AFの不具合を自分で解決
お猿@おはようございます。
先週末以来、世間中がNikon D300一色です。キムタク出演のD300のテレビCMをやっているので、物欲はますます深まるばかりであります。そんな中、僕は相変わらずNikon D80
を片手にデジタルフォトの世界に生きております。
さて、先日、同僚が職場のデジカメを持ってきてのたもうた。
同僚「猿くん、猿くん。このEOSのシャッターが切れなくなっちゃったんだけど……。途中までは切れていたんだけどねぇ」
猿「へぇー。初代EOS kissだから壊れましたかね~。ちょっと見せてください」
というすがすがしい(?)会話がなされた。
……というのも、もう1台あるEOS kissもちょっと前にシャッターボタン周辺が故障して入院したばかりなのだ。そのEOSのちょっと後に購入したのが今回問題になっているEOSなので、同様の症状が出てもおかしくない。
Nikon党の自分がCanonのデジカメをいじるのはどうも……と躊躇したが、このブログの写真は95%が某社のPowerShotで撮ったものなので全く説得力がない。それはそうと、確かに何度力任せに押してもシャッターが切れない。……というか、シャッター半押し状態にしても、なかなか合焦しないのだ。いつまで経ってもフォーカスが無限遠に行ったり来たり……。
もしかしたら、AFが狂っているのでシャッターが落ちないのでは……と推測。レンズ側の不具合なら別レンズに交換すれば、フォーカスが合うはずなので別のレンズを装着してみたが、やっぱりAFが迷う。まずい……、AFモジュールがイカれたか……?と思ったが念のために自分なりの民間療法を行ってみた。
それは、AF機能のある一眼レフカメラは、マウントの中のミラーの下にAFモジュールがある。ミラーはハーフミラーなのでミラーを通り抜けた像がAFモジュールに送られて、そこでピント合わせが行われる。
実際はEOSだったが、ここでは自分のD80を例にお見せしております
もしかしたら、AFのセンサーの上にホコリでも乗っているのではないかと推測してみた。一眼レフカメラの場合、レンズを外せばマウントの中にはゴミでもホコリでも何でも入ってしまう。その為に、メンテナンスとしてちょくちょくブロワーをかけるのだが……。AFモジュールはミラーの下に真上を向くように付いているのだから、落ちてきたホコリなどが乗っている可能性が十分に考えられる。ホコリが乗っていたらセンサーの障害になってAFが機能しないことになってしまう。
そうなったら、重点的にAFモジュール付近をブロワーかけてみたらいいのではないかとやってみた。
ミラーアップするとAFモジュールが丸見え。ブロワーを数回かけてみた
するとどうか?見事にAFが合焦して、ピピッという気持ちのいい電子音が鳴り、シャッターボタンを全押しすると、いつも通りシャッターが切れたのだ。何度でも切れた。
……とまあ、全部が全部こういうやり方が通るとは言い切れないが、それでも十分に考えられるので、自己責任でやってみていただきたい。
お陰で入院させずにすんだのだが、なんせマウント内は非常にデリケートなので、しっかりとしたメンテナンスが必要と思う。まあ今回は、撮像素子のホコリ対策は神経質になって対処されているが、こういった対処はあまり知られていないのではないかと思い紹介してみた。
ではでは。
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