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Nikon D300反省会(最終日)

 お猿@おはようございます。

 いやぁ~、8月も終わって夏も終わりってカンジですね。今年の夏は、長梅雨で冷夏かと思いきや、猛暑予想はシッカリ当たっておりまして、前半振るわなかった分、後半で必要以上の酷暑となりました。我が家も家庭菜園で色々と育てておりますが、ゴーヤ(苦瓜)とかキュウリなどの瓜生えているエリアは、前半の長雨で病気にやられまして(うどんこ病?)、葉っぱも真っ白になって壊滅的な被害を受けました。お陰さまで後半の快晴でも挽回せず、キュウリの収量も前年比で行くと落ちていますし、ゴーヤは全滅でしたね。

 反面、プチトマトやピーマン、茄子生えているエリアは元気も「元気!前年に比べると収量は格段に増えておりました。いやいや、これは8月の追い込みによるものかと思っております。それにしても暑い夏でした……が、デジカメ業界はイマイチでしたね。最後の最後にN社もC社もフラッグシップをリリースして熱くなってきた模様です。まあ、秋に突入してしまいますので、「収穫の秋」といったところでしょうか。ベン♪ベン♪

 ……というわけで、ひと夏の思い出でした。

 それはそうと、ついに先陣切って某C社のEOS 40Dが発売されましたね。発表当初は、我らがD300のライバル機種と比較されておりましたが、スペック的には、むしろ対抗機種としてはD80が適当かと思いますね。単純に画素だけ言ったらD80の方が僅かに勝っていますしね。撮像素子だってCMOSかCCDの違いであって同じAPS-Cサイズですので、それぞれに一長一短はあってもいい具合に張り合っていると思います。

 さすがに液晶サイズやゴミ取り機能、ライブビュー、連写などはEOS 40Dに軍配が上がりますが、それでも僕のニーズから言っていくと実勢価格で10万円を切っているD80を買っちゃいますね。連写やゴミ取りなんかは、そりゃあったら便利だろうけど、そのために数万円上乗せしてまで買おうと思いませんし、まして況やライブビューなんていつ使うんだ?って感じなので魅力は感じません。背面液晶だって、今のD80の大きさでも満足しているくらいなので、お値段据え置きで3型が付くなら嬉しいけど、これで料金上乗せされちゃたまんないし……。あとは、画質。特にノイズ対策がどれだけなされているかが重要ですがね。

 まあ、ぶっちゃけ、

 僕なら、D80を選びます。

 と強がってみました。

 それでもEOS 40Dの購入ページなんか見ていると、納期に1ヶ月とかかかったりして、人気商品であることには間違いないようです。それにしても、実勢価格で13万円って……、僕がデジイチを最初に手にした職場の初代EOS kiss D並のお値段じゃないですか?パソコンのみならず、デジタルの世界はまさしく生鮮食品。価格変動にもついていけません……。

 それでD300なんですが、こちらもまた既に予約でいっぱいのようですね。待望された「DXフォーマットのフラッグシップ機」なだけに、熱いNikon党が殺到するのもわかります。もしかしたら、D300を購入しようとしている人の中には、Nikon党じゃない人もいらっしゃるのじゃないかと思いまして、ライバルのA社(ホントはC社、クドい!?)からの乗換え者がどれ程あるか調査してみたいと思います。では、みんな目をつぶってぇ~、正直に手を挙げてね。

 えー、開票するのがチョイ楽しみです。

 そんなワケで、前回まで皆さんへの事前調査を元にD300の反省会をやってきましたが、D300には設問に上がらなかった魅力的な機能がいっぱいありますので、中でも気になったものに関してコメントしておきたいと思います。

魅力1、「EXPEED」について

 というわけで、「ニコン独自の新画像処理コンセプト『EXPEED』採用」と謳って、画像処理エンジンに名前を付けてきましたね。なんか速そうな名前なので、

 意味もなくタイトルに「斜体」付けちゃいましたwww

 ……すみません。僕も少しうかれているようです。

 これ系の話題をしていると、まず思い浮かぶのが某C社がDIGICというもの。今ではDIGIC IIIとやらになって、最近のモデルには搭載しているようですが、実は僕が某C社からNikonに乗り換えた理由の一つがコレ。DIGIC嫌いなんですね。

 結局、銀塩カメラというかフィルムカメラ時代では「フィルム」の性能に当たると思うんですが、この「画作り」を担うのが画像処理エンジンってヤツなんですね。ところが、これが悪さをすることがあるようでして、あまりに色を作りすぎてトーンが連続的でなくなってしまうようなんです。つまり、肌モノなんか撮ってみると非常に滑らかな階調表現がなされるものなんですが、撮りっ放しだと結構DIGICってキレイだったりするんですよ。ところが、ちょっとレタッチを加えると階調の連続性が失われてトーンジャンプを起こす。人の肌なんかはケロイド状になってしまうっていう弊害があるようです。

 じゃあ、撮りっ放しでキレイな方がいいじゃないの?と思われるかもしれませんが、僕の最終ターゲットは印刷物なんですね。デジカメではRGBデータなんですが、印刷物にする時はCMYKデータ。もしくはヘキサクロームのようなCMYKOGなんかに色変換をするようになっていくのですが、ここら辺で結構チマチマとレタッチを加えざるを得ないんですね。特に肌モノなんかだと、一般的なCMYKのカラースペースに収まりきらないので、ガモットをマッピングし直すんですが、この段階でかなりスペースが圧縮されてしまうだけに、元データで連続階調が如何にできているかが着眼点なんです。その点、Nikonのカメラは測色的な画作りということで評判なので、データを見てみると結構滑らかなんですよ。

 そこで言いたいのが、このEXPEEDっていうのが、どの程度の画作りをするかっていうことです。DIGICのような画作りをしなければいいのですが……。実写を見て見ないと分からない領域なので、レポートを待ちたいと思います。

魅力2、高密度51点AFシステムについて

 というわけで、「高密度51点AFシステムにより高精度なフォーカシングを実現。15点クロスタイプセンサーは開放F値5.6までのレンズにフル対応」といことで、ついにAFが51点になっちゃいましたか……。正直、こんなにあってどうするんだっていう感じです。そんなに移動モノを撮ったりしないだけに、AF性能の良い中央だけを使ってフォーカスロックかけて撮るスタイルが多いだけに、51点もあってもどうするか……って感じです。

 まあ、もう1つの「1005分割RGBセンサーを使用した新開発『シーン認識システム』がAFの被写体捕捉性能、AE、AWB(オートホワイトバランス)の精度を一段と向上」という謳い文句とセットにして考えるべきかと思いますが、どんなもんですかね。

 僕的には「魅力」と書いておきながら、AFに関しては「ド真ん中直球勝負」なので、そんなに重視していないところです。ただ、後者のAEやAWBに関しては、どの程度、精度がアップしたのか見ものですね。

魅力3、「ピクチャーコントロールシステム」について

 というわけで「ユーザーの思い通りの画作りを選択・調整できる「ピクチャーコントロールシステム」を新たに採用」と謳って某C社じゃないですけど「ピクチャーコントロール」が付いたようです。

 この辺のことは「デジタルフォトマガジン7月号」での開発本部のインタビューに掲載されていました。以下、ちょっと抜粋します。

田中(前略)ところで話は違いますが、1つお願いがあります。ニコンの場合は機種ごとに画像の仕上がりや、極端なものでは露出レベルに違いがあったりしますね。僕としてはニコンブランドのどの機種も可能な限り画質や色調、露出レベルは同じにしてほしいんですよ。初期設定では機種ごとに違ってもいいのですが、設定を選ぶことでニコンのすべての機種で同じ仕上がりにできるようにしてほしいです。」

川村「我々もターゲットユーザーに合わせて、画作りを変えていますが、足場が固めきれずにいる部分がありお叱りを受けているのは事実です。キヤノンさんで言うところのピクチャースタイルのようなものを、検討していきたいと思っています。それぞれの機種に特徴を出す一方で、ニコンとしての統一したモードが欲しいというのはおっしゃるとおりです。」

田中「ニコンが採用している仕上がり設定モードはわかりやすいし、すごく良いと思っています。ただ、選んだそれぞれの設定の中でシャープネスやコントラストなど細かなパラメーターを調整したり変更できないのが不満です。ユーザーが工夫して絵を決める楽しみを残してほしいんですね」

川村「日々勉強です。これはこの後に計画している機種の中で構築していきたいと思います。お叱りにはかなりグサッと来ていますから。」

 ……とまあ、すでにD40からD200へのラインナップについて語っている段階でピクチャーコントロールの構想はできていたっていうか、すでに出来ていたんですね。「この後に計画している機種の中で構築していきたいと思います」って、D300やD3のことなんですね。見事に搭載されていますが、果たしてどんなもんでしょう?

 画作りの「EXPEED」「ピクチャーコントロール」でNikonのデジカメの画作りはどう変わっていくのか、実写が楽しみです。

魅力4、ライブビューについて

 ということで、「『手持ち撮影モード』と、コントラストAFが可能な『三脚撮影モード』の2種類のライブビュー機能を搭載」と謳っております。O社やC社に続いて、コンパクトデジカメのようなライブビューですか……。でも、

 僕としては必要ないかも……

 っていう感じです。

 まあ、どの業界でも最近のモノは多機能になって便利になったのはいいけど、「昔はそんなものに頼らなかった」と頑なに、新たな道具を購入しても、そういった機能を使わない人があります。デジカメ業界では、それは顕著に現れているようです。

 特に、RAWで撮影して後工程の現像で様々なパラメータを弄って作品を作り上げていくということや、フォトレタッチソフトでの画像補正などに嫌悪感を覚える人は多いようです。それよりも、撮影する時に全てをやってしまえという「銀塩時代では、そんなことできなかった」と撮影時一発勝負屋がおられるのは事実です。

 しかし、僕としてはデジカメはデジカメで銀塩写真のやり方を持ってきてはいけないと思うんですね。僕の居る出版業界も写植の時代からDTPに移行しているのですが、機械はデジタル化してもワークフローはわざわざアナログの写植時代を引きずっているのが多いとか……。デジタルになったらデジタルのやり方に切り替えていかないと、本来の恩恵にあずかれないかと……。そういうことで、僕としてはRAW撮影して後でパラメータを弄るのは賛成だし、レタッチだってやればいいじゃん。それがデジタルフォトっていうジャンルだよ、というのが僕の考え方。結構柔軟でしょ?

 ……と、ここまで言っておきながら、デジカメならではのライブビューに関しては批判的なんですよね。何でか知りませんが。やっぱりファインダー覗いて撮らないと、しっくり来ないというか何と言うか……。ライブビューだって一眼レフの構造からして、AF作動時はミラーが落ちて、ライブビューが一旦暗くなるとかあって結構面倒っぽいんですよね。スナップメインの僕としては、ちょっと使いにくいかも……。

 そんなワケで、あればあったで嬉しいゴミ取り機能とは違って、あればあったで使わない機能がライブビューです。まあ、背面液晶の高画素化でピントのヤマを掴み易くなったことで考え方が変わるかもしれませんね。

魅力5、アクティブD-ライティングについて

 ということで、「適度なコントラストを保ちつつ、白とび、黒つぶれを改善する、アクティブD-ライティングを搭載」と謳われております。実は、僕的には……、

 アクティブD-ライティング萌え~♪

 でございます。ライブビューでは、超批判的に「萎え~♪」状態でしたが、このアクティブD-ライティングに関しては、メッチャ「ウェルカム!」って感じです。

 まあ、実際に使ってみないと分からないのですが、カメラ内での画像処理工程の中でもかなり上流側での処理らしいので、この処理を行うに際する画質劣化は心配ないかも……っていう感じです。某F社のハニカムなデジイチのようなダイナミックレンジに憧れていただけに、擬似的なものかもしれませんが、レンジ幅が広がりそうで期待しています。

 D80にもDライティングはあるのですが、ぶっちゃけ使っていません。シャドー側を広げるらしいんですが、僕的にはハイライト飛びを何とかしたいところ。そこで、ハイライト側もシャドー側も面倒を見てくれるアクティブD-ライティングは結構オモシロそうなので、画質に与える影響を見極める必要があるかと思いますが、EXPEEDとピクチャコントロールシステムと合わせてNikonの画作りとして期待大です。

 この辺は、銀塩上がりの方にはジンマシンものかと思いますが、こういった工程を踏めるのはデジタルっていうことですので、こういうのを使いこなして作品を作っていくのがデジタルという別のジャンルと思っていただくといいのではないかと思います。

魅力6、高精細VGA 3型液晶モニターについて

 ということで「高精細VGA(約92万ドット)、広視野角170°の3型液晶モニター搭載」と謳われております。

 3型液晶モニターは先に発表された某C社のデジイチにも搭載されていたりして、指を咥えていたのですが、Nikonにも搭載されていたので一安心。それどころか、92万画素ということで液晶でも細部に渡ってビューワーとして活躍してそうです。これは某C社に圧勝ですね。

 デジカメで画素と言ったら撮像素子が連想されますが、今後は液晶も高画素化ですかね。特に先述のライブビューが標準搭載されていくであろうデジイチの将来ならば尚更のことでしょうね。

 まあ、僕は撮影した写真のチェックなんかで活躍してくれそうで非常に有難いものと思っています。まさか、こっちまで高画素化してくるとは思いませんでした。

 そんなワケで、D300の反省会はこれまでと致します。かなり、独断と偏見で最終回は締めくくりましたが、その辺は大目に見てくださいね。それで、ここまで反省会をしまして、恒例のD300買うのかっていうアンケートです。既に投票済みの方は、リアルタイムで結果が表示されていると思います。まだの方は是非とも投票してくださいな!

 現段階で、既に予約した人が22名!これから予約が14名!発売日を待ってから購入が20名となっております。いつの間にやら未来のD300ユーザーが、非購入予定者層を上回り過半数を確保しましたね。それでも、「買えないよ!」というD300に対する熱い思いを持ちながらかなわない悲しいソルジャーが36名おられるのも事実でして値下げが望まれるところです。きっと待っている間にD300xなんてのが出るんじゃないかな?

 さて、次回からは、正気に戻ってカミソリマクロレビューに戻ろうかと思いますが、う~ん、どこまでできるかな。

 ではでは。

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コメント

こんにちは!毎度です。

最近、D300の情報を見れば見るほど、どこからともなくNext 5Dの臭いがプンプンしてきます。
先日40Dを見てきましたが、おっしゃるとおりD80またはその後継機対抗がいいところでしょう。となると、気になるのはやっぱりNext 5D。
ここまでニコンにやられて、キヤノンもさすがに指を咥えてはいないと思います。もしかすると、1D3との間を埋めるハイグレード版、D300対抗の普及版(5Ds&5Dといった感じ)のワイドレンジ同時ラインナップは考えられないかな?

・・・なんて、野党戦略をのんきに想像できるのも、我が党のD3&D300のおかげですねw

投稿: ak719 | 2007年9月 4日 (火) 18時12分

ak719さん、いつもありがとうございます。

まさか、ここまで野党戦略(?)について語ってくださるとは思いませんでした。

EOS 40Dの対抗馬として、D80xをEXPEEDなどの新規格を適用させて登場させ、EOS 1Ds MarkIIIの対抗馬として、D3X出してエントリーからハイエンドまで埋め尽くしたりして……。

それにしても、未だにカメラ雑誌にEOS 5Dの単独広告が陣取っているのが不気味ですね。確かに、フルサイズながら値段もそこそこで(……と言っても高いけど)、良いカメラですもんね。

他メーカーもそろそろ動き出すんでしょうかね?秋から冬にかけてが面白そうですね。

投稿: フォトグラファー猿 | 2007年9月 5日 (水) 22時11分

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