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AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDレビュー(2)

 お猿@おはようございます。

 いや~、世間的には良くも悪くも北京五輪で盛り上がっているようで、すっかり秒読み段階だよね!でも僕的には、みんな大好きな国民的イベント「ゴールデンウィーク」まで半月を切ってテンションもアゲ♂アゲ♂状態です。中国の盛り上がりに負けておれませんので、是非ともこのビッグイベント「ゴールデンウィーク」を成功させたいと思うよ!

 さて、それはそれとして、前回は「龍の巣」の雑誌掲載ネタということで急遽レンズレビューネタから脱線してしまったのですが、ゴールデンウィークも近いということで里帰りの意味も含めてレビューネタに帰りたいと思います。

 でも、その前に……、

 前回は、新たにブログを開設されて当ブログを「お奨めリンク」に入れてくださったcameraman_hideさんのブログを紹介しましたが、実は最近ブログを開設されて当ブログをフリーリンクに入れてくださった方もおられるので、ババンッと紹介しちゃいたいと思うよ!

 越中・五箇山の若手彫刻家である平田昌輝さんのブログです!

2004231_3

 その名も、

五箇山の彫刻家・平田昌輝日記」!

 ……そのまんまですね。

 以前にお猿も撮影に行った合掌集落のある五箇山で彫刻をしている平田さんが運営しています。実はこの平田さん、昨年の越中アートフェスタの立体部門で大賞を受賞している人です!お猿は平面専門ですが、平田さんは立体専門!土俵は違いますが、クリエイターとして刺激を受けています。

 ブログでは個展の案内がされていました。

 いいよね、個展。

 夏に開催の予定だそうですが、是非とも見に行きたいと思います。期待の新人ですので、皆さん是非応援してあげてくださいね!

 さて、本題に入ります。

 前々回は、Nikonが昨年末に発売した驚異のナノクリスタルコート標準レンズAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDのレビューを開始ということで、手始めに外観や操作性について検証してみました。……ということで、昨年度末に某大手比較サイトにも出てこない激安価格を提示していたカメラのキタムラ インターネット店を見てみたところ、こうなっていた。

2004232_3

 交換レンズが4月18日~27日の間で13~15%OFFらしい。これは非常に気になるよね!ということで、ネットショップ会員としてログインしてみると……、

2004233_3

 ¥190,008- キター!!

 ネットショップの通常価格では¥218,400-となっているのだけど、ログインすると現れる隠れキャラのような驚異の価格!いやぁ、キタムラって変なところで頑張りますねぇ。それにしても、最後の8円って何だろ?昨年度末にも気になったんだけど、今回もまた付属していますね。

 絶対、コレ切り捨てた方がいいと思う。

 まあ、それはそうとして、ダントツでキタムラ安いです。

 さて、物欲を煽るだけ煽って、いよいよ当レンズの検証といきたいのですが、24-70mmというズーム域を持っているので数回に分けて各焦点距離を検証したいと思います。

 今回は、当レンズのワイド端の24mm勝負!

 比較されるレンズは焦点距離のダブっている2本のレンズ、

 ……となります。

2004234_3
左から24-70mmナノクリズーム、悪魔のレンズVR 18-200mm、単焦点24mm

 前者は描写も素晴らしい上に、焦点距離に加えて解放F値までもがF2.8とダブっている単焦点レンズ。後者は、24mm域の開放F値がF3.8という中途半端な数値になっているのですが、それでもソコソコに明るい。ちなみに3本の開放絞り状態を前玉側から見るとこんな感じだ。

2004235_3
左から24-70mmナノクリズーム、悪魔のレンズVR 18-200mm、単焦点24mm

 いやぁ~、24-70mmの絞りにはホレボレしますな。この開放の描写をジックリと堪能したいと思う次第であります。

 ちなみに、この24-70mmはズーミングやフォーカシング時に後玉が前後しない。

2004236_4
マウント側の穴は後玉にてピッチリと塞がれているのが嬉しい

 ご覧の通り、後玉が完全に穴を塞いでいるので、ここからホコリなどが入りにくい。これはちょっと安心感がある。

 さて、この三つ巴の戦いを繰り広げようと思うのですが、VR 18-200mmは以前に24mm単焦点の検証記事でもやったように、高倍率ズームレンズということで描写は犠牲になっている。それだけに24mm単焦点の描写に期待だが、果たして開放F値がダブる24-70mmは単焦点キラーとなるのか?期待大です!

 今回の検証の舞台は、久々に射水市親鸞会館にしました。海の海王丸パーク、山の親鸞会館ということで、お猿が勝手に射水市の二大フォトジェニックに認定している場所です。天気が良かったので外で!正本堂横の和風庭園を被写体に選びました。

2004237_3
親鸞会館の正本堂横の和風庭園の一角。雪見灯篭を中心に撮り比べてみた

 このフレーミングを絞りを変えながら、3本のレンズで撮り比べてみました。全て中央の雪見灯篭にAFでピントを合わせ、露出は多分割測光にてオート露出。そして、中央と四隅の描写をそれぞれにチェックします。では、開放側から行ってみましょう!

○F2.8勝負

 まずは、当レンズの開放F値であるF2.8にて検証したいと思います。悪魔のレンズのVR 18-200mmは残念ながらF2.8は持ち合わせておりませんので、このF値ではナノクリ24-70mmと単焦点24mmの一騎討ちです!

 まずは、中央……。

2004238_2

 う~ん、どことなく単焦点24mmの描写がシャープでクリアな気がする。石のツブツブも細かく写している。やはり、大口径ズームとて単焦点には勝てないのか?

 次は、左上の部分を拡大してみた。

2004239_3

 これは大きな差が出た。24-70mmはボケボケで、24mmは比較的細かい描写がなされている。中央部分と同様に若干コントラストが強いか?ただ、開放絞りのF2.8での撮影において隅っこの部分でクッキリ写すのが善かというと、ボケが大事だと思うので、ここでは24-70mmを評価すべきだろうか?そう考えると中央部分はソフトフォーカス気味と言う表現もできるかもしれない。あと、単焦点24mmの左下の白い部分の輪郭に青い色のフチがついている。この辺の収差は単焦点24mmでは補正できていないのかも知れない。

○F4(F3.8)勝負

 ここで、悪魔のレンズVR 18-200mmの24mmに於ける開放絞りであるF3.8での検証をしたいと思う。24-70mmズームや24mm単焦点でF3.8は設定できなかったので、それらは近似値をとってF4にて撮影した。

 まずは、中央。

20042310_4

 F4ともなると、そんな大きな違いは見られない。若干、単焦点24mmのコントラストが強めなのかシャープに感じる。これを悪魔のレンズVR 18-200mmで撮ってみると、

20042311_2

 F4ともなると、高倍率ズームとはいえ、中央部分の描写は立派。他の2本ともバッチリ張り合うことが出来る。では、左上を拡大してみると、

20042312_2

 24-70mmのボケっぷりはすごい。単焦点24mmはかなりシャープに写っている。左下の白い部分の青色はここでも確認できる。では、VR 18-200mmは?

20042313_2

 ほとんどボケていない。しかし、左下の白い部分の輪郭に収差は見られない。それにしても、なかなか検討しているではないか!

○F5勝負

 深い意味はないが、F5くらいでも勝負してみた。

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 ここまで来ると、24-70mmの描写が一番クリアな気がする。それにしても、VR 18-200mmの描写は素晴らしい。悪魔のレンズと言われるだけはある。

 では、左上を見てみよう。

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 う~ん、風景写真ということで言っていくとVR 18-200mmの描写がお猿好み。ただ、左下の白い部分のことを考えると24-70mmは収差が良好に補正されていると言える気がする。その点、単焦点24mmは収差が補正し切れていない気がする。VR 18-200mmはD300との相性がいいのか、殆ど収差が見られない。

○F8勝負

 さて、お猿が最大に絞るという時は、大体風景でもF8止まり。そんなワケで、使用頻度の高いF8にてチェックだ。まずは、中央。

20042318_2

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 ここに来て、24-70mmは非常にスッキリしている。石の模様が一番細かく出ている気がする。単焦点24mmとVR 18-200mmは若干劣る気がする。特にVR 18-200mmがだらしないが、高倍率ズームでこれだけ写れば上等!

 次は左上。

20042320_2

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 F8まで絞っているのだから、24-70mmはもうちょっとシャープに写るかと思ったが、3本の中では一番ボケていた。その点、VR 18-200mmが検討していると思う。単焦点24mmの描写も捨て難いが、D300の画像処理をもってしても色収差が出てしまっているのが残念。それでも結構イケると思う。

 ……ということで、F2.8~F8まで変化させて3本のレンズを検証してみましたが、24mmでは、ナノクリ大口径レンズ24-70mmをもってしても格段に描写が素晴らしいということは感じなかった。ただ、諸収差を補正ということで言っていくと24-70mmは素晴らしいと思った。

 まあ、今回の検証での誤差ということもあるだろうが、24-70mmの開放側からでももうちょっと描写をスッキリして欲しかったなぁというのが正直な感想。特にD3といったFXフォーマット機では24mmと言えば風景撮りでは使用頻度が高そうなだけに、もうちょっと隅までの描写をカチッとして欲しかった。

 まあ、そんなワケで24mm対決はこの辺で……。

 ではでは。

 AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDレビュー(3)」へ続く

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コメント

いくら大三元レンズとはいえ、広角端の開放では単焦点と比べちゃうと厳しいのかもしれないですね。
標準~中望遠域だともう少し改善するのかも?!
いずれにせよ、19万円・・・貯まるまで先が長いような気がしてきました^^A

投稿: flipper | 2008年4月23日 (水) 21時04分

単焦点で悪魔の描写と言ったら85mmF1.4ですな。
あれの開放でポートレート撮ったときには・・・

24-70mmだとおいしい部分は標準の50mm辺りになるんじゃないかなと思います。

投稿: yasupi | 2008年4月24日 (木) 01時06分

○flipperさん、コメントありがとうございます。

やっぱり、単焦点の威力っていうのはスゴイですね。
餅は餅屋っていうんでしょうか?
それでも、倍率色収差は単焦点って結構出るんですね。
これは、レンズの古さがでちゃうんでしょうね。

この後、50mmと70mmでも検証をしますので、お楽しみに!

○yasupiさん、コメントありがとうございます。

ぎゃ〜っ!!せっかく85mm F1.4を忘れていたのにっ!
いけません!いけません!物欲が……フツフツフツ。

50mmの焦点距離もバッチリサンプルとってありますので、
お楽しみにどうぞ!
それにしても、広角で風景も撮りたいお猿としては、
24mmでも頑張ってほしかったというのがホンネっす!

投稿: フォトグラファー猿 | 2008年4月24日 (木) 09時21分

こんにちは
フォトコン5月号の「龍の巣」拝見させて頂きましたm(__)m
私の腕ではまだまだ撮れない作品だと改めて感じました。
本日、近くのヨドバシで24-70mmを見たのですが、価格的
にも私には手が届く存在ではないので、こちらで楽しませて
もらっています^^:
ナノクリの60mmなら、なんとか私でも・・・ 

投稿: RED | 2008年4月24日 (木) 18時43分

REDさん、コメントありがとうございます。

フォトコン見られましたかっ!
「龍の巣」見られましたかっ!
もしかして、お猿の“アレ”も見つけましたか!?

「龍の巣」は本当にタイミングよかったですよ。
また、撮影エピソードも書きますのでお楽しみに!

ヨドバシに24-70mm並んでましたか!?
だいぶ、在庫不足は解消されているようですね。
ナノクリ60mmも気になりますが、じつはナノクリのアオリレンズも気になる今日この頃……。あ、あとナノクリ化したVR 70-200mmも是非出して欲しいですね!

投稿: フォトグラファー猿 | 2008年4月24日 (木) 20時54分

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