デジイチ秋の陣で各誌騒然!
お猿@おはようございます。
確か単焦点レンズ「Ai AF Nikkor 24mm F2.8D」のレビューを開始したばっかだと思いましたが、うっかり脱線してみたいと思います。……というのも、各カメラ雑誌の10月号がおしなべてうかれ気味なので、その真相に迫ってみたくなってしまったのですね。
それで、うっかり買ってしまいました。
デジカメ買えないので、思わず雑誌を買ってしまいました。暫くはこれでガマン!
ついフラフラと3冊ゲット!……とは言っても、デジタルカメラマガジンとデジタルフォトは、ほぼ毎号読んでいたりするので、珍しく購入してしまったのはCAPAなんですがね。
ペラペラのイメージのCAPAが気持ち悪いくらいに厚い
まあ、なんか妙にCAPAの厚さがあったからなんですけどね。それに、ペラペラの表紙の割には、内容的に結構マニアックに書かれているのがCAPAだったりするから思わず手にしてしまった。Nikonの開発担当者へのインタビューも気になった。
これらの雑誌の内容は言うまでもなく、この秋に発表となったNikon、Canon、SONYの新型デジタル一眼レフカメラの特集になっている。ちなみに、この10月号は、デジタルカメラマガジンは「創刊10周年」と「月刊化7周年」を兼ねており、デジタルフォトは「創刊5周年」を兼ねている。そんなアニバーサリーなモノになっているんですね。
……で特集されているのは、
- Nikon D3
……ニコンFXフォーマットのフラッグシップ機!
- Nikon D300
……ニコンDXフォーマットのフラッグシップ機!
- Canon EOS 1Ds MarkIII
……2000万画素超のフルサイズフラッグシップ機!
- Canon EOS 40D
……一足先に発売の比較的バランスの良いキヤノンの中級機
- SONY α700
……ソニーも中級機を出してきたぞ!
の5機種である。結構気になったのが、デジタルカメラマガジンの表紙。何と言ってもカッコイイ!あと、この並べ方が気になる!一体、どういう基準で並べたのか?キヤノンのEOS 1Ds MarkIIIがスペック的&金額的には一番のような気がするが、上から3番目……。いや、むしろ真ん中に来るように置いたのか?
それはそうと、デジタルカメラマガジンの中ではNikonの2つのフラッグシップ機について詳細に書かれていた。
デジタルカメラマガジンは別枠でニコンのフラッグシップ機特集!
2つのフラッグシップという表現がちょっと気になるが、まあ何か分かった様な気にもなる。何はともあれ、キヤノンの独壇場だったフルサイズ市場にニコンが参入してきたのだから面白くなってきた。しかも、自社製CMOSというのが、ちょっと嬉しい。反面、ちゃんとAPS-CたるDXフォーマットの面倒もキチンと見てくれるようなので安心した。
……で今回のラインナップを見てみて思ったのは、APS-Cサイズにおいては、画素数競争は終わりを告げ、画質とトラブル対策というのが大きな争点に思えた。
ぶっちゃけ、APS-Cサイズで1200万画素を超えるものが出てきたら、正直なところ不安になる。僕の仕事上1000万画素を超えていれば。B5サイズの印刷物に耐えられる画質を確保できるので一先ず事足りる。従って、D300が欲しいとはいいながら画素だけ見たならば、現在愛用しているNikon D80で必要にして十分なのだ。むしろ、室内撮りが多いので高感度ノイズ対策の強化が望まれる。
そうなってくると撮像素子サイズ固定であれば、高画素になればなるだけ1画素の面積は狭くなるのでノイズ発生の不安要素は多くなる。かのエントリーモデルのヒット商品Nikon D40の高感度ノイズ対策のレベルは秀逸ということだが、それも高画素にこだわらず画素数を抑えた結果だと思われる。確かにD40が対象としているユーザーは、そんなに大きくプリントすることを考えてはいないだろう。プリントショップのL判か2L判となれば、610万画素で十分な解像力はあるだろうし、その分、画素面積が広がってノイズ低減ともなれば、より高品質なプリントの一丁上がりということだ。
まあ、そういうことで言ったらNikon D3の高感度の強さに惚れ惚れした。D3のサイトに色々な条件で実写サンプルが紹介されているが、ISO6400でも非常にノイズが少ないことにビックリした。フルサイズながらD300の画素数より少なめに設定と言っても、ちゃんと1200万画素は確保している。この画素で撮れてしかも、高速連写となればスポーツ報道のフォトグラファーなんかは飛びつくんじゃないだろうか?まあ、連写は考えなくても、この高感度でのノイズの少なさというだけで、僕は欲しい。
しかし、50万円なんて出せない僕なので、次はD300となる。まあ、画素的にも危険なエリアに踏み込んでしまっている気がするけど、ノイズは少なめということを願いたい。まあ、このAPS-Cクラスのカメラでは、撮像素子のゴミ対策やノイズ対策。そして、ファインダーの見え方など、撮像素子外で争っているようだ。でも、そういうことになるとニコンは強いと思うね!
ここでキヤノンに続き、ニコンもAPS-Cとフルサイズの両方を販売していく戦略に出ているものの、フルサイズに対してそんなに魅力を感じないのはなぜだろうか?
確かに金額的な問題もあるし、高感度の画質の問題もある。しかし、最大の原因は一眼レフはデジタルからスタートした僕にとっては、カタログによく見られる「35mm換算の画角」っていうのは無意味なくらいピンとこないからだ。わざわざ「1.5倍して35mm換算すると○mmの画角になりますね」、なんて言われてもDXフォーマットでの画角に慣れてしまっている僕としては、わざわざそんな換算されると余計に分かりにくいということだと思う。
20mmは?50mmは?200mmは?と聞かれると、真っ先に35mmで言うと望遠寄りの画角が脳裏にひらめく有様だからだ。しかし、そんな人って多くないだろうか?D40やEOS kissなんていう廉価なエントリーモデルのデジイチを手に入れられるようになって、スタートがAPS-Cサイズの人は、むしろ、今さら35mmフルサイズなんて出てこられたら混乱するっていう感じだろう。DXレンズだって持っているだろうし……。
まあ、そんな感じでいろいろと読み進めていったんですが、D300欲しいですね~。散々、DXフォーマットに慣れてしまっていると言っておきながら、FXフォーマットのD3も欲しかったりするんですが……。まあ、今のところはD80で様子を見させてもらいます。D300がちょっとバージョンアップした頃を狙ってみてもいいかな……という気持ちです。
それまでは、今回のカメラ雑誌を眺めながら、いろいろと吟味をしてみたいと思います。
あ、そうそう。今回はアニバーサリーということもあって、デジタルカメラマガジンとデジタルフォトでは、かなり豪華なプレゼント企画をやっていました。
まずは、デジタルカメラマガジン。
各社のエントリーモデルのデジイチや交換レンズ、さらにカラマネ対応液晶モニターや三脚など1人何口でも応募できるようになっている。
デジタルカメラマガジンは豪華なプレゼント!僕も、○口応募したよ!
デジタルフォトは、モニターとしてのレポート提出が条件だが、ほぼ同様の商品がもらえるそうな。
デジタルフォトはモニター&プレゼントということで、条件付プレゼント企画!
そんなわけで、僕も応募してみました。ネットで応募できるから気軽だよね!
11月号は、ボチボチ実写レポなんかもやりそうなので、そっちもチェックしてみたいと思います。最近、20日が楽しみになってきております。
ではでは。
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