D300でホタルイカの朝セリを撮る(in 新湊漁港)
お猿@おはようございます。
富山県人歴14年目に突入したお猿でありますが、実はまだ富山湾に飛び出していませんでしたので、ギリギリ「飛び出せ青春!」ってワケで(?)前回は、新湊で行われているホタルイカ観光に申し込んで、定置網によるホタルイカ漁の撮影にチャレンジしてきました。
テンションも胃液もアゲ♂アゲ♂だったワケですが、空腹だった為に出るものも出ず(食事中の方すみません……)早朝5時くらいに無事に海王丸パークの観光船の船着場に戻ってきました。その後、ホタルイカのボイルを食べて御満悦♪船酔いも吹っ飛ぶ美味さでした!
その後、漁港でホタルイカのセリが行われるということで向かってみた。すると、桟橋周辺には漁を終えて戻ってきた漁船が集まり、キトキトの海の幸を仕分けしていました。.
ちなみに、今回のホタルイカ観光は日曜日に行われたのだが、日曜日は市場がお休み。それでも、ホタルイカのセリだけは行うそうな。
なんでも、ホタルイカは網にかかると死んでしまうそうで、そうなったら売り物にならない。その為、ホタルイカの網だけは毎日揚げねばならず、結果的に日曜日にセリが行われるとのこと。でも、市場そのものは休みで屋内ではできないので、桟橋の空の下、ホタルイカのセリが行われるという寸法だ。
そのセリに向けて、漁船の上では漁師さんによるホタルイカの仕分けがなされていた。
5:30と言ってもまだまだ暗い。漁船の白熱電球でかろうじて手元が見える感じ。
そんな中、20代とおぼしき若い漁師も、年配の先輩漁師と一緒にホタルイカを板の上で広げて手際よく仕分けしている。この光景を見ると新湊の漁業の未来は明るいと思う。
それにしても、決して明るくないのだが、青白く明るくなりだした周囲と、明々と照らす暖色系の白熱電灯、そして、コントラストの強めの陰影が油絵っぽい感じが出て好きな雰囲気だ。
一段落ついた漁師が携帯電話で誰かとおしゃべり……。
漁船上で暖を取るための焚き火に当たりながらも、現代文明の利器は彼らも一緒。やっぱり最近の若いモンらしくて面白い。
そうしているうちに、セリの準備が出来てきた。
桟橋の上に用意されたプラスチックのカゴや容器にはホタルイカや魚などが入っている。周囲にはセリに来た仲買人たちが集まってきた。
同時に、どこからともなく海鳥も集まってきていた。
トラックの上で高みの見物だ。それにしても、姿勢が良い。
そして、こっちはコンテナの上で獲物を狙う海鳥たち。
3羽揃って凛として同じ方向を注視している。これまた面白い。
そんな海鳥の目線が気になる中、セリが始まった。
威勢良い掛け声(何を言っているかサッパリ分からん)が周囲に響く。それに仲買人が手を挙げて意思表示。それでも、日曜日だからなのか少々静かだ。たまに、おっちゃんが間違ったりして笑いが起きる。町内会の寄り合いのような、ちょっと馴れ合いな雰囲気が心地よい。
容器に一杯に入ったホタルイカは塩辛のよう。
ちょっと、ノーファインダーで撮ってみた。この辺からシグマの超広角ズームの「10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM
」に付け替えて撮っている。ちょっと面白い写真になった。
ホタルイカと一緒に網にかかった魚なのだろうか?ホタルイカ以外の魚も僅かながらセリにかけられていた。
シグマの10-20mmで容器の中のホタルイカ目線で撮ったのがコレ。
これまた、ホタルイカが強調され、面白い写真になったと思う。それにしても、ホタルイカに睨まれているようで、ちょっと怖い。生きる為とは言いながら人間のために大量虐殺(?)。いや、ホント、人間って罪深いよね。ごめん、ホタルイカ!
セリが終わると計量しながら、各仲買人の容器に移し替えられる。
ホタルイカは「桶に流し込む」と言った方が適当な感じだ。軟体のホタルイカが液体のようにドボドボと流れ込んでいく。
セリ落とした魚を台車で運んでいくオジサン。
朝日に向かって背中を撮ったが、これはこれで雰囲気があっていいなぁと思った。こういうスナップ写真はあまり撮らないが、何気なく撮ってもこんな感じだ。魚市場は何となくフォトジェニックだと思う。自宅から遠くないので、ちょくちょく行ける撮影スポットだと思った。
獲物を下ろした漁船は後片付けを済ませて桟橋から離れていく。
桟橋には、“おこぼれ”を狙って周囲で忍耐強く待ち続けた海鳥がたむろを始める。落ちているホタルイカなどをついばんで彼らの朝食タイムだ。
ホタルイカのセリも終わり、気がつけば日の出からだいぶ経ったようで、海王丸の向こうには立山連峰と朝日が見える。いやぁ、風情がありますな。
あまり遠くに行かなくても射水市ってフォトジェニックだ。
案外、身近に素晴らしい被写体があるものだと感じた1日だった。
また、海の男たちを撮っていきたいと思う。今年の課題は人物写真だからね!
ではでは。
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コメント
こんにちは。
トラックの上にたつ鳥の写真を見た瞬間、息が止まりました。
そして立て続けに3羽の鳥です。
心臓が止まるくらい綺麗な景色です。
猿どの。『おもしろい』どころではないのでは?
写真の神様が降りてますよ。これは。
投稿: べあまんさん | 2008年4月 4日 (金) 19時18分
とても魅力的な朝の光景ですね。
白んでくる空の色合いで時間的な経過もうかがえますし。
これだけ楽しめて、写真もたくさん撮れるなら、早起きした苦労も報われるというものでしょう(笑
投稿: flipper | 2008年4月 4日 (金) 22時04分
遅ればせながらやってきました。
○べあまんさん、コメントありがとうございます。
息が止まったっ!?大丈夫ですかっっ?
人工呼吸してあげますねっ!
漁港は面白いですね。
人間が一生懸命魚の仕分けをしているのを観客席(?)の海鳥たちが見物しているんですから……。みんな同じ方向を見ていて微動だにもしないのが面白いです。
そんなわけで、写真の神サマは降りていませんが、鳥が降りていました(笑)。
また狙ってみたいと思います。
○flipperさん、コメントありがとうございます。
漁港ってフォトジェニックですよね。
被写体は男ばっかなんですが、やっぱり良いです。
確かに早起きして船酔いした苦労が報われた気がします。
また、頑張りますね!
投稿: フォトグラファー猿 | 2008年4月 7日 (月) 16時50分