ColorEdge CG242Wの誘惑♪
お猿@おはようございます。
突然ですが、帰宅してみたところ、こんなメール便が届いておった。
差出人は、北陸地方が誇るパソコンモニタのメーカー「株式会社ナナオ」だ。ナナオと言っても分からないなら「EIZO」と言った方がピンと来るかもしれない。まあ、とにかく「裏日本」と言われる印象の北陸だが、この「ナナオ」もパソコン周辺機器メーカーの「IO DATA」も世界に誇る石川県の企業なのだ。微妙に富山県ではないのですが、有名になると親戚が増えるってヤツで、ここはくくっていただければ幸いです。
そんなナナオから心温まるメール便なんですが、恐らくPIE2008とかPAGE2008などという展示会に行った時に、景品欲しさに片っ端からアンケートに答えて個人情報をばら撒いているお猿ですので、うっかりナナオのアンケートにも答えてしまったのでしょう。そこで入手した個人情報を元に送りつけてきてくれたようです。送料もかかって大変なことでしょうに、ありがとうございます。
お猿は基本的に、こういったDMは読まずに捨てる主義でして、クレジットカード会社の請求書なんぞ開封するのもまっぴらという有り様でございます。しかし、この「EIZO」マークはグッと来ますよね?
そんなワケで、開封するまでもなく何を訴えたいDMかは、露出度の高い梱包なので丸分かりなのですが、記事の都合上、開封してみたいと思います。さて、何が入っているのでしょう?
わー、ColorEdge CG242W発売記念キャンペーンの案内だーっ
!
……というワケで、カラーマネジメントモニタとしては一番メジャーと言っても過言ではない、ColorEdgeシリーズの最新モデル「ColorEdge CG242W」を売りにきた模様ですね。
実は、世間一般にEIZO製品と言えばパソコンモニタでも「FlexScan」シリーズが有名なのですが、ことクリエイターにとっては厳密に色をコントロールする必要があるのでカラーマネジメント対応のモニタが必要になってくるんですね。そうなってくるとEIZOなら、選択肢は「ColorEdge」になってくるわけです(ColorEdgeとElexScanの違いはこちらから)。
お猿は、DTPオペレーター出身かつ兼任のフォトグラファーでございまして、DTPオペレーターでも画像処理担当ということもあってモニタにはうるさいわけです。っていうか、モニタが命なんですね。そこで、今回はモニタ選びについてチョコチョコ述べたいと思います。
1、デジタルフォトのホントの色って何さ?
ポジフィルムなら、そのポジを見たのが「ホントの色」。しかし、デジタルフォトにとっては、データだけでは何が何やらだからモニタが唯一のビュワー。そうなってくると、モニタに個体差があっては、1つの画像ファイルでもモニタの種類だけ色が変わって見えてしまうんですね。CRTとLCDで色は違うだろうし、メーカーによっても変わってしまう。同一メーカーだって、機種による違いやら経年劣化やらOSDをいじることで色が変わってしまう。
これで、どんな弊害が起きてくるか?写真家が自分の写真集を作ることを考えてみたいと思う。
写真家がデジカメで撮影したデータを、自分のモニタで見ながらRAW現像をしたりして、TIFFなりJPEGなりに変換したとします。言うまでもなく写真家が「この色」と思った色は、その写真家が作業をしたモニタで見た色なんですね。そして、このデータは大概RGBデータなんですね。
これを次の工程で、写真集を作るデザイナーさんにデジタルフォトデータを渡して、ページレイアウトをしてもらうのですが、ここでデザイナーさんが見ている色は、デザイナーさんのモニタの色なんです。そのモニタで見ながらレイアウトなどをして写真集としてのデータが完成するわけです。この段階では、デジタルデータはRGBデータです。
ここから、大量印刷する為に印刷所に渡して製版してから印刷するのですが、印刷のカラーモードはRGBではなく、CMYKが主流です。最近は広色域の印刷が可能になってCMYKOGのヘキサクロームなんてのがあったりしますが、普通はCMYKです。ってことは、CMYKデータに色分解しないといけないのですが、この時に製版担当が見ているのは、製版担当者のモニタの色なんですね。これを見ながらRGB to CMYK分解が行われ、最終的に印刷機にかけられて写真集が完成するわけです。
まあ、実際はこんな単純なワークフローではないのですが、大雑把にはこんな感じですね。モニタの数は、「写真家→デザイナー→印刷所」ということで、3台のモニタで同一のデータを見ることになるんですね。
では、それらは全部同じ機種?
そんなことはありませんよね。厳密に言っていくと、デザイナーさんがプリンタから出力するカンプとか、印刷所から出てくる最終印刷物の色に至ってはCMYKのものなので、モニタだけでなく様々なデバイスで色が異なってくるわけです。ますます、ホントの色ってのが分からなくなりますね。
2、ホントの色を統一しませう
こういう複数のデバイスを駆使して作品は作っていくものなので、各デバイス間の色を合わせていかねばならないんですね。先ほどの例で言えば、3台のモニタと1台のプリンタ、そして、1機の印刷機の色を合わせるとなると、5台の色を見比べながらチューニングする必要があるんですが、そんなことやっていたら台数が増えていくにつれ大変です。
じゃあ、どうするか?「世界共通の目」を定義することです。
その世界共通の目を定義してしまえば、その世界共通の目との誤差だけを意識すれば良い事になりますよね。その誤差を記録したのが、ICCプロファイルってヤツです。
これは国連会議を思い出せば分かると思います。
国連には、世界各国のオエライさんがやってくるのですが、世界各国には様々な言語があります。麻生首相が日本語でスピーチすれば、「日本語→中国語」「日本語→フランス語」「日本語→スワヒリ語」……というような通訳が必要になってきて、次にオバマ大統領がスピーチすれば「英語→中国語」「英語→フランス語」「英語→スワヒリ語」……とまたまた通訳が必要になってきます。
しかし、そんなことしていませんよね?世界共通語の「英語」があるんです。それさえあれば、英語と各国語の通訳だけあれば足りることになります。この英語との通訳がICCプロファイルに当たるわけです。
EPSONのプリンタがあれば、世界基準の色からどれだけズレているかをICCプロファイルに記して認識させれば世界基準の色にもっていけますし、EIZOのモニタがあれば、それ専用のICCプロファイルがあれば世界基準の色に合わせられます。このICCプロファイルは大抵は各デバイスに付属していますから、カラーマネジメントをしっかりすれば、写真家から印刷所まで統一された色で管理ができることになります。
3、何でまたColorEdgeなのさ?
……ということで、撮影段階から「この写真は、○○というカラースペースで見てくれ」という定義をしっかりしておかないと、人によってsRGBで見たりAdobeRGBで見たりして、「ホントの色は何なんだ?」ということになってしまいます。
例えば、(R,G,B)=(10,200,150)なんていうRGB値があったとしても、sRGBとAdobeRGBでは、表現できる色域が全く異なるので、間違ったカラースペースで見てしまうと色が転んでしまうんですね。……で、実際はsRGBよりもAdobeRGBは色域が広く、sRGBで表現できない色がAdobeRGBで表現できたりするのです。
つまり、sRGBで撮影した写真を間違ってAdobeRGBで開いてしまうと、やたらと彩度の高い写真に見えてしまいますし、AdobeRGBで撮った写真をsRGBで開いてしまうと、イマイチ鮮やかさに欠ける写真に見えてしまったりするのです。だからこそ、デジタルデータを扱う時は、必ずICCプロファイルを埋め込んでいただきたいのですが、某大手写真素材会社から貰ったデータはICCプロファイルが無いものが多く、これでは素材屋は失格!と文句を言ったことがあります。
……で、お猿の場合は最終ターゲットである印刷ではCMYKという別カラーモードなんですが、これは原則としてRGBより色域が狭いです。しかし、sRGBと比較すれば微妙にCMYKが広い部分があったりします。よく知られているのが浅葱色とかエメラルドグリーンってヤツですね。あそこの色になってくるとsRGBでは表現できず、CMYKでは表現できるんです。ところが、この色域はAdobeRGBでは包含しているので、大は小を兼ねるでAdobeRGB対応モニタで作業をすれば、CMYKの色域をフル活用した印刷物を製作段階からシミュレートしながら製作できるっていう寸法なんですね。
そういうこともあって、撮影モードはAdobeRGBでやっているので、AdobeRGB対応モニタが必須なんです。sRGB対応モニタではAdobeRGBどころかCMYKすら完全シミュレートできないことになってしまいますしね。そうなってくるとColorEdgeが欲しい。
確かにFlexScanでもAdobeRGBを何%かカバーしている広色域モニタも出ていますが、階調が命の写真に於いて、ハードウェアキャリブレーション可能なColorEdgeとソフトウェアキャリブレーションのFlexScanとでは、天地雲泥の差が出てしまうのです。
そんでもって、今回登場のColorEdge CG242Wは、AdobeRGBカバー率97%!発売は来年の1月13日ですが、サイズが24.1型で同じColorEdge CG241W
でも、AdobeRGBカバー率が96%。チョイ違うものの、現段階での価格は同等なので、チョットでも広い方がいいかななどと贅沢を言ってみる。まあ、CG241Wでもいいんですけど……。
ただ、一気に価格が安くなるColorEdge CG222Wは、サイズが22.0型で、AdobeRGBカバー率が92%になってしまう。DTP作業用としても使うのでA4見開きが余裕で置けて、更にAdobeのパレット類を広げておけるワークスペースも確保したいので、できればCG241WかCG242Wが欲しいところ。sRGBに比べれば92%だって十分だけど、どうせなら96%とか97%が欲しいと思うのだが、かなり贅沢なことを言っているなぁ……。
まあ、なんせAdobeRGBで撮影しているからには、かなり広い範囲でカバーしてくれるColorEdgeが欲しいんだよね……。
カラマネ談義ここまで……。
……で、すんごくカラマネのウンチクが長くなったのですが、今回届いたDMは、Nikonの3万円キャッシュバック同様に物欲を掻き立てるキャンペーンが同梱されていたのだ!!
Nikonのもれなく3万円キャッシュバックキャンペーンが今月一杯なのに対し、コイツは11/13~来年1/12という執行猶予付き!早い話、新製品のCG242Wが発売されるまでが期限ってことですな。でも、「CG242Wを予約しろ」という意味かと思ったら、EIZOの直販サイト「EIZOダイレクト」やEIZOガレリアで、ColorEdgeを購入した人に限られるとのことで、選択の余地は広い。
まず、もれなく全員に「EIZO Desktop Color Handbook 08/09」という、ColorEdgeの副読本が貰えるそうな。モニタのみならず、総合的なカラマネに関する冊子ということで、ColorEdgeを使いこなすにはありがたいプレゼントかもしれない。
次に20名に「日立デスクスタンド FS2218E-H」という卓上電気スタンドが貰えるらしい。これは、特にプリントアウト後に色確認をする際に、高演色性蛍光管AAAにて色評価できるってヤツ。オレンジ系の蛍光灯がついているのがお猿の部屋なだけに、プリントアウトしても首をかしげている始末なので、結構欲しかったりする。
そして、3名に「CASIO EXILIM EX-FH20」が貰えるらしい。これは40枚/秒の超高速連写のデジカメでしたね。デジイチじゃなくって、こういうカメラが商品ってのがよく分かりませんが、まあ面白い世界が撮れるのでしょう。
最後に、1名に「EPSON PX-5600」が貰えるとのこと。これはお猿の持っているPX-5500の後継機ですな。AdobeRGBカバーのプロユースの顔料プリンタなので、AdobeRGBをほぼカバーのColorEdgeと併用すれば、入力から出力までAdobeRGBワークフローが完成ですね。
まあ、お猿的に欲しいのは日立デスクスタンドですかね……。超地味ですが、色評価の光源って、なんだかんだやってると欲しいんですよね。部屋の蛍光灯を変えちゃえばいいだけの話かもしれませんが……。
あと、カタログの他に入っていたのが、
「チョー簡単!ColorNavigatorの使い方。」というビミョーなタイトルとビミョーな表紙の冊子。中は……、
……という感じで、小学生を相手にしたかのようなColorEdgeを使ったモニタキャリブレーションの実演を図解してある。ここまで砕かなくても……と思うのだが、購入前から使い方を教えてしまってColorEdgeを売ってしまおうという魂胆ですな。うん、欲しい!
まあ、何よりも今回のDMで「うまいな!」って思ったのが、キャンペーンのパンフのカラーですね。カメレオンの写真も使っているのですが、このエメラルドグリーンは、ズバリsRGBには出せずにAdobeRGBで出せる色です。「今までのモニタじゃ、この色は見れないよ」ってのを見せ付けてくれたって感じです。
それにしても、PIE2008にてColorEdgeの実物を触ったりしてきましたが、気持ち悪いほどAdobeRGBを再現していて欲しくなりました。ハードウェアキャリブレーションが取れてしまえば、本当にデジタルフォトライフは明るくなるんだけどな。
ちなみに、お猿の職場で使っているのは、カラマネモニタですがLaCieのCRTモニタです。既に売っていませんが、専用のキャリブレーターでキャリブが取れていいものですが、かなりデカイ上に、CRTならではの不安定さもあったりして最近は少々キツイです。何よりもAdobeRGB非対応ですからね。
そして、自宅に戻りますと……、
以前にも紹介したように、風呂敷に包まれたEPSONのプロユース顔料プリンタであるPX-5500。AdobeRGB対応のA3ノビプリンタなので、出力もAdobeRGBは対応している。入力のデジカメもAdobeRGB記録にしているので、入力と出力はOKだ。
ただ、途中の作業環境が……、
EIZOにはEIZOですが、FlexScanなんですよね。しかも19インチです。狭い上に色も合わない。とんでもない粗悪環境ですが、頑張ってやっています。ここにColorEdgeがほしいですね。
あと、マシンがWindowsなんですよね。本当はMacintoshのColorSyncがカラマネには一番向いているんですが。そうなってくると、MacBook Proなんてのがあればいいけど個人ユースではキツイなぁ~。Photoshopだって揃えないといけないしね。ああ、デジフォトは金がかかるぜ!
そんなワケで、D700やらレンズが欲しいと言っているお猿ですが、カラマネモニタにまで物欲が飛び火している今日この頃です。
何とかブレーキをかけていますが、リミッターが外れないように皆さん、見守ってくださいね!
ではでは。
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コメント
私もEIZO使っていますよ~♪
同じくFlexScanですけど。しかも17inch・・・^^A
同クラスでは最後の?!日立IPSパネル搭載機L567です。
一度不具合の症状が出たので、バックパネル交換を済ませていますから、早5年使用ですけど「まだ4000時間」程度です。ナナオのモニターは購入時に割高ですけど、アフターは面倒見がいいので気に入っています。L567も古いモデルですが基本的に見やすい液晶なので、気に入っているんですよねぇ。狭いですけどw
この画質で大画面となると現状はL997あたりしか選択肢がなくなってしまっていますが、こちらも設計が古くなってきていますので、今からだとちょっと微妙ですね。
カラーエッジシリーズは高価なプロユース仕様なので、素人の私には敷居が高すぎます^^
モニターもそろそろ買い替え期かもしれませんが、現状買い換えるなら24inchWideにしたいと思っています。でも今の環境ではそのサイズは置けません。基本的に数年内には新居に越したい気持ちがあるので、そのときですかね>>買い替え。
たぶん、またナナオを選んじゃうと思います^^
投稿: flipper | 2008年11月18日 (火) 00時58分
おお、flipperさんもEIZO派でしたかっっ!
ちょっと前までは17inch液晶なんてメチャ高かったんですけど、今となってはかなり安くなりましたよね?
次は、24inchですか!実は僕の隣で映像編集やっているスタッフが24inchワイドのFlexScanを使っていますが、両サイドにパレットを広げて伸び伸びと作業しているのを指咥えて眺めています。
これで24inchのColorEdgeが来ちゃったら本当にいいんですけどね。稟議通してみようかしら?
でも、仰るとおり24inchにしたら、モニタ内のデスクトップは広くなりますが、リアルデスクトップは狭くなるんですよね?まあ、お猿の場合は仕事はCRTという奥行きのあるモニタだから、かなり助かるんですけどね。
いいなぁ、ColorEdge……。
投稿: フォトグラファー猿 | 2008年11月18日 (火) 21時12分
べあまんさんです。
同じくFlexScanです。しかも17インチ(S1721)です。
狭いです。
これは、カラーマネージメント検証開始予告と見てよろしいでしょうか????
私カラーマネージメントなるものの仕方がまったくわかりません。楽しみです。リミッターの強度が気になります。
初歩的な質問でなのですが、AdobeRGBで撮影したデータを、カバー率の低いディスプレイで表示されているのですか?
自分は、諦めてsRGBで撮影をしています。
安いディスプレイでも、AdobeRGB撮影データで、HP用画像の編集等ができる工夫などあれば、是非ご教授を。
本当に初心者ですみません。。。。
投稿: べあまんさん | 2008年11月18日 (火) 23時39分
追伸
気になってポストを見に行ってきました。
雑多なダイレクトメールがたまったポストの奥に、やはりっ!!
同じように、CG242W発売記念のダイレクトメールが!
チョー簡単!を読んでみました。ふむふむ。これは確かにわかりやすいです。・・・・・機器さえあれば(泣)
投稿: べあまんさん | 2008年11月18日 (火) 23時50分
べあまんさん、コメントありがとうございます!
う〜ん、以外とEIZO党の方っていらっしゃるんですね!さすがは北陸企業っ!!
カラマネは結構重視しているんですが、モニタが来ないことには中々難しいですねぇ。モノフェローズでできればいいんですけどね。24inchって良いですよね。パレット広げまくって、まだワークスペース余ってますもん。あれは羨ましい。
展示会でColorEdgeのデモを見ていると、アレは良いですね。三菱も良いんですけど、ColorEdgeのブランドイメージが強すぎて……。AdobeRGBなら韓国の某企業が安いの出しているんですけど、やっぱりEIZOですね。かつて、CRT全盛期はBARCOのモニタに憧れましたが、今はどうなんでしょうかね?
ちなみにAdobeRGBで撮っていますが、お猿の場合は印刷物という紙媒体なので最終的にはCMYKになります。それなので、レタッチは常にCMYKプレビューしながらやっていますので、そんなに気になりませんが、いずれAdobeRGBモニタが導入された時に備えてAdobeRGB撮影しています。まあ、RAWで撮るっていう手もあるんですけど、現像が面倒くさくて……。
RGBでやる場合は、仕方がないのでプロファイル変換を行ってsRGB化しています。AdobeRGBで撮影しても、なぜかプロファイルが埋め込まれませんが、AdobeRGBで開いてもモニタ上に反映されないだけなので、PC内ではちゃんとAdobeRGBで開いている訳ですから、sRGBにプロファイル変換しています。
べあまんさん宅にもEIZOの魔のDMが届いていましたか……、開けてしまったアナタは不幸ですwww。しっかり財布の紐を死守してくださいね!!
投稿: フォトグラファー猿 | 2008年11月21日 (金) 10時33分