D300発売日と実写レビュー
お猿@おはようございます。
最近どうも、なんやかんやと忙しくて、後手後手の記事になっておりますが、お許しください。……というワケで、我らがニコンのDXフォーマットフラッグシップ機「D300」の発売予定日がようやく発表されましたね。FXフォーマットのフラッグシップである「D3
」が11月30日であるのに対し、D300は11月23日ということで、D3より後じゃないかと予想していたんですが、見事に裏切られまして1週間早く発売される模様です。
その頃には、D300発表と同時に予約した人たちのお手元には実機が届き、「D300レビュー♪」なんちゅう羨ましいブログ記事が林立するのではないかと予想しております。まあ、予約どころか発売日になっても発注できるメドの立たない僕としては寂しい限りではありますが、ユーザーの視点からのレビューを腐るほど読めるのではないかと思うと、今からボルテージは最高潮です!
……で、ユーザーよりも先にD300の試作機を貸与されたマスコミの羨ましい連中によるレビューは既に公開されているわけで、それがデジカメ関連雑誌だったりするわけです。先月にもデジカメ雑誌10月号を3誌買い漁った記事を書いてしまいましたが、予告編で「まだまだレビューやるよ♪」なんて言われちゃあ続けて買わざるを得ません。見事に出版社の戦略に乗せられております。
今回も「デジタルカメラマガジン」に「デジタルフォト」、そして、「CAPA」の3誌です。流石に前号に比べるとテンションは低めですが、それでもデジイチ秋の陣ということで、フォーサーズのオリンパスやPanasonicも新作を出してきたということもあり、やっぱり浮かれ気味のようです。
毎度のことながら、ついフラフラと買ってしまった3冊のデジカメ雑誌
11月号が10月号と大きく違うのが、オリンパスの待望のフラッグシップ機「E-3」と、Panasonicの「LUMIX DMC-L10
」といったフォーサーズコンビがラインナップに加わったこと。いずれもライブビュー機能がN社、C社、S社よりも強化されていると言っていいのか分からないが、「フリーアングル液晶」が装備されている。「ライブビューやるなら、フリーアングルくらいやらないとネ」と思わず納得してしまう機能だ。
それと、もう1つ大きく違うのが各社の実写レポが掲載されているということだ。前号ではCanonの「40D」とSONYの「α700
」の実写レポがなされているだけで、あとはメーカー提供の実写サンプルしかなかったのだ。それが、今回は各誌オリジナルの実写サンプルが掲載されているということもあって非常に興味深いものとなっている。
……で、今回のデジカメ雑誌で気になったのが、やけにNikon製品がクローズアップされているということだ。この秋モデルに至っては各メーカーいずれをとっても力作揃いだと思う。特にCanonの「EOS-1Ds Mark III」なんかは、敵ながら天晴れな2110万画素CMOSを引っさげてきている。これなんかは、銀塩の35mmどころか中判カメラの解像力と良い勝負ということで、今回の実写サンプルを見てみても細部までのクリアな描写に惚れ惚れとした。これだけでも特集モンである。それでも、なぜかしらNikonの2つのフラッグシップ機がクローズアップされているのだ。
例えば、デジタルフォト誌は、
ニコンカラーでD3とD300の特集を宣伝している!
……と表紙にデカデカとニコンカラーでアピールしているし、CAPA誌も、
ここまでニコン贔屓しちゃっていいのかなぁ?と喜んでみる♪
……と、ここまでハッキリ言っちゃっていいのかと思うほどの特別扱いっぷり。その辺を考慮すると、デジタルカメラマガジン誌は偏りないとも思われるが、これはこれでC社贔屓とも言われているので、N社を大きく出したくないのだろう。また、EOS-1Ds Mark IIIを特集したところで、実勢価格85万円もするカメラを買える人はそうそういないわけで、誰も読みゃしないだろうということか大きく出していないようだ。この静かさは意外であった。
……で、3誌共にD3やD300の実写サンプルを結構載せている。僕は出版用途の写真を撮る人間なので、このサンプルで十分だ。っていうか、こういうサンプルを見たかったとも言える。
いずれの実写サンプルも見事な画質です。う~ん、使ってみたい!
ノイズ試験なんかもやっているけど、D3は評判通りのノイズの少なさだし、D300もDXフォーマットながらもノイズの少なさはさすがと言える。なんか無性にD300が欲しくなってきた。アブナイ、アブナイ……。
D3とD300の実写サンプル以外にも、CAPA誌はどことなくマニアックなようで、同時にリリースされたニッコールレンズについても特集されていた。
この特集でナノクリスタルコートの威力が知らされました♪
今回のニッコールレンズは全部で5本。
- AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
- AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
- AF-S NIKKOR 400mm F2.8G ED VR
- AF-S NIKKOR 500mm F4G ED VR
- AF-S NIKKOR 600mm F4G ED VR
……である。全てに共通するのが「ナノクリスタルコート」が施されていること。「ナノクリスタルコートのレンズだよ」と言われても何のこっちゃと思っていたが、CAPA誌では「何でここまでマニアックに……」と思うほど6ページに渡って詳細に解説されていた。これは他誌には見られない企画だったが、非常によく分かる。
今、D300と共に欲しいレンズが「AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)」だったが、前の記事にあるようにレンタルで使って「暫くはレンタルでいいかな」という頻度のものなので「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
」が欲しいレンズに君臨してしまった。でも、高いので買うことはないでしょう。14-24mmも魅力と言えば魅力ですが、僕の中のMost超広角ズームはシグマの「10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM
」だし、描写も満足しているので特別欲しいものではない。
そんなワケで、3誌を読んでいて物欲はかきたてられるばかり……。
そう言えば、秋モデルでダントツに発売日の早かったCanonの「40D」ですが、発売当初は、メディアラボNEXT
での価格で131,733円だったのが現在で124,110円。既に7000円強安くなっている。未だ団塊の世代に人気があるらしいのに、これだけ下がるとなると、同店での予約価格が205,212円のD300
だって、新年早々くらいには19万円台になっているんじゃないだろうか?春くらいには19万円チョッキリくらいになっていると嬉しいけど、やっぱ世界的に話題の機種だけあって品薄で値崩れはしないんだろうなぁ。春くらいにCanonがフルサイズのEOS 5D
の後継機でも出してくれば確実に安くなるかな?
色々と妄想しておりますが、D300の発売日が楽しみです。
ではでは。
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コメント
D300、やっぱり魅力的ですよね。
サンプルもWeb上で見かけるようになって来ましたし、心は多少揺さぶられます^^
とはいえ、財力的に買えないのがアレですけど(苦笑
来年はレンズを買いたいので、Bodyは我慢です(涙
ナノクリスタルコートの初体験を狙っているのですが・・・
投稿: flipper | 2007年11月 7日 (水) 20時20分
flipperさん、コメントありがとうございます。
D300欲しすぎます。
バカみたいな話ですが、今のところレンズよりD300に萌えています。
この前の記事でflipperさんもお持ちのVR 70-200mm f2.8を初体験しました。これも常備したいんですけどね、いずれはナノクリスタル化するんでしょーか?そうなったらますます手の届かない高みに行ってしまうんでしょうね。
ああ、なんでカメラ始めちゃったんだろう(笑)。
投稿: フォトグラファー猿 | 2007年11月 8日 (木) 15時33分