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「true tears」の城端で“むぎや祭”を撮る(1)

 お猿@おはようございます。

 昨年のこの時期も「デジイチ秋の陣」ということで、各社が魅力的なデジイチを発表しました。ハイエンドモデルを中心に“ライブビュー”とか“撮像素子のゴミ対策”などといった機能が標準装備され、またフルサイズ市場に我らがNikonも参入し(NikonではFXフォーマットだけどネ!)、北京五輪に向けて激戦の火ぶたが切って落とされました。お猿愛用の「Nikon D300」だって、この時期に脚光を浴びましたよね!それが、今となっては¥145,000-で購入できるまでになり、「納得いか~ん!」とちゃぶ台をひっくり返している今日この頃です。

 そして、春にはエントリーモデルも続々登場し、トドメにphotokina目前の秋の陣!ちょっと前まではAPS-Cモデルだって高嶺の花だったデジタル一眼レフも、コンパクトデジカメの価格で購入できるようになり、どうなってんだと思っているうちに、フルサイズ機モデルでの競争に突入しました。今や20万円台でフルサイズ機が購入できる時代!素晴らしいことです。

 そんな世情を察知してか、昨日発売のデジタルカメラマガジンの特集はフルサイズ機の徹底比較になっていました。

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 表紙のキャッチが「ニコンを止めるのだどれだ?」となっております。Nikon党のお猿としては、どことなくアンチニコンなタイトルに気分を損ねている次第であります。まあ、某C社が独走している時代なんかに、こんなキャッチを付けていたかと思うと甚だ疑問ですが……。それだけに、Nikonが凄いってこととポジティブに受け止めたい次第であります。

 そういや、秋の陣直前にお猿が当ブログで皆さんに問うた投票ですが、1年間ほったらかしにしていたら着実に参加者が増えておりまして、恐るべき結果になっておりました。そう、好きなデジタル一眼レフカメラメーカーは?というアンケートですね。

 いやぁ~、この@nifty投票というサービスを知っている人は分かると思いますが、作成者によるインチキができない公正なアンケートなので、お猿のインチキもできません。しかし、圧倒的にNikonが単独トップですね。気持ち悪いくらいのNikon贔屓の結果に驚いている1年後のお猿です。ハイ。

 それはそうと、このデジタルカメラマガジンの「PHOTO CONTEST」の“一般投稿部門”にて、お猿の作品が登場しています。ズバリ佳作受賞ということで、扱いは小さいので頑張って探していただければと思います。ちなみにお猿はデジカメマガジンのフォトコンでは佳作以上に行ったことがありません。どうせへなちょこフォトグラファーだし、ま、いいか……weep

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 ちなみに、ふぉとコンのサイトでも紹介されています。なぜかお猿の年齢が1年ほど詐称されているのが気になりますが……coldsweats01

 ……あ、しまった!coldsweats02

 そうそう、今回の記事は前々回の記事の続きでした。毎度のことながらとりとめのない駄文で失礼しています。9月13日14日に富山県南砺市城端地区で行われたむぎや祭のレポートをさせていただこうという所存でしたね。八尾の「おわら節」とか五箇山の「こきりこ節」などと並んで全国的に有名な「麦や節」のイベントです。「麦や節」は「むぎや節」とか「麦屋節」と書かれたりしてお猿的には正式にはどう書くのか分かりませんが、歌詞が、

麦や菜種は二年で刈るが
麻が刈らりょか半土用に……

 ……ということで、歌い出しが「麦や……」となっていることから名づけられたそうですので「麦や節」と書くのが本来かなと思っております。

 ちなみに、これも前回書いたことですが、この城端という土地はハッキリ言って八尾のように全国区で知られているとは思いません。正直、お猿も富山に来るまでは「八尾」は知っていましたが、「城端」は知りませんでした……が、どうも最近は有名なんだそうです。

 true tearsという青春群像劇アニメがあるそうで、この舞台のモデルが城端なんだそうだ。通常、ラブコメといったものは東京などのオシャレな大都市が舞台となるだけに、富山がモデルというのは非常に興味深い。アニメで富山が舞台になっているなんて「美味しんぼ」で富山湾の海の幸が紹介される時くらいじゃないだろうか?まあ、ある意味、山岡士郎と栗田ゆう子のラブコメ要素がないわけじゃないが、true tearsのような純愛という感じじゃないし、三角関係で悩む山岡士郎だって見たことない。これは面白いじゃないか!と思ったけど、富山県での放映は終っちゃったみたいだし、DVD借りて見るほど見たいわけじゃないので、最後の手段と言ったら……、

 みんな大好きな、You Tubeだよねっ!

 ということで、You Tube内で“true tears”の動画を物色していたらありましたありました!こちらにて英語字幕入りの“true tears”がっっ!しかも、全話網羅されています。3ヶ月前ほどに登録されているらしいですが、消される前に見てしまおうと見ましたが、さすがに全部見ているほどヒマじゃないので、スライダを動かして早送りしつつ背景だけを見ていました。

 気持ち悪いほど、城端じゃん……

 背景に出てくる風景が城端そのまんま。ショッピングモールだって城端からだいぶ離れているものの存在しているし……、なんたって主人公が踊る「麦端おどり」だって、この「麦や節」の踊りにソックリだ。衣装といい、振りといい……。まあ、とにかくこの城端はアニメの聖地化していて、城端駅なんぞにはtrue tearsのポスターが張られていたり、記帳ノートまでもあるらしい。これは、いずれ取材してみてもいいかも……。

 では、むぎや祭を激写してみましょう……ということで、五箇山から到着し、500円の駐車料金を払って町内へ……。町内はホコ天状態で徒歩に尽きる。初日は、じゃんとこいむぎやという「麦屋節などの民謡をアレンジした曲に合わせ、20人以上のチームが創作的な踊りを披露しあうイベントです。(パンフレットより引用)が行われるために大通りは塞がっている。しかし、一歩路地に入り込むと4箇所で街並み踊りが披露されていた。

 城端は越中の小京都と言われるように古い町並みが特徴でして、そんな街並みをバックに麦や節を聞きつつ踊りを見られるとは素晴らしい!八尾の「おわら風の盆」の町流しは通りを踊りつつ進んでいくというものですが、街並み踊りは、所定の場所で各町内会が交替交替で披露するというもの。移動はしません。

 大半の人は、「じゃんとこいむぎや」に行っていたので、比較的空いていました。

 街並み踊りは、「城端駅前」「坡場の坂」「浄念寺前」「出丸町通り」の4箇所で行われるが、お猿は古い造り酒屋の前で演ずる「坡場の坂」をチョイス。狭い通りながら風情があるので隙です。また、今回のポスターのモデルとなっている場所のようです。

 定刻の少し前になると、決まった町内会の方がやってきてスタンバイを始めます。この時は「東上町」の皆さんの踊りでした。一度、ポジションを決めたら動けなくなるので、後から出てくる理由で、中央よりかなり脇に陣取ります。そして、踊り手からかなり近くで撮るので、レンズはナノクリ標準レンズのAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDのみで勝負!DXフォーマットに装着すれば、ちょっとした望遠レンズにもなるんです!

 地方が醤油屋の前に並べられた椅子に座って音合わせをし、町内会長らしき人の挨拶のあと、演奏開始!楽器は左から太鼓、四ツ竹、胡弓、三味線のようです。

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 紋付袴のモノトーン姿が凛々しく、背景の醤油屋の扉が風情あります。

 前奏の後に、いよいよ歌が始まります。

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 大体、4人くらいの歌い手が代わる代わる歌っていくのですが、それにしても、平家の落ち武者が京での生活を思い出しつつ歌ったというだけあって、ロマンがあります。

 まずは、子供たちの踊りからです。

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 丸坊主の少年が紋付袴姿で麦やおどりを踊ります。これはカッコイイ!思わずレンズを向けてしまう。やっぱり日本の男の子は真っ青な坊主頭だよね!!

 それが終ると、中高生が登場しての麦やおどり。一列に並んで、ギャラリーに挨拶です。

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 ご覧の通り、踊り手と見物客の距離が実に近い!これが街並み踊りの特徴です。競演会では、舞台上の踊り手と客席のギャラリーということで、離れていますが、街並み踊りはお客さんの目線で楽しめるというもの。しかも、タダで!お猿は、舞台上よりもこういう素朴な方が好きなんです。

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 真っ赤な和服にたすきをかけて、笠を手に踊ります。最近の中高生とはいえ上手に踊るもんです。思ったんですが、和服にはやっぱり黒髪だなぁ~ってこと。茶髪のお姉さんもいましたが、「綺麗だな~」とか「美しいなぁ~」って思うのはやっぱり黒髪ですね。そして、清潔感があって、カッコイイです。

 その次は、男の中高生による踊りです。

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 八尾のおわら節は女踊りの方がクローズアップされますが、麦や節は男踊りの方がクローズアップされます。踊りの中にピタッと停まる“静”と、笠をクルクルと回転させながら流れるように踊る“動”が入り混じった勇壮な踊りです。紋付袴に白たすき、この時の中高生は全員が黒髪でした。紋付袴にはやっぱり黒髪だよね!

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 いやぁ~、凛々しいもんです。

 そして、麦や節のイメージがコレ。

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 笠を頭の上に掲げてピタッと止まるこのポーズ。これは、様々なところで見るポーズなんですが、いかにも麦や節って感じです。このポーズの時に一列になった踊り手を撮るとカッコイイのですが、これを撮ろうと思ったらかなり端に行かねばなりません。大抵の見物客は、中心から座っていきますが、カメラマンは端に陣取りたがるのはこのためかも知れません。

 このポーズで、小学生の麦や節の笠踊りでは、笠が水平になっていなかったりしてバラバラなのですが、中高生ともなると流石にサマになっています。腰をしっかり落としてビシッと止まるともっとカッコイイのですが……。

 そして、20分強の披露が終ると暫くして次の町内会がやってきます。次は「西上町」の登場です。

 このむぎや祭では、麦や節以外にも様々な“五箇山民謡”が演じられます。ここは五箇山じゃないので、本当は城端の踊りじゃないんですが、どういうわけかここで演じられています。そういうことで、五箇山の某人物は「俺たちの麦や節を持っていきやがった!」と憤っておりましたが、気持ちよく分かります。

 そんな麦や節の間に演じられたのが「四ツ竹節」……だったような?

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 これは笠を使わずに踊りますね。比較的うまくいったんじゃないかと……。

 次は、ネーミングがあまり好きじゃないですが「古代神」という踊り。結構長いんですが、踊り自体は結構好き。

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 これが終る頃になると、次の町内会がやってきます。次は「西下町」。お揃いの着物を着てやってきます。

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 この頃から、ポジションを更に脇に変更。レンズも更に望遠を効かそうとAF-S VR Zoom Nikkor ED70-300mmF4.5-5.6G(IF)に付け替えました。バカ高くない上にVRも付いてオールラウンドに高画質なお気に入りの1本です。また、笠踊りの時に顔が影になるのでストロボも装着。離れているので、直発光です。

 歌い手に若い男性がいました。歌詞が書かれていると思われる扇子を見ながらの歌でしたが、先輩の歌い手に混じりながら頑張って歌っていました。

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 う~ん、子供じゃないけど、丸坊主に紋付袴もカッコイイですね!

 そして、踊り手!

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 いやぁ~、精悍じゃないですか!麦や節はやっぱりこうじゃないとっっ!

 ここでお気づきかもしれませんが、望遠レンズでかなり寄っていますが、背景のボケもなかなかだと思いませんか?大口径レンズでもないのに素敵です。確かにもうちょっとボケればいいかもしれませんが、これくらいでも許容値かと……。

 そして、古代神の踊りも始まります。

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 ほぼ真横からの撮影なので、多くの踊り手が重なって奥行きもあると思います。手前の踊り手が前ボケとなりいいんじゃないでしょうか?水平が保たれていなくてもご愛嬌!

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 この写真では茶髪の丸坊主のお兄さんがメインですが、なぜかカッコイイ。表情が凛としているんですね。民謡の踊りはやっぱりこうでなくっちゃ!

 そして、最後は「麦や節」の笠踊りでシメです。

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 この接近度!ステキじゃないですか!

 そして、あのポーズです。

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 決まったぁ~!!ちょっと列がズレているように見えるのはアレですが、笠の掲げ方はコレが好き!脇が真横にスッと開いているとドッシリして気持ちが良いですね。ストロボ発光しているので、表情もシッカリ見えます。テカリもあまり気にならないでしょ?

 そして、夜の部も撮りたかったんですが、仕事の関係で帰らねばならなくなりました。夜の部は頑張って二日目にっ!と誓って城端を後にしました。

 駐車場までの道中で撮ったのが「じゃんとこいむぎや」。

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 完全に麦や節と関係ないですね。モノトーンの紋付袴と、鮮やかな女性の和服でつつましいのとは正反対で蛍光色……。これはこれでいいんだけど、好きになれないなぁ~。

 では、次は夜の部ですね!夜の撮影の方が好きなので、お楽しみにっ!!

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コメント

このむぎや祭り行きたかったんですよ。
(TDLで体力も財力も使い果たしてしまって・・・)
祭りの熱気が伝わってきますね~
また富山方面に行きたくなりました。

自分ももっと撮らないと・・・

投稿: yasupi | 2008年9月23日 (火) 00時00分

yasupiさん、コメントありがとです♪

yasupiさんのブログ見ていると、何となく「聖地としての城端」に来たそうな感じがしたもんで、ある意味、今回のシリーズはyasupiさんに捧ぐ状態になっています。これが夜の部になるとますますアレっぽくなりますよwww!
今日明日と、麦や節の元祖「五箇山」での麦や祭が行われます。

是非、富山に着てみてくださいね~。城端の聖地巡りも良いかもっ!?

投稿: フォトグラファー猿 | 2008年9月23日 (火) 09時12分

ブログでははじめまして。
お世話になっています。
PHOTO CONTEST の写真見せていただきました。。
以前見せていただいた作品もそうですが、
自然の風景にお猿さんの想いがこめられているようで、
素敵でした。
お猿さんのブログをみていると、
五箇山、八尾、城端、、、と、自分はすぐ近くにいるのに、
よく知らないことばかりで反省です。
ブログで勉強させていただきますね(笑)

投稿: tama | 2008年9月24日 (水) 21時15分

tamaさん、“ブログでは”はじめまして!

……って、過去にtamaさんネタで記事書いてますケドねwww。

佳作ですが、作品ご覧くださりありがとうございました。本当なら立山に最低は1泊して撮りたいんですけどなかなかそうはいかなくて……。
やっぱり、五箇山は良いですね。タダ飯食べさせてくれますし。まるで犬です、犬!!
これからも五箇山から城端、井波方面は撮る気でいます。いずれ、大牧温泉も撮ろうかな……と。
tamaさん、是非、道宗を題材で1つ如何でしょうか!?

投稿: フォトグラファー猿 | 2008年9月25日 (木) 00時43分

丸刈り坊主頭、最高にカッコイイっすよ!うらやましいっす!永久に続けて下さい!

投稿: 竜士郎 | 2011年8月 9日 (火) 20時50分

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