合法的にチューリップを切断する人を撮る
お猿@おはようございます。
最近どうもブログ更新のペースが落ちてきているようですが、お猿もいい歳ということで歳相応に更新していこうという所存でございます。
……と出だしから自虐的ですが、続けて読んでいただければ幸いです。
さて、中国では国家を挙げて北京五輪という一大イベントを成功させようと躍起になっていますね。小学校の理科の実験で行ったように、暫く前にギリシアで太陽の熱を集めて点火した火を各国に持って回っていたようです。それで、これまたオリンピックの競技として採用してもいいんじゃないかっていうくらい各国で盛り上がって“火”を消そうとしている人もいたわけですが、何はともあれ“フリーチベット”な人も“フリーチケット”な人も既にテンションアゲ♂アゲ♂で盛り上がっているようです。
そこで、お猿としても北京五輪に負けていられませんので、日本国民の一大イベントである5月のゴールデンウィークを成功させようと頑張ってまいりました。
ハッキリ言って、あちこちで写真ばっか撮っていました。
そんなゴールデンウィークでしたが、お猿が生息している富山県も様々に盛り上がっていたようですので、中でも富山県民なら大好きな“チューリップ”を撮ってきたですよ!
いいよね、チューリップ♪
……ということで、富山県は県花がチューリップということもあり、球根生産も日本一!更に、チューリップと名の付く企業も、
- チューリップ(本社:射水市、アルビス系列の大手スーパー)
- チューリップ企画(本社:射水市、浄土真宗の開祖“親鸞聖人”のアニメ映画を製作販売する会社)
- チューリップ交通(本社:砺波市、砺波市を中心とした旅行会社、バスもある)
- チューリップテレビ(本社:高岡市、TBS系列のテレビ局)
- チューリップ調剤(本社:富山市、富山県内の大手薬局)
- とやまチューリップホーム(本社:富山市、富山県内のハウスメーカー)
……とまあ、ちょっと列挙しただけでも結構あるくらい、チューリップ激萌えなのが富山県なんですが、イベントとして有名なのが砺波市のチューリップフェアだったりします。期間は、4月23日~5月6日ということで、今となってはとっくに終わってしまったのですが、期間中は全国のチューリップ激萌えなチューリップマニア!チューリップオタク!が終結して盛り上がっていました(すみません、マニアやオタクはいないと思います。お猿ウソ言っていました)。
ところが、お猿は花心はよく分かんないので、事前調査をしようとフェアの1週間以上も前の4月19日に行ってみました。
……で、現地の様子はこんな感じ。
名物の5連水車付近に、沢山のチューリップが植えられているのですが、殆どつぼみ状態。気の早いチューリップが、少々フライングで花開いている程度でした。どうも、チューリップ公園付近は調整しているようで、他の場所に比べてつぼみばっかでした。あと、チューリップ公園の中心部分は閉鎖されていてゲート前には警備員が立っていて怖い顔をして、
フェアまでのお楽しみだよ♪
と言わんばかりの迫力をかもし出していました。まあ仕方がないので、ローアングルで僅かに咲いている部分を撮ってみました。
う~ん、チューリップですね。まあ、殆どが緑のつぼみの中の赤い花でしたので、浮き立って良かったのではないでしょうか?後ろの五連水車がまた風情がありますしね。これも“アリ”だと思います。ただ、ピクチャーコントロールをお猿大好きな“ビビッド”に設定して全部撮ったのですが、ビビッドだとただでさえ鮮やかなチューリップが更に鮮やかになってしまって、AdobeRGBでも対処しきれないほどに色飽和してしまいました。
せめてスタンダードで撮った方が良いかもしれませんね。
まあ、五連水車の付近は殆どチューリップが咲いていなかったのですが、その代わりに存在感があったのがスイセン。
お猿大好きな超広角ズームレンズであるシグマの「10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM
」で撮ってみましたが、面白く仕上がったと思います。青空も良かったので爽やかな印象になったのではないでしょうか?まあ、ホンネを言うともうちょっと花のゾーンを増やしたかったくらいでしょうか?
ここまでチューリップは全然咲いていないような感じで書きましたが、公園入口付近に設けられていた創作花壇には珍しいチューリップが花開いていました。中でも、これは炎みたいで好きでした。
ネ?良さそうでしょ?他にも「え?これがチューリップ?」って言いたくなるようなチューリップもありました。
まあ、チューリップフェア会場では、あまりワサワサ咲いたチューリップを拝見できませんでしたので、帰路につきましたところ、農道を走っていたら見つけたのがコレだ!
チューリップ畑!
いやぁ~、一瞬、菜の花畑と見紛うくらいでしたが、黄色のチューリップが畝にワサワサと植えられて満開です!花壇にデザインされて咲いているチューリップも見事ですが、こういう畑状態のチューリップって良いですよね。
ちょっと離れたところでは、こんな感じ。
いやぁ~、こっちはピンクですね。遠くに黄色のチューリップも見えて見事です。こういう直線的に咲いているのってお猿的にはオランダに来たみたいで好きです。遠くに見える冠雪した山も情緒があって良いじゃないですか!!
更に離れると、こんな感じ……、
……ってアレ?どことなく美しくない!
そうだ、手前から2列目のチューリップの花が見事に全部切断されていました。
もしかして、これって今年、全国各地であったチューリップの花を切断する被害でしょうか?チューリップ王国の富山も例外ではないのかっ!?と思って、目を横にやると?
おばさん、チューリップの花取ってる~っ!!
おばさん、現行犯やんけっ!!
白昼堂々、軽トラックを乗り付けての犯行っ!?
夫婦での犯行かっ!!
……と、テレビショッピング並にワザとらしく盛り上げてみましたが、このチューリップ畑の持ち主さんでした。このチューリップ畑は球根を収穫するための畑でして、球根を育てるために花を切ってしまうのだそうな。勿体ないけど、ここから全国に球根が発送され、全国で綺麗なチューリップを咲かせてくれるのです。
日本海側の人間は、陰気だといわれることが多いのですが、お猿が「写真撮らしてくださ~い♪」とお願いすると、「あはは~!いいっちゃ!」と気軽に応えてくれました。色々としゃべりながら撮っていたんですが、これだけの花を摘むのは非常に大変とのこと。
前橋市などで心無い者によるチューリップの花を切ったりする被害が報道されましたが、そんなにチューリップの花を切りたければ砺波に来なされ!農家の方にお願いすれば、喜んで切らせてくれるぜ!小さな花壇でチマチマやっていないで、1日中やったって終わらないくらい広いから、気が済むまでやらせてくれるぜ!しかも、合法的に!交渉次第ではバイト料だって貰えるかもしれない!何よりもおばちゃんに喜んでもらえるよ!
そんなワケで、この辺では花切り大歓迎っぽいです。
チューリップフェアの下見が終わって、ふと思い出したのが砺波市は散居村で有名だということ。散居村はかつて社会科の授業で勉強した気がする。砺波市にある夢の平というスキー場にある展望台に行くと砺波平野が一望できる。
ちょっとこの日は、霞がかっていて美しくないが、これを見ただけでも隣家までが離れているのが分かると思う。回覧板を回すのが非常に大変。また、自宅で大音量でカラオケやっても近所迷惑にはならないと思う。
ちなみに、夢の平は秋になるとゲレンデ部分が一面のコスモスの絨毯に変身する。これをお目当てにやってくる写真家も多いらしく、今年はお猿も是非ともチャレンジしたいと思う。
この夢の平に上っていく道中には棚田があり、田植えに向けての準備が着々と進められていた。その光景が実にのどかだ。
おじいちゃんと孫だろうか?トラクターを運転するおじいちゃんのひざの上にチョコンと乗った男の子。「写真撮らせて~」って言うと、ずっとピースをしていたのが印象深かった。これは、フイ撃ちで撮った物ですが……。
別の棚田では、ソフトバンクのCMに出てきそうな犬がトラクターと併走していた。
お父さん、そんな所で何をしているの?というセリフが聞こえてきそうだ。
仕事が終わったら、トラクターの横をチョコチョコと付いていくお父さん……、いや、犬!非常にお利巧さんにしているのだ。もしかしたら、トラクターを運転しているのは“お兄ちゃん”?ってことは、この犬は息子の仕事を見ている“お父さん”?
……まあ、ソフトバンクからは外れましょう。
夢の平から射水市へ戻る道中、国道359号線沿いに県民公園の「頼成の森(らんじょうのもり)」というのがある。この入口に非常に目を引くしだれ桜があったのだ。
天気も良い上に、満開ということもあって実に見応えがありました。どこかの写真クラブがやってきて、周囲に三脚を立てて狙っている人も大勢。個人的にはソメイヨシノよりも風情があって好きです。
う~ん、見事なしだれっぷりですね。
さて、そろそろ帰ろうと思うときに、夕日が綺麗でした。再び、夢の平の展望台に上ると、
散居村で既に水を張られた水田が夕日を反射してキラキラしていました。これがまた見事。まだ、あまり水が張られていないので本調子ではないのですが、それでも綺麗なもんです。まあ、5月も下旬に向かう今となっては田植えも殆ど終わっているようなので、再び撮影に行きたいと思う。なんたって、自宅から30分もしない所ですからね。
更に、日没後はこんな感じ。
飛行機雲が一筋……。
やっぱり、もう一度チャレンジしたいですね。
チューリップフェアにも行きましたが、是非とも散居村を再度撮ってみたいと思います。
ではでは。
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コメント
こんにちは
先日のネックストラップの質問について、お答え頂き
有難うございましたm(__)m
GW中のチューリップフェアでの写真、とても綺麗ですね
こんな綺麗なチューリップ畑の写真を拝見すると、全国
各地での花を切断するような心無い事件が起きた事が
とても残念でなりません・・・
私もナノクリレンズ(と言ってもAF-S Micro NIKKOR 60
mm F2.8G ED ですが・・・)をGW後に購入しましたので、
今後は花の接写にも挑戦したいと思っています
投稿: RED | 2008年5月20日 (火) 04時12分
チューリップ、毎年我が家でも植えていますよ♪
ちなみに、球根をつくるため早めに花をCutするのは知っていました^^
Softbankの白戸さん(パパ)は・・・確かに似ていますねw
携帯はau派なんですけど、何故かSoftbank(+ドコモ)の株主だったりしています(大汗
投稿: flipper | 2008年5月20日 (火) 22時49分
○REDさん、コメントありがとうございます。
いやいや、これはまだ序の口ですよ!
チューリップフェア開催中はもっと凄かったです……が、
確かにチューリップ畑の雰囲気が好きだったりするので、
そうなると今回の写真は良かったかな?
丹精込めて育てたチューリップを切断するとか本当に許せませんね。
あと、GW中に色々と撮っていて思ったのが、マナーを守れない写真愛好家が若干名あること。
それでも大多数はマナーを守るカメラマンだったりするんですけどね!
紳士に撮っていきたいと思います。
ナノクリマクロのレビューも楽しみにしていますね!
○flipperさん、コメントありがとうございます!
何と!毎年チューリップを栽培していらっしゃるんですか!
今回はネタでおばちゃんとおじちゃんに協力していただきました(笑)。
実に愛想がよく、「いいよいいよ」と写真を撮らせてくれました。
あと、白い犬がいると思わず「お父さん」と言ってしまいそうな自分が許せません(苦笑)。
ちなみにお猿はドコモ派です。
端末は、滅亡する三菱のDシリーズだったりします(泣)。
投稿: フォトグラファー猿 | 2008年5月21日 (水) 23時52分
富山の風情は、かっての日本の失われた風物を見せてくれますね。
チューリップの画像では、広角系のワイド感と、望遠系の遠近の圧縮感を使って、見事に作品を作られていますね。
農村の作品、サクラの作品と有りますが、私が素晴らしいと思いましたのは、最後の2作品の水田とヒコーキ雲の作品です。すーばらしいの一言です。
ヒコーキ雲の作品は、シグマのワイド系のレンズで撮影されている様にお見受けいたします。
投稿: cameraman_hide | 2008年6月 1日 (日) 02時02分
cameraman_hideさん、コメント遅くなり失礼しました。
PIE2008の某セミナーで、スナップの講師が「皆さん、都会もいいものです。田舎に逃げないで是非とも間近でとってください」という名セリフがあったのですが、田舎人間の僕としては別に逃げているわけでもなく、目の前が田舎なので仕方ないですね。ありがたいことです。
写真はやっぱりレンズの特製を活かして面白おかしくやっていきたいってのがありますね。丹地先生のコメントであったカメラの目でしか見れないものってありますから、超広角レンズとか超望遠の圧縮などガンガンやっていきたいですね。
水田は砺波の散居村ですね。この写真は、まだ水田に水を張り出した頃なので、今はもっと広い範囲でキラキラしています。そろそろ行かないと稲が育っちゃうかな?家の近くなので、また行こうと思います。
ヒコーキ雲は、ビンゴ!SIGMAの10-20mmです。この10mmはやっぱりいざという時には面白い仕事をしてくれますよね。また、頑張ろうと思います!
投稿: フォトグラファー猿 | 2008年6月 4日 (水) 11時05分