ColorEdge CG241Wを愛でてみたよっ!
お猿@おはようございます。
なんやかんやと慌しい年の瀬ですが、気がつけば12月も半分が過ぎ去ってしまいました。いやぁ~、ついこの間、年賀状を書いたと思ったんですがねぇ。ついこの間、憧れのD300を“大人の事情”でゲットしたと思ったのに、あれから1年も経ったんですねぇ。早いもんです。何はさておき、年賀状書かねばと焦っているところですので、
とりあえずブログ更新しておこうかと思います。
それにしても、年内に最強DTPマシン「Mac Pro」とAdobeRGBカバー率96%のカラーマネジメント液晶モニタ「ColorEdge CG241W
」が、まさに“カモネギ”状態で職場にやってきてくれたということで、お猿の仕事もはかどるっちゅうもんです。DTP業界でこれから買うマシンならばMac Pro以外の選択肢はあまり考えられませんが、ここはやっぱり、数多ある液晶モニタの中からColorEdge CG241Wがやってきたというのが、フォトグラファーとしてもサプライズ&垂涎モノですよね
。
そんな色を扱う者が泣いて喜ぶColorEdgeの導入に至るまでの極端なAdobeRGB教義を前回まで書いてまいりましたが、今回からは暫くColorEdge CG241Wについて書いてみたいと思うよ!
液晶モニタで薄型になったのだが、案外重たいColorEdge CG241W
……ということで、鳴り物入りでやってきたMac ProとColorEdge CG241Wのゴールデンコンビですが、こうやって見てみると何も知らない人は何がありがたいのやら……って感じですね。まあ、DTP業界の人でもなければ、モニタにフードなんて見たことないでしょうから違和感があるかもしれませんね。でも、お猿からすればモニタフードはカラマネモニタの証と言っていいのか悪いのか分かりませんが、あると落ち着くものです。
今回は、このColorEdge CG241Wを眺めてみたいと思います。
さて、この目立つフードを見てみると、内側は黒いフェルト地になっており、反射を防いでくれています。これは良いですね。そして、そのフードの外側には、
この案外シッカリしたフードにも惚れておりまする
……と両側に北陸の誇るエレクトロニクス企業“EIZOブランド”のロゴが刻まれています。う~む、カッコいいぜ!そして、モニタの左下には、
この古くからのシンボルマークのカラーリングが何とも言えない
これまた、EIZOのロゴがカラーで刻まれています。まあ、これはお猿プライベート所有のFlexScanにもあるんですけどね。そんなこんなで、EIZOブランドには長いことお世話になっております。
さて、このフードの天板は真ん中が左にスライドするようにできています。
やや構造が弱いスライド式のフード。外れてもすぐ戻せますがね!
こうやってスライドするようにできているのは、
キャリブレータを設置する時にフードの切れ目は非常に助かる
……というように、キャリブレーションを行う際に測定器のケーブルを通すためなんですね。以前にLaCieのカラマネモニタ「LaCie 321 LCD Monitor」というものを使っていたのですが、このフードは金属製ということでColorEdgeのように樹脂製ではないので頑丈ではあるものの、測定器のケーブルを通す部分がなかったので少々大変だった。フードの内側に測定器のケーブルをかけるフックがあって、そこを通さねばならない。それを思うとパカッと開けるだけなので非常に使い勝手が良い。
そして、Macintosh本体との接続はデジタル接続用のDVI-I 29ピン端子によります。
DVI端子が2つ付いている。デジタル接続はとても描写が綺麗だ
これによって、特に文字類はスッキリ見えるようになりました。アナログなD-sub15ピン接続となると、どことなくボンヤリ&アンチエイリアス処理がかったようになってしまいますからね。かなり気持ちのいいものです。
そして、このモニタには、USBケーブルを挿すポートが設けられています(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)。
USBケーブルが接続されているが、ハードウェアキャリブでは必須
ご覧の通り、奥がモニタケーブルであるDVIケーブルですが、その右にUSBケーブルがささっています(アップストリーム、B端子)。このUSBケーブルはMacintosh本体と接続されており、
案外便利なモニタのUSBハブ。キャリブレータもここに付けています
……というように、その横に更にUSBポートが2つ設けられているために、USBハブとして使うことができます(ダウンストリーム、A端子)。お猿の場合はキャリブレータのi1を接続しています。
さらに、このUSBケーブルはハードウェアキャリブレーションを行う際には、Macintosh本体からモニタ内蔵のCPUとやり取りするために使われているんですね。その為に、このUSBケーブルは必須です。まさしく、ハードウェアキャリブレーションモニタの象徴と言ってもいいかも?
そして、このモニタの良いところですが、何よりも広いですね。しかも、ワイド液晶!24型ということで、お猿が自宅で使っている19型よりもかなり広いですね。今までのCRTからLCDに変えたことでリアルデスクトップも広くなって快適なのですが、モニタ内のデスクトップもかなり広いです。
ワイド液晶ってかなり広く、ポインタを端から端まで動かすのが大変
ワイド液晶のメリットと言えば、Adobe製品を使っている人ならピンと来ますが、作業中のスペースが広くなるということですね。特に、パレット類を出したままでA4見開きが実現できるのです。これこそ本当のWYSIWYGの実現と言ってもいいでしょう。色といいサイズといい、完全シミュレートできていると思います。
試しにA4サイズのNikon D3Xのカタログを置いてみました。
実際にA4×2であてがって見たのだが、左右にピッタリとパレットが収まるのがスゴイ
はい、これはA4サイズのカタログです。その見開きならばA3です。そのカタログを真ん中に置いて、両脇にPhotoshopのパレット類を表示してみました。見事に収まりますね。
Adobe製品のインターフェースは比較的統一されているのですが、特にInDesignにてページレイアウトをする者としては、実寸でA4を見開きで表示できて、パレット類をいちいち非表示しなくても作業が出来るのは手間が省けて嬉しいですね。勿論、フォトレタッチにおいてもかなり助かっています。
実はコレ、
縦位置で使う際にはフードを外そうね!
……というように、グルッと回転させて縦位置でも表示できるんですよ!まあ、別売りのビデオボードやら専用ソフトウェアが必要な上に、使うこともないと思いますが……。新聞社なんかでは重宝するかもしれません。24型ワイドを縦置きしたら、上を見るのが大変そうですねwww。
さて、ここまで愛でたところで、次回の予告です。
ColorEdge CG241Wの付属ソフトウェア。このColorNavigatorでキャリブだ!
付属のキャリブレーションソフトウェア「ColorNavigator」を使ってColorEdge CG241WをDTP用途にキャリブレーションしてみたいと思います。やっぱり簡単にできてしまいましたよ!
ではでは。
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