射水市・石畑池のオオハクチョウを撮る
お猿@おはようございます。
今年もあと僅かですが、年賀状が終っていないようですので、今年最後のブログ更新をしたいと思うよ!そう思っていたら、当ブログも今年1年、踏みにじられ続けまして、
24万ビュー達成だよっ
♪
いやぁ、つたないブログですが、こんなお猿にもかまっていただきまして感謝感激です
!いつも物欲を煽る濃厚なコメント付けてくださる方、ROMオンリーな方、荒らしな方、スパムな方などなど非常に多いかと思いますが、何とか今年も頑張ることができました。1ヶ月に約15000ビューくらいでしょうか?お猿としては、かなり踏みつけられた思いですので、来年もまたペラペラになるまで踏みつけていただければと思います
。
ぺた
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ぺた
ぺた……
さて、現在進行形でD700
への物欲が臨界点![]()
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に達しているお猿ですが、こりゃもう凄い勢いです。もう、ネットショップを見ては、何度カートに入れたり
出したり
したことか……。なかなか「購入手続きに進む」に至らないのが歯がゆいです。そんな、D700がリリースされた時に、当ブログでこんなアンケートを行ったのを覚えていらっしゃいますでしょうか?
題して「お猿は年内にD700をゲットすると思うか?」という、だいたひかるに「どうでもいい歌」でも歌って貰いたくなるような、どうでもいい設問なんですが、皆さん、貴重な時間を無駄にしていただきまして答えていただきました。現在のところ、「移行する」に投票してくださった方が過半数と、かなり期待していただきましたが、残すところ半日となった今なお、ポチしておりません。「D700を飛び越えてD3に逝く」と答えてくださった方が、21%もおられましたが、すみません、ハードル高すぎて期待にお応えできそうもありません
。「ンなこと、知らん!」と喝を入れてくださった方が、13%いらっしゃいましたが、それが正解かと思います。
残すところ、半日ですが、まだ、投票していない人は、是非投票してくれよなっ!!
ああ、また、前口上が長くなってしまった……。年賀状まだなのに……。
それで、今年最後を締めくくるのが更なる「飛翔」を誓ってオオハクチョウでいきたいと思います。やっぱり世間の関心事って言えば、鳥インフルエンザですからね!シベリアから越冬の為に飛来するオオハクチョウを撮ってみたいと思います。
今年の2月には富山県を代表するオオハクチョウの飛来地「田尻池」を訪れて撮影しまして「D300の3Dトラッキングと連写で白鳥撮り♪(田尻池)」という記事を書かせていただきました。当時は、「AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)
」をメインに使っていたということもあって、テレ端は200mmでした。まあ、DXのD300で撮っているから35mm換算で300mmなんですけどね。それでも、少々足りなかったんです。
その直後に必要に迫られて、名玉「AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)
」を購入!「AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)レビュー(1)」という記事を書いたように、コストパフォーマンスに優れた非常に優秀なレンズでした。これで、テレ端が300mm!35mm換算で450mmに一気に延びました。改めて、DXフォーマットの長所を知らされた思いですが、これをD700に装着していても、DX換算で200mmの画角になってしまうので、歯痒い思いをすることでしょう。やっぱり、DXフォーマットは望遠に強い!
事実、今年は親鸞会さんの結成50周年の撮影依頼を受けた時は、高森顕徹先生の講演の撮影を、このレンズでさせていただきました。親鸞会館の大講堂は2000畳ということもあって、めちゃめちゃ広い(参照)。真正面で撮影すると参詣者の邪魔になるので、両脇の通路からの撮影になるのだが、室内で望遠も効かせる上にストロボ発光は禁止なのでISO感度を上げて、絞りも開放気味で撮ったのだが、解像感はなかなかのものであった。某C社のEOS 1Ds系のカメラにズーム全域F2.8通しのレンズを装着していた他の業者さんの写真も拝見したが、それに勝っても劣らぬ描写だったことで感動した記憶がある。
そんな優れたレンズを今年のオオハクチョウ撮影では、最初から使える!今回は、D300に、このレンズ1本で臨んだ。テレ端で450mm相当。これはかなり期待したい!
やってきたのは、2月の記事とは違う、射水市の石畑池。

田尻池や十二町潟水郷公園と比較すると地味な石畑池
ご覧の通り、超地味な池なのだが、下条川を堰き止めて作られたため池です。富山県のオオハクチョウの有名な飛来地は、富山市の田尻池、氷見市の十二町潟水郷公園、そして、ちょっと地味だけど射水市の石畑池だ。
ここは、ちょっと分かりにくいのだが、青井谷の食事処 サンキューから車で3分弱で行ける距離。ちょっと、池の位置が分かりにくいのでサンキューさんに行けば案内地図があるし、同店ブログの「石畑池にオオハクチョウが飛来♪」という記事にも紹介されているので利用したい。写真で作品にするには、田尻池よりも背景が自然が豊富ということで、カメラマンも結構やってくるスポットだ。そういうことで、サンキューは石川県からのカメラマンなどでも賑わうそうな。
実は、この石畑池は、サンキューさんのブログで紹介された数日後に姿を消してしまった。カモ諸共に姿を消して地域住民も心配していたのだが、年末になってどこからともなくワサワサと戻ってきて、お猿が撮影に行った頃には26羽近くが羽を休めていた。地域住民も一安心。やっぱり、白鳥が帰ってくるとホッとしますね。
見物人は上の写真の右にある駐車スペースに車を停めて、そこから眺めるし、カメラマンの大半もその辺に陣取る。しかし、お猿が好きなスポットはそこじゃない。下条川にかかる水門も兼ねている橋だ。そこから望遠で狙う、次のアングルが風情があると思うのだ。

水門兼橋の上から望遠で撮ると、非常に風情ある背景に
どうです?大きな木が2本、それと、土手。更に奥に、マコモの島が写っている。非常に日本の田舎っぽくて好きなアングルなんですね。遠近感を生かした背景が撮れるスポットだと思うのだが、あまり他のカメラマンさんがこの位置で撮っているのは見かけない。お猿のセンスがないのか、それとも他の方が見つけられてないのか?
ちなみに、大半の人が見ておられるスポットからは、こんな感じに白鳥が見えます。

まあ、駐車場近くのスタンダードな画角もいいけどね
餌場ということもあって、人を警戒することもなく近くまでやってくる白鳥。ちなみに、このスポットからコンデジの動画機能で撮影したのが、コレだ。
どうでしょう?ちょっと、望遠で撮っても遠近感が出にくいかもしれない。しかし、背景がシンプルな分、こんな感じに撮ることができる。

背景が暗いと白鳥が際立つのだが、露出が非常に難しい
これは縦位置で撮ったものですね。正面からの日光を受けて羽ばたく白鳥です。白鳥の周辺の水面だけがグリーンがかって見えるのも幻想的ですね。背景の明度が落ちるので白鳥も際立って見えるかもしれません。しかし、実際は、背景ももうちょっと浮き立って見えています。白鳥の真っ白さと陰となった背景で輝度差が出てしまっているようです。従って、アクティブD-ライティングは「強め」で撮影。どうしても、白鳥が飛び気味になってしまう。
今度は、横位置で撮影。

連写で撮った1枚。D300の連写なら羽ばたきのポーズが一通り撮れるのです
背景に、日の当たった樹木を入れてみました。本当はもうちょっと寄りたいのだが、300mmをDXフォーマットに装着して450mm相当にしても、この程度。FXフォーマットだともっと引きの画像になってしまうのだろう。改めて、こういう野鳥撮りなどの現場では、DXフォーマットのフラッグシップ機であるところのD300
が適任だと思う。連写も早いので、羽ばたいている間、ずっと連写で撮っている。バッテリーグリップ不使用(っていうか所有していません)なのに、よくやってくれていると思う。
ちなみに、先ほどの写真の連写で撮った別カットがコレ。

こんな途中経過だって撮れてしまう。それにしても、もうちょっと寄りたいところ
こんな羽の形も美しいと思う。でもやっぱり、もうちょっと寄りたいと思うのだ。周囲には、更に望遠のシグマの「APO 50-500mmF4-6.3EX DG HSM
」を装着している方もおられた。少々暗いながらも、D300なら750mm相当という寄りができるのに、11万円台というコストパフォーマンスに優れた望遠レンズだ。お猿の画角の倍弱ということで、どんな写真が撮れるのだろうと興味深い。
そこで、少々近くにあるマコモの島付近で羽ばたく白鳥も撮ってみた。

背景のマコモの茂みがややうるさい。雰囲気は出ているけどね
少々、マコモがうるさい気がする。やっぱりそこそこアンダーに撮った方がいいのだろうか?ちなみに、今回はマルチパターン測光に頼りながらも、基本的に-10.~-0.7EVにて撮影。それほど、ハイキーな写真になりやすい。
26羽近くのオオハクチョウの中には半数近くがグレーがかった鳥である。これは、若鳥でまだまだ子供のオオハクチョウ。これが成長していくと、お馴染みの真っ白な鳥になるのだが、最初は「みにくいアヒルの子」じゃないが、グレーなのだ。そんな若いオオハクチョウも一丁前に羽ばたいていた。

灰色の羽で華やかさには欠けるけど、立派に白鳥の羽ばたきを見せてくれる若鳥
う~ん、サマになっていますね。真っ白でない分、露出にも影響して、周囲との明度差がない分、撮り易いですね。
そうこうしている内に、急にオオハクチョウがクェ~クェ~って鳴き出しました。何やら騒々しいです。そう思っていると……、

飛翔しようとするオオハクチョウは、水面を走りながら加速していく
バタバタバタ~ッと羽ばたきながら白鳥が走り出す。水面を走るとは、白鳥もなかなかの脚力の持ち主。飛び立つ時の音は、バサバサとパタパタという音がミックスされています。水面を蹴る音のようですね。暗めの水面に白い水しぶき。美しいです!
しかし、実際には飛び立つこともなく、暫く滑走した後には、またプカプカと浮いています。どうも、飛行訓練のようですね。いざ、シベリアに戻ろうとした時に筋力不足では帰れませんので、こうやって飛ぶ練習もしているようです。先ほどの写真のように、右から左に走って行ったかと思いきや、今度は、

こんな高速移動が起こるのもオオハクチョウ撮影。3D-トラッキングがモノを言う
……と、左から右に走ってきます。これまた、迫力モノ。ドサクサに紛れて、手前のオオハクチョウの奥でカモも走っています。う~ん、可愛らしい。ゆったりと水面を移動するばかりではなく、こんな高速移動で左右を駆け抜けていくシーンが見られるのもオオハクチョウ撮影の醍醐味。こういう場合は、AF-Cにして3D-トラッキングでシッカリと追尾したいものだ。
若鳥も負けていません。

奥から手前に走ってくるのも3D-トラッキングでキッチリと追尾してくれるのだ
2羽の若鳥がこちらに向かって突進してきます。きゃぁ~っ!ぶつかる~!
あれ?なんでこっちにみんな寄ってくるんだ?と思ったら、

クズ米がばら撒かれると、我先にと食事モードに……
いつもクズ米を与えている、近所の世話人のおじさんがやってきて餌をばら撒いていました。そりゃ、がっつきますな。カモもやってきて争奪戦です。

湖底に沈んだエサも頭だけ突っ込んで食べる。カモと違って首が長いオオハクチョウの特権だ
その位置を、先述の端の上から望遠で狙ったのがコレ。意外と底が浅いようで、首だけ突っ込んで、お尻を水面に突き出して食べています。寒くないのだろうか?
ここで、ハクチョウは羽が触れ合うのが嫌いなようでして、密集地にいるとたま~に、羽ばたきます。近場から狙ったのがコレ。

背後から西日を浴びて羽ばたくオオハクチョウ。前からでも後ろからでもフォトジェニック!
背面から羽ばたきを狙うのもいいですね。羽が美しいです。
これを正面から狙うと……。

少々、日が陰ってから撮ったオオハクチョウ。輝度差がなくなるので、ディテールも忠実に
という感じ。これもまたヨシ。連写でやっていますが、広げたところも閉じたところも写っていました。やっぱりD3には敵わないでもD300の連写はダテではない!

手前にゆったりと浮かぶオオハクチョウと羽ばたくオオハクチョウ
やっぱり、白鳥は羽ばたいているのがカッコイイですね。
でも、泳いでいるところを背後から狙うと……、

浮いているオオハクチョウの背中も中々、艶かしいではないか!
……と何とも艶かしい姿が!背中のフックラ感が何とも言えませんな……。
あ、最後にかわいそうなんで、カモ軍団も撮っておきましょう。

どことなく空気が読めていないカモたち。一生懸命生きているんだけどねぇ
いやぁ~、細かいですね~!!黒っぽい中に黒い鳥が……。それにしても、団結のある行動をとっています。この組織力、人間以上かもしれぬ!!
そんなわけで、皆さん、冬の使者オオハクチョウを撮りに来ませんか~?
では、よいお年を!!
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