« VANGUARDの自由雲台「SBH-100」レビュー | トップページ | 月刊「フォトコン」誌にアレが掲載されたよ! »

AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDレビュー(1)

 お猿@おはようございます。

 前回VANGUARD社のボールヘッド自由雲台「SBH-100」のレビューを行いましたが、どうやら読者の皆さんの中に例の“アレ”が気になっていらっしゃる方がおられるようですね。……ということで、希望者が多い場合は先に“アレ”のレビューをしたいと思います。

 気になっている人、挙手をどうぞ……。paperpaperpaperpaperpaper

 ……ハイ、希望者多数につき、先に“アレ”をやろうと思うよ!!

 そんなワケで今回は恐らく皆さんお待ちかねのNikonが誇るナノクリスタルコート採用のズーム全域開放F値2.8の大口径標準レンズAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDのレビューとシャレ込もうと思います!

 いや、なんだかんだと色々と話題がありすぎて今ごろになってしまいました。珍しくお猿的には遅〜〜いレビューですが、色々といじくり回した後なので濃厚なレビューができれば幸いです。

 このレンズ、発売当初から悪魔のレンズのVR 18-200mm並にメーカー在庫もないくらいの品薄状態が続いていましたが、PIE2008のNikonブースで聞き出した情報では、最近では生産が追いつき、在庫も確保しつつあるとのこと。これはめでたいと思って色々と調べてみると、キタムラにて3/29頃に発注して「納品まで3週間はかかりますね」と言われつつ、4/2には受け取れた人が多かったという。メーカー在庫もある程度あるみたいだ。ちなみに製造国は24mm F2.8と同じで、みんな大好きな「Made in Japan」だ!日本製バンザイ!

 そして、ズーム全域開放F値が2.8という大口径ズームと言ったら「大きい、重い、高い」という3拍子が揃っていて、体力的にも経済的にも敷居が高いものです。

 まず「高い」ということに関しては、某大手比較サイトで安値1位を誇るお猿愛用の三星カメラさんでは、とっくに20万円の大台を切って¥198,571-をはじき出している。4月に入って小麦粉やら何やらも値上がりしている御時世にメデタイことだ。挙句の果てには今日の時点で在庫が3である。

 ところが、某大手比較サイトでもかなわない伏兵があったのだ。それが、カメラのキタムラさんのネットショップだ。通常にアクセスしただけでは特別安く感じないが、無料登録できるネット会員に登録すると隠れキャラのように表示が変わる。それがコレだ。

2004140

 ご覧の通り、通常価格では¥218,400-なのだが、ネット会員価格になると¥196,560-に一気に値下がりして三星カメラを凌駕する。ちなみに愛用のリアル店舗H店長に聞いてみたところ、その価格には勝てないと言われてしまった。キタムラのリアル店舗に勝るのがネット店舗なのだ。

 実は、年度末の3月の時点では、決算ということもあって¥190,008-という驚異的かつビミョーな金額を提示していた。スクリーンショットを撮っていなかったのが悔やまれるが、この8円は一体何だろうと思ったものだ。それはそうと、キタムラのネットショップの場合は最寄のリアル店舗での店頭受け取りを指定できるので、それを利用すると、決算時期にやっているキタムラの金利ゼロのローンを組むことが出来る。そういうことを考えると3月は買い時だったのかもしれない。

 まあ、なんだかんだと以前に比べれば、かなり手に入れやすくなっているのは間違いない。これは俗に大三元レンズと言われているレンズ全体的に同じ価格帯のフラットスリー(古い!)なので分かりやすい。在庫もあるから、すぐにでも使うことができる。

2004141

 ……で、これが「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED」の箱に入っている一式だ。正確には保証書が入っている。まず、箱の大きさにビックリした。縦長のイメージが強いが箱の太さもあるので、かなりズングリしている。

 レンズの他に、分厚い説明書が付属している。そして、やたらでかいフード。更に、肩紐付きのケースが付属。VR 18-200mmやVR 70-300mmは巾着式のソフトケースだったことを考えるとかなりゴージャスだ。このゴージャスっぷりはレンズ側面を見ても分かる。

2004142

 見よ、ナノクリスタルコートレンズの証「N」のマーク!今までの大口径レンズと大きく違うのがこのナノクリだ!

 それはそうと、実はお猿が所有しているレンズは、このレンズとかなり焦点距離がダブリまくってダブついているのだ。メタボリックに気をつけないとね!(なんのこっちゃ)

2004143

 左から、

 ……となっている。ワイド端だけを見れば望遠ズームのAF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)もダブっていることになる。まあ、50mmだけは開放F値が1.4ということで、描写的に特徴があるわけだが、特に24mmはこのレンズに勝てねば軽い意外は取り得がなくなるので、残留をかけた戦いになる。

 ちなみに大口径レンズの「大きい、重い、高い」の3拍子の内「大きい」に関しては、所有レンズの中でも大き目のものと比較するとこんな感じ。

2004144

 左はVR 70-300mmで、右がVR 18-200mmである。こうやって比較してみても太さは両レンズに負けていない。長さだってVR 18-200mmよりも望遠ズームのVR 70-300mmに近い。「スリムなレンズ」と評されているが、実際の太さはこんな感じ。フィルタ径だって見事に77mmだ。更に、長さは望遠ズーム並ということを踏まえておこう。

 ところで、このレンズはズーミングしていると何か違和感を感じる。理由はコレだ。

2004145

 ズーミングすると全長が伸縮するのだが、ワイド端の24mmで最長となり、中間の50mmで一番短くなり、テレ端の70mmで再度わずかに伸びる。

 特に全長だけを見てみれば、24mmなんて「ウソでしょ?」と思う。だって、単焦点の24mmと比較してみると、

2004146

 ……というくらい長さが違う。これでも、右にある24-70mmは短い状態だ。今さらながらに単焦点レンズの素晴らしさが知らされる。

 ちなみに、この前玉側が伸縮するとフードもVR 18-200mm並に動くのではないかと思ったが、そこら辺は違った。VR 70-200mm並のロックボタン付き巨大フード内で伸縮するので、外観からは分かりにくい。その辺を動画で撮ったので見ていただきたい。

 すでに標準レンズとは思えないほどの風貌だ。もう一つ戸惑ったのがピントリングとズームリングの位置が逆ということ。

2004147

 「Z」がズームリング、「P」がピンとリングだ。悪魔のレンズVR 18-200mmはズームリングが前玉側にあるのだが、この24-70mmは後玉側にある。これはSIGMAの超広角ズームレンズ10-20mm F4-5.6 EX DC /HSMと同じ配置だ。VR 18-200mmにかなり慣れているお猿としては、これが一番困った。

 10-20mmはレンズ長が短いので重心をカメラ側に持つことができるために構えたバランスは良いのだが、24-70mmは、ボディ側にズームリングがある為、カメラに装着した際にレンズの付け根を持つ形になる。その上、レンズの全長が長い上に非常に前玉側が重いので、バランスを取るのに苦労した。時には、間違ってピントリングを回してしまうこともある。ちなみにお猿の愛機に装着した24-70mmはこんな感じだ。

○D300に装着

 まずは前から向かって右側面を見て見ましょう。

2004148

 そして、次は左側面。

2004149

 そして、ちょっと上から狙ってみる。

20041410

 最後に撮影者側から見ると、こんな感じかな?

20041411

 ご覧の通り、非常に前に突き出しているように見える。実際のところ、今まではレンズを下で支えるように持っていたので、AF効かした後に指がピントリングに触れてしまって泣きを見るのも少なくなかった。まあ、それでも、カメラボディとレンズの重量が約900g同士ということで、ほぼ同じだったので、そういう意味では、レンズの付け根で支えてズームリングを回してもあまり苦にならなかった。

 その辺の操作感が分かっていただければと思いまして、これまた自分撮りで動画にしてみました。かなり動きがぎこちないのは自分撮りなのでカンベンしていただきたい。

 ……ま、こんな感じでかなりボディ側で支えて人差し指と親指でズーミングしています。

 次は、お猿のデジイチの原点「Nikon D80」に装着してみたいと思います。

○D80に装着

 まずは、正面から向かって右側面をチェック。

20041412

 そして、左側面をチェック。

20041413

 そして、ちょっと上から狙ってみる。

20041414

 撮影者の視点から見てみました。

20041415

 ……という感じで、樹脂ボディの重量より圧倒的に思いレンズなので、バランスがかなり悪く感じた。レンズの付け根を持っているとカメラボディそのものにあまり重さがないので、テコの原理で前のめりになりやすい。

 こういうことを考えていくと、D300とかD3のようなマグネシウム合金ボディカメラに装着して使用するのがベストチョイスらしい。一応、D80に装着してこねくり回している動画を付けたのでご覧いただきたい。

 では、次からは、各焦点域でダブるレンズと描写そのものを比較してみたいと思います。

 ではでは。

 AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDレビュー(2)」へ続く

ブログランキングにも参加しているので良ければクリックお願いします。
にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ/Banner_03 ←清き一票を!

~今日のリンク~
【三星カメラ】カメラ販売
最新のレンタル品(ビデオカメラ、プロジェクター、デジカメなど)をご自宅までお届けします!

|

« VANGUARDの自由雲台「SBH-100」レビュー | トップページ | 月刊「フォトコン」誌にアレが掲載されたよ! »

携帯・デジカメ」カテゴリの記事

コメント

う~ん。
気になっているヒト>>ハイハイハイと手を上げてしまうのですが、やっぱりD80だとレンズに負けてしまいますねorz
まぁ、それはVR70-200でも経験済みなんですけどね。
ホント悩ましいなぁ・・・
しかし、たしかにフラットスリーな価格ですよね。
でも私のVR70-200は18万を切って購入(大阪のカメラ店で値切って通販)しているので、定価で安い24-70に19万というのが何とも微妙な感じなんですよねぇ・・・。もう少し流通が落ちついたらキタムラに相談してみようかと思ってます。

投稿: flipper | 2008年4月16日 (水) 21時08分

非常に気になっているレンズで、次のターゲットには当然あがっていますよ!!

確かに高いレンズですが、評判は抜群ですし、価格に妥協してあちらこちらとまわり道しても、いずれどうせたどり着くのなら・・・っと、コイツに決めてます。

D80には少し荷が重いのは仕方ないですが、将来ボディーをグレードアップしても、無駄にならないようにレンズに先に投資していこうと考えています。


実際の写りに関するレビューも楽しみにしています。

投稿: しゅんぱぱ | 2008年4月17日 (木) 15時05分

カメラのキタムラネット会員は直に登録します。

それにしても、デカイですね。
ズームリングの位置は、なるほどっ!
意外と見落としがちですが、重要な使い勝手ですね。
この位置・・・・・バランスがやはり困難では???

こうなると『写り』のレビューが大注目ですね。

投稿: べあまんさん | 2008年4月18日 (金) 00時30分

○flipperさん、コメントありがとうございます。

昨年にVR 70-200mmをレンタルで借りて、D80に装着して使ったんですが、総重量は軽いもののレンズ側に重心がいっちゃって辛かった為に、D300に踏み切ったと言ってもいいくらいです。キタムラで試しにD200に装着したところ、総重量は増えているのに楽だったんですよね。まあ、未だにVR 70-200mmは持っていませんが……。
それにしてもVR 70-200mmを18万切ってゲットとはお買い物上手!羨ましいです。これさえあれば、次はテレコンで……ああ、どんどん沼に入って行く……。
次の決算時期かボーナス時期が狙い目ですかね?

○しゅんぱぱさん、コメントありがとうございます。

そうそう「いずれたどり着くなら……」っていうのは最近よく感じます。カメラ本体にしても三脚にしても……。最初、安いの買っても「勿体ない買い物」になりかねないんですよね。最終的には余計に高い買い物になってしまうっていうか……。
最近。レンズの投資の重要性が分かってきました、ハイ。

○べあまんさん、コメントありがとうございます。

そうなんです、デカイんです。
カタログを見ているとタムロンの90mmマクロのような印象を受けたんですが、手にしてみるとまさに“望遠”です。VR 70-300mmと比較するとよ〜っく分かりますね。
焦点距離がダブりまくっているので、ダブっているレンズとの描写比較記事は現在準備中ですのでお待ちくださいね!

ではでは。

投稿: フォトグラファー猿 | 2008年4月18日 (金) 10時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/156894/40884226

この記事へのトラックバック一覧です: AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDレビュー(1):

« VANGUARDの自由雲台「SBH-100」レビュー | トップページ | 月刊「フォトコン」誌にアレが掲載されたよ! »