF） 
　値段もナント￥197,925-

　やっぱ、コレですね。「ブラック」と「ライトグレー」の２色があるんですが、ニッコール派としてはキャ○ンの白レンズを真似たようなライトグレーはイマイチ好きになれません。なんか、形状からしてカメラに大根が突き刺さっているように見えるっていうし……。それでも、太陽下ではレンズの温度が上がるのを防ぐようなので、見てくれだけではないようです。

　一応、ほぼ同じ焦点距離でコレと同じf2.8っていうのは、ニッコールでも価格115,500円で「Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D 」が出ているんですが、VRが付いていないのが痛い。テレ端でのVR効果はチョット……という気もするが、一緒に仕事をしているCanon女史が某イベントでレンタルで「EF70-200mm F2.8L IS USM 」を使っていた。室内撮りがメインだったのだが、それまでの望遠ズームとは格段に違う明るさとボケ、そして解像感に感動したものだ。全く同じカメラ本体を使っているとは思えない仕上がりだった。更に、このレンズにはCanonのレンズ内手ブレ補正が付いていて、望遠ながらも効果も絶大だったのだ。僕としても、望遠ズームを使う時は一脚すら使わない手持ちで勝負したいのでVRは欲しいところ。

　レビューによってはテレ端の解像感がイマイチでワイド端が優れているという評価で、逆にテレ端がカリカリの描写でワイド端がイマイチというのがSIGMAの「APO 70-200mm F2.8 EX DG MACRO HSM 」だったりする。大事なテレ端の描写もいいしマクロも付いてオトク感があってSIGMAになびきたいのだが、手ブレ補正が付いていないので痛い。そうなると、ほぼ倍の価格のVRニッコールに手を出したいところ。しかし、価格が価格なだけにD200を断念してD80を購入した僕にとっては高嶺の花ですタイ。あくまで夢です。

物欲２位　「明るい標準ズームレンズ」

　当初は、悪魔のレンズたるVR 18-200mmを高倍率ズームながら標準ズームとして使おうと思っていて、現にそうしている。しかし、やっぱり高倍率ズームで高性能とは言いながらもレンズ構造が複雑な分、画質に影響が出てしまうのは否めない。また、標準でも単焦点並のボケが欲しい。また、風景撮りなんかでの解像感も単焦点まではいかなくても、それに近い画質も確保したいので大口径レンズが所望じゃ。そうなると……、

AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G（IF）
F2.8というだけで￥161,700-

　……ですね。これまた、標準レンズですが大口径っていうことでお値段がスゴイ。これでも結構安くなっているんですが……。まあ、ワイ端が一緒っていうことで言うと「Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D（IF） 」があるんですが、テレ端が35mmじゃ広角すぎる。せめて50mmは欲しいので難なく却下。

　あと、「Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D（IF） 」なんかは、広角過ぎないところからのスタートで非常に悩むテレ端が70mmっていうのも魅力的だ。このズーム幅がちょうど使いやすいと思う。でも、やっぱり広角が欲しいので第２位的存在なのだが、実のところ17-55mmと悩むところだ。フルサイズでもいける辺りが、ニコンがフルサイズ機を出してきた時に使えるということで魅力でもある。お値段もD200並なので、潤いの足りない僕にとっては高嶺（高値）の花。

物欲３位　「マクロレンズ」

　ここに来て、意外なものが出てきたと思われるかもしれないが、最近になって商用写真を撮る機会が増えてきた。そうなるとマクロレンズが欲しくなってくる。……で、そのベストチョイスがコレ。

SP AF90mm F/2.8 Di
　大人気でも安い￥37,695-

　……ですね。ここに来てタムロンです。マクロレンズの定番レンズですよね。MF時のシルクタッチのフォーカスなんかは結構イケルらしいです。大人気レンズの割には値段が破格なので、これは手を出しやすいと思う。ニッコールでもVR付きの「AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G （IF） 」があるけど、ネイチャーフォトはあまりやらないので、タムロンでいいっす。

物欲４位　「単焦点85mmレンズ」

　これはどうしても欲しいわけじゃないけど、現在所有している50mm単焦点よりもチョイ望遠が欲しいので85mm単焦点。50mmよりチョイ広角は先ほどの大口径標準ズームでカバーできたらありがたい。そうなるとベストチョイスがコレ。

Ai AF Nikkor 85mm F1.4D（IF）
　F1.8と雲泥の差の￥103,950-

　ハッキリ言って憧れですね。一応、同じ焦点距離の「Ai AF Nikkor 85mm F1.8D 」もあるけど、IFが付いているかいないかっていうのと、f値の余裕が欲しいところ。これがあれば、ちょっと離れ気味にスナップを撮る僕としてはありがたい。でも、VR 70-200mm F2.8が一番使い勝手がいいと思う。フツーじゃないほどに離れてスナップ撮るので。自然な表情を撮ろうと思ったらやっぱ望遠なんスよ。

　そんなワケで夢を語らせていただきました。まあ、物欲３位のマクロレンズ以外は非現実的なので、それだけの余裕があればD200の後継機を買っちゃうかもしれませんね。D80を売り放って……。DXフォーマットでＳＤが使えれば飛びついちゃうかも！

　懐が潤っていない僕の為に、愛の手を差し伸べてくださる方、大歓迎です！！（ンな人いねーよ！）宝クジ買わないけど、当たらないかなー？

　ではでは。

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浄土真宗親鸞会

Nikonのサポートはスゲェ！

　お猿＠おはようございます。

　前回のNikon D200の後継機に関する記事では、僕の先走った質問に多くの方がお答えくださりありがとうございました。最初の設問では「デジイチで好きなメーカーはNikon！」とお答えくださった方が多く、めでたくニコン党が過半数を占めて与党となりました。この勢いで、今度の参議院選挙でもニコン党が与党になるべく頑張りたいと思います。

　ちなみに先ほどの記事では、@niftyさんの「@nifty 投票 β版」というサービスを利用しまくったので、「お知らせコーナー」にて、「@nifty 投票を全力で記事に活用していただいていた」と当ブログが紹介されてしまいました。「全力で記事に活用していただいた」の意味がイマイチ良く分かりませんが、担当の佐藤さんもすこぶる喜ばれているのでいいことしたと満足しております。

　それはそうと、前々回の記事で、めでたく入院してしまった僕のスピードライト「SB-800 」ですが、無事に修理を終えて返ってきましたので、結果を報告したいと思います。

　まず、７月３日にWebにて修理申し込み＆クロネコヤマトからサービスセンターに向けて発送を致しました。この時点で、自己負担額が送料500円のみ。翌日の４日になって、ストロボがサービスセンターに届いたようで、下記の内容のメールをいただく。

機種
スピードライト SB-800


見積り金額（税込）：\ 0

修理完了予定日：2007年07月12日

　……ということで、修理完了日は１週間後ということで気長に待つことにした。修理完了が12日なら富山に到着するのは13日か？まあ、何とか凌いでみせると思ったのですが、こういうときに限ってストロボを必要とする仕事がやってきて大変困りました。

　そうかと思ったところ、10日になってニコンさんからメールが届く。

お客様からご依頼いただきました修理が完了いたしました。

受付け番号：600-*******
※お問い合せの際には上記受付け番号をお伝えください。

機種
スピードライト SB-800


ご請求金額：\ 0

発送日：2007年07月10日

　……とのことで、発送が10日だから11日は届くはず。予想していたよりも２日間早い仕上がりだ。しかも、ご請求金額は「０円」!?

　……で、翌日届きました♪

Nikonボックスに入れられて、１週間弱ぶりの帰郷です

　言うまでもなくニコン純正のサービスセンターですので、梱包の箱はNikonロゴが光るニコンボックス！ストロボの数倍大きい箱で送られてきました。では、開けてみましょう。

如何にも修理しましたと言いたげな梱包です

　緩衝材に挟まれて、ビニルにくるまれた修理済みのストロボと何やら入っているニコン製の封筒だ。さて、ストロボは無事か？

何事もなく無事修理完了したストロボです

　無事だぁ～！！

　……ということで、輸送中に破損することなく届きました。何よりも安心したのが、発光部の周囲をディフューザー装着の為に巻いていたベルクロがそのまま着いていたことですね。てっきり分解段階で、コレ剥がされるのかと思いました。あと早速、電池を入れて試験発光させましたが、バッチリ光ります。

　このストロボをくるんでいたビニルの中には、一緒に送った保証書が入っていました。通販で買って保証書に購入日時や販売印などがない場合は、納品書を同封すれば保証を受けられるというので一緒に入れたわけだが、帰ってきた保証書にはニコン側で日付を記入されていました。まあ、この方が安心はできる……。

　さて、同梱されていたニコン封筒には何が入っているのかな？

こんな所でもチャッカリと宣伝活動を行っているニコンです

• 納品書
• ニコンイメージングウェブサイトのご案内

　この２点だ。まあ、宣伝はここではいいとして納品書を見てみたいと思う。まずは、どういった処置をしたのか……だ。

基板を丸々交換したそうです

充電不具合のためプリント基板（B）部組を交換いたしました。
その他の現象は上記処置により改善されました。

　……なんだそうです。充電不具合なのだそうで、コンデンサでもやられたんでしょうか？なるほど、これなら発光部を分解させなくていいからベルクロ（マジックテープ）は剥がさずに済むんですね。でも、プリント基板交換となると、いくらするんでしょう？

基板を交換しても請求は０円！

　０円！

　そうだった、保証期間内だから０円でできるんですね。それにしても、修理依頼をWebからやった時にプリントアウトして見積もられた中に送料1000円ってのがあった。でも、送料はタダ。あれ？そうだっけ？

修理受付け段階では、請求は送料の1000円だった

　確かに送料は1000円となっているけど、一番下の行に「受付け票を同梱いただくことでご返却時の送料無料」と書いてある。ここの部分をマジメに読んでいなかっただけにすごく得をした気分になった。

　タダより安いものは……ナイですよ！

　そんなワケで、販売店経由で修理なんか出すと２週間くらいかかるそうですが、ニコンにダイレクトに送ると１週間くらいで届いてしまうのだ。往路の送料がかかってしまい面倒だが、後は結構ラクだ。まあ、何よりも保証書と通販の納品書はガッチリキープしておこうぜ！

　そこで、今回もアンケートです。

問１、デジカメメーカーでサポートが一番いいと思うのは？

問２、Nikonのサポートは何点？

　……ということで、今度、カメラやレンズがイカれた時はダイレクトにサービスセンターに送りつけてやろうと思います。

　ではでは。

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Nikon D200後継機、D200xとD300とは？

　お猿＠おはようございます。

　みんな大好きなNikonのデジタル一眼レフカメラですが……、

　そんなNikonもこの７月で創立90周年♪

　……だったりするわけです。

　こんな、アニバーサリーな年の月に何も起きないはずがない！特にデジタル一眼レフのボディのみを見ていったら、D40 、D40x 、D80 の３台はそれぞれ昨年発売のモデルなので、あってもファームウェアのアップデートくらいなもんでしょう。問題はその上のクラスですね。最近なら宿敵CanonにEOS-1D MarkIII の発売などで差をつけられてしまっている感があるハイエンドモデルのD200 、D2Hs 、D2Xs の辺りで何かが起きそうな気配がします。北京五輪も目前ですし！

キムタクには興味ないのですが、こんなカタログ見ているだけで血圧が上がっちゃいます♪

　そんな中でも、Nikon D80を購入するに当たり、直前まで比較検討しそうで、お財布の中身でアッサリ断念したD200の後継機が気になるのです。まあ、アッサリ断念とは言ってもD80との画質の差はあまりなく、マニュアルレンズの使い勝手が良いとか、連写機能が良いとか、防塵防滴処理がなされていて堅牢だとかいうメリットを考えても、あまり僕には関係ないやということもあって、コストパフォーマンス的にもD80が良いかなと思って切り捨てたわけですね。

　ただ、最近は重いレンズなどを使ったりしたり、雨の多い富山県での撮影なんぞを考えてみると、レンズとボディのバランスとか防塵防滴性能からして、D200への欲求が高まっているわけです。画質がD80より明らかに差別化されるのならばD200の後継機に期待してもいいんじゃないかって思っていて、この７月に何かリリースあったりするんじゃないかと鼻息が荒くなったりしているんですね。

　そこで、D200の後継機のリリース前に好き勝手に予想しちゃおうってワケで、最近、@niftyの「@nifty 投票β版」というグッと来るサービスを発見したので、今回は参議院選挙の前に皆さんと一緒に投票をしてNikon D200の予想をしちゃおうっていう企画です。それぞれの設問で１人１回のみの投票となっております。投票後は現在の結果がリアルタイムで表示されるので、是非、意見を頂戴したいと思うわけです。では、いくぜ！

問１、好きなデジタル一眼レフカメラメーカーは？

　これまた意表をついて、踏み絵的な設問です。選択肢は６つしか選択できないらしいので、シェアの高そうなメーカーから選択肢に入れてみたよ！SIGMAとかLEICAなどの方はコメントしてくれると気持ちを汲み取って差し上げます。

問２、デジタル一眼レフの手ブレ補正は？

　……ということで、これまたD200とは関係のなさそうな内容ですが、まあD200にボディ内手ブレ補正を入れるか入れないかという騒ぎに発展しますので結構重要かと思います。後の設問でも出てきますが、35mmフルサイズCCD採用なんかになったら、現在のVRレンズの大半は使えませんからね。そうなってくると、全く無関係とは言えないお話です。

問３、Nikon D200の後継はズバリ？

　かなり核心についたものですが、D200xかD300か？D201はギャグで入れたのでシャレの分かる人だけ投票してください。最後の発売されないって言うのは寂しいですね。是非とも、発売してもらいたいものです。

問４、Nikon D200後継機の大きさと重さは？

　これまた気になる点ですね。購入のチェックポイントかもしれません。下位モデルのD80はD70よりも小型軽量化しているし、D40もそうですね。そうなってくると、D200後継機は軽くなる？まあ、D200xなら変化はないかも知れないけどネ……。

問５、Nikon D200後継機の撮像素子は？

　これも、一番気になる点ですね。ライバルのCanonでは、同クラスになるであろうと思われるEOS 5D なんかは、すでに35mmフルサイズモデルを出していますからね。遅れを取っていると思います。更に上位のNikon D3はフルサイズ化するんじゃないかと囁かれていますが、D200後継機から採用されるかどうかは悩むところですね。

　既にNikonのデジタル一眼レフ関連では、ニコンDXフォーマットでやってきていますので、デジカメ専用レンズもそれに最適化されちゃっているだけに、フルサイズ化してしまうと、資産が勿体ないことになってしまうわけですね。特に、ニコンのVRレンズなんて代表格ですから非常に痛いですね。

　そこで、選択肢に「ハイブリッドCCD」なんてのを入れてみました。別に「デュアルCCD」でもいいです。僕の頭の中の勝手な仕様ですので大目に見てやってください……。

　まあ、35mmフルサイズでDXフォーマットのレンズを使っちゃうとイメージサークルが小さい為にケラレちゃうわけですよね？ならば、35mmフルサイズCCDの中央のAPS-Cサイズ部分だけをトリミングするというか有効画素にするという形でバーチャルにDXフォーマット環境を作り出しちゃうってのも面白いかも……と思ったわけです。

　実際にこんなのはリコーの「Caplio GX100 」というので、アスペクト比１：１で切り取ってしまう機能があるくらいだから、あってもいいかも……っていう思いです。確かに、「ならば、35mmフルサイズで総画素数をいくつにするのか」とか、画素の大きさを大きくしてノイズを少なくして……っていう形を取るのならば、バーチャルDXフォーマット部分の画素数は1000万画素を切っちゃうわけですし……。そこら辺は難しいんですが、例えばそんな両刀使いができる撮像素子があってもいいんじゃないっていう「夢」を語ってみました。

問６、Nikon D200後継機の記録メディアは？

　これも悩むところですね。D80では従来のCFカードだったものをSDカードのみにしたために、賛否両論。コストパフォーマンスの良いSDカードということで喜ぶ人もあれば、「今までの資産どうしてくれるんじゃ！」と怒る人もありで、悩むところです。まあ、デュアルにするのもいいんじゃない？ということで、それも選択肢に入れておきました。

問７、Nikon D200後継機の連写機能は？

　これは、スポーツカメラマンな人や鉄道ファンな方々には喜ばれる連写機能ですね。まあ、お子様の運動会を撮るのにも使えるでしょう。ただ、僕としてはD80の３コマ/秒で十分ですので、そんなに血圧は上がらないのです。

問８、Nikon D200後継機のCCDゴミ対策は？

　最近のデジカメ選びのチェック項目として大きいのがコレですね。デジタル一眼レフならではのトラブルです。この辺では、オリンパスが抜きんでているようで、最近の「E-510 」や「E-410 」なんかの威力は凄いものらしいです。この点はNikonはゴミが付きにくい対処はしているというものの、こういった対策は練られていない模様です。しかし、「ゴミはつく時はつく！」ということで、ブロワーでいいじゃんってのが僕です。その分、安くなれば幸いです。

問９、Nikon D200後継機の実勢価格は？

　これって、とてつもなく気になる所ですよね？いろいろと高性能になったところで手に届かないとなっては、庶民には高嶺の花のハイエンドモデルになってしまいます。庶民にも手に届くハイエンド機。そう、会いに行けるアイドル「AKB48」のようなD200後継機のお値段であってもらいたいものです。

問10、そもそもNikon D200後継機が出たら買う？

　……ということで、ここまでいろいろと設問を設けてきたのですが、最終的にはコレですよね。買うか買わないか……。是非とも、超・欲しくなるような後継機を出してもらいと思うわけです。

　あと設問にはないけれど、猛烈にダイナミックレンジが広いのが欲しい！そして、高感度ノイズ対策！CCDのゴミ対策でユニットをくっつけるのにお金かけなくていいので、是非ともこの辺の性能に期待したいものです。

　そんなワケで、「言うのは自由」ということで、好き放題の設問を設けてD200の後継機はどうなるのかアンケートしてみました。是非とも思う存分投票していただければと思います。定期的にアクセスしていただければ、結果は随時変動していますので面白いと思います。また、「こんな設問はどうよ？」っていうのがあれば、コメントしていただければ、随時追加していきますので、遠慮なくどうぞ……。

　では、７月に何かがあることを念じて……。Nikonさん頑張って！

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長寿社会に青年の輝き

Nikonのサポートはスゲェ！のか？

　お猿＠おはようございます。

　突然ではありますが、僕のすこぶる可愛がっていた外付けストロボの「SB-800 」が、どうも故障した模様であります。つい先日までは、このブログでも縦位置でのストロボ撮影の検証をやったりと活躍していたのですが、月曜日の夜に「夜桜」じゃなくって「夜松」を撮ろうと思って、バルブ撮影しながらストロボのみを手持ちして何度か発光させるというやり方をしていたわけです。ところが、何度かやった時から充電もされなくなってしまったので、てっきりバッテリー切れかと思ってバッテリーを交換したんですね。

これが壊れたらしいSB-800のパッケージ。棺おけにも見えてきた……

　ところが、電源を入れてもREADYランプが点灯しない。ズーム音はするのだけど、コンデンサへの「チュイ～ン」というチャージ音がしないんですね。試しに、FLASHボタンを押しても光らず、直後にREADYランプが点滅するだけ。

　もしかして、連続発光しすぎで壊れた？

　……と焦りつつも、ニコンの問い合わせ窓口に電話をする。Adobeとかにかけるより早く繋がるのに感動……。これが女性だったらもっと感動だったが男性でした（汗）。

　こちらから症状を言うと、オペレーターの男性が、いろいろと思いつく限りの対処方法を言ってくださるが全くダメ。そのうち、

「お客様には大変ご不便をおかけしますが……」

　……ということで、どうやら修理窓口へ送らなければならないようだ。まあ、この「大変、ご不便……」という一言が大事だな、と思いつつ「じゃあ、そうさせてもらいます」ということで、Web上にある「Web修理受付」にアクセス。

1. 引取り修理サービス
2. サービス部への送付修理
3. サービスセンターへの持ち込み

　の中から選べる。まあ、近くにヤマト運輸の集配所もあるということで、自分で手配して送付することにした。実際、これが一番早いと思う。……で、保障期間内なので修理となってもタダ。Web上で手続きが終了すると、こんな画面になる。ただ、送料は自己負担っぽい。

手続きが完了すると、修理代金の見積もりなどが表示される

　……で、ここで受付票をプリントアウトすることができる。これを同梱して送付するのだ。すると、保障期間内なら割引になるそうな。

この修理の受付票を一緒にサービスセンターに送るわけだ

　そういえば、今までもいろんなものを修理センターに送り返してきた。特にNECのパソコンに関する「NECのPCサポートはスゲエ！」なんていう記事を書いた時にはすっごいアクセスとなってしまった。「はてな」なんかでもかなりの人がブックマークしてくれていたみたいで、特にアクセス履歴を見てみるとNECの方がかなりの率でチェックしてくださっていたみたいでビクビクものだった。それでも、NECのサポートは素晴らしく良かった。ちなみに水冷式PCは今でも順調に動いています。

　他にも、Appleのバッテリーのリコールネタとかやったりしたわけです。ネタにはしていませんでしたが、ドコモのD902iのバッテリーリコールもお世話になったし、僕が手にする諸々の電化製品は、どっかで一度は病院送りにしないと気が済まないようです。これはいけませんね。

　そして、手っ取り早くクロネコヤマトに荷物を託して今日は終了。ちなみにこれも自腹です。

クロネコヤマトにストロボは渡されました。それにしても宛先欄がぎっしり！

　さて、伝票に記された番号からネットで荷物の状況を確認できるみたいなので、ヤマトのサイトに行って確認してみましょう。

これがヤマト急便のサイト。右の「荷物のお問い合わせ」欄に番号を入力するだけ

　右の「荷物のお問い合わせ」に伝票に記載されている「お問い合わせ伝票番号」を入力する。すると、すぐさま次の画面になる。

GPS付携帯で子供の所在地を知るかのように、今どこで何をしているかが分かる

　7/3の16:31に「荷物受付」となっております。さらに、先ほど調べてみましたら、

おっ♪富山から横浜に向けて配送された模様です

　……こうなっておりました。「発送」だそうです。どうもこちらの配送センターから横浜に向けて発送されたようですね。明日の午前中には到着するんじゃないでしょうか？

　まあ、カメラの修理じゃないので、カメラ程急がないのですが、それでもインドアな撮影が多いので早く退院してきてもらいたいものです。できれば、保証期間中だけでも送料は無料にしてもらえるとサービスとしては良かったんですが……。どうも、サービスセンターに直接持ち込むのがフツーという所に立っているので、送料は自腹っぽいですね。この辺は、NECに比べて原点か……？

　何はともあれ、いつ仕上がってくるんでしょうね？首を長くして待っております。

　ではでは。

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Nikon D80の「故障」or「仕様」？ <シャッター編>

　お猿＠おはようございます。

　コメントはじめ、諸々のところで、以前に書いた大人気デジタル一眼レフNikon D80 にまつわる諸現象が果たして「故障」なのか「仕様」なのかというネタが好評っぽかったので、ネタ埋めに続編といきたいと思います。お忙しい人はそのまま別ページへ行っていただければ幸いです。

　今回のテーマは、うっかりシャッターが切れなくなってしまうトラブルです。D80を使っていて右肩の表示パネルに「F EE」の文字が点滅してシャッターが切れない（落ちない？）時ってあると思います。

こんな「F EE」という点滅がしてシャッターが切れないことないですか？

　シャッターが切れないトラブルには、いろいろ理由があります。マニュアルの中だけでも、

• 残量のあるSDカードが入っていますか？
• SDカードがロックされていませんか？
• 内蔵フラッシュの充電中はシャッターがきれません。
• ピント表示●は点灯していますか？
• Gタイプレンズ以外のCPUレンズを装着している場合は、レンズの絞りリングを最小絞り（もっとも大きい数値）に設定しないとシャッターがきれません。

　……といった理由が挙げられています。最初の２つは記録メディア関連ですね。フィルム切れみたいなものなので理解できます。その次はフラッシュのチャージ関連ですので、これまた光らせるつもりで光らないのだからスタンバイOKじゃないので理解できます。その次のAFでありながらピントが合っていないというのも理解できます。一番分かりにくいのが最後ですね。

　ズバリ、この「F EE」という表示は一番最後の「絞りリング」のトラブルによるものです。「絞りリング」っていうのは、最近のレンズにはついていないのが多いんですが、絞りを調節する為のリングですね。普通のニッコールレンズなら前玉側から「ズームリング（単焦点レンズにはない）」「フォーカスリング」という順番に並んでいるのですが、最も後玉側にあるのが「絞りリング」です。

　例えば、僕が所有しているのであれば「Ai AF Nikkor 50mm F1.4D 」なんかが該当します。

これが「Ai AF Nikkor 50mm F1.4D」の「絞りリング」

　ハッキリ言って、使うことのないリングなんですが、以前は使ったんですよ……。ちなみにマニュアルにあるGタイプのレンズっていうのが、この絞りリングのないレンズですね。僕が所有しているのであれば悪魔のレンズの「AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF) 」が該当します。

これがGタイプレンズの「AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)」

　写真でご覧の通り、前玉側からズームリング、フォーカスリングまでありますが、絞りリングがありません。このタイプのレンズを使っている限りでは「F EE」表示が出てシャッターが切れないというトラブルは起きません。切れない場合は、記録メディア関連かピント関連でしょうね。

　……で、この絞りリングを回して希望のF値に合わせる事で、レンズ内の絞り羽根が動いて、絞りを調節できるようになります。また、それに伴ってマウント部分のレバーが動きます。下の写真は、50mm F1.4の最小絞り（最も絞った状態）のF16での羽根の状態です。赤い丸で囲まれたレバーは２本の赤い直線で挟まれた部分の一番下に来ています。

最小絞りのF16の段階でレバーは一番下に来ています

　レンズを外した状態では、絞りは最小絞りになっていることが分かります。この状態では、レバーを動かすことで、開放絞りのF1.4から最小絞りのF16まで調整できます。つまり、絞りリングを使わなくてもレバーで絞りをF1.4～F16まで調整できるということですね。

　次は、F4を見てみたいと思います。

F4の状態だと、レバーは若干上に来ています

　すると、絞り羽根が若干絞られ、レバーが少し上に来ているのが分かります。レバーは下に押しても行かないので、絞りリングを使わないでレバーのみで調整することになるとF1.4～F4の間しか調整できないことになってしまいます。

　更に、開放絞り値であるF1.4に絞りリングを合わせるとどうなるでしょう？

開放絞りのF1.4に合わせると、レバーは一番上まで上がりきります

　絞り羽根は開ききった状態になり、レバーは一番上に来ているのが分かります。手でレバーを動かそうとしても下には行かないので、F1.4しか設定できません。

　レンズはカメラから外した状態では、最小絞り値の状態になるのですが、カメラに装着すると写真のようなマウント内のレバーの位置で固定されます。

このレバーが下に下がることでレンズのレバーを押し下げて絞りを調整します

　これにレンズの絞りのレバーが持ち上げられて、カメラに装着したレンズは常時、開放絞りの状態で待機することになります。

レンズをカメラに装着すると、レンズのレバーが持ち上げられて開放絞りになります

　そして、撮影の時は、カメラ側で設定した絞り値の位置までマウント内のレバーが下がり、レンズ側の絞りレバーがバネの力で落ちて希望の絞りに開く……という寸法です。ですから、F値を最小絞り値にしておかないと、カメラ側が最小絞り値にしたくても、そこまでレンズの絞りレバーが下がらないので、無理な力がかかって壊れるかもしれません。そこで、絞りリング付きのレンズを装着する場合は、カメラ側で開放絞りから最小絞りまで調整できるように、最小絞りに合わせておく必要があるわけです。

絞りリングは最小絞りに設定し、ロックをかけておくと使いやすい

　そして、絞りリングが何かの拍子に回ってしまわないように写真の右側の丸の中のロックをかけることでリングが回らないようにすることができます。Nikon D80では基本的にこれは使わないのでロックしておくのがいいでしょう。

　すると……、

「F EE」の表示が消えて使用可能状態になった！

　見事に、表示は現在のF値を示してシャッターが切れるようになります。

　……というワケで、知っている人はよく知っていることですが、案外慌てふためく方が多いので特集してみました。うっかり、被害者意識タップリで故障だと早合点してニコンさんに殴りこみに行くのはやめましょうね。単焦点レンズを使っていると結構起こりやすいトラブルなので覚えておくといいですね！

　ではでは。

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