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日本唯一の河川敷空港“富山空港”が面白い!

 お猿@おはようございます。

 突然ですが、日本を代表する空港airplaneと言えば?

 富山空港だよねっ!!scissors

 ……ということで、富山市方面に撮影cameraに行って帰路についた時のこと。富山県を代表する河川「神通川」沿いに車を走らせて、フト横を見てみると何やらカッコイイのが目に飛び込んで来ました。

2006171

 善良な日本国民である皆さんの良識からは想像もできないことかもしれませんが、このカッコイイモノこそ、航空マニアのみならず国民的アイドルの富山空港なのですっ!(ホントか?)

 ちょっと、この写真じゃわかりませんので、もうちょっと対岸に寄ってみましょう。

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 あ、今回の使用機材は、

  1. Nikon D300……最近、15万円台まで安くなってしまった、3Dトラッキング対応のフラッグシップ機
  2. AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)……広角まで対応できるしね!
  3. AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)……望遠側の描写力バツグン!

 だけです!でも、今回は富山市の別のものを撮りに来たので、またいずれ富山空港は撮りたいよねということで、ロケハン的に気軽に撮っています。

 まあ、それはそうと、ものの見事に富山空港って河川敷にありますよね。普通に河川敷に旅客機が駐機している異様な光景が何とも言えない。なんたって、富山空港は日本で唯一の河川敷にある空港なんです!富山県民に聞いてみれば「えっ?飛行機は川から飛ぶもんでしょ?」と言いますよ……って、ウソ!

 ちなみに、こういう全長2kmの小さい空港で、滑走路の両端が橋で挟まれている為に、今後の滑走路延長も絶望的というステキな空港ですが、国内線は勿論のこと、国際線の定期便もウラジオストク便、ソウル便、大連便、上海便などが就航しています。また、最近は臨時のチャーター便として台湾の台北やら高雄からの直行便も飛ぶことが増えたそうです。理由は、台湾で富山の観光地が大人気だそうで、立山黒部アルペンルートとか世界遺産の五箇山合掌造り集落は定番ですね。あと、仏教の浄土教が根強く信仰されているお国柄の為か、親鸞会館へお参りする為にやってくる台湾人も多いそうです。まあ、いずれもお猿のお世話になっている撮影地ですね(汗)。まあ、何だかんだとグローバルな空港ってコトです。

 そうこうしているウチに、この河川敷の滑走路にどっかの旅客機が進入してきたよっ!

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 どう見ても、神通川に不時着する飛行機だよっっ!!

 ……って、この光景、異様過ぎますよね?ちなみにこれは滑走路の南側から進入してくる旅客機です。北の富山湾側から飛んできたんですが、神通川上空を旋回して南側からの進入です。そして、

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 無事に着陸。これは韓国のアシアナ航空ですね!

 滑走路の向こうにある旅客ターミナルを通り過ぎて……、

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 土手の堤防に沿って減速していく。

 土手をチリンチリンとベルを鳴らしながら走っていく自転車は絵になる。堤防の上を犬と一緒に走り抜けていく少年もナイスな被写体だ。乗用車だって、まあ日常的でのどかな光景だ……。

 でも、これは旅客機だ。

 いかん、感覚が狂ってきた。旅客機が土手の前を走っているのに「のどか」とさえ思えてくる。土手を走っている子犬のようにも見えてきた。これはいかん!

 ここは一つ冷静になって、距離を置いて見てみましょう。

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 ……やっぱり、何かが違う。

 そう思っているうちに、滑走路の先端で一旦停止して……、

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 向きを変えたーーっっ!!

 普通にUターンして行きました。滑走路は河川敷にあるので幅は広くないので、滑走路がそのまま誘導路になっているようで、Uターンするそうです。それにしても、でかい機体なだけに大変だ。そして……、

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 何事もなかったかのように、エプロン(駐機場)に向かっていくのであった。

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 そして、無事に定位置に到着。

 この写真を見てお気づきだろうか?実は、富山空港は滑走路が河川敷にあるので大雨で洪水になった時には、滑走路が水没する設計になっています。しかし、旅客ターミナルまで水没させるわけにはいかないので、堤防の内側に滑走路、外側に旅客ターミナルという配置になってるのです。その為に、ターミナルからエプロンまでは遠く、搭乗するためのボーディング・ブリッジの長さはなんと日本一!よ~っく見ると、めちゃめちゃ長い渡り廊下のようなボーディング・ブリッジがターミナルから旅客機に向けて延びているのが分かると思う。

 変なところで日本一だぜっ!富山空港!fuji

 変だろうが何だろうが、日本一って素晴らしいよね!富山県民としてボーディング・ブリッジの長さ日本一は誇りたいと思います。まあ「ボーディング・ブリッジって何よ?」と聞かれるのがオチかと思いますが……。catface

 ……では、富山空港の対岸から場所を変えて、滑走路の先端まで移動してみましょう。河川敷にあるので、先端ギリギリまで車で行くことができるのです!!ちょうど、北陸自動車道の神通川にかかる橋と挟まれたスペースになります。

 そこに行ってみると……、

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 旅客機キターーッ!!airplane

 この写真の紅白で塗られたのが北陸自動車道の橋。その上から、どこぞの旅客機がこちらに向かって飛んできます。どんどん迫ってきます!!近くに居た親子連れも大フィーバー!子供たちも「わー、すごいすごい!!」とテンションがアゲ♂アゲ♂だ!

 しかし、次の瞬間!

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 アッという間に頭上(小石を投げれば当たるんじゃないかって思うくらいの高度)を通り抜けて……、

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 滑走路へと進入していきました。さっきまでテンションの上がっていた子供たちも、あまりの耳を劈くような轟音に、

 「びえぇぇ~~!!怖いよぉ~ぉ!怖いよぉ~ぉ!ひいぃぃ~~!!」sweat01

 ……と、この世の最後のように恐怖のどん底に突き落とされたかのごとく号泣していたのでした。そりゃそうだろ、大人の僕だって身の危険を感じるくらいの迫力だ。

 よく見ると羽の形が空気抵抗を受け易いように変形している。う~ん、うまく出来ているねぇ。

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 どんどん、高度を落としていき……、

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 砂煙をあげながら無事着陸。

 新幹線以上の風を切るようなスピード感があるのかと思いきや、実にフワフワと空気の抵抗をモロに受けながらゆっくりと降下していったのには驚き。こんなスピードで、こんなシャープな羽で、こんな金属の塊が空中に浮いているなんて……、妙な気分になりました。

 そうこうしているウチに、先に到着していた旅客機の離陸の準備ができたようです。では、今度はちょっと堤防の上まで移動してみましょうかねぇ。

 エプロンから、お猿の居る反対側の端まで移動していきUターンしてこっちを向いた!

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 そして、一気に加速して……、

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 浮いたあぁぁぁ~~っっ!

 そして……、

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 飛んだあぁぁぁ~~っっ!!

 何で飛ぶんやねんっ!何で飛ぶんやねんっっ!!って突っ込みたくなるような大きさなのに、そんなに加速しているように見えないのにフワリと浮き上がる。大学時代に流体力学とかやった筈だが、あんな切れ味鋭そうで空気抵抗のなさそうな翼で何で飛ぶんだろう?

 では、次は先ほどの滑走路の真正面に移動してみましょう。今度は一番最初に富山空港に到着したアシアナ航空の旅客機です。今度は、だいぶ日も落ちているのでライトが明々と光っています。

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 いやぁ~、やっぱり真正面は、自分の方に迫ってくる感じがして迫力がありますねぇ!このまま、ゴゴゴゴッ~って迫ってきて、

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 う~ん、やっぱり何度見ても離陸の瞬間は感動します。もうちょっと望遠で寄った方が良かったかなぁ?

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 そして、真上を通過して富山湾方向(北)へと抜けていくのでした。

 ちなみにこのすぐ先には、

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 ……とご覧の通り、紅白に塗られた北陸自動車道の橋がありまして、オーバーランしようものなら簡単に激突する立地条件でした。

 ちなみに、北陸自動車道を走っている人からすれば、すぐ真上の至近距離を航空機が通過していくわけでして、そうなると突然の航空機の出現に思わず脇見運転してしまうわけで、それによる交通事故も発生しているようです。

 一応、北陸自動車道には「航空機通過、脇見注意」といった標識が立っていたりするわけです。でも、やっぱり至近距離で航空機はビビリますわな。

 ちなみに、今回の撮影現場は、こんな所。

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 一般の河川敷と低い鉄条網で仕切られているだけの場所です。如何に間近で旅客機を見ることができるかお分かりかと思います。ちなみに、ここから振り向くと先ほどの北陸自動車道の橋があるわけですね。

 今回の富山空港チェックで、どこが撮りどころか何となくつかめました。やっぱり河川敷にある異様な光景を活かした写真を撮りたいですね。対岸で土手を走る犬と旅客機……とか、西日を受けて赤く染まる立山連峰をバックに、同じく西日を受けて輝きながら離陸する旅客機……とか。そうなると、神通川もキラキラと輝いているんだろうなぁとイメージトレーニングをしています。

 富山空港も我が家から結構近いので是非ともチャレンジしてみたい!旅客ターミナルの展望台からの写真もいいけど、河川敷からの写真も結構面白いなぁと思うのでした。

 皆さんも是非どうぞ!

 ちなみに、お猿が飛行機を眺めていると結構マジメなことを思うのですが、それが飛行機って人生みたいなモンだなぁというコト。

 飛行機が離陸した時が、自分の人生がスタートした時。つまり、誕生ですね。

 そして、飛行している最中が、まさしく人生。快適な空の旅もあれば、乱気流に揉まれて大変な時もある。そんな中、飛行機の中で思い思いの空の旅を堪能している。本を読んだり、機内食を食べたり、映画を観たり、寝たり……。

 でも、そんな空の旅をしている間にも燃料は尽きていくわけで、これが人生で言ったら寿命ですわな。さて、遅かれ早かれ燃料が100%無くなるわけだけど、安全に着陸すべき目的地となる空港は確保できているだろうか?と思うと「?(クエスチョン)」だ。

 空の旅をしている間の、機内での過ごし方はお猿の人生で言ったら、写真を撮ることだったり、家族と友達と過ごすことであったり、お金を貯めたりすることなんだけど、安全に着陸すべき目的地となる空港、すなわち「人生の目的」となるとハッキリしているものだろうか?と、お猿に限らず目を背けている人が多いのではないかなと思う。

 目的地のない飛行機に乗るほど不安なことはないし、そんな飛行機に乗っていて空の旅を楽しめるはずがない。どんな高級な機内食だっておいしくないし、映画や景色だって楽しんでいる場合じゃない。そうこうしている間にも燃料は尽きているわけで、そんな飛行機に乗って「アハハ、ウフフ」と笑っていられるのは正気か?

 まあ、そんなことを考えている人は少なくないと見えて、こんな「愛と哲学の自分探し(生きる意味は結婚?)-セックスサイエンスと人生論が結ばれる哲学初体験-という、エロティックかつマジメなブログを見つけた。この中の「人間は自由の刑に処せられている」っていうのは、今回の僕の考え方に結構似ている。人生は「自由の刑」か……、ウマイことを言うなぁと感心した。

 飛行機を眺めながら、人生をちょっとマジメに考えてみたいと思われる方は是非ご一読を!結構オモシロイですよ!!

 ではでは。

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コメント

去年に私hideが、河川敷にある富山空港を北陸道から初めて見た時の衝撃体験から、自分で撮影に訪れれば良いのに、出来ないので、その分お猿さんに撮影していただきたいと、かねてから思っていましたので、興味深く見させていただきました。(ありがとうです。)coldsweats01

富山空港は、河川敷と国道に接近している独特の施設ですから、hideも腰を着けて、じっくり撮影してみたいスポットなのです。

富山という、絶好の撮影スポットが多い写真家冥利(みょうり)に溢れている処にお住まいのお猿さんが羨ましいですよ。

★傑作が撮れる事を楽しみにしています。happy01

投稿: cameraman_hide | 2008年6月17日 (火) 21時26分

cameraman_hideさん、コメントありがとうございます。

そして、案の定、真っ先にコメントくださいましたね(笑)!

……というのも、今回、富山空港脇を走っていて「撮ろう!」と思ったのが、以前にコメントかメールでhideさんから「富山空港」に関するエピソードを聞いていたからでした。まあ、何よりも一度は挑戦してみたかったからというのもあるんですけど……。

先日、2度目の視察にも行ってきました。これも、ブログろうかと思っていますが、なんせ便数が大都市の空港に比べると少ない為に、1日視察したところで大体の発着の流れを掴みにくいのが難点です。

それでも、南側から侵入する角度や位置、北側から侵入する角度や位置、そして、離陸するタイミングなど、見ているうちに段々わかってきましたので、背景が美味く入るスポットを探しているところです。

アップで撮れば迫力はあるんですけど、やっぱり「富山空港らしさ」を出したいですよね。立山連峰を入れるのもいいんだけど、やっぱり唯一、河川敷にある空港っていう特徴を生かしたいですね。「ありえない!」と思わせる河川敷空港写真を撮りたいと思います。

ではでは。

投稿: フォトグラファー猿 | 2008年6月18日 (水) 09時35分

なんていうか、すごい立地の空港ですね。
間近で観ると迫力ありそうデス^^
飛行機に乗るためにしか空港には行かないですが、行くと離着陸はやっぱり見とれてしまいます。
我が家から近いのは厚木ですが、米軍基地なので・・・一般的には羽田になります。
久しぶりに今度いってみようかなぁ・・・

追記ですが・・・本文最後のほうにリンクされているエロい哲学ブログを読んで見ました。
なかなか面白い。よくまぁこんなこと分析するなぁ・・・と。
哲学は大学での一般教養科目以来ですが、楽しく読ませていただきました。

投稿: flipper | 2008年6月18日 (水) 20時28分

flipperさん、コメントありがとうございます。

撮影して改めて富山空港の魅力というものに気づきました。はっきり言って、すげぇ空港です。一度、利用してみたくなる空港です。
flipperさんも、是非!

エロ哲学ブログ見られましたかwww!……とは言っても、内容は至って真面目なんですけどね!
お笑い業界では、詩吟師範代の天津木村とかいう人が“エロ詩吟”なるものをやってウケているそうですが、哲学もこういう観点からだと面白いなぁと、読んでいます。大学の一般教養では哲学を選んでいませんでしたが、今から考えてみれば選択しても良かったかも!!

投稿: フォトグラファー猿 | 2008年6月20日 (金) 09時08分

本日、お猿がお世話になっている@niftyの面白サイト「デイリーポータルZ」に、面白い記事が出ていました。

飛行機を眺める休日
http://portal.nifty.com/2008/07/10/b/index.htm

……とのこと。
これは大阪の伊丹空港らしいですが、富山空港も負けていませんよね!

投稿: フォトグラファー猿 | 2008年7月10日 (木) 14時53分

ひぇ~頭上スレスレ。
うちの犬はおしっこちびるかも。

投稿:   | 2010年7月17日 (土) 00時17分

結構立派な空港でワロタw
中型旅客機が川べりに止まってるのを想像すると…ううむ

投稿: | 2010年7月22日 (木) 23時53分

高速走ってる時に飛行機が頭上をかすめるのが見どころ!!

といっても当たり前(?w)の光景。

懐かしく思いました(笑)

投稿: 元・地元民 | 2010年7月24日 (土) 00時41分

埼玉県の本田飛行場も河川敷です。旅客機は発着できず、セスナやヘリ用の軽飛行場ですけど。たまに飛行船の発着なんぞという珍しい風景も見られます。

投稿: | 2010年7月26日 (月) 08時55分

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