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射水市・石畑池のオオハクチョウを撮る

 お猿@おはようございます。

 今年もあと僅かですが、年賀状が終っていないようですので、今年最後のブログ更新をしたいと思うよ!そう思っていたら、当ブログも今年1年、踏みにじられ続けまして、

 24万ビュー達成だよっscissors

 いやぁ、つたないブログですが、こんなお猿にもかまっていただきまして感謝感激ですcrying!いつも物欲を煽る濃厚なコメント付けてくださる方、ROMオンリーな方、荒らしな方、スパムな方などなど非常に多いかと思いますが、何とか今年も頑張ることができました。1ヶ月に約15000ビューくらいでしょうか?お猿としては、かなり踏みつけられた思いですので、来年もまたペラペラになるまで踏みつけていただければと思いますbleah

 footぺたfootぺたfootぺたfootぺたfootぺたfootぺたfootぺた……

 さて、現在進行形でD700への物欲が臨界点upupupに達しているお猿ですが、こりゃもう凄い勢いです。もう、ネットショップを見ては、何度カートに入れたりdownwardright出したりupwardrightしたことか……。なかなか「購入手続きに進む」に至らないのが歯がゆいです。そんな、D700がリリースされた時に、当ブログでこんなアンケートを行ったのを覚えていらっしゃいますでしょうか?

 題してお猿は年内にD700をゲットすると思うか?という、だいたひかるに「どうでもいい歌」でも歌って貰いたくなるような、どうでもいい設問なんですが、皆さん、貴重な時間を無駄にしていただきまして答えていただきました。現在のところ、「移行する」に投票してくださった方が過半数と、かなり期待していただきましたが、残すところ半日となった今なお、ポチしておりません。「D700を飛び越えてD3に逝く」と答えてくださった方が、21%もおられましたが、すみません、ハードル高すぎて期待にお応えできそうもありませんcoldsweats01「ンなこと、知らん!」と喝を入れてくださった方が、13%いらっしゃいましたが、それが正解かと思います。

 残すところ、半日ですが、まだ、投票していない人は、是非投票してくれよなっ!!

 ああ、また、前口上が長くなってしまった……。年賀状まだなのに……。

 それで、今年最後を締めくくるのが更なる「飛翔」を誓ってオオハクチョウでいきたいと思います。やっぱり世間の関心事って言えば、鳥インフルエンザですからね!シベリアから越冬の為に飛来するオオハクチョウを撮ってみたいと思います。

 今年の2月には富山県を代表するオオハクチョウの飛来地「田尻池」を訪れて撮影しましてD300の3Dトラッキングと連写で白鳥撮り♪(田尻池)という記事を書かせていただきました。当時は、AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)をメインに使っていたということもあって、テレ端は200mmでした。まあ、DXのD300で撮っているから35mm換算で300mmなんですけどね。それでも、少々足りなかったんです。

 その直後に必要に迫られて、名玉AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)を購入!AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)レビュー(1)という記事を書いたように、コストパフォーマンスに優れた非常に優秀なレンズでした。これで、テレ端が300mm!35mm換算で450mmに一気に延びました。改めて、DXフォーマットの長所を知らされた思いですが、これをD700に装着していても、DX換算で200mmの画角になってしまうので、歯痒い思いをすることでしょう。やっぱり、DXフォーマットは望遠に強い!

 事実、今年は親鸞会さんの結成50周年の撮影依頼を受けた時は、高森顕徹先生の講演の撮影を、このレンズでさせていただきました。親鸞会館の大講堂は2000畳ということもあって、めちゃめちゃ広い参照。真正面で撮影すると参詣者の邪魔になるので、両脇の通路からの撮影になるのだが、室内で望遠も効かせる上にストロボ発光は禁止なのでISO感度を上げて、絞りも開放気味で撮ったのだが、解像感はなかなかのものであった。某C社のEOS 1Ds系のカメラにズーム全域F2.8通しのレンズを装着していた他の業者さんの写真も拝見したが、それに勝っても劣らぬ描写だったことで感動した記憶がある。

 そんな優れたレンズを今年のオオハクチョウ撮影では、最初から使える!今回は、D300に、このレンズ1本で臨んだ。テレ端で450mm相当。これはかなり期待したい!

 やってきたのは、2月の記事とは違う、射水市の石畑池。

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田尻池や十二町潟水郷公園と比較すると地味な石畑池

 ご覧の通り、超地味な池なのだが、下条川を堰き止めて作られたため池です。富山県のオオハクチョウの有名な飛来地は、富山市の田尻池、氷見市の十二町潟水郷公園、そして、ちょっと地味だけど射水市の石畑池だ。

 ここは、ちょっと分かりにくいのだが、青井谷の食事処 サンキューから車で3分弱で行ける距離。ちょっと、池の位置が分かりにくいのでサンキューさんに行けば案内地図があるし、同店ブログの石畑池にオオハクチョウが飛来♪という記事にも紹介されているので利用したい。写真で作品にするには、田尻池よりも背景が自然が豊富ということで、カメラマンも結構やってくるスポットだ。そういうことで、サンキューは石川県からのカメラマンなどでも賑わうそうな。

 実は、この石畑池は、サンキューさんのブログで紹介された数日後に姿を消してしまった。カモ諸共に姿を消して地域住民も心配していたのだが、年末になってどこからともなくワサワサと戻ってきて、お猿が撮影に行った頃には26羽近くが羽を休めていた。地域住民も一安心。やっぱり、白鳥が帰ってくるとホッとしますね。

 見物人は上の写真の右にある駐車スペースに車を停めて、そこから眺めるし、カメラマンの大半もその辺に陣取る。しかし、お猿が好きなスポットはそこじゃない。下条川にかかる水門も兼ねている橋だ。そこから望遠で狙う、次のアングルが風情があると思うのだ。

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水門兼橋の上から望遠で撮ると、非常に風情ある背景に

 どうです?大きな木が2本、それと、土手。更に奥に、マコモの島が写っている。非常に日本の田舎っぽくて好きなアングルなんですね。遠近感を生かした背景が撮れるスポットだと思うのだが、あまり他のカメラマンさんがこの位置で撮っているのは見かけない。お猿のセンスがないのか、それとも他の方が見つけられてないのか?

 ちなみに、大半の人が見ておられるスポットからは、こんな感じに白鳥が見えます。

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まあ、駐車場近くのスタンダードな画角もいいけどね

 餌場ということもあって、人を警戒することもなく近くまでやってくる白鳥。ちなみに、このスポットからコンデジの動画機能で撮影したのが、コレだ。

 どうでしょう?ちょっと、望遠で撮っても遠近感が出にくいかもしれない。しかし、背景がシンプルな分、こんな感じに撮ることができる。

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背景が暗いと白鳥が際立つのだが、露出が非常に難しい

 これは縦位置で撮ったものですね。正面からの日光を受けて羽ばたく白鳥です。白鳥の周辺の水面だけがグリーンがかって見えるのも幻想的ですね。背景の明度が落ちるので白鳥も際立って見えるかもしれません。しかし、実際は、背景ももうちょっと浮き立って見えています。白鳥の真っ白さと陰となった背景で輝度差が出てしまっているようです。従って、アクティブD-ライティングは「強め」で撮影。どうしても、白鳥が飛び気味になってしまう。

 今度は、横位置で撮影。

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連写で撮った1枚。D300の連写なら羽ばたきのポーズが一通り撮れるのです

 背景に、日の当たった樹木を入れてみました。本当はもうちょっと寄りたいのだが、300mmをDXフォーマットに装着して450mm相当にしても、この程度。FXフォーマットだともっと引きの画像になってしまうのだろう。改めて、こういう野鳥撮りなどの現場では、DXフォーマットのフラッグシップ機であるところのD300が適任だと思う。連写も早いので、羽ばたいている間、ずっと連写で撮っている。バッテリーグリップ不使用(っていうか所有していません)なのに、よくやってくれていると思う。

 ちなみに、先ほどの写真の連写で撮った別カットがコレ。

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こんな途中経過だって撮れてしまう。それにしても、もうちょっと寄りたいところ

 こんな羽の形も美しいと思う。でもやっぱり、もうちょっと寄りたいと思うのだ。周囲には、更に望遠のシグマのAPO 50-500mmF4-6.3EX DG HSMを装着している方もおられた。少々暗いながらも、D300なら750mm相当という寄りができるのに、11万円台というコストパフォーマンスに優れた望遠レンズだ。お猿の画角の倍弱ということで、どんな写真が撮れるのだろうと興味深い。

 そこで、少々近くにあるマコモの島付近で羽ばたく白鳥も撮ってみた。

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背景のマコモの茂みがややうるさい。雰囲気は出ているけどね

 少々、マコモがうるさい気がする。やっぱりそこそこアンダーに撮った方がいいのだろうか?ちなみに、今回はマルチパターン測光に頼りながらも、基本的に-10.~-0.7EVにて撮影。それほど、ハイキーな写真になりやすい。

 26羽近くのオオハクチョウの中には半数近くがグレーがかった鳥である。これは、若鳥でまだまだ子供のオオハクチョウ。これが成長していくと、お馴染みの真っ白な鳥になるのだが、最初は「みにくいアヒルの子」じゃないが、グレーなのだ。そんな若いオオハクチョウも一丁前に羽ばたいていた。

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灰色の羽で華やかさには欠けるけど、立派に白鳥の羽ばたきを見せてくれる若鳥

 う~ん、サマになっていますね。真っ白でない分、露出にも影響して、周囲との明度差がない分、撮り易いですね。

 そうこうしている内に、急にオオハクチョウがクェ~クェ~って鳴き出しました。何やら騒々しいです。そう思っていると……、

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飛翔しようとするオオハクチョウは、水面を走りながら加速していく

 バタバタバタ~ッと羽ばたきながら白鳥が走り出す。水面を走るとは、白鳥もなかなかの脚力の持ち主。飛び立つ時の音は、バサバサとパタパタという音がミックスされています。水面を蹴る音のようですね。暗めの水面に白い水しぶき。美しいです!

 しかし、実際には飛び立つこともなく、暫く滑走した後には、またプカプカと浮いています。どうも、飛行訓練のようですね。いざ、シベリアに戻ろうとした時に筋力不足では帰れませんので、こうやって飛ぶ練習もしているようです。先ほどの写真のように、右から左に走って行ったかと思いきや、今度は、

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こんな高速移動が起こるのもオオハクチョウ撮影。3D-トラッキングがモノを言う

 ……と、左から右に走ってきます。これまた、迫力モノ。ドサクサに紛れて、手前のオオハクチョウの奥でカモも走っています。う~ん、可愛らしい。ゆったりと水面を移動するばかりではなく、こんな高速移動で左右を駆け抜けていくシーンが見られるのもオオハクチョウ撮影の醍醐味。こういう場合は、AF-Cにして3D-トラッキングでシッカリと追尾したいものだ。

 若鳥も負けていません。

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奥から手前に走ってくるのも3D-トラッキングでキッチリと追尾してくれるのだ

 2羽の若鳥がこちらに向かって突進してきます。きゃぁ~っ!ぶつかる~!

 あれ?なんでこっちにみんな寄ってくるんだ?と思ったら、

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クズ米がばら撒かれると、我先にと食事モードに……

 いつもクズ米を与えている、近所の世話人のおじさんがやってきて餌をばら撒いていました。そりゃ、がっつきますな。カモもやってきて争奪戦です。

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湖底に沈んだエサも頭だけ突っ込んで食べる。カモと違って首が長いオオハクチョウの特権だ

 その位置を、先述の端の上から望遠で狙ったのがコレ。意外と底が浅いようで、首だけ突っ込んで、お尻を水面に突き出して食べています。寒くないのだろうか?

 ここで、ハクチョウは羽が触れ合うのが嫌いなようでして、密集地にいるとたま~に、羽ばたきます。近場から狙ったのがコレ。

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背後から西日を浴びて羽ばたくオオハクチョウ。前からでも後ろからでもフォトジェニック!

 背面から羽ばたきを狙うのもいいですね。羽が美しいです。

 これを正面から狙うと……。

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少々、日が陰ってから撮ったオオハクチョウ。輝度差がなくなるので、ディテールも忠実に

 という感じ。これもまたヨシ。連写でやっていますが、広げたところも閉じたところも写っていました。やっぱりD3には敵わないでもD300の連写はダテではない!

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手前にゆったりと浮かぶオオハクチョウと羽ばたくオオハクチョウ

 やっぱり、白鳥は羽ばたいているのがカッコイイですね。

 でも、泳いでいるところを背後から狙うと……、

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浮いているオオハクチョウの背中も中々、艶かしいではないか!

 ……と何とも艶かしい姿が!背中のフックラ感が何とも言えませんな……。

 あ、最後にかわいそうなんで、カモ軍団も撮っておきましょう。

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どことなく空気が読めていないカモたち。一生懸命生きているんだけどねぇ

 いやぁ~、細かいですね~!!黒っぽい中に黒い鳥が……。それにしても、団結のある行動をとっています。この組織力、人間以上かもしれぬ!!

 そんなわけで、皆さん、冬の使者オオハクチョウを撮りに来ませんか~?

 では、よいお年を!!

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氷見漁港で寒ブリのセリを撮る(2)

 お猿@おはようございます。

 最近どうも「早く、D700を買え!」と煽り立てる“悪魔”な方々が多くて、誰もストップをかけてくれないので、かなりヤバイ状態です。D700欲しいねぇcamera。では早速、前回の続きということで、氷見漁港の寒ブリのセリに行ってみましょう~fish

 氷見の魚市場には事務所の近くに、その日に入荷される魚が記されています。

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事務所横の掲示板を見る漁協職員。ブリが目立つ

 カツオなどの名前もありますが、やっぱり目立つのはブリ(ガンドもあるよ!)でしたね。さすがは、富山湾の冬の王者です。色々なニュースを見てみると、やっぱり氷見産の寒ブリは全国的に有名で扱いが違うようですね。改めて、氷見に短時間で行けるロケーションに住んでいる事に誇らしげですhappy02。まあ、そうは言っても、簡単に氷見産のブリは食べられないんですけどねgawk

 さて、氷見漁港で扱っているのは、こちらのFNNニュースによれば、氷見沖だけではなく、お隣の石川県の七尾沖のブリもやっているようです。おお、七尾!七尾と言ったらナナオですな。ColorEdgeの故郷ではないかgood!まあ、それはいいとして、今年は、どういうワケか寒ブリが富山湾まで下りてくるのが遅かったようですが、何とか月末には間に合ったようで、かなり活気付いています。

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七尾沖のブリは陸路で運び込まれていた

 ただ、ご覧の通り、まだまだ富山湾の入口で氷見市の隣である七尾市のものが多いようです。七尾からは、大きなトラックでブリが運び込まれていました。前日の電話でのアポでは、「まだ、氷見の定置網ではブリがあまりかかっていないので、遠くから運んできています」と漁協の方が言われていましたが、そういうことだったんですね。早く、氷見の定置網でドッサリ獲れないかと待ち遠しいですね。

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大きなケースに入れられた七尾沖の寒ブリ

 七尾沖のブリは、陸路で運ばれてくるので、ご覧の通りのユニットバスよりも深く大きなケースに氷水につけられてやってきます。これはかなり大きいですよ!

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フォークリフトで運んでいきます。リフトが倒れないか心配だ

 これを、フォークリフトで持ち上げて運びます。このフォークリフトは、結構なスピードで魚市場内を走り回っているので、気がつくと背後までやってきていることがありますので、魚市場内を歩く時は、この邪魔にならないように気をつけねばなりません。ブリの入ったケースは定置網の名前が書いてありますね。トラックにも定置網の名前が書かれていましたが、定置網単位で扱っているようです。

 このフォークリフトでブルーシートの所まで運んでいって……、

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かなり豪快にブチまけられるブリたち。長靴は必須だ

 ご覧の通り、ザッパーンとひっくり返します。そりゃもう、バケツをひっくり返すように豪快にやってくれるので、撮影の際は最低でも長靴は必須です。魚市場の床は水浸しなのです!それに加えて、ブリがもの凄い勢いでシートの上を滑って突進してくるので、真正面に構えない方が無難です。

 それで、ブチまけられたブリたちは、綺麗に並べられていきます。

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新鮮な光沢感があって何とも言えない。泳いでいるようだ

 もう、死んじゃっていますが、こっちに向かって群れで泳いでくるようです。これも、シグマの超広角ズームレンズの10-20mm F4-5.6 EX DC /HSMで撮っていますが、遠近感も強調されて、ブリに活きがあるように見えません(死んじゃってるけど)

 これが小さめのケースに移し変えられて行きます。

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ブチまけられたブリを手際よく分類していく漁協の職員たち。若い人が結構多いのだ

 これは、ナノクリ標準レンズのAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDに活躍してもらっていますが、これのテレ端を使うと、DXフォーマットのD300なら中望遠で寄れるので、若干の圧縮効果もあって、ブリもわさわさして見えます。

 これを縦位置で撮りますと……、

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こうやって見てみると、1本くらい貰っていっても分からないと思う

 ……と、こんな感じです。奥行きがあって面白いかと思います。中望遠でありながら、開放F値が2.8ですし、開放側でもシャープに写ってくれるので、こういうストロボを使えない場所では非常に重宝します。まあ、ISO感度も1600ほどなんですけどね。DXながら、低ノイズなのでD300も捨てたもんじゃないです……が、やっぱり最後のツメで言うとFXなD700が欲しいと思うのです。やっぱり、D700購入の言い訳を自ら作り出しているようにしか思えない……。

 さて、セリも間近になってきました。

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セリを待つブリたち。光沢感が新鮮っぽく見えるが、やっぱ刺身がいいね

 縦位置でテレ端で撮ってみました。こうすることで、足の踏み場もない感じが伝わっていただければと思います。その中の漁協の職員さんですね。外も、だいぶ明るくなってきました。

 ここで、ブリの並んでいるところを縦位置と横位置で撮ってみて比べてみました。かなり雰囲気が変わってくると思います。

 まずは、縦位置。

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縦位置で撮ると、迫るような迫力がある

 次に、横位置。

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横位置だと広がりはあるが、ブリの活きの良さはイマイチ?

 どうでしょう?個人的には横位置は、だり~んとしてしまって活きがないように見えてしまい、縦位置だとブリが突進してくるような鋭さと活きの良さが感じられるので、今回は縦位置が多めなんですね。

 それで、縦位置で撮ってみますと……、

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広がりよりも奥行きがあった方が、ブリには向いているかな?

 ……ってな感じです。手前のブリにピントを合わせて、奥でセリをやっている人たちを入れてみました。これまた、市場の空気が伝わっていただければ幸いです。

 そして、セリの輪に突入です。前回も書きましたが、あくまでここは戦場です。セリの邪魔になってはいけないので、ストロボ使用が禁止されているのですが、写真は撮らせていただいている自覚を持たねばならないので、様子を見ながら撮らねばなりません。

 そして、まずは、ローアングルから超広角にて撮ってみました。

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ローアングルで超広角で撮ると、戦場っぽくていいかなぁ?

 手前の青い帽子の方が、セリ人です。基本的にセリ人の隣などには仲買人は来ないので(見にくくなる為かと思う)、その方向に陣取ると中は撮りやすくなります。あと、ブルーシートが広げられているところは、セリの輪も大きくなって撮り易くなりますが、

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帯状シートだとゴミゴミしすぎて撮りにくい

 ……とご覧のように、帯状のシートというのもありまして、こういう場所だとセリの輪が縦長になって狭くなります。こういう場所はちょっと控えた方がいいかもしれません。なんせ、仲買人の方は皆さんド真剣ですから!

 セリの輪に入れなかった場合は、

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ノーファインダーで勝負しても、なかなか構図がまとまらない

 こんな感じにハイアングルで撮ることも可能です。ちなみに、これはノーファインダーで撮っています。動きが早くてライブビューなんてやっていられませんので、あくまでノーファインダーです。でも、水平の狂いが大きく目立ってしまう超広角レンズは非常にやりにくいです。

 さて、今度は輪の切れ目に入れましたよ。

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やっぱりしゃがんで撮るのが邪魔にもなりにくそうだし、迫力も出ると思うのだ

 やっぱり、しゃがんで撮るのが邪魔になりにくくて一番やりやすいですし、セリ人や仲買人の表情も写り易くなる上に迫力も増すので良いですね。ただ、やっぱりセリの流れを読んで、先回りするのは必要ですし、先回りしたところで、邪魔になるところに陣取っては迷惑ですので、勉強が必要かと思います。ビギナーなお猿は非常に苦労しました。

 ちなみにハイアングルのノーファインダーで撮ったもので一番の出来だったのが、コレ。

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再びノーファインダーで撮った。楽天イーグルスの選手が集まっているように見える?

 表情は写りにくくなりますが、帽子やらブルーシートが写るのでカラフルになりますね。ブリもしっかり写りますし、輪の様子もわかります。それにしても、楽天イーグルスの円陣のようにも見えないこともない。だって、仲買人の帽子がアレなんだもん。皆さん、ノムさんのように見えてしまいました。

 そんなこんなで、初のセリを撮影しましたが、やっぱりもう1回はやってこないとダメかな?やっぱり、漁船からブリを下ろすところを撮りたい!まあ、今回の写真撮影をしながら、コンパクトデジカメで、動画も撮ってみたので、少しでも皆さんに雰囲気が伝われば幸いです。

 こうして、セリは終って、仲買人はそれぞれにセリ落としたブリを持参のケースに移し替えてテイクアウトしていかれます。

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ブリをポンポンと入れていく若い仲買人たち。脂が乗って重そうだ

 それにしても、こんな風呂のようなケースで買い付けにこられるんですね。1回でいくらの支出なんでしょう?

 仲買人の中には、市場の外ですぐに発送作業にかかる業者もあります。

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箱詰めを待つブリ。ここから、氷見ブランドが全国へと発送されていくのだ

 市場の外に用意された木製の台に広げられた、セリ落としたばかりのブリですね。やっぱり、美味しそうです。これを、おばちゃんが重さを量ってから、発泡スチロールの箱に入れていきます。

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いかにも港町のおばちゃんという感じ。重いブリも軽々と……

 こんな大きなブリを何本も箱詰めしておられましたが、それにしても、腕力すごいです。カメラの重量が2キロだとか3キロだと言って「重い」と言っては恥ずかしいと思うのでした。

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「ひみ寒ぶり」と書かれた箱が出荷を待つ

 そうして、全国へと送り出されていく「富山湾 氷見港 ひみ寒ぶり」と書かれた、氷見ブランド!ますます、食べたくなりましたね。

 みんな、是非ともゲットしようぜ!!

 ではでは。

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氷見漁港で寒ブリのセリを撮る(1)

 お猿@おはようございます。

 今年もあと僅かですが、年賀状が真っ白けっけで大変に焦っておりますshock。非常に時間が足りませんので、とりあえずブログの更新でもしておこうかと思います。

 ……で、さっきネットのニュースを見ていたら、来年の元旦は「うるう秒」ということで、やたら1秒長いようです参照。折角、1秒長く過ごせるので、この1秒をどのように過ごそうかと計画中です。充実した1秒を過ごしたいものです。ひとまず、前回の記事で触れましたように、憧れのD3iconD700とのスキンシップを30分近く堪能してしまって、四六時中の恋わずらいheart02のようになっておりますので、そこら辺の解決をしたいと思っております。

 さて、富山と言えば富山湾の海の幸fishだよねっ!春先はホタルイカでしたが、冬はブリの季節!特に氷見の寒ブリは最高です。そんなワケで、寒ブリを見たいと思って氷見漁港に行ってきたよ!

 前日に氷見漁協に電話をしてセリの時間などを聞きました。各漁船が漁を終えて氷見漁港に到着するのは、5時くらいとのこと。これはできることなら、漁船から降ろすところから見てみたいと思い5時には氷見漁港に到着するように出発。なんやかんやと自宅を4時半には出ました。まだ、良い子は寝ている時間ですconfidentsleepy

 ……で、やってきました氷見漁港。

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早朝5時の氷見漁港。いつもなら熟睡タイム。まだまだ暗い

 魚市場も隣接しているのですが、真っ暗けっけの中にも市場には明々と照明が灯っております。

 ……で、こんな注意書きが。

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こういった注意書きがあるので、ルールは守ろうぜっ!

ここは、生鮮水産物を取扱う地方卸売市場 氷見魚市場地内です

 魚市場の、衛生管理の目的と危険防止のため、下記の事項について厳守してください。

 1、市場関係者以外の魚市場施設内への入場は、禁止します。

 2、早朝、夜間に問わず、犬などのペット類をつれて市場施設内の散歩などを禁止します。

 3、部外一般車両の魚市場敷地内への、乗り入れ侵入は禁止します。

 ……とのこと。

 ひとまず、お猿は犬などのペットではないので、セーフってところでしょうか。しかし、市場関係者以外ではありますので、事前アポで事務所にて受付をするように指示されていたので、そのようにしたいと思います。

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ちょっと発見しにくいところにある魚市場の事務所

 駐車場から市場に入るところに事務所の受付があるので、そこで写真撮影をさせてくださいとお願いします。テレビや新聞などのマスコミもここで申請しているらしく、受付ノートには色んなメディアの名前が書かれていました。

 ここで、受付けを済ませると、こんな帽子を渡されます。

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束の間の仲買人気分になれる帽子。市場視察とはエラそう

 一見、仲買人のようなプレートのついた帽子ですが、プレートには「市場視察」と書かれています。視察扱いということになりますね。まあ、受付は無料ですので、タダで撮影できます。では、中に入ってみましょう。

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既に市場内は活気づいていて、漁船から魚がドカドカと下ろされていた

 まだ、セリは始まっておらず、漁船が続々とやってきて獲れた魚介類を下ろしていました。この段階では、魚もゴチャゴチャに混ざっているので、すぐに種類別に分類します。

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液体を流し込むように魚が移し変えられていく

 流し込むようにケースの中の魚を移し変えています。実に豪快です。分類された魚は、ケースに入れられてセリを待ちます。それにしても、スゴイ量の魚です。もう、1匹持っていっても分からないくらいですね。

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さすがに富山県有数の漁港ということだけあって量がスゴイ

 ちなみに、魚市場内部ではストロボ撮影は禁止されています。これは、セリの際に、仲買人が手で合図しているのが見えなくなったり、フォークリフトの運転の邪魔になったりと色々と支障が出るからのようです。その為に、まずは高感度撮影で基本的にISO1600にて撮影。更に、今回のメインレンズはナノクリ大口径レンズであるAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDに活躍してもらった。暗いとは言いつつ、照明は非常に強烈な光なので、ゴースト&フレアは回避したいという理由もある。

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周囲はまだまだ真っ暗だけど魚市場内は非常に明るい

 さて、魚の分類はだいぶ終ったようです。

 ここで、レンズをお気に入りの超広角ズーム、シグマ10-20mm F4-5.6 EX DC /HSMに切り替えた。先述のナノクリレンズもいいが、あくまで標準レンズ。DXフォーマットで使っても中望遠ということで、少々面白みに欠けるので交換した。これは、暗めではあるけど超広角ということも手伝って、ブレはさほど気にしなくてもいい。

 まずは、ケースにワンサカ入った魚たちを撮ってみましょう。

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超広角レンズが1本あると、こんな写真も楽しめる

 どうでしょう?これはかなり魚に近づいて撮っているのですが、魚市場の雰囲気もなんとなく分かると思うし、いかにも「魚!」って感じじゃないですか?デフォルメされて面白いと思います。まあ、少々、グロテスクではありますが、氷見の魚です。美味しいですよ!

 次は横位置にて撮影。

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縦位置でも横位置でもインパクトのある写真が撮れるので好きなレンズです

 これも、先ほどのケースを寄って撮ってみましたが、ストロボなしに加えてISO1000にて撮影。DXとは言っても、なかなか高感度に粘りがあると思った。ワイド端の10mmという超広角にて撮影しているので、被写界深度も深めでF5にてこの仕上がり。

 そうこうしているウチにセリが始まりました。

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あのセリの輪に入って、市場の戦場を写したいなー

 赤い帽子を被った仲買人が、セリ人についてゾロゾロとやってきて、魚を取り囲んでいます。撮影時に心がけねばならないのが、セリの邪魔にならないこと。セリの邪魔をしたら、タダでは済まされない。しかし、このセリの輪の中にどうやって入るか。これこそ、朝セリの流れを読まないといけない。ビギナーなお猿は非常に困った。

 ひとまず、パンケースに入っている少数派の魚を超広角ズームで撮ってみよう。

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中々、輪に入るタイミングが掴めず、近くの魚を撮ってみる

 手前から2つ目のケースには石鯛が見える。まだ、泳いでいるのにビックリ。やっぱり魚市場は違うぜ!

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あ、鯛だ鯛!鯛があるぞ!いやぁ、美味しそうだねぇ

 別カットがコレ。手前は鯛かな?超広角ズームはこういった撮影が面白いが、使いこなしに結構苦労する。望遠ズームは圧縮効果で間隔が狭まって見えるので、少ないものでも多く写せるが、広角になるほど、隙間が強調されてしまう。なるべく、ケースの密集地に身を置いて撮ってみた。

 次は、ほぼ同じ箇所を通常の目線で横位置撮影。

20122914
もう、どれがどの魚だか分からないくらい種類がいっぱいある魚市場

 仲買人がグルリと取り囲んでいる様子が掴めるのですが、まあ状況説明的になってしまいますね。でも、これも超広角ズームでできる芸当。DXフォーマットは広角に弱いと言いますが、暫く前までは、このシグマの「10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM」くらいしか無かったレンズも、Tokinaから「AT-X116PRO DX」や「AT-X 124 PRO DX II」、TAMRONから「SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF]」や「SP AF11-18mm F/4.5-5.6 Di II LD Aspherical [IF]」といったものが出ている。特にTokinaの「AT-X116PRO DX」なんかは、ズーム全域でF2.8通しながら5万円台というお買い得さ。案外、望遠側に強いDXフォーマットも、ここまでの広角がカバーできればいいのではないだろうか?やるなDXフォーマット!

 そうこうしているうちに、ブリのコーナーが賑やかになってきた。

20122915
ブリがプリプリしている。片手に1本“ブラ下げて”運んでいた

 ブリが到着して、目方を量っていました。それにしても、デカイ。そして、重そう!

20122916
やっぱり獲れたてのブリはイキがいい!歯ごたえも良さそうで是非食べたい!

 いやぁ、ブリですね。ガンドも揚がっているようで、色々と楽しめそうです。この時期のブリの刺身ってたまらないですよね!富山に来て、マグロよりブリが好きになったお猿としては、是非とも1本テイクアウトしたいところですが、とても高くて手が出ません。D700とレンズが欲しいしね!

 そんなワケで、ブリのセリが始まるところで、今回は終了~!

 続きは次回に!!

 ではでは。

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ついに憧れのD700が我が手にっ♪

 お猿@おはようございます。

 いやぁ、今年のデジイチ業界はFXフォーマットというかフルサイズ競争にSONYも参入した上に、Nikonも最後の最後に高画素モデルを投入してきて、非常に盛り上がったような気がします。本当にフルサイズも手の届く範囲になってきたのは歓迎すべきですね。一長一短はありますし、本当に必要かと言われると「?」という点もありますが、やっぱりメリットはメリットとしてありますので素直に喜びたいですね。

 イメージセンサーを大きくする競争がなされている反面、一方ではセンサーを小さくする努力がなされていたのは面白かった。そう、マイクロフォーサーズですね。デジタル一眼“レフ”ではないものの、レンズ交換式で大変に面白い試みだったと思う。気軽に持ち歩いてスナップしたい時などは楽しいのではなかろうか?

 いずれも、対象とするユーザーは異なるので、それぞれに今後が楽しみだ。

 ……で、お猿はというと、Nikon党である上に仕事用途ということもあるのでFXフォーマットに関心があるのです。それで、前回の日記で追伸で書いたように、出来る事なら春には憧れのD700をゲットするぞという、半分ガチなプランを立てていたのは記憶に新しいところ。

 んでもって、手元にはNikonから発売されている三種のFXフォーマット機の“カタログ”があるわけです。

2012271
もうグラビアアイドルを見るよりもコーフンするFX機のカタログ♪

 いやぁ、こういうのって買えもしないのに、持っていて眺めているだけでも楽しいですよね。ペーパー媒体ですが、それでも“純正”ですからね。純正のカタログですよ、Nikon純正のカタログです!!それでも、やっぱり男ならば紙媒体で満足していては情けない!

 そんなワケで、今年中に1回は行っておきたいとキタムラに行ってきました。いつもお世話になっている、高岡・姫野店は規模が小さいので、富山県内では恐らく最大ではなかろうかという富山・掛尾店に行ってきました。

 そしたら、ありましたっ!

2012272
目の前に生D3と生D700があるっ!感動で失神しそうだ

 いやぁ、FX機が2台並んでいますねぇ。さすがにD3Xはないですが、D3iconD700のゴールデンコンビが並んでいましたっ!今まで、ここにはD2Xすら並んでなかったのですが、D700だけではなく、D3まで並んでいるとは驚きでした。

 まあ、D3は発売が昨年だったということもあって、PIE2008で初めて触って、その後も顔見知りの報道カメラマンが使っていたのをいじらせてもらったりと触れる機会があったのですが、未だD700はいじったことがなかったのでした。ここは富山県。仕方がないのだ。

 その憧れのナマD700が目の前にある!!これは感動モノです。これはいじりまくるしかないでしょう!!

 そんなワケで、ついに憧れのD700を我が手に触らせることができたのですっ!

 あっ!紛らわしいタイトル付けてスミマセンねcoldsweats01

 まあ、D3とD700、オマケにD300までもが並んでいたので、30分近く居座って比較していました。ここは、やっぱり最大キタムラとは言っても地方の富山県。ゴミゴミしていないので、ジックリ触れてしまったのだ。

 まずは、D700!形状はD300にソックリということもあって、操作そのものなどはD300そのもの。ファインダーを覗くまでは、D300をいじっているような感触だった。重さもさほど重くない。むしろ、安定性があって好みである。そして、何よりもファインダーがステキすぎる。D300でさほど不自由はしていなかったのだが、これを見てしまうとやっぱりグラ付く。何て広いんだっ!視野率95%と言われているが、実際に手持ちで試写して確認してみても、そんなに気にならなかった。

 次に、D3をいじってみる。もうこれは芸術的ですね。縦グリが付いているということで、重めのレンズを装着しても非常に安定性がある。言うまでもなく重量級なのだが、実際に手にしてみると、案外軽く感じた。まあ、これに大口径レンズを装着したらどうなのか分からないが、それでも縦位置などもスムーズに切り替えられるし、何よりも視野率100%はダテではなかった。

 D3と同時にいじることでD700の寂しいところが浮き彫りになった。やっぱり視野率95%は、特に構図がうるさい風景写真などでは余計なモノが写ってしまうが、ライブビューすれば問題はない。よく考えたら4×5判カメラなんかは、ファインダーではなくって、まさしくライブビューのように撮るではないか。液晶になってしまってはいるが、それはご愛嬌だ。

 正直なところ、D3もやっぱり素晴らしいカメラなので、いじっていてD700との一長一短で非常に苦しんだ。できることなら、両方ともテイクアウトしたいところだったが、今回は自制心がはたらいた。ちょっと古いが「どうするアイフル」のチワワを眺める気分だ。ごめんよ、まだお前を連れて帰れないんだweep

 それにしても、今日D700を手にしてしまったことで、かなり物欲がヤバい状態です。撮影後にスグに画質チェックもしてみたが、階調の美しいことといったらD300の比ではないような気がした。決して、高感度だけが美しいのではない。総じてD300を上回る描写なのだ。そうは言っても、イメージサークルの中心部分を使うD300に比べたら画質劣化が起きやすいD700は周囲の描写が若干甘いのは確かだった。

 そうは言っても、やっぱりD700……欲しいではないか。

 キャッシュバックは1月18日ということで、とっくに1ヶ月を切ってしまった。実際に触ってしまうと、カタログによる想像の産物とは全く異なって、ステキすぎるのだ。95%の視野率なんてかわいいもの。キタムラからテイクアウトはできなかったものの、何か見えないモノが憑いているようだ。さて、どうするお猿!!

 そんなわけで、かなり切ない思いをしておりますが、この心、どうしたらいいでしょうか?ウソでいいので教えていただければ幸いです。

 ではでは。

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漫画家とのコラボもやったよ!(ル・クールネタもあるよ)

 お猿@おはようございます。

 突然ですが、お猿の生息する射水市にはメチャメチャうまい洋菓子屋(あえて「スィーツ(笑)」とは言いませぬ)がある。その名も「Pâtisserie Le Coeur」というお店。えっ?読めない?「パティスリー ル・クール」と読むようです(所在地:富山県射水市戸破栄町895-2)

2012231
清潔感のある水色がイメージカラーらしく、お店のドアも水色だった

 射水市街から結構離れた隅っこにあるのですが、かなりの人気でファンも多く、土日なんかは、ケーキ類は昼過ぎには完売してしまうくらいの勢いです。ここのパンフレットというかチラシ類は全部手書き。

2012237
こういうハンドメイドな暖かさに、何でも活字なお猿は猛省する

 こういったハンドメイドなのもいいのですが、何よりもポリシーがスゴイ。まず、「ル・クール」というネーミングの由来が書かれているのを抜粋すると。

 ル・クールとはフランス語で「真心」という意味。家族・親戚・友人が集まって皆で分け合って食べる幸せと楽しみを味わってもらえたら……という想いを託して温もりある菓子作りを心がけています。本当においしくて、本当に幸せな味は、真心込めた手作りの味と、作りたての新鮮な味ではないでしょうか。

 ……ということが、手書き文字で書かれています。では、この実現の為に、どういうことをしているのでしょうか?これまた抜粋ですが、「ル・クール お菓子作りへのこだわり」という手書きチラシにこのように書かれています(「スィーツ作り」と書かないところが気に入った)

    1. 「一番のおいしさはなんといっても作りたての味」ではないでしょうか。毎日焼きたてのお菓子を提供します。
    2. より新鮮な風味やおいしさを伝えるために、日持ちさせる目的での保存料や添加物は一切使っておりません。
    3. 安心して召し上がっていただくため、よい素材選びと、ヨーロッパの歴史ある製法を基にひとつひとつ全て手作りで仕上げております。

 ……とのこと。やっぱり保存料や添加物を使っていないというのは、以前の記事で紹介したあんしん弁当のポリシーと同じで現代のトレンドかもしれない。そういうこともあってか、素材確保の為という事もあって、毎週月・火曜日が定休日となっている。正直者はバカを見ると言われるが、正直者で成功しているのが「ル・クール」であり「あんしん弁当」であると思う。

 それで、いきなり何で洋菓子の話になったかっていうと、明日は母の誕生日だからだ。お猿は、父と母の誕生日には、ル・クールのケーキでお祝いすることに決めているので、こんな書き出しになった。

 考えようによっては、誕生日は1つ歳をとってしまうことであり、その分、逃れられない悲しい死に近づくことであり、それは大事な人との別れに近づくことであるので、「おめでたい」という要素はないと言っていい。

 しかし、お猿にとっては自分自身がこの世に生まれ、本当の生きる目的を知って毎日を幸せに過ごしているのは、紛れもなく両親のお陰。両親がお猿を生んでくださって、そして、大変な苦労をして今まで育ててくださったのだ。その両親が生まれた日を祝わずにおれないではないか。そういう意味があってお祝いしている。

 それで、今月アタマに予約した誕生日ケーキを、誕生日前日の今日、受け取ってきた。本当なら、誕生日である12/24に受け取るべきだが、予約した日には既に12/24の予約は定員オーバー。なぜなら、その日はキリスト教徒にとって祝うべき日であり、クリスマスケーキとやらで需要が高まるかららしい。仕方なく、前日の今日受け取ることになったのだが、開けてみてビックリ。

2012232
美味しいのに通常のケーキではなくクリスマスケーキベースが残念!

 どうも、ケーキの上にプレゼントを掲げて真っ赤な服を着た浮かれたお爺さんが載っている。いくら需要が需要と言っても、こっちは母の誕生日なのだから、これは勘弁して貰いたい。お爺さんとか余計な飾りはナシにして、イチゴを1個多く乗せてくれた方が実に嬉しい。なぜならば、我が家は浄土真宗なのだ……。

 この話の流れで思い出すのが、ちびまる子ちゃんと島田紳助さんですね。

 ちびまる子ちゃんに関しては、ハッキリと覚えていないけど、昔見たアニメで、まる子の家ではクリスマスのムードが高まらない。まる子が親に聞いてみると、父・ヒロシが「ウチは仏教だからな」と答えていた。

 島田紳助さんも、確か「行列のできる法律相談所」か何かの司会で、クリスマスの話題になった時、「ウチは浄土真宗やから、クリスマスはせぇへんかった」という趣旨のことを言われていた。

 ここら辺は、笑い話として受け取られるところだが、本当なら感心すべきところだと思う。犬が西向きゃ尻尾は東で、仏教徒ならキリスト教は相容れない。特に浄土真宗は一向一揆などで知られるように一向宗とも言われるくらい他宗教の排斥は徹底しているから、クリスマスを祝うことさえありえない。異文化を受け入れる寛容さが大事な世の中だが、宗教にまでこういうことを持ち込むのはナンセンスである。こういうところが、「日本人は宗教に幼稚」と揶揄される原因と思う。

 お猿はフォトグラファーとして、富山県の色々な文化も撮って来た。五箇山の合掌造りなどもそうだが、同じ世界遺産の合掌造り集落でも白川郷よりも五箇山が好きというのは、以前にも書いた。それは、お猿自身が富山県民だからっていうのもあるが、何よりも五箇山には、そこの風土が生き残っていると思ったからだ。その辺のことは稲穂の五箇山からコスモスの夢の平へ……をご覧いただきたい。

 そういうことで、表面だけではなく物事の本質を見ることがフォトグラファーにとって大事だと思う。それが写真になって伝わることであり、お猿が目指す写真でもある。まあ、オウムやら法の華といったカルト宗教、新興宗教の事件もあったりして、こと宗教のことを書くと、宗教アレルギーの酷い日本人はドン引きだろうが、文化を語る上で宗教という要素は実に大事。事実、富山を代表する五箇山や八尾の写真取材に行く時には、それは欠かせないのだ。そういう意味で、真宗王国と言われる富山県で仕事するお猿としては、形よりも本来の“教え”こそ大事にせねばならないと思うんですよね。

 ……まあ、難しい話になりましたが、仏教徒の日本人がクリスマスを祝うことに違和感を覚えている今日この頃でした。お釈迦さまが泣いてるぞ!

 さて、本題に入りますが、今年のお猿は漫画家とのコラボもやっていました。

 チューリップ企画から発行されているB-youngっていう漫画月刊誌があるのですが、そこに連載されている太田ひさし氏が、今年手がけた表紙絵にお猿が撮影した写真がベースとなっているものがあります。

 まずは、9月号

2012233
B-young9月号の表紙。みくりが池と大汝山がリアルに再現されている

 これは、当ブログでも連載記事を書いて未だ完結していない立山黒部アルペンルートシリーズ立山黒部アルペンルートを行く(室堂編)-1にて撮影した立山の室堂にあるみくりが池ですね。そこに太田氏が描かれている漫画のキャラクターが遠足に来ている絵です。

 提供させていただいた、ベースの写真はコレ。

2012234
今の季節はすっかり雪景色になってしまった夏のみくりが池周辺

 う~ん、手前の地面が描き足されていますが、それでもかなりリアルに再現されています。池の水面が鏡のようになっていると、山も綺麗に映り込むのですが、お猿が撮影した時は波が立って映らず。それまでも、見事に再現してくれました。

 お次は、今月12月号

2012235
一見、どこの民家か、と思うけど五箇山の竹中家がモデルになっています

 これは、当ブログで書いた四季の五箇山「春の宵」に行ったケド…に登場する合掌の里にある竹中家の囲炉裏写真を提供させていただきました。そのベースとなった写真がコレ。

2012236
日本古来の囲炉裏の間。個人的にこういう雰囲気は好きだ

 う~ん、シャドー部も見事に再現してくれました。太田氏がこの表紙を描かれる時に「デジカメはシャドー部も持ち上げられるからイイね!」と言われていたのを思い出します。キャラクターが囲炉裏に腰掛けて五平餅を食べています。うん、これぞ五箇山の文化!田舎はやっぱり五平餅だよね!こういう本質を写したいお猿ですが、こういった日本の原風景の本質を漫画に描いてくださる太田氏も素晴らしいです!

 ……とまあ、素材提供もさせていただいております。もしよろしければ、太田氏とお猿のコラボ作品をゲットしてください!バックナンバーも申し込めたと思ったので……。

 そんなこんなで、今年の仕事としてやらせていただいた、ちょっと変わったフォトグラファーの事例でした。今後も色々とチャレンジしていこうと思います。

 ではでは。

P.S.三星カメラでのD700の価格が、先ほどの深夜価格で¥219,000-でした。3万円キャッシュバックで¥189,000-になります。最近は、昼こそ値上がりしていますが夜になるとこれくらいの価格で安定しているので、少々グラついています。来春くらいには、諸分割も完済するペースですので、そろそろD700モードということで、「D700」と「AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)」のダブル購入という無謀なプランも企画中。だって、やっぱり必要そうなんですもん。お猿バースデーの1月18日のリミットまでにD700だけ見切り発車すべきか悩み中ですが、かなり本気モードで計画しております。まあ、企画倒れになる可能性も半分以上ありますが、D80はお猿にとっては殿堂入りの大事なカメラですので、ドナドナする予定はありませんので、中古価格は度外視です。さて、皆さんはどうすべきと思われますか?ウソでいいので教えていただければ幸いです。

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雷写真コンテスト受賞作品がHPにアップされていた

 お猿@おはようございます。

 昨日の記事は、あまりにガソリンが安かったのとBOXティッシュを貰いまくったということで、相当浮かれておりまして、カメラネタとは全く関係ない内容になってしまった。どうせ脱線ついでに今回もまずガソリンネタから。ある意味、時事ネタだぜぃ!

 ……と、年末ということもあって、まあ毎月のことですが、クレジットカードの利用明細が届いていました。いやぁ、利用明細って、スパムメール並に受け取りたくないシロモノですね。そうは言っても、受け取り拒否もできませんし、拒否したところで引き落とされるのは確実なので、大人しく受け取っておくのが無難かと思います。

 ご存知のとおり、お猿は“恐らく地下に油田があるに違いない”出光系のガソリンスタンドを溺愛しているのですが、そうなると、まいどカードプラスを作って、それこそ“毎度”カードで入れています。これだと、請求時にもさらに2円/L引きなのだよ。

 それで、今回届いた明細書を見てみると……、

2012221

 「今回ご請求額」が¥9,011-!今月届く明細は、11月分の明細書なのだが、ガソリン価格がバブリーに高騰していた時期は、毎月¥15,000-前後は確実に行っていただけあって、1万円を切るどころか、ほぼ9千円ってのに感動した。5千円近く節約になっている。

 では、一体どんな入れ方をしていたのかを見てみると……、

2012222

 ……ということで、実質3回の給油でした。まあ、最後の¥878-ってのは、給油したての時に激安になったので、僅かな給油をしたってヤツでしょう。それにしても、給油ランプが点滅するまで給油しないお猿ですが、それまでは、確実に1回で5千円はふっ飛んでいったことを思えば、4千円台前半で給油ができている。これは嬉しいですね。

 そんなこんなで、5千円の出費が浮きましたので、カメラ&レンズ代の軍資金とさせていただきたいと思いますscissors

 話を本題に戻しましょうねrecycle

 一昨日の記事で日本経済新聞に初登場したよ!ということで、知る人ぞ知る音羽電機工業の雷写真コンテストの入賞者が日経に掲載されていて、お猿もお仲間に入れていただいたっていうことを書きました。ただ、グランプリ受賞者の作品がモノクロで掲載されて、あとは全部名前だけっていうことだったので少々寂しかったのですが、本日、待望のHP掲載がなされていました!

2012223

 いやぁ、いつもながら音羽電機工業のトップページは迫力ありますな。リロードするたびに、トップページの写真が変わります。どうやら、過去の雷フォトコンの入賞作品のようです。いずれ、お猿もトップページ飾ったる!と野心を燃やしております。

 さて、肝心の第6回雷写真コンテスト受賞作品紹介(2008)を拝見しましょうかね。

2012224

 案の定、佳作のお猿の龍の城はPageDownしまくった先にあるのですが、それにしても、皆さんスゴすぎますね。

 グランプリの放電群舞は、新聞でもモノクロ状態で拝見したけど、やっぱりスゴかった。てっきり海外で撮ったものかと思ったけど、岐阜県なんですね。コメントも勉強になります。お猿もそうなんですが、雷写真も最後は粘り勝ちなんですよね。PIE2008フォトコンの「龍の巣」もそうでしたから。これは是非とも冬雷を収めたいと思います。

 グランプリ以外も凄かったです。富山県は冬雷っていう強い味方もあるので、年中シーズンですよ。雷にシーズンオフがないのが富山県!こりゃ、負けておれないと闘志を燃やしております。雷なら仕事が終ってからの撮影で十分ですからね。来年も頑張るぞ~!

 あ、ちなみに「龍の城」ですが、賞金で著作権譲渡ということになるので、音羽電機工業に著作権があります。従って、当ブログではお店できませんので、コンテストのリンクからご覧下さい。お猿の睡眠状態で書いたコメント付きです。

 それから、最後にちょっとだけ脱線。

 平面的なお猿のアート仲間である立体的な五箇山の彫刻家・平田昌輝氏のブログこんなふうにしてやってますっていう記事がありました。

 これには、蝋型の作り方が紹介されていたのですが、この世界にも写真と同じように「ポジ」と「ネガ」の概念があったんですね。しかも、写真と同じように複製がガンガンできてしまうので、作る個数を決めて、それぞれにシリアルナンバーじゃないけど番号を振っていくのだそうです。いや、これは面白い。

 ちなみに、我が家にもある平田氏から頂いた作品。

2012225

 今ではすっかり箱入りになって、居間に飾られています。これは何番目なんでしょうかね?

 こういう話を聞いて、ますます有り難くなりました。大事にしてますよ、平田先生!

 ではでは。

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99円ガソリンがティッシュ配りすぎだ♪

 お猿@おはようございます。

 前々回の記事で、ガソリン価格103円/Lで給油できたぞということで、やや浮かれ気味でしたが、年末ということもあって不景気でも世間的には浮かれ気味のようです。まず、浮かれていると思ったのが、愛用の夜のデジカメショップ三星カメラでの、D700の週末価格ですね。既に¥218,000-です。こいつぁ、3万円キャッシュバックと組み合わせれば、18万円台ですかね。結構グラッと来るぜ!

 これも凄いのだが、特に浮かれ度の高かったのが、先述の西日本宇佐美 セルフ小杉給油所というガソリンスタンド。最近、普通の出光系のガソリンスタンドから宇佐美になったようで、射水市ではかなり安値で入れられるということで人気だったりする。お猿も行きつけのガソリンスタンドにしてしまったくらいだ。挙句の果てには、そこのメール会員になる始末。

 メール会員になると、毎週金曜日には土日の安売り案内が届く。最後までキッチリ読まないと、クーポンがついているのにうっかり消してしまいかねない。この土日の案内は19日の金曜日に届いた。これが、また浮かれている。

2012211

 まずは、大抽選会の案内ですね。これに関しては、9月からキャンペーンをやっている。

2012212

 こんな台紙を貰って、9月6日からのレシートをひたすら貼り付けていく。そして、12月23日までのレシートの総給油量に応じて抽選ができるわけですね。

2012213

 ガソリンでも軽油でも、100Lにつき1回の抽選権利を貰えるというものだ。台紙の表紙には、

2012214

 ……と和倉温泉加賀屋ペア1泊2日宿泊券とか、5万円相当のカタログギフトが貰えるというものが目玉らしい。他にも、

2012215

 ……ということで、ガソリン・軽油代が1万円、5千円、千円というのが用意されているようだ。更にハズレ無しということで、5等はBOXティッシュということらしい。これは貯めねば勿体ない。

 ただ、温泉券はいらない。かつて、ラーメンの花月のキャンペーンで某温泉旅館の1泊2日宿泊券を貰ったのだが、GWや年末年始、土日は利用できない上に、現地までの交通費は自分持ちという現地集合&現地解散というシロモノだったからだ。こういう景品は他にも貰ったことがあるので、むしろ、カタログギフトとかガソリン代の方が長期的に助かる。これは何が何でもガソリン代を当てねばっ!

 さらに、今回の週末メールには、浮かれた文面があった。

2012216_2

**さて、気になる4日間の特売価格ですが(?_?)**
なっなんとレギュラー《99円》です!
ハイオク110円!
軽油96円!
灯油62円!

赤字覚悟でお出迎えします!

ぜひ満タン給油でお帰り下さい(^0^)/

 ……とのこと。

 いや、いいじゃないか99円ガソリン!あのレギュラー180円時代を思えば、ハイオクだって安いじゃないか。それにしても、軽油とレギュラーで3円しか違わないのが納得いかないけどな。是非とも、満タンにして帰ろうじゃないか。

 さらに、写真ではフレームアウトしているが、

☆更に本日と明日の2日間は、ガソリン・軽油15リッター以上の満タン給油で「BOXティッシュ5箱」プレゼント♪

(中略)

ご来店をスタッフ一同心よりお待ちしておりますm(_ _)m

 ……とのことじゃ。

 折角、スタッフゥ~!(狩野英孝っぽく)がBOXティッシュを持って、心よりお待ちしておりますらしいので、お待たせしても悪いし、BOXティッシュを余らせても悪いので、行かなきゃならんよね!この辺のことは結構話題なのか、お猿のブログ仲間のねぎタンさんも99円ガソリンを給油しに行ってきました。という記事に書いていらっしゃる。

2012217

 ……ということでやってきました。不景気のあおりか、BOXティッシュ目当て&99円ガソリン目当てで、おばちゃんまでもが道路まで列を作って並んでいる。どさくさに紛れて、先述のねぎタンさんの姿も見えた。誰もがド真剣な表情で給油をしている。看板では、

2012218

 102円/Lなのだが、実際に給油してみると、

2012219

 ……と、99円/Lで処理されていた。まあ、お猿は最近給油したばかりということもあって6.84Lしか給油していない“意地汚い客”だったのだが、どういう訳かBOXティッシュ5箱を貰ってしまった。「あの~、15Lも入れてないんですけど……」と正直者のお猿は自己申告すると、祭り法被を着たオネエチャン曰く「かまわないですよ。そういうお客様たくさんいらっしゃいますから」とのこと。もう赤字覚悟というのはホントらしい。

 給油が終ってから、そのオネエチャン曰く。

 「10/31のメールって、まだお持ちでしょうか?そこにクーポンが付いていて、抽選が1回できる筈なんですが……」

 ……とのこと。そんな1ヶ月前のDMをとってあるか心配だったが、基本的にこのガソリンスタンドからのメールは、金券同様の値があるので、捨てないことに決めている。過去のログに遡ってみると……、

20122110

 あった。書き出し早々、「抽選会も間近に迫ってきました。」とのこと。

 まだ、1ヶ月以上も先だよっ!!

 ……と、今さらながらツッコミどころ満載なのだが、まあ捨ててなくてよかった。そこで、メールクーポンと貯めまくったレシートを手に抽選会場へ……。計算してもらうと、4回は挑戦できるということが分かった。結果は、全部赤玉five。つまり、5等賞bell!!

 結果的に……、

20122111

 1人で、BOXティッシュ9箱!!

 もう、ティッシュどんだけぇ~~~っ!!

 これでもう、鼻紙には困らないよねっ!スギ花粉にやられやすいお猿ですので、鼻水ドンと来いって感じです。でも、お猿は……、

 クリネックス派なんだよね。

 ……っていうのも、スキャナオペレーターでもあるお猿は、ポジやネガフィルムをクリーニングをする際に、フィルムクリーナーを本来は専用のクロスに染み込ませて拭くのだが、高価な為にクリネックスを愛用しているのだ。これは、通のオペレーターは愛用でして、拭いてもケバ立たないので、ホコリがつかないという理由が大きい。でも、鼻紙専用ということで、是非とも9箱全部、無駄なくかみまくろうかと思います。

 鼻が真っ赤になるまで、かみまくろうかと思いますので、みんな応援してくれよなっgood!!

 そして、パチンコで大勝利(?)を収めたオッサンのように、BOXティッシュを両手一杯に抱えて帰ろうかとした時に、「あ、あとコレ」と渡されたものがあった。それがコレ。

20122112

 インクジェットで打ち出した手作りのチケット3枚綴り×2冊。

20122113

 「ガソリン軽油 5円/L引き or 灯油 3円/L引き」という魅力的なチケット。これはもう来月末までに使い切らないといけませんね。

20122114

 「ドライブスルー洗車オプション 下部洗浄無料」という一見意味不明なチケット。まあ、北陸の冬は凍結するので、凍結防止剤というのを道路に撒くんですね。これが、鉄には悪いらしくサビを発生させてしまうんですね。そういうことで、車の下は洗浄した方がいいんです。

 これはありがたいですね。暖冬で中々凍ってはくれませんので、是非とも洗っていただこうかと思います。

20122115

 「メール会員ご登録、又は紹介で BOXティッシュ5箱プレゼント」ですね。もう、どんだけティッシュを配れば気が済むんでしょうかね。これだけ、期限が2月末ですね。

 これはもう、マルチ商法やネズミ講並にメール会員募集ということで紹介&勧誘の活動を頑張らねばなりませんね。すべてはBOXティッシュ5箱のためです。でも、同僚は大抵、ここのメール会員っぽいのでお互い勧誘しあって気まずい雰囲気になりそうですので、一旦退会してから再入会でもしようかと思います。

 誰か、メール会員になりませんか?北海道でもOKだぜっ!

 それにしても、このガソリンスタンド。宇佐美に変わってからというもの、激安を続けている。赤字覚悟でBOXティッシュを配りまくるし……。採算が取れているのだろうか?そこで、お猿は1つの推測をしてみた。

 このスタンドの地下には油田があるに違いない。そのまま精製して売っているんだ!

 ……ということを都市伝説として広めたいと思うので、皆さんのご協力をお願いいたします。

 ではでは。

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日本経済新聞に初登場したよ!

 お猿@おはようございます。

 いや、何と言いましょうか。年賀状が全く終っていません。っていうか、書き始めてすらいません。これは、非常にマズイのでとりあえずブログ更新でもしておきたいと思いますscissors

 前回の記事の最後に告知しましたが、かつての音羽電機工業の雷写真コンテストの結果が…!でご報告した音羽電機工業主催の“第6回 雷写真コンテスト”の結果が昨日の日本経済新聞に掲載されました。お猿はかろうじて佳作だったんですけど、まあ賞金もいただけるということで、歳末は何かと借金の取りたてとかもいらっしゃるようですので、助かるかと思いますが、未だ振り込まれておりませんcoldsweats01。次なる設備投資としても非常に重要なものであります。

 それはさておき、折角掲載されるんだから新聞はバッチリ見ておきたいのですが、我が家は日経は購読しておりません。……っていうか、新聞とってませんcoldsweats01。トコトン、エコに徹した結果、我が家もペーパーレスの波に乗ろうっていうことで、電子媒体にかなり依存しております。そんなお猿は、電子マネーは使えません……ハイgood

 ……で仕方ないので、日経を調達しに近くのサンクスに飛び込む。競馬新聞は置いてあるのに日経がない。どうもギャンブラーはやってくるようですが、ビジネスマンはやってこないのでしょう。次にファミリーマートへ……。ありました!ファミマはビジネスマンがやってくるようですね。かろうじて残っていた日経を手にレジへ……。きっとお猿も、レジのオネエちゃんにできるビジネスマンと思われているに違いない……と思いつつ、店の外へ。

 帰宅後、新聞を広げる。

2012201
恐らく人生で初めて購入した日経。12/19は日経初購入記念日だ

 それにしても、日経は1面からグレースケールだぜっ!全く色気がない。出だしから意味が分からないぜっ!

 それよりも、証券面、証券面……っと、

2012202
証券面よりも、日経にカラー広告が出ることにショックを受けた

 バンッ。いやぁ~、XMLか何かの自動組版でやったと思われる株価情報が羅列していますね。個人的にはグレースケールな日経が、隣の面にカラー広告を掲載していることに驚きました。

 さて、下を見てみると……、

2012203
確かに雷写真コンテストの結果が発表になっていた

 ありましたっ!広告欄に「第6回 雷写真コンテスト 入賞結果発表」ということで、グランプリ写真の他に入賞者一覧が名前で掲載されていました。お猿も名前だけですね。佳作になると作品名も掲載されない模様です。

 それにしても、グランプリ写真はモノクロでの掲載でしたが、これはスゴすぎる。どこで撮ったらこんな雷が撮れるんだって感じです。完敗です、ハイ。「龍の城」見事に陥落ですdownwardright。これは来年こそグランプリ撮らないといけませんね。雷に打たれないように気をつけようと思います。

 そんなワケで、見事に日経初登場を果たしたお猿ですが、写真は掲載されていませんでした。「来週のいつかには」というやたら長いスパンですが、その辺で音羽電機工業サイトにて、写真とコメント付きで公表される予定ですので、是非見てちょうだい!

 ではでは。

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ColorEdge CG241Wでキャリブレーション実践!(2)

 お猿@おはようございます。

 前回の記事で、D700の価格変動が激しくて気になっているように、日経平均やら円相場が気になっているということを書きました。しかし、もっと気になっているものがありました。

 ガソリン価格ですねrvcar

 車がなければどこにも行けないっていうくらい車社会なのが富山県なのですが、レジャーのみならず通勤には必ず使われるといっていいでしょう。電車やバスなんて使っている人は相当少ないようです。主婦に至っては買い物に車ですね。ちょっと道路向かいのお店に行くだけでも車を使う人もあるくらいですから、富山県民って東京とか大阪の人に比べたら相当歩いていないと思います。

 以前に東京に行って、現地人並に電車を乗り継いだだけで筋肉痛になったくらいですからね。情けないもんですcoldsweats01

 そんな生活必需品がガソリンなんですが、寒冷地なので、これからは灯油の価格も響いてきます。まあ、ウチはオール電化thunderなんであまり影響はないんですけど……。それで、昨日は愛車の給油ランプが点灯したので、「やれやれ」と思いつつ、メール会員になっていた出光のガソリンスタンドに行きまして給油しました。

 まず、店頭での現金価格は、108円/Lですね。ところが、お猿は出光のクレジットカードを所有しているので、3円/L引き!つまり、105円/Lとなるわけです。更に更に、口座引き落としの際に2円/L引きになるので、最終的には103円/L!

2012189

 今回の給油のレシートは上記の通り。

 給油ランプが点灯してからの満タン給油だと、35L前後の給油になるのですが、久々に満タン給油して3千円台で済みました。暫定税率が一時的に解除された時でも120円/Lくらいでしたからね。古き善き時代に戻った感じです。かつては月に3回給油しても1万円チョットでしたからね。そこに近づきつつあるようです。

 ちなみに手元にあるレシートをひっくり返してみたところ9月のレシートがありました。

20121810

 163円/L!高すぎますっ!まあ、このちょっと前には180円/Lなんてのがあったくらいですから、当時のお猿は「おーい、安くなったぞ!160円/L台だ!」と言い回っていたんでしょうけど。全然安くないですよね。あ、ちなみに500円給油ってのは、9/12は金曜日。翌日の土曜日から週末の安売りが行われるということで、ギリギリのラインで給油したってことです。かなりケチい給油をしています。

 これが、10月に入ると、

20121811

 152円/L!1ヶ月チョットで10円/Lほど安くなっています。案の定、当時のお猿は「おいおい、ガソリン安くなったぞ!」とウハウハしていたかと思いますが、全くもって安くありません。昨日の給油より4リッターほどしか多く給油していませんが、総額にして1200円ほどの差。アホらしいです。

 そして、先月の11月の価格が、

20121812

 110円/L!確か、これはゲリラ給油の日に行ったんだと思います。この直後には125円/L程度に戻っちゃうんですけど、この辺から価格も急降下って感じでしたね。

 まあ、今の原油価格は暴落していますが、ちょっと前までの高騰は、インドや中国といった国々の需要が伸びて……ってのもありましたが、最も大きかったのは投機だったそうですね。全くもって一部の金持ち連中のマネーゲームの為に生活が困窮するんだからたまったもんじゃないpout。そんなに金集めてどうすんのさって思うけど、財欲にキリはありませんからね。まあ、立場を変えれば当然と言えば当然ですが……coldsweats01。何はともあれ、ガソリンが安くなって良かったですねscissors

 さて、前口上がやたらと長くなりましたが、お猿の職場に鳴り物入りで導入されたAdobeRGBカバー率96%のカラーマネジメントモニタColorEdge CG241Wをレビューしていましたね。前回はColorEdgeシリーズのウリ「ハードウェアキャリブレーション」の実践を開始したのですが、その結果はっ!?

 数分後、画面が切り替わってモニターの調整結果が表示されました。

2012181

 左に目標値、右に結果が表示されています。今回の結果は……?

  • 「輝度」は、目標値80cdのところ、80.3cd。
  • 「黒レベル」は、0.12cd。
  • 「コントラスト比」は、465:1。
  • 「白色点」は、目標値5000Kのところ、5021K。

 多少の誤差はあるものの、今まで使っていたカラマネツールより良い結果が出ていると思う。決してコントラスト比も高くないし、ガンマ値も1.8、何よりも色温度が5000Kなので、キャリブレーション後のモニタを見ると、やたらネムイ感じだし、黄色っぽいし、暗いし……っていう印象を受けてしまう。それは、色温度が高くコントラストも高めのBeforeを見てしまっているから、コントラスト比465:1なんてネムたく見えて当然じゃろう。ところが、これを印刷のアガリと比べると、案外ドンピシャだったりするので驚きなのだ。

 まあ、これで不足は特にないので「保存」をクリックして、プロファイルを保存します。すると、

2012182

 「モニターの調整が完了しました」と表示されるので、終了しましょうね。

 一応、MacOSXの「環境設定」からモニタの設定を確認してみましょう。

2012183

 ご覧の通り、ColorEdge CG241Wを導入した時にインストールされる「CG241W」というプロファイル以外に「CG241W(41375108)印刷用一般設定」というプロファイルが新たに生成され、それが選択されている。

 ちなみに、キャリブレーションを取った後のOSDメニューはどうなっているのだろうか?

2012184

 モニタ下部のMボタンを押すと、「ScreenManager」というOSDメニューが表示される。

2012185

 すでに「RGB」と書かれたカラー調整のアイコンはグレーアウトじゃないけど、水色に変わって選択できなくなっている。これはズバリ、キャリブレーションで自動的に変更される項目なるが故にいじってしまったら元も子もないからですね。選べなくなっているのは「つい、うっかり」ということもなくなって安心ですね。

 では、最初のアイコンの「ピクチャー調整」を開いてみましょう。

2012186

 「リターン」しかアクティブになっていません。ここも画質に関わる調整を行うところなので、いじれないんでしょうね。あと、アナログ接続のみアクティブになるのが多いので、デジタル接続しているお猿は関係ないようです。できればカラー調整のようにピックチャー調整そのものをグレーアウトして欲しかったですね。

 この辺は、モニタのモードがCALになっていると、非アクティブになってくるようです。ハッキリ言ってOSDメニューでいじれるのは、殆どないですね。

2012187

 「その他」の項目を開いてみると、

2012188

 「ボーダー」と「BrightRegulator」の2つのみが非アクティブになっている。それ以外の省電力関連やビープ音の設定など、映りとは全く関係のない項目だけが調整できる。

 そんなこんなで、キャリブレーションを行った後は、OSDメニューをいじれないようになっているので、「つい、うっかり」を無くすことができるので非常にありがたい。

 まあ、ハードウェアキャリブレーションとソフトウェアキャリブレーションの違いということですが、前者はモニタ側にコントロール回路を持たせてモニタ側で出力を変えたりして調整するのに対し、後者はモニタはそのままでパソコン側のカラーテーブルを調整することによって調整するということがあります。

 モニタの色のクセをソフトで吸収しようとすれば、例えばPhotoshopなんかで「モニタの色は青みがかっているから、全体的に赤を強くして、コントラストも甘いからトーンカーブで調子をつけよう」なんてやったら、階調がガタガタになるようなもんで、画質劣化に繋がってしまう。しかし、モニタ側のOSDをいじって各値を調整しようとすれば、パソコン側の信号はオリジナルのままなので、非常に階調が滑らかである。この辺のアドバンテージはCRT時代は非常に大きく感じた。

 まあ、なんせColorEdgeで見た写真は、非常に階調が滑らかなのだ。これは本当にオススメしたい。極端な例で言うと、かつてOSDすらついていないiMacとかそういったモニタをキャリブレーションしたが、完全にソフト的にいじっているためにガタガタになったのを覚えている。そういうことで、是非ともハードウェアキャリブレーションなのだ。

 そういうことで、今回のColorEdge CG241Wのひとまずの設定は終了です。また、使用感などはお知らせしたいと思います。

 最後にお知らせ!

 以前の記事で音羽電機工業の雷写真コンテストの結果が…!なんてのを書きましたが、その音羽電気工業の主催者からメールが届きました。その中に、

結果発表につきまして、2008年12月19日(金)付 日本経済新聞 朝刊 全国版 証券面に掲載させて頂くことになりましたので、御覧頂ける方は是非御覧くださいませ。

 ……という一文がありました。どうやら、本日発売の日経に掲載されているようです。

 しかも、証券面にっyen!!

 そりゃそうだ、やっぱり雷と言えば証券面だよねっhappy02!他に考えられないよねっhappy02……って、何で証券面なのサgawk?オマケにお猿は日経なんて読むキャラではないので、取っていません。無念じゃ……。

 しかし、そんなお猿に救いの手が……。

当社ホームページ上での結果発表は、12月22日の週を予定しております。

 ……だそうですね。ん?「12月22日の」?やけに範囲が広いですね。まあ、来週になれば、お猿の雷作品「龍の城」が公開されるはずですので、ひとまず日経でご覧いただければと思います。たまには証券面を見ようぜ!

 では、お楽しみにぃ~!

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ColorEdge CG241Wでキャリブレーション実践!(1)

 お猿@おはようございます。

 最近、職場での昼休みにNHKニュースの円相場と日経平均株価をチェックするのが習慣となっております。いや、別にドルを持っているわけでも株を持っているわけでもないのですが、凄く激しく変動しているので、野次馬的に見ております。

 それと同時に、変動の激しい三星カメラでのD700価格をチェックしているのですが、さすがは夜になると一気に値下がりする習性を持っているカメラ店だけあって、キャッシュバックキャンペーンを控えたお猿としては気になる存在です。さっきなんか深夜価格で21万円台ですからね。キャッシュバックを適用すれば18万円台ですよ、18万円台!やっぱ気になります。

 まあ、レンズも欲しかったりするので、物欲に負けまいと、職場に導入されたAdobeRGBカバー率96%のカラマネモニタColorEdge CG241Wのレビューでもやって気を紛らせています。そんなワケで前回は、ColoeEdge CG241W専用のキャリブレーションソフトである「ColorNavigator」をMacintoshにインストールしました。

 今回は、そのColorNavigatorを使って行きたいと思います。

 その前に、ColorNavigatorを使ったキャリブレーションの仕方を習得しなければならないのですが、その手法が書かれている書物と言えば、お猿の手元に2種類ございます。

2012171

 1つはColorEdge CG241Wに付属してきた説明書ですね。もう1つは以前のColorEdge CG242Wの誘惑♪という記事に書いたように、ColorEdgeのDMに入ってきた「チョー簡単!ColorNavigatorの使い方」という書物。DMなんで基本的に捨てるものなんですが、これはどうも捨てられず、「いずれColorEdgeを手にした時の為に……」ということで、カタログ同様にイメトレしていました。これはあくまで販促なんですが、厚みはこっちの方があるんですよね。しかも、見るからに簡単そう……。

 そんなワケで、捨てられなかったDMを使ってキャリブレーションをしてみました。

 まずは、「1準備編」だそうです。

2012172

 これはColorNavigatorのインストール方法と、ColorEdgeとPC本体との接続方法と、センサーの接続方法ですね。表紙には「プロ標準のカラーマネジメントモニター……」と書いてありますが、全てが図解。しかも、クマなのかパンダなのか分からない生命体の赤ちゃんがガイドとなっている。しかも、口調も赤ちゃん言葉だ。

 お猿もナメられたもんです。

 では、ナメられついでに次のステップに移りましょう。次は、「2調整編」です。

2012173

 ここでは、ガイドがなぜか公家だ。しかも口調が旧仮名遣い。ますます意味不明だ。ここではまず「そもそもなんで、どうしてキャリブレーション?」っていう「そりゃ、ColorEdge購入前の問題だろ?」とツッコミを入れたくなるような項目からスタートしているのだが、そうだ、これはあくまで販促のパンフなんだと納得。スタンダードなやり方、インクジェットプリンタとの色合わせ、希望の目標値への合わせ方など3種類のやり方が載っている。やっぱり、図解は分かり易かった。

 この次は「3微調整編」ですね。

2012174

 ここでは、ガイドが一気に医師になる。しかも、マッドな医師って感じだ。「ここからはやりたい人だけやればいいのだ」と半分「どーでもいーけど」という感じだが、手動調整が入ってくるので気の短い人間には無理だ……。そして、ここのページで「ツキノワ教授の総回診です」っていうセリフがあるので、この生命体はツキノワグマということが判明した。

 どうでもいいですね。だいたひかるに「どうでもいい歌」か「どうでもいいラップ」でも歌って貰いたい心境です。

 そして、最後が「4定期調整編」となっている。

2012175

 ここのガイドは、西洋の王様ですな。そして、最後の最後に今まで出てきたガイドが揃って大団円となっている。キャラにも楽しませてもらいました。ここではタイマを使って時期が来たらキャリブレーションを促す警告を表示する設定、そして、再キャリブレーションのやり方などが掲載されている。まあ、モニタは安定しているのだけど、精度を保つには定期的なキャリブレーションは必須だ。頑張ってやっていこうと思う。

 では、実演ですgood

 まず、キャリブレータを接続してから、前回インストールしたColorEdge専用のキャリブレーションソフト「ColorNavigator」を起動しましょう。

2012176

 すると、対応する測定器を選択するダイアログが表示されます。

2012177

 お猿の場合は、業界ではかなりシェアが高いと思われるグレタグマクベス社のeye-one display2を所有しているので、それを選択。フィルタ式のセンサーだけど、評判はいいぞ。

 次に「リストから調整目標を選択してください。」とキャリブレーション目標値を選択します。

2012178

 デフォルトで2つの設定が登録されています。

  • CG241W(41375108)印刷用一般設定
  • CG241W(41375108)写真・デザイン用一般設定

 ……とあるが、お猿の職場の場合は前者となる。スタンダードな設定だろうと確認してみると、白色点5000K、ガンマ1.8、輝度80cdとなっている。文句なしの設定だ。ここはお手軽にこの設定をそのまま利用してみたい。

 ここで大事なのが、ウィンドウの「状態」のところ。この写真では「4時間経過」と書かれていますが、キャリブレーションする際には、モニタの電源は最低でも30分前には入れておかねばならないので、そういうことを知るにも便利な表示だ。

 それからモニター情報として、通算で何時間使ったのかということも知ることができる。

 ここで、目標値を設定してからいよいよキャリブレーションなんですが、次に現れるウィンドウはコレ。

2012179

 測定器の初期化ですね。測定器も調整が必要とのことで、初期化を行います。ちなみにお猿が使っているi1のセンサー部分はこうなっている。

20121710

 測定器をひっくり返すと細かい吸盤と、その中央にセンサーが見える。吸盤はCRTのキャリブレーションを行う為に必要で、LCDというか液晶では無理して吸い付かせる必要はない。周囲には、黒いウレタンというかスポンジが縁取るように囲んでいる。従って、初期化の際にテーブルなどに置くだけで、

20121711

 ……というように、スポンジが隙間を塞いでくれるので、外光はセンサー部分には入らないようになっている。まあ、お猿の場合は念を入れて上から軽く押さえています。

 準備が出来るとモニタ表面に、 

20121712

 ……というように、キャリブレータの形が表示されるので、それに合わせてキャリブレータをセットします。前回の記事で紹介したように、ColorEdgeのフードはキャリブレータのケーブルを通し易いように中央の上部がスライドして開くようになっている。

20121713

 ……とまあ、こんな感じですね。そして、キャリブレータがキッチリと画面に接するように、モニタの角度を少々上に向けます。

20121714

 上からグリグリ押さえつけて吸盤をくっつけようとすると、画面を傷める上に色もおかしくなるので「置く」感じでいきましょうね。そして、スタートすると……、

20121715

 ……と画面の中央には様々な色が代わる代わる表示されます。その色をキャリブレータが読み取って色の基準値からどれくらいズレているかを判断するわけですね。

 ちなみに右下には、

20121716

 ……と進行状況が表示されます。視覚的に分かってありがたいものです。

 DTPの印刷用途ならプリセットで設定が用意されているので、それを選択すればモニタのボタンをいじることもなく勝手にやってくれます。これは非常にありがたいですね。

 さて、注目の結果は……次の記事で紹介します!!

 ではでは!

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ColorNavigatorインストールでスタンバイOKやで!

 お猿@おはようございます。

 昨夜、帰宅途中のお猿の愛車を轟音と共に追い抜いていったウィング付きの改造車。どこのガラの悪いヤツかと思ったが、リヤバンパーに楷書で気になる言葉が書かれていた。

 「二次元しか愛せない」

 ……とのこと。

 全く意味不明で、楷書で書くほどのことかと思いつつ、暫く走ったところで赤信号にブチ当たった。見れば隣が「二次元しか愛せない」某氏である。何かで、富山県民は交差点で隣に停まった人の顔を見てしまう習性があると言っていたのを思い出し、ちょっと顔を見られたくないな……と思いつつ、斜め後方に停車。それでも、気合の入った改造車と謎のメッセージが気になって車だけは見た。するとそこには……、

 萌えキャラが二体ほど書かれているではないかっ!

 をいをい……。誰が見ても暴走車のような気合の入った車のサイドには気合の入ったオタク根性というアンバランスさ。これは恥ずかしいっ!!なるほど、こういうキャラ(二次元)しか愛せないのだなと思ったが、アニメオタクの必須アイテムというイメージが強いフィギュアって三次元だよな……と思うのであった。

 まあ、そんなこんなでフォトグラファーなお猿も平面的なものの代表格「写真」大好きということで、ある意味、負けじと二次元しか愛せないヤツと思います。ヲタの世界は全く分かりませんが、今日も二次元ライフを送っていこうと思います。

 いいよねっ、二次元!萌え~っ!lovely

 ……とアホなことは、さておき、ここんとこメカメカな記事と写真ばっかりになってインドア萌え状態になっていたのですが、昨日はすこぶる天気が良かったので、富山市の呉羽山公園に行って来ました!ここからは、富山市街が一望できる上に夜景スポットということもあって何かと人気のある場所です。春には花見、秋には紅葉狩りと年中うかれ気味なのですが、この時期はやっぱり富山市街越しの立山連峰でしょうね。そんなワケで、展望台には見物客も来ていましたよ!

2012161
富山の冬にしては珍しく快晴で、展望台にやってきた人々

 お猿も負けじと写真撮ってきました。

2012162
やっぱり悔しいけど定番構図は落ち着きますな……。見ていて飽きないのが立山連峰!

 立山連峰の撮影と言えば、最近なら雨晴海岸で富山湾の気嵐を撮る!の記事の冒頭で親鸞会結成50周年の行事でコッソリと(?)法輪閣屋上から撮らせて頂いたのと、高岡市の雨晴海岸から撮って以来でした。前者の撮影の時は射水丘陵からの眺めということで立山連峰の前に広がるのは丘陵地帯。しかし、個人的に気に入っている弥陀ヶ原がファインダーから外れてしまうので、今ひとつでした。やっぱり立山連峰の定番は呉羽山からと雨晴海岸からのようですね。やっぱり迫力が違います。

 ちょっと寄ってみると……、

2012163
富山市街地に迫る立山連峰って感じです。この立山のお陰で富山は水不足に縁がありません

 というように、望遠の圧縮効果で市街地のすぐそばまで立山連峰が迫っているようですよね。まあ、実際に迫っているようなんですけど……。富山歴15年ほどですが、この景色はやっぱり飽きませんね。富士山は、遠くから撮って美しく、近寄ればあんまり……という声を聞きますが、立山は遠くからでも近くからでも美しい山です。やっぱいいぜ、富山!

 いずれ、呉羽山や雨晴海岸といった定番スポット以外にステキな場所を見つけたいと思います。

 さて、前向上が長くなりましたが、職場でゲットしたカラーマネジメントモニタColorEdge CG241Wの話に入っていこうと思います。前回書き忘れたんですが、このColorEdgeシリーズは購入した中に、

2012164
どことなくハンドメイドっぽいColorEdgeのデータシート

 ……といった「調整データシート」「ユニフォミティ出荷データシート」っていうのが入っています。両面印刷で1枚になっていますが、ColorEdgeは1台1台出荷前にテストを行って調整をするのだそうです。もの凄い品質管理なんですね。そういうことを垣間見ることの出来る同梱物です。

 さて、いよいよColorEdge CG241Wのキャリブレーションに入っていきますが、その際に必要なのがキャリブレーター。所謂、測定器ですね。既にお猿の職場には、キャリブレータの代表格、グレタグマクベス社のeye-one display2があり、それが対応しているらしいので、それをそのまま使います。

2012165
やっぱりキャリブレーターとならeye-oneですよねー

 キャリブレーションのハードウェアは、この測定器を使いますが、ソフトウェアとなると、eye-one付属のCDが思いつきます。

2012166
うっかりeye-oneのCDをセットしてしまわないように!

 そのCDが上の写真で言うならば左の「eye-one」と書かれたものなんですが、ColorEdgeでハードウェアキャリブレーションをする場合は、このCDは全く出番がありません。むしろ、触ってはいけません。使うのは、ColorEdgeに同梱されていた右の「EIZO LCD ユーティリティディスク」というものです。これに測定器であるeye-oneのドライバも入っているので、これのみを使いましょう。

 さて、このディスクをMacintoshに入れましょう。

2012167

 Macintoshならマウントされて、デスクトップに「EIZO LCD Utility」というアイコンが表示されます。その中には、

2012168

 ……というように「Start Menu」というアイコンがあるので、これをダブルクリック!

2012169
インストーラ以外にも興味深い内容のあるトップ画面

 上の写真のような画面が表示されるので、「ColorNavigatorをインストール」を選択して、インストールしちゃいましょう。もし、CDがうまく使えない場合はEIZOのダウンロードページからColorNavigatorはダウンロードできるので、ゲットしましょう。

 インストールが完了すると、ColorEdge専用キャリブレーションソフトである「ColorNavigator」を立ち上げられます。こまめにキャリブレーションは取った方が良さそうなので、お猿はドックに登録しておきました。

20121610
渋いデザインのColorNavigatorのアイコン。個人的に好みです

 う~ん、色モノのソフトのクセに渋い色合いですね。

 さて、これを使う際には、あくまでハードウェアキャリブレーションなのでMacintosh本体とColorEdge本体内のCPUを結ばねばなりませんので、付属のUSBケーブルで接続しちゃいましょう!

20121611
ハードウェアキャリブレーションを実現するに必要なUSBケーブル

 BタイプのUSBケーブルを接続したら、測定器を接続します。まあ、USBポートがあれば、どこに接続してもいいかと思いますが、お猿はモニタについているUSBポートに接続して使っています。

20121612
お猿の場合は測定器のi1もモニタのUSBポートに接続しています

 ここまで来れば、後はソフトウェアの指示に従ってキャリブレーションをとるだけです。とどのつまりキャリブレータ本体以外はColorEdgeに付属してきたものだけで足ります。

 では、次回は実際にキャリブレーションをしてみましょうね。

 ではでは。

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ColorEdge CG241Wを愛でてみたよっ!

 お猿@おはようございます。

 なんやかんやと慌しい年の瀬ですが、気がつけば12月も半分が過ぎ去ってしまいました。いやぁ~、ついこの間、年賀状を書いたと思ったんですがねぇ。ついこの間、憧れのD300を“大人の事情”でゲットしたと思ったのに、あれから1年も経ったんですねぇ。早いもんです。何はさておき、年賀状書かねばと焦っているところですので、

 とりあえずブログ更新しておこうかと思いますcoldsweats01

 それにしても、年内に最強DTPマシンMac ProとAdobeRGBカバー率96%のカラーマネジメント液晶モニタColorEdge CG241Wが、まさに“カモネギ”状態で職場にやってきてくれたということで、お猿の仕事もはかどるっちゅうもんです。DTP業界でこれから買うマシンならばMac Pro以外の選択肢はあまり考えられませんが、ここはやっぱり、数多ある液晶モニタの中からColorEdge CG241Wがやってきたというのが、フォトグラファーとしてもサプライズ&垂涎モノですよねscissors

 そんな色を扱う者が泣いて喜ぶColorEdgeの導入に至るまでの極端なAdobeRGB教義を前回まで書いてまいりましたが、今回からは暫くColorEdge CG241Wについて書いてみたいと思うよ!

2012151
液晶モニタで薄型になったのだが、案外重たいColorEdge CG241W

 ……ということで、鳴り物入りでやってきたMac ProとColorEdge CG241Wのゴールデンコンビですが、こうやって見てみると何も知らない人は何がありがたいのやら……って感じですね。まあ、DTP業界の人でもなければ、モニタにフードなんて見たことないでしょうから違和感があるかもしれませんね。でも、お猿からすればモニタフードはカラマネモニタの証と言っていいのか悪いのか分かりませんが、あると落ち着くものです。

 今回は、このColorEdge CG241Wを眺めてみたいと思います。

 さて、この目立つフードを見てみると、内側は黒いフェルト地になっており、反射を防いでくれています。これは良いですね。そして、そのフードの外側には、

2012152
この案外シッカリしたフードにも惚れておりまする

 ……と両側に北陸の誇るエレクトロニクス企業“EIZOブランド”のロゴが刻まれています。う~む、カッコいいぜ!そして、モニタの左下には、

2012153
この古くからのシンボルマークのカラーリングが何とも言えない

 これまた、EIZOのロゴがカラーで刻まれています。まあ、これはお猿プライベート所有のFlexScanにもあるんですけどね。そんなこんなで、EIZOブランドには長いことお世話になっております。

 さて、このフードの天板は真ん中が左にスライドするようにできています。

2012154
やや構造が弱いスライド式のフード。外れてもすぐ戻せますがね!

 こうやってスライドするようにできているのは、

2012155
キャリブレータを設置する時にフードの切れ目は非常に助かる

 ……というように、キャリブレーションを行う際に測定器のケーブルを通すためなんですね。以前にLaCieのカラマネモニタLaCie 321 LCD Monitorというものを使っていたのですが、このフードは金属製ということでColorEdgeのように樹脂製ではないので頑丈ではあるものの、測定器のケーブルを通す部分がなかったので少々大変だった。フードの内側に測定器のケーブルをかけるフックがあって、そこを通さねばならない。それを思うとパカッと開けるだけなので非常に使い勝手が良い。

 そして、Macintosh本体との接続はデジタル接続用のDVI-I 29ピン端子によります。

2012156
DVI端子が2つ付いている。デジタル接続はとても描写が綺麗だ

 これによって、特に文字類はスッキリ見えるようになりました。アナログなD-sub15ピン接続となると、どことなくボンヤリ&アンチエイリアス処理がかったようになってしまいますからね。かなり気持ちのいいものです。

 そして、このモニタには、USBケーブルを挿すポートが設けられています(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)。

2012157
USBケーブルが接続されているが、ハードウェアキャリブでは必須

 ご覧の通り、奥がモニタケーブルであるDVIケーブルですが、その右にUSBケーブルがささっています(アップストリーム、B端子)。このUSBケーブルはMacintosh本体と接続されており、

2012158
案外便利なモニタのUSBハブ。キャリブレータもここに付けています

 ……というように、その横に更にUSBポートが2つ設けられているために、USBハブとして使うことができます(ダウンストリーム、A端子)。お猿の場合はキャリブレータのi1を接続しています。

 さらに、このUSBケーブルはハードウェアキャリブレーションを行う際には、Macintosh本体からモニタ内蔵のCPUとやり取りするために使われているんですね。その為に、このUSBケーブルは必須です。まさしく、ハードウェアキャリブレーションモニタの象徴と言ってもいいかも?

 そして、このモニタの良いところですが、何よりも広いですね。しかも、ワイド液晶!24型ということで、お猿が自宅で使っている19型よりもかなり広いですね。今までのCRTからLCDに変えたことでリアルデスクトップも広くなって快適なのですが、モニタ内のデスクトップもかなり広いです。

2012159_2
ワイド液晶ってかなり広く、ポインタを端から端まで動かすのが大変

 ワイド液晶のメリットと言えば、Adobe製品を使っている人ならピンと来ますが、作業中のスペースが広くなるということですね。特に、パレット類を出したままでA4見開きが実現できるのです。これこそ本当のWYSIWYGの実現と言ってもいいでしょう。色といいサイズといい、完全シミュレートできていると思います。

 試しにA4サイズのNikon D3Xのカタログを置いてみました。

20121510
実際にA4×2であてがって見たのだが、左右にピッタリとパレットが収まるのがスゴイ

 はい、これはA4サイズのカタログです。その見開きならばA3です。そのカタログを真ん中に置いて、両脇にPhotoshopのパレット類を表示してみました。見事に収まりますね。

 Adobe製品のインターフェースは比較的統一されているのですが、特にInDesignにてページレイアウトをする者としては、実寸でA4を見開きで表示できて、パレット類をいちいち非表示しなくても作業が出来るのは手間が省けて嬉しいですね。勿論、フォトレタッチにおいてもかなり助かっています。

 実はコレ、

20121511
縦位置で使う際にはフードを外そうね!

 ……というように、グルッと回転させて縦位置でも表示できるんですよ!まあ、別売りのビデオボードやら専用ソフトウェアが必要な上に、使うこともないと思いますが……。新聞社なんかでは重宝するかもしれません。24型ワイドを縦置きしたら、上を見るのが大変そうですねwww。

 さて、ここまで愛でたところで、次回の予告です。

20121512
ColorEdge CG241Wの付属ソフトウェア。このColorNavigatorでキャリブだ!

 付属のキャリブレーションソフトウェア「ColorNavigator」を使ってColorEdge CG241WをDTP用途にキャリブレーションしてみたいと思います。やっぱり簡単にできてしまいましたよ!

 ではでは。

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DTP前提ならばAdobeRGBモニタだよね!

 お猿@おはようございます。

 なんやかんやと12月も中盤にさしかかって、年賀状をまだ買っていないということもあって“師走”に拍車がかかってきてかなりピンチですcoldsweats01。年末年始には印刷所も休みに入ってしまうので、締め切りも早めということもあって、またまたピンチですcoldsweats02。そんな中、D700の3万円キャッシュバックキャンペーン終了まで約1ヶ月ということで、今なら深夜価格で実質20万円以下なので、焦りに焦っておりますshock。そんな余裕のない状態が続いていてブログ更新している場合じゃないので、

 今日もブログを更新したいと思うよっsmile

 そんなワケで、お猿の職場に待望のAdobeRGBカバー率96%のカラマネモニタColorEdge CG241Wが導入されたので、たて続けにレビュー記事を書いております。

 前回はデジイチ持ったらAdobeRGBモニタは欲しいよね!ということで、細かいことは抜きにして、かなりはしょって乱暴に書きなぐっておきました。しかし、ただでさえAdobeRGBかsRGBかでフォトグラファー、デザイナー、印刷屋で見解が分かれているっていうのに、かなり勇気要ることを書いたなーって今さらながらに思います。半分寝ながらだと恐れるものは何もないですな。そんなワケで、今回もお猿の独断と偏見と勢いで書きなぐっていきたいと思います。

 改めて、“フォトグラファー猿”というカメラメインな名前を名乗っておりますが、実のところはDTPオペレーターでございまして、画像処理が本業だったりします。RGB to CMYKと処理を行っているうちに、印刷に適した写真ってのを気にするようになって、いつの間にやら志願して自分で撮るようになりました。

 そんなワケで、最終的にはCMYKの網点で色を認識しているのですが、デジカメ世代ならやっぱりRGBレタッチの必要性に駆られたんですね。そうなると、標準カラースペースをsRGBにするかAdobeRGBにするかで大いに揉める事になるんです。さて、最終ターゲットをプロセス4色のCMYKとした時にsRGBで行くべきか、AdobeRGBにすべきか。

 ……で結論的にAdobeRGBという見解になりまして、こんな記事を書いています。

 スキャナなりデジカメなりといった「インプット」デバイスから、インクジェットプリンタなりオフセット印刷機なりといった「アウトプット」デバイスまで、考慮してみるとターゲットがCMYK印刷なのですが、さて、そのCMYK印刷でできるものを途中のワークフローでシミュレーションできるのかということが問題となってきます。

 お猿の現場ではオフ輪ではなく、もっぱら4色印刷の枚葉印刷機なので、基本的にCMYK分解は「Japan Color 2001 Coated」のお世話になっている。まずは、世間的に広く出回っているsRGB対応機器で、これをシミュレートできるか否かをColorSyncユーティリティで比較してみたい。

 まずは、Labにて2つの角度から観察してみた。半透明な白の立体がsRGBで色のついた立体がCMYKの「Japan Color 2001 Coated」だ。

2012131

 RGBデータをCMYK変換すると、正直なところかなりくすんで感じられる。あの鮮やかな青空はどこへ行った?新緑はどこへ行った?というのは、この変換をしたことがある人ならば少なからずあるだろう。では、sRGBよりCMYKは狭いのかというと一概にそうとも言い難い。ご覧の通り、sRGBが広い白の空間も多いが、その裏にかなりの範囲でCMYKがはみ出しているのだ。つまり、sRGBでは表現できない色域っていうこと。

 次に、Yxyで見てみた。

2012132

 う~ん、やっぱり同じ印象ですね。

 ここで、sRGB派の方の最大の理由は早い話「事故が起きない」ということだったと覚えている。暫く前までは、インプットはさておき、途中からアウトプットまでのワークフローで大事なモニタがsRGB対応ばかりであったということと、最終的なアウトプットのインクジェットプリンタまでもがsRGB止まりだったということ。簡易色校正のプルーフがそれで制限されてしまうのだ。

 そんな環境に於いて、インプットばかりが先行してAdobeRGBでスタートしようものなら、カラマネの分からない人がいじれば、AdobeRGBをsRGBで開いてしまって色が転びまくるだろうし、分かる人がいじっていてもAdobeRGBのままで運用していてもsRGBモニタやプルーフでは再現できずに、最終的になオフセット印刷が仕上がって違いに驚くということになりかねない。現状を考えたらsRGBが安全なのはごもっともと言えよう。

 しかし、APA(アパグループではない、「社団法人 日本広告写真家協会」のこと)が、2004年に発行した「印刷入稿のための RGB画像運用ガイドブック 2004年版」を勉強会で頂いたときに、かなり驚いた。

2012133

 あ、ちなみにこれはAPAのダウンロードサイトからPDFデータで無料でダウンロードできるので見ていただきたい。ちなみに最新は「RGBワークフローガイド 2007」というものだが、いずれにせよRGBワークフローを構築しようとする人は必見の書と言ってもいいと思う。

 この中に、AdobeRGBとsRGBで撮影したサンプルを、それぞれプロセス4色印刷で印刷した実例が載っている。これは、プロセス4色印刷してこそ意味があるのでPDFでは省略されているのだが、実はこれがスゴイのだ。それを試しに撮ってみた。

2012134

 まあ、最終的にこのブログ上で見られるのはAdobeRGBでもなければCMYKでもないので何とも言えないのだが、見開きのページを1枚で撮影してるために相対的な違いは維持されているので、差分くらいは判断していただけると思う。

 左がAdobeRGBで撮影したもので、右がsRGBで撮影したものだ。共にCMYKのプロセス4色印刷で刷ったものだが、明らかに仕上がりが違うのが分かると思う。先ほどのsRGBとの比較の空間で大きくはみ出していたブルーからグリーン域が全く違うのだ。sRGBでは空の色がややくすみがちだし海の微妙なトーンが再現し切れていない。更に、写真の下のカラーバーを見ていただくとsRGBのグリーン域は差がなくなりつつあるのだ。

 事故を防ぐためにsRGBで撮影して運用することで、アウトプットまで完全にモニタでシミュレートできるため予期していない色が出ちゃったというトラブルはなくなると思うが、「帽子に合わせて頭を削っていていいのか」という疑問がお猿にはあった。やっぱりCMYKで表現できるものがあるならば、切り捨てずに素材の色を可能な限り極限まで再現しようよ、それこそ職人っちゅうもんでしょ、と思ったんですね。

 じゃあ、AdobeRGBならCMYKの「Japan Color 2001 coated」はどこまで再現できるのかということだが、同じくLabで2つの角度で比較してみた。半透明の白い立体がAdobeRGBで色の立体が「Japan Color 2001 coated」だ。

2012135

 どうだろう?立体なので裏側に回れば何かが見えるかもしれないが、左の図でsRGBではグリーン域がごっそりハミ出ていたことを思えば、かなりカバーできているし、右の図でも、グリーンからブルー、マゼンダ域の表面がうっすらはみ出ているくらいだ。これはかなり再現できていると言えるだろう。

 次にYxyでチェックしてみた。

2012136

 これまたスゴイカバー率じゃないだろうか。sRGBではグリーンとブルー域の山の5合目くらいまではみ出ていたのが、こっちでは2合目くらいまでに留まっているし、それも、表面がうっすら程度だ。この差が、先ほどの空や海の色に出たと言えると思う。

 これで、sRGBよりはAdobeRGBがCMYKカバー率は広いことが分かるので、AdobeRGBワークフローが事故がいため、確立できればいいのだが、さて、機材的な問題はどうかとなるが、先行してプルーフのインクジェットプリンタはAdobeRGB対応危機はA3ノビ以上のプリンタなら大抵はカバーするようになった。しかも、これはそんなに高価でもないし、職場に1台あれば大勢で共有できるものでもある。

 しかし、製作の大半を占めるデザインや組版、製版といったプロセスに於いてはモニタが重要となってくるが、そのモニタは1人につき1台。AdobeRGBモニタなんて登場した頃は色の奥行きもあったがお値段の奥行きもあって非常に高嶺の花だったのだ。それでも、勉強会などで某N社が持ってきた見本機を拝見した時には、隣にあったsRGBモニタが見劣りするほど感動したのを覚えている。そんな、AdobeRGBモニタもCRTからLCD主体に変遷し、LCDだって20型以上でも測色器付きで20万以下で手に入るご時世だ。しかも、ワイド液晶ということになったら作業効率も良くなって鬼に金棒ではないか!

 そんなワケで、お猿の職場のColorEdge CG241Wなのだが、コイツはAdobeRGBカバー率96%を謳っておるが、実際はどうなのかチェックしてみたい。

 まずはLabで、2つの角度からチェック。半透明の白の立体がCG241Wで、色の立体がCMYKの「Japan Color 2001 coated」だ。

2012137

 流石にAdobeRGBをほぼカバーしているだけあってハミ出す量はAdobeRGBと大して変わらない。これは誤差かもしれないがブルー域のハミ出し量がAdobeRGBのそれよりも少ないようだ。Yxyでチェックしてみても、

2012138

 ……ということで、こっちになるとブルー域のはみ出しが1合目くらいまでになっているようだ。これはスゴイ。AdobeRGBカバー率よりもJapan Color 2001 coatedカバー率と言った方が良いかもしれぬ。

 さて、ここに来て更にAdobeRGBが必要と思われるものが出てきた。DTP以前は製版職人さんの手によって完全アナログ工程によってフィルムが出来上がり、そこから焼付け機でPS版に焼き付けて刷版を作成していた。線数も175lpiが限度だ。しかし、そこからDTPの登場となりイメージセッターでフィルムが作られるようになったが、PS版への焼付けは手動だったりした。それは次第にCTPの登場でフィルムレスとなり、その名の通りコンピュータからプレート(版)へとダイレクトに焼き付けられることとなった。この事でそれまでは1%の網点なんぞ飛んで消えておったが忠実に再現されることとなり、より高精度な網点再現が可能となった。

 このことで、それまでは網点の大小によって濃度を表現してきたAMスクリーンから、網点の密度によって濃度を表現するFMスクリーンが可能となった。AMスクリーンは規則的に網点が並ぶために、CMKを30度ずつ回転させて、目立たないYを15度回転させて作るという方式を取ってもロゼッタパターンと呼ばれるモアレが発生している。これ以上の色を追加することは確実にひどいモアレを作ることになった。しかし、FMスクリーンで総インキ量の問題などをクリアすれば4色以上にも対応できる。これに175lpi以上の細密なAMスクリーンも組み合わせてモアレを目立たせずに印刷が可能となった。

 先ほどのAPAの冊子のサンプルは観音開きになっており、そこを開くと同じAdobeRGBとsRGBのサンプルフォトがプロセス4色印刷ではなく、CMYKにO(オレンジ)G(グリーン)を加えて6色で印刷するPANTONE社のヘキサクローム印刷によって仕上げられたサンプルが掲載されている。

2012139

 今度はさっきとは逆で左がsRGBで右がAdobeRGBとなっている。やっぱり、これで見るとWebの色なのでハッキリと分からないが、それでも空の色、海の色、人肌の色のヌケ具合が全く違うのだ。下のカラーバーで言うと、左のマゼンタ域、右のグリーン域、オレンジ域がsRGBでは2つのパッチがくっついて差が出ていないのに対して、AdobeRGBでは明確に区別ができる。つまり、本来は存在している色を忠実に再現していることになるし、最終ターゲットのオフセット印刷でも再現できる域に達している。

 ただ、このヘキサクロームは、その名が意味するように6色印刷なので、印刷機もそれに対応する必要があるし、インクも指定のものを使わなければならない。プロファイルも特性のものを使って変換するので、そう簡単にはいかない。従って、プロファイルの比較はできなかったが、4色であってもガモットを広げる工夫はなされている。

 それが、東洋インキKaleido(カレイド)という高演色枚葉プロセスインキである。これは、CMYKという色数は一緒なのだが、それぞれのインキ組成を変えて高演色化を実現しているというものだ。ちなみに下の写真は、東洋インキより貰ったサンプルの簡易カラーチャート。

20121310

 これに関しては従来どおりの4色印刷機で間に合い、Kaleido用のプロファイルを適用すればPhotoshopでも分解できる。そのプロファイルも配布されているので、従来の「Japan Color 2001 coated」と比較してみた。

 まずは、Labにて比較。半透明の白い立体が「Japan Color 2001 coated」で、色の立体が「Kaleido」だ。

20121311

 さすがに、4色のインキ組成を変化させているということもあって、RGBとCMYKというような劇的な変化はないものの地味に違いが現れている。一長一短がある中で、特定の箇所が高演色になっている。先ほどのカラーチャートに付属してきた売り文句では「従来インキに比べ黄、紅、藍の色相が高鮮明になっており、2次、3次色の発色性が向上しています」とのこと。黄部分はどうかな……と思うが、紅、藍の部分では確かにKaleidoが強い。

 次はYxyにて見てみる。

20121312

 う~ん、確かに右半分の紅~藍にかけては白い山が全く見当たらない。その分、左は白が勝っているように思うので、全体的に色相が紅~藍にシフトしているように思うが、総合力ではやっぱりKaleidoだと思う。

 まあ、そんなこんなで従来の4色環境であったとしても、特殊なプロファイルを適用し、特定のインキを使えば高演色な印刷が可能となる。

 印刷業界では、印刷対象は自然界を撮った写真に限らず、CGによるものも対象内だ。それは基本的にRGBで表現されるものなので、極力色数は落としたくないものということで、シビアになってきている。ますます、生き残っていく為にはモニタの投資も大事になってきたと思う。

 かなり、業界ネタで熱くなってしまいましたが、いい加減に眠くなってきたのでそろそろ寝ます。

 ではでは。

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デジイチ持ったらAdobeRGBモニタは欲しいよね!

 お猿@おはようございます。

 以前の記事で、お猿の職場にEIZOのカラーマネジメントモニタのColorEdge CG241Wが導入されたという話を書きました。

2012121

 このモニタをお願いした理由は、ColorEdge CG242Wの誘惑という記事で、とりとめもなく書いたんですが、一番大きな理由はAdobeRGBをサポートしているということ。このCG241Wに関してはAdobeRGBの96%をカバーするという広色域モニタなのだ。

 このAdobeRGBを表示できるモニタが欲しいという理由は、インプット側のデバイスであるデジタル一眼レフの大半がAdobeRGBの色空間をサポートしているし、アウトプット側のデバイスであるプリンタもAdobeRGBをサポートしているからなのだ。そうなったら、その間のワークフローもAdobeRGBワークフローにしたいわけで、モニタもAdobeRGBにしたいわけ。

 お猿の持っているD300でも、「撮影メニュー」→「色空間」という項目で、

2012122

 ……というように、撮影データをAdobeRGBで記録するのかsRGBで記録するのかを選べるようになっている。これはお猿が初めて使ったデジイチである某C社のEOS kissDigitalでも同じことが言えた。まあ、コンデジでは大半がsRGBのみのサポートなのだが、流石にデジイチになってくると、そうも言えず、デフォルトではsRGBが選択されているもののAdobeRGBで撮影できるようになっているのだ。

 ここで、色空間とかカラースペースといった概念が分からないとAdobeRGBとかsRGBと言っても分からないので、ちょっとだけ説明しますね。

 色っていうのは、光がなければ見えないわけで、この光というのはX線とか電波といった電磁波の一種なので、波としての性質を持っているわけです。そんな中で人間の目に見える波長の電磁波を「可視光線」と言われます。この波長によって色が変わって見えてくるのですが、理科の実験で太陽の光をプリズムに通して分光して虹(スペクトル)を観察したように、一言で光と言っても様々な波長の光が混在しているわけです。

 それで、その色を伝達するにしても色は心理的物理量なので、我々が感ずる「赤」と言っても、リンゴのような赤もあれば、血の様な赤もあるわけですね。じゃあ、どの赤なのさと言われるとハタと困ってしまう。

 もし、メールや電話で伝えねばならないとなったらどうするか?「えーっと、リンゴでも紅玉の赤よりもちょっと黄色がかった赤で……」なんて言っても絶対に正確に伝わらない。では、そんな時にどうするか?数値で伝えるのが一番。でも、数値と言っても定義をしなければならないので、さまざまな定義付けがなされている。その世界基準となる「目」を決めているのがCIEという組織なのだが、その絶対値に対して、それぞれのデバイスが色空間を決めているのだ。

 かなり乱暴な説明になってきたが、一言でRGBと言っても数え切れないほど定義ができる。極端な話、モニタが1000台あれば1000通りのRGBが存在すると言っても良い。ただ、これまた基準を作るということで、有名なところでAdobeRGBとsRGBが存在する。

 「AdobeRGBでは可視光のこの範囲を定義します」「sRGBでは可視光のこの範囲を定義します」とそれぞれに色空間が異なってくる。一般的にRGBは最終的に8bitで使われると思うので、それぞれの要素で256階調として話を進めましょう。そうなってくると、AdobeRGBの(R,G,B)=(255,0,0)という“レッド”とsRGBの(R,G,B)=(255,0,0)で表現される“レッド”が存在することになる。しかし、世界基準の目からすれば、同じ(R,G,B)=(255,0,0)で表現されるレッドは、

20121212

 ……というように、sRGBの(255,0,0)はAdobeRGBの(255,0,0)ではなく(200,0,0)ぐらいの色と言ったように丸っきり別の色を指していることになってしまう。だから、デジタルフォトのRGBデータを運用するには必ずICCプロファイルを埋め込むように言われているのだが、業界最大手の某ストックフォトを利用した際に、プロファイルが埋め込まれておらず、「これはどっちの色ですか?」と電話で問い正したことがあるが、一体何のことを聞かれているのか分からないような対応だった。そんなRGBワークフローの常識も弁えていないストックフォトが多いことに驚かざるを得ないが、供給側がそういうレベルということは、使う側もデジタルフォトの扱い方がまだまだ分かっていないのだと思う今日この頃だ。

 一般的にAdobeRGBよりもsRGBの色空間は狭いので、AdobeRGBで表現されるものをsRGBで表現すると彩度が落ちて見えることが多い。つまり、AdobeRGBは同じビット数であってもsRGBよりも広い範囲の色を表現できることになるのだ。

 その辺をAdobeRGBとsRGBのプロファイルを見比べてみたいと思う。MacOSXの「ColorSync ユーティリティ」を使ってプロファイルのカラースペースを確認してみよう。

2012123

 まずは、LabにてAdobeRGBに対するsRGBの範囲を見てみたい。

2012124

 色“空間”と言われるように、立体で表現されるので、2つの角度からチェックしてみた。半透明な白い立体がAdobeRGBで、その内側にあるカラーの立体がsRGBだ。明らかにAdobeRGBがsRGBを包含していて、圧倒的な色域の広さを実感できる。特に、グリーンやオレンジ系の色をより広く表現できるのがAdobeRGBであり、その辺の色は全く表現できずに切り捨ててしまうのがsRGBということがよく分かる。

 次にYxy上でグリーン部分を重点的に見てみた。

2012125

 この図では黒いラインが可視光になる。その上にAdobeRGBとsRGBの色空間が再現されているのだが、やはりグリーンやオレンジ系にAdobeRGBは強みを持っているのが分かる。このグリーンの色域はちょうど、エメラルドグリーンの範囲であり、オレンジは人の肌に近いものがあるそうな。

 では、それぞれのモードで実際に撮り比べてみました。

 まず、これがAdobeRGB。

2012126

 そして、次がsRGBである。

2012127

 実際にWeb上で閲覧する際は、全員の方がAdobeRGBモニタを使っているわけじゃないし、シェアNo1なIEがICCプロファイルに対応していないので、本当は比較できないのですが、sRGB上に両者をマッピングし直してみたので、その差のイメージだけを感じ取っていただければありがたい。サンプルを撮り終わって後悔したのが、両プロファイルの大きな差であるグリーンやオレンジ域の要素があまりないことだ。まあ、それでもこれでチェックしてみたい。

 まずは、ミッキー側の首の蝶ネクタイ付近ですね。

2012128

 AdobeRGB側の蝶ネクタイの明るい部分の彩度が高めであることと、赤い服の彩度も高めになっている。若干色飽和っぽく見えるが、Web用になっているのでカンベンしてもらいたい。本当は、肌の色もいい感じだったのだが、そこまで再現はできずに残念!

 それと、グリーン域ということで、ミニー側に紙で作った木を持たせたのだが、あまり差が出ず。むしろ、ミッキー前の木の人形に差が出たので、そこを見ていただきたい。

2012129

 分かるだろうか?AdobeRGB側の緑の帽子の彩度が高く、後ろのシンバルを持った人形の赤い帽子にも明確な差が出ている。

 こういうことで、差の出にくいサンプルを作ってしまって申し訳ない。沖縄の海とか、春の新緑。あと、色とりどりのサラダとか、各国の鮮やかな民族衣装。そして、人の肌などが極端に差の出るところだ。風景写真やポートレートは勿論、ブツ撮りなんかでもAdobeRGBで撮るメリットは非常に大きい。

 ここまで書いてみると「彩度が高いのがAdobeRGB」ということで、俗に「ハデハデ病」と言われる、極端に派手な色彩にレタッチしたがる人種のように思われるかもしれないが、そうではない。実際に高彩度がある被写体を撮っているのに、表現できないために狭い領域に閉じ込めて正確な色を記録できないということになってしまうのだ。つまり、素材の特性を十分に表現できないということになる。

 では、そのAdobeRGBカバー率96%ColorEdge CG241Wとは、先ほどの「AdobeRGB vs sRGB」の差と比べると、どれ程の差があるのだろうか?CG241Wで印刷用として用意されている印刷用の一般的な設定と比較した。5000Kのγ=1.8、輝度80cdで作成したものだ。

 まず、Labにて先ほどと同じ角度からチェックしてみた。半透明の白い立体がAdobeRGBで、色の付いた立体がColorEdge CG241Wだ。

20121210

 完全にAdobeRGBを包含はできないものの、sRGB対応ですというモニタと比べると天地雲泥の差だ。

 更に、sRGBとの比較ではゴッソリ抜けてしまっていたグリーン部分をYxy上で重点的にチェックしてみた。

20121211

 これはスゴ過ぎます。ColorEdge CG241Wの方が広いのではないだろうかという部分もある。

 このAdobeRGBを再現できるモニタは、出始めた頃はCRTでもべらぼうに高かったが、今はLCDで再現できて、かなり安くなってきている。しかも、ワイド液晶と来たものだ。パレット類を置いてレタッチをするには非常に便利が良い。

 EIZOからは、1月に発売されるモニタも含めると、

 ……という4種類のColorEdgeがリリースされている。さすがにプロユースということもあって家電量販店では扱っていないことが多いので、もっぱらEIZOの直販サイト「EIZOダイレクト」での購入になると思うが、写真を仕事にしている人や、アマチュアでもクオリティの高い作品を作りたい人は22型のCG222Wでもいいので手にしていただきたい。

 キャリブレーションで、ハードウェアキャリブレーションにこだわらなければ、同じEIZOのFlexScanシリーズでもAdobeRGBをカバーしているモデルはある。

 ……といった具合だ。

 ただ、やっぱりColorEdgeにするメリットというものがあるので、その辺は後日に述べたいと思う。

 ではでは。

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RATOC社「FireREX1」でSCSI機器を使うと認識はどうなる?

 お猿@おはようございます。

 いやはや、昨日は午前中は天気が良かったのに、午後から崩れて夜には雷鳴轟く大荒れの天気でしたよ。北陸は冬の雷ってのがありますからね。かつて落雷の影響でHDを2台壊した経験のあるお猿としては、電子機器を雷サージから守らねばならない使命感に燃えております。

 さて、昨日の記事では、最新のMacProでSCSI機器を如何にして使うかということで、SCSI機器をFireWire接続できるコンバータの紹介をしました。それがRATOC社FireREX1という機器。

2012102
SCSI機器をFireWire(IEEE1394)機器として使えるコンバータ「FireREX1」!

 ご覧の通り、結構ポップな作りとなっておりまして、FireWire(IEEE1394)ポートが2つ付いています。そして、反対側にはピンタイプハーフ50pinのUltraSCSIポートが付いていて、変換できるんですね。そういう記事を書きました。

 そしたら、flipperさんより、こんなコメントをいただきました。

 素朴な疑問なんですけど、今回のスキャナはPC上だとIEEE1394接続として認識されるんでしょうか。それともSCSI?
 後学のために教えていただけると幸いですm(_ _)m

 ……というものですね。今回は、何だかんだと結構気になる質問かと思いまして、1つの記事で確認してみました。

 これに関しては、製品情報のページにも書かれていますが、FireREX1を装着したSCSI機器はFireWire(IEEE1394)機器として認識されます……が、実際にMacProで確認してみました。

 MacOSXの“システムプロファイラ”で確認してみます。

2012121

 まずは、元々はSCSI機器ですので、「パラレルSCSI」の項目をチェックしてみましょう。

2012122

このシステムにはパラレルSCSIデバイスがありません。パラレルSCSIアダプタを取り付けている場合は、それらが正しく取り付けられていること、および接続されているデバイスの電源が入っていて、正しく接続され、適切に終端処理されていることを確認してください。

 ……となっています。つまりは、SCSI機器としては認識されていないようですね。

 では、「FireWire」の項目をチェックしてみましょう。

2012123

 おや、何やら認識している模様です。

2012124

 ほうほう、FireWireツリーとして、G5時代から使っている外付けMOドライブと「IEEE1394 - SCSI-3」というものが存在しています。ズバリ、これがそうなんでしょうね。

 詳細をチェックしてみますと……、

2012125

 製造元が「RATOC Systems,Inc.」となっておりますので、間違いなくFireREX1のことですね。ただ、SCSI機器のGenascan5000(FT-S5000)の名称は登場していません。

 まあ、それでもFireWire(IEEE1394)機器として認識されているようですので、今後発売されるMacintoshにFireWireポートがあって、ドライバさえ更新してくれれば問題なく使うことができるんでしょうね。

 USBやらIEEEが登場してからというもの、SCSIとかRS-232Cといった規格の影が薄くなってきましたが、ひとまずSCSI機器は安泰のようです。不景気なご時世ですので、過去の資産は出来る限り使っていきたいですね。

 物は大切にっ!

 ではでは。

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MacProでGenascan5000(FT-S5000)を使う(2)

 お猿@おはようございます。

 そろそろ年末商戦っていうことで、カメラメーカーも頑張っているようですが、再びD700の価格が21万円台まで下がりましたdownwardright。デイトレーダーじゃないですが、買えもしないのに毎日の価格推移が気になって仕方がありません。いっそのこと、もう1台D300をゲットして……という気もしますが、なんせ不景気ですからね。ここは、ガマンガマンthink。来年の夏になれば何かしらの新モデル(D700X?)がリリースされちゃったりして、キャッシュバックを使わなくても安くなるさっ!

 まあ、自分のことばかり考えてNikonさんには安くすることばかり要求しちゃっていますが、ここ数日のSONYやCanonの大量解雇のニュースなんか聞いていると、フルサイズ市場のライバルなだけに、他人事とは思えず、あまり価格を叩きすぎちゃいけないなって思いますね。無理して安くした為に開発費用とかまで削減されちゃったりして、良いカメラができなくなったらNikon党としても不本意なので、ちゃんとお金儲けさせてあげましょうよ……ということで、自分ではどうせ買えないので好き放題言っておりますcoldsweats01

 まあ、この辺の心掛けは、お猿愛読の光に向かって123のこころのタネ高森顕徹著/1万年堂出版刊)っていうエッセイ集に「物品を購入する時」っていうのがありまして、そこに、

あまり叩くなよ。
儲けさせてあげなさい。

こちらが得しても、
相手の淋しい顔を見るのはイヤだから。
双方、喜ぶのでなければ。

 っていう言葉があります。こちらの懐も火の車なので、なかなか実行は難しいですが、やっぱりNikonユーザーとしては儲けさせてあげたいですよね。う~ん、年末ジャンボで3億円が当たれば、100万円出してD700買って「釣りは要らねーぜwink」なんてやるかもしれないけどなぁ(3億円当たっても、金の亡者なので100万円程度かよ……)。あぁ、浅ましい。

 さて、前回の記事から職場に導入されたIntel入ってるMacProに、10年以上前からある大日本スクリーン製造Genascan5000(FT-S5000)を接続する作業をやっております。メーカー側のサービスマンにやってもらうのが安全策なんですが、経費節約のために自前でセットアップを行っております。前回はソフトウェア的な問題、特にスキャナ本体側のファームウェアの確認だけ行っておきました。

 今回は、いよいよMacProにハードウェア的に接続したいと思います。MacProとGenascan5000を接続するには、FireWire接続SCSI接続かの二者択一になるのですが、価格的にもFireWire接続の方が格安なので、そっちをチョイスしております。それぞれの対応表は前回の記事を参照してください。

 ちなみにFireWire接続で新規購入したものはコレ。

2012101
G5時代まで、お世話になったSCSIカードがない、やや玄人っぽさの欠ける新規購入品

  • FireWire(IEEE1394)-UltraSCSIコンバータのRatoc製 「FireREX1
  • SCSI変換アダプタのSANWA製 「AD-P50Cicon

 この2種類ですが、もしスキャナとMacintosh本体が離れていれば4.5mのFireWire延長ケーブルとしてSANWAの「KE-944icon」が推奨らしく、メーカー側から薦められました。では、それぞれの機器を見てみましょう。

○Ratoc製 「FireREX1

 これはズバリ、デフォルトでSCSIポートがなくてFireWire(あ、WindowsならIEEE1394ネ!)ポートがある、MacProにFireWire接続する為のコンバータですね。

2012102
SCSIからFireWireに変換するコンバータ。これで1万円以上するのだ

 ご覧の通り、やや透明感のある外観ですが、片側には、

2012103
非常に馴染み深いFireWireポートが2つもある。どちらを使ってもヨシ

 ……というように、FireWireポートが2つ設けられています。そして、この反対側には、

2012104
UltraSCSIポートがあるが、ピンタイプハーフ50pinなのでスキャナには接続不可

 ……というように、UltraSCSIのピンタイプハーフ50pinのオス端子となっております。つまり、こちら側にSCSI機器を接続して反対側にFireWireケーブルを接続すれば、立派なFireWire製品として認識するっていう寸法です。いやぁ、お手軽ですね。

 しかし、このSCSI端子はピンタイプハーフ50pinですが、Genascan5000はセントロニクス50pinなので、このままではUltraSCSI同士と言ったって接続できません。そこで、もう1つのパーツが必要となってくるのです。

○SANWA製 「AD-P50Cicon

 これがセントロニクス50pinからピンタイプハーフ50pinへと変換するSCSI変換アダプタです。

2012105
UltraSCSIの端子形状の違いを吸収してくれる変換アダプタ

 ご覧の通り、遊び心が全くない「いかにもパーツ」っていう感じですが、これぐらい真面目でいいんじゃないでしょうか?これの片側は、

2012106
FireREX1のピンタイプハーフ50pinに対応するメス端子

 ……というようにピンタイプハーフ50pinのメス端子となっております。そして、この反対側は、

2012107
Genascan5000のセントロニクス50pinに対応するオス端子。歯茎みたいだ

 ……というように、セントロニクス50pinのオス端子になっており、ピンタイプハーフ50pin⇔セントロニクス50pinというSCSI変換が可能となるのです!

 この両者のピンタイプハーフ50pin端子同士を接続すると……、

2012108
組み合わせれば、Macintosh本体が変わってもFireWire接続できるアイテムになる

 ……というように、セントロニクス50pin⇔FireWireという変換コンバータが完成するわけですね。これで、Genascan5000のセントロニクス50pin SCSIポ-トとMacProのFireWireポートをFireWireケーブルで接続するパーツが完成しました。

 これをGenascan5000のSCSIポートに取り付ければ、厄介なSCSI機器もアッという間にお手軽なFireWire機器に変身しちゃうんですね。

2012109
以前はここから太いSCSIケーブルが飛び出していたのだが……

 ちなみにお猿の環境ではGenascan5000のすぐ隣がMacPro本体なので、FireREX1に付属している1mのFireWireケーブルで足りました。

20121010
今となってはSCSIケーブルがないので、一番太いのはMacintoshの電源ケーブル

 ほらね。これでも、以前のSCSI接続よりはスッキリしたんですよ!もし、この距離がはなれている場合は、先ほどの延長ケーブル「KE-944icon」が推奨のようです。

 ちなみに、上の写真ではFireREX1から2本のFireWireケーブルが出ていますが、2つあるFireWireポートのどちらかにMacProと接続すれば、もう片方は他のFireWire機器を接続できるんですね。お猿の場合はDTP業界必須のMOドライブを接続しています。これでMacProのFireWireポートが塞がってしまっていても安心ですね。

 これで、いよいよMacProを立ち上げます。

 ColorGeniusEXをCD-ROMからインストールし、ダウンロードした下記のアップデータを適用しておきます。(ファームウェアは先にやってあるので不要かと思います)

  • FT-S5000 Driver V2.14 For CGEX V2.07(ドライバのアップデータ)
  • ColorGeniusEX Ver2.07 for FT-S5000 Updater(ColorGeniusEXのアップデータ)
  • FT-S5000 Firmware V2.12(for CGEX)(FT-S5000のファームウェアのアップデータ)

 特にMacOSX 10.5上でGenascan5000をFireREX1を使ってFireWire接続する際には、最初のドライバのアップデートは必須です。V2.14は、まさしくこのFireREX1に対応する為のバージョンですので必ずアップデートしておきましょう。

 これさえやってしまえば、SCSI時代のようにColorGeniusEXを立ち上げれば、普通にスキャニングができます。

 ただ、必要となる場合は少ないかと思いますが、「FT-S5000 Maintainer」を使う場合は、下記の「FT-S5000 Maintenance(MacOSX)フォルダに入っているものでは使えません。

20121011
MacOSX 10.5上で使う場合はMacOSXのフォルダを開いてはダメ

 仮に使ったとしても、

20121012
やたらと横に長いアラートが出て起動しません。途中で改行くらい入れろよ!

 ……というようにやたら長いアラート画面が出現するだけです。文面は、

Error:java.lang.Exception: SCSIDriver.loadLibrary error: java.lang.UnsatisfiedLinkError: /Applications/ColorGeniusEX V2/FT-S5000 Maintenance(MacOSX)/lib5000SCSIDriver.jnilib:

 と書かれておりますが、さっぱり分からん。

 早い話「FT-S5000 Maintenance(MacOSX10.5)フォルダを開いて、

20121013
MacOS10.5のフォルダ内のMaintainerしか使えないのだ

 こちらの「FT-S5000 Maintainer」をご利用ください。すると、

20121014
まあ、このアプリケーションはあまり使わないんだけどね

 ……というように、ちゃんと起動しますからね。まあ、あんまり使わないと思いますけど。

 なんやかんやと心配なMacPro対応作業でしたが、これでお猿の楽しいDTPライフが始まります。アナログ写真もデジタル写真もドンと来い!

 では、あまり需要のない記事でしたが、Genascan5000に限らず、特にDTP業界にはお猿と同じようにSCSI機器で苦しんでいる皆さまがいらっしゃると思います。参考になる部分もあるかと思いますので、喜んでいただければ幸甚です。

 ではでは。

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MacProでGenascan5000(FT-S5000)を使う(1)

 お猿@おはようございます。

 毎度のことながら眠い目を擦りながら、居眠り半分thinksleepyで打ち込んでいる当ブログですが、皆さんに踏まれ続けまして……、

 23万ビューを突破しましたscissors

 そんなワケで、これからも踏み続けてfootいただければ幸いです。

 さて前回の記事で、お猿は職場の中では、どちらかというと画像処理というマシンスペックを必要とする業務をしているのですが、新しいマシンに最も切り替えにくい悩みもあると書きました。そう、その足かせとなっているのがコレ。

2012091
業務用なるが故に、徹底したメーカー側の検証が必要となってくるのだ

 あまりに忌まわしいのでモノクロネガ状態になってしまっていますが、業務用フラットベッドスキャナの存在ですね。大日本スクリーン製造Genascan5000(FT-S5000)というモデルです。確か10年以上前に導入されたマシンですが、当時は“PowerMacintoshG3 MT”でMacOS8を走らせながら使っていたのですが、今のMacintoshは既にMacOSXというUnixベースのOSとなり、CPUまでもがPowerPCからIntelになってしまった。ただでさえ、環境の変化に置いていかれ易いDTP業界ですが、様々な絡みから、ハード的にもソフト的にも厄介なシロモノだったりするのです。

 このスキャナがコンシューマー向けの数万円のものなら、買い替えということも検討できようが、ここが業務用の悩ましいところで、簡単に買い替えとはいかないのだ。そうなってくると、メーカー側の対応を待ってやっていくしかない。そう言いながらも、これまでお猿はG3(MacOS8)→G4(MacOS9&X)→G5(MacOSX)と、大きな環境の変化に遭遇しながらも何とか乗り越えてきた。さて、ここでMacProというIntel入ってるMacintoshということと、MacOSX 10.5という大きな変化に対応しなければならない。

 果たして、メーカー側の対応はどうなのだろうか?大日本スクリーン製造関連のメディアテクノロジージャパンに問い合わせてみた。すると、Macintoshの対応表を送ってきてくれたのだが、ハードとソフトの組み合わせで必要なものが変わってくるので、やっぱり面倒臭い。ちなみに対応は下記の通り。

○PowerMacintoshG5(PCI-Xバススロット搭載) と MacOSX 10.4の場合

  • アプリケーションは、ColorGeniusEX Ver2.07を使用する。
  • 接続インターフェースは、adaptecのPowerDomain29160N(ドライバはV1.30を使用)のSCSIカードを使用してSCSI接続という形になる。

○PowerMacintoshG5(PCI-Expressバススロット搭載)かMacPro と MacOSX 10.4か10.5.2の場合

  • アプリケーションはColorGeniusEX Ver2.07を使用する。
  • メンテナンスツールは10.5対応版を使用。
  • ドライバはFT-S5000 Driver V2.14(SCSI I/F:Ratoc社 FireRex1使用時のみ)を使用する。
  • 接続インターフェースをFireWire接続にする場合、SCSI I/F:Ratoc社 FireRex1(ファーム:V1.33、FR1Utility V5.0)SCSI変換機(XWADP50C)が必要となる。ケーブル長が必要な場合は、FireWireケーブル4.5m(XWKE944)などを使って延長する。
  • 接続インターフェースをSCSI接続にする場合、SCSI I/F:ATTO社 EPCI-UL5D-0R0(ドライバー:V4.30)VHDCI(ミニチュア68pin)オプションケーブル1.8mが必要となるが、これはMacProのみらしい。

 ……と、MacOSXの10.4を使うにしても、Macintosh本体によって変わってくるのが分かる。しかも、すんごく経費がかかってくるのだ。まあ、いずれにせよアプリケーションとして「ColorGeniusEX Ver2.07」は必要となってくるのだが、これはとっくに導入済み。

 Genascan5000を使用するには、スキャナを動かす為のドライバは勿論、画像処理ソフトのColorGeniusというアプリケーションが必要となってくるのだ。実は、10年前にこのスキャナを導入した時から、2度の大きなバージョンアップを経ている。

2012092
歴代のGanascan5000用の画像処理アプリケーション達。金喰い虫め!

 左から右へバージョンアップしていくのだが、左から「ColorScope Pro3」「ColorGenius」「ColorGeniusEX」となっている。“ColorScope Pro3”はPowerMacintoshG3時代に使っていたもので、MacOS9に切り替える段階で“ColorGenius”のアップグレードパッケージを新規導入。そして、PowerMacintoshG4(デュアルブートモデル)に切り替える段階でMacOSX対応が必要ということで“ColorGeniusEX”のアップグレードパッケージを新規導入した気がする。これらのアプリケーションは業務用なので非常に高価で痛かったのだが、時代の変化に対応するには仕方がない。ただ、今回のMacProに対応させるには新規購入は必要なさそうだ。

 ただ、アプリケーションの新規購入はないにしても、ハードウェア的には天下のSCSI機器ということもあって、いろいろと購入しなければならなさそう……ということで、「MacProで使うにはいくらするのかね?」とメディアテクノロジージャパンに見積もり依頼をした。

 先ほどの対応表では、後者が対象になるのだが、FireWire接続とSCSI接続を選択できる。FireWire接続だと約2万円。SCSI接続だと約28万円らしい。これでSCSI接続を選択するメリットがあるのだろうかとも思うが、FireWire接続だと、スキャナ使用時にMOドライブなどのFireWire機器を使ったりすると書き込みエラーなどの不具合が起きる可能性があるとのこと。まあ、FireWire機器なんてMOドライブしかないし、同時に使うことはまずないのでFireWire接続を選択。

 しかぁ~し、実は2万円だけではなかったのだ!

 立ち上げ料で6万円上乗せされるのだ。

 立ち上げ料というのは、メーカー側のエンジニアがやってきてセットアップをやってくれるという出張料&技術料みたいなもの。「見積もりとって」というと、勝手にこれが加算されてくるのだ。中にはファームウェアのアップグレードなんてのがあったりして、場合によってはスキャナが動かなくなってしまうこともあるので、技術者にやらせるのがメーカー側にも顧客側にもメリットがあるのだが、これまでお猿はそういうのは自分でやってきているので、

 「セットアップは自分でやるので、立ち上げ料ナシで見積もりしてください」

 とお願いしまして、節約してきたのでした。……というのも、最初にこのスキャナが導入されてきて不具合が起きた時なんかにサービスマンが修理しているのを横でガン見していたので、スキャナ側では何が動いていて、Macintosh側では何が動いているのかということが頭に叩き込まれてしまったのだ。そういうこともあって、自分でできる自信はあったのだ。うん、今回もきっとできるさ。

 そこで、FireWire接続で必要なパーツだけを発注して2万円以内で出費を抑えた。6万円もあったら、Adobeソフトのアップグレードが余裕でできちゃうし勿体ない!

 そうしているうちに、メーカー側から「じゃあ、セットアップはお客さまがされるということですので、パーツだけ送ります」と言われて、パーツが送られてきた。いよいよ、G5マシンからMacProマシンへ引越しだ。完全に自己責任だけに緊張はするが、なせばなる!

 まあ、その前にG5がスキャナを認識している間にスキャナのファームウェアだけは確認しておいた方がいいと思うので、引越し前にファームウェアの確認だけしておく。

 まず、アップグレード関連のダウンロードだけしておくといいかもしれません。Genascan関連のアップデータは、スキャナ関連のダウンロードサイトにあるので、そこから下記のファイルは確保しておくといいでしょう。

  • FT-S5000 Driver V2.14 For CGEX V2.07(ドライバのアップデータ)
  • ColorGeniusEX Ver2.07 for FT-S5000 Updater(ColorGeniusEXのアップデータ)
  • FT-S5000 Firmware V2.12(for CGEX)(FT-S5000のファームウェアのアップデータ)

 アプリケーションフォルダの中に「ColorGeniusEX V2」というフォルダがあるので、それを開く。

2012093
日頃あまり見ないアプリケーションフォルダ内のColorGeniusEXのフォルダ

 すると、「ColorGeniusEX V2.0」以外に「FT-S5000 Maintenance(MacOSX)」というフォルダが存在しているのが分かる。それを開くと、

2012094
更に開いたことがないと思われるMaintenance関連のフォルダ

 ……というように、「FT-S5000 Maintainer」というアプリケーションが存在するので、それを立ち上げます。似たアプリケーションで「FT-S5000 SuperMaintainer」というのがあるが、それはサービスマン向けのアプリケーションなので使えません。そして、起動した画面がコレ。

2012095
これまた通常は使うことがないMaintainerの起動画面

 あまり見慣れないアプリケーションですが、「Start」をクリックすると、下記情報が確認できます。

2012096
Maintainerを使えば、ファームウェアからドライバまでのバージョンをチェックできる

 ウィンドウの右に「Version」情報が羅列していますが、ここの「Firmware」を確認し「Ver2.12」になっていればOK。スキャナ側の受け入れ体制は出来ていることになりますが、もし下位バージョンだった場合は、最初の画面で「Firmware Dowmload」をクリックしてアップグレードする必要があります。「FT-S5000 Maintenance(MacOSX)」フォルダ内にも「FT-S5000_V2.12.jfirm」がありますし、ダウンロードサイトで単体でもダウンロードできるので、それを指定してファームアップしましょう。

 ただ、恐らくこのファームアップは一番危険な作業なので、途中で電源を切ったり止めたりすることのないように、くれぐれも慎重にお願いします。最悪の場合、アップグレードどころの騒ぎではなくなります。

 これが出来ればスキャナ側で必要なアップグレードは完了ですので、次はいよいよMacPro上でのセットアップです。

 ちなみに、スキャナの接続端子はご覧の通りのSCSIです。

2012097
こいつがSCSI接続だから面倒臭いんだよなぁ~。右の白いのはターミネータだよっ!

 これに接続する為に、G5側にはadaptec社PowerDomain 29160NというSCSIカードを挿していました。ちなみにG4時代は同社のPowerDomain 2930Uを使用していたが、G5には転用できずに、泣く泣く新カードを導入した思い出がある。

2012098
G5の背面。赤い矢印がPowerDomain 29160NのSCSI端子

 実は、このSCSIカードを使う上でも、先ほどの対応表であったようにドライバはV1.30が推奨です……が、ダウンロードサイトを見ても正規ドライバはV1.20で、カード自体は生産終了品の分際でありながらV1.30は未だにβ版だったりするのだ。お猿が導入した当初は、日本語サイトにはV1.30βは存在せず、アメリカサイトに行かねばダウンロードできない有り様だった。かなり、綱渡りでSCSI接続していたのだった。

 ……で、ご覧の通りに双方のピン形状が異なるために、ケーブルも両対応するものを別途購入した。

2012099
SCSIケーブルでもスキャナ側とMac側で端子形状が異なるのだ

 このケーブルも高かったんだよなぁ~。

 G5とMacProは外観は似ているけど、やはり、このPowerDomain 29160Nを使うことはできなかった……ということで、先述のような変換コネクタやFireWireへのコンバータを導入することとなった。

 ああ、DTPってやたらとお金がかかるんだよなぁ~。

 そんなこんなで、次回はMacPro上でのセットアップを紹介します。

 ではでは。

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なぜか、MacProとColorEdge CG241Wがあるぞ?

 お猿@おはようございます。

 フォトグラファーということが前面に出ているお猿ですが、本業はDTPオペレーターということで、基本的にインドアな人間です。ある意味、デスクワークでして、職場にはお猿用のスペースを用意していただいております。

 画像処理専門ということで、外光の影響を受けにくいということもあって、幸いにも窓際族ではないのですが、お猿の数日前までの作業環境はこんな感じ。

2012053
ちょっと前までのお猿の作業環境。かつてはカラマネモニタならCRTが常識だった

 締め切り迫っていた時に撮ったものだったと覚えておりますが、原稿などで、かなり散らかっていますね。その辺は気にしないで機器を見ていただければと思います。左にチラッと写っているのが大日本スクリーン製のA3サイズも取り込める業務用スキャナ“FT-S5000”。その右にPowerMacintoshG5、そして、PowerBookG4、LaCieのカラマネモニタの“electron 22 blue IV”

 いずれも名機ですが、これが今日はこうなっていました。

2012054
これが地味に大変貌を遂げたお猿の作業環境。まぶしすぎるっ!

 間違い探し状態ですが、机の上に原稿がなくてサッパリしている以外に変貌を遂げています。スキャナやノートPCは変わっていませんが、MacintoshがG5からIntel入ってるMac Proに。そして、モニタがLaCieのCRTから、どこぞのLCDに変わっています。正面から見てみましょう。

2012055
隣の12inchのPowerBookG4が可愛らしく見える24インチワイド液晶モニタ!

 おや?ワイドモニタですねぇ。LaCieも22インチという大画面でしたが、こっちはどうやら24インチワイドですね。かなり広いように見えますが……、

2012056
北陸のEIZOブランドだ!いやぁ、眩しく見えますなぁ~♪

 あれ?EIZOだって?EIZOと言えばナナオですねぇ。北陸の誇る大企業じゃないですかっ!これは何というモニタかしら?

2012057
暫く前に欲しいぞ~ってブログに書いたColorEdge CG241Wではないかっ!

 んん~っ?こっ、これはAdobeRGBカバー率96%でハードウェアキャリブレーション対応のカラーマネジメント液晶ColorEdge CG241Wではないかっ!以前の記事でColorEdgeシリーズに恋焦がれたお猿でしたが、フトコロの寒さで断念しておりました。そんなお猿を哀れんでか、職場でMacintoshを増やさなければならなくなったということで、購入していただきました。

 まあ、お猿が今の職場に来た時は、Macintoshによる組版ではなく、MOTOYA(モトヤ)というメーカーが作っていたAX-ELというUnixベースで動く組版システムを採用していました。今ではPDF/X-1aによるワークフローが確立されつつあるものの、現状はまだまだPostScriptが主流。しかし、このAX-ELはPS環境ではなく独自の環境で行っていたために、PostScriptフォントは使用できず、もっぱらモトヤのオリジナル書体しか使えなかったんですね。不便なようですが、日本語による書籍の組版は大変やりやすく、これで、面付けからイメージセッターによるフィルム出力までこなせていたのでスグレモノだった。

 しかし、画像処理ばっかりは苦手なようでして、そこだけはMacintoshのお世話になるしかないと、鳴り物入りで導入されたのが“PowerMacintosh G3 MT”だった。ちなみに、OSはMacOS8。画像処理用ということで、これにはSCSIボードを装着して、FT-S5000とSCSI接続で接続してスキャニングを行うというスタイルだったのですが、ここからMacDTPの悩ましげな歴史が始まったんですね。

 今では、MacintoshもMacOSXという世代に入っているのですが、ちょっと前までは、DTP業界だけはMacOSX化が非常に遅れていたのだった。しぶとくMacOS9を使い続け、いざOSX内蔵Macintoshが登場になると、OS9とのデュアルブートモデルを急いで購入する業界人が殺到した。そして、そのMacintosh上で動かすアプリケーションは完全にAdobeの天下。数年前にCSシリーズに移行してからというものDTP業界を泣かせている。そして、更に泣かせていたのがフォントの問題。OCFとかCIDといったフォントからOTFに移行していくということで、その流れについていけないところも出てきたのだ。ソフトウェア的な部分だけでも、OSとアプリとフォントのバランスが非常に難しい。AdobeソフトなんてMacOSの最新版でなければ走らないということがありがち。とにかく、設備投資しようとすれば最新のMacintoshしかなく、そうなるとAdobeアプリも最新版しか売っていない。極力、他のマシンとアプリの足並みは揃えなければならないし……。設備投資にも費用がかかるのだ。

 改めて、なぜ、DTP業界は遅れ気味なのか?

 それは、最終的に印刷用の版にする機械などが非常に高価であるために、RIPやセッター、CTPなどの機械が対応しないとMacintoshばっかりアップグレードしても出力ができないのだ。Macintoshをアップグレードすれば、その辺も対応させねばならず、実に面倒臭い。

 実は、今回のMacProの導入でも悩みがあった。お猿は画像処理担当ということで、InDesignなどによる組版専属スタッフよりはマシンスペックを必要とする。特に最近の多画素デジカメの登場によってRAW現像などをやろうとすれば、更にスペックが必要だ。そういう理由からか、新規導入のMacintoshはお猿に回してくださることが多かったのだが、その都度、足かせになっていたのがコレ。

2012058
業務用機器は検証に時間がかかって対応が遅いのだ

 大日本SCREENのFT-S5000ですね。通称「ワニ」。SCSI接続であり、業務用ということもあって、周囲の環境への対応が遅れ気味だったのだ。これを導入した頃の環境が、PowerMacintoshG3&MacOS8で、SCSI接続で走らせるというもの。ここからG4になる段階で、スキャナ専用ソフトのバージョンアップ&最新のSCSIボードへの変換を行った。そして、G5になった時には、SCSIボードがロクに対応せず、苦労したが何とか乗り切った。そして、今回はMacProだ。CPUからして違ってくる。MacOSXも10.5になってくるので何かと対応が難しそう。

 今回は幸いにして、MacProとMacOSX 10.5への対応が出来るメドが立ったので「お猿が使いたいですっ!」とお願いし、更にダメもとで「ColorEdge CG241Wが欲しいッス!」とフロアに大の字になってダダをこねてみたのだった。そういう経緯があって、職場のお猿の机には、このゴールデンコンビがあるわけなのだが……。

 その辺の移行で苦しんで二の足を踏んでいらっしゃる同業者も多いかと思いまして、ColorEdgeのレビューは勿論だが、暫く優先して、MacProMacOSX 10.5(Leopard)ColorGenius EX2という組み合わせでGenascan5000(FT-S5000)を如何にして乗りこなすかをレビューしてみたいと思う。

 ではでは。

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浄土真宗を憂う

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SB-800が修理から凱旋♪

 お猿@おはようございます。

 人生楽ありゃ、苦もあるさ~happy02

 ……っといきなりテンション高めでございますが、色々とあったのでお許しくだされcatface

 まずは、最近のブログ記事で暫くはFXフォーマット機が必要になることもないから、レンズに投資すると偉そうなことを言っておりましたが、それでも憧れのあのコ状態であるD700三星カメラの週末価格で¥215,000-!3万円キャッシュバックになれば¥185,000-で、夢の18万円台だっ!こいつぁ、かなり、クラッと来たぜ!

 そんな物欲をかき立てる週末でございますが、貯蓄に専念する大人の対応をさせていただきました。イヤしかし、これを逃しては後はないような気もするし……、かなりお買い得感もあるし……、いやいや、夏まで待とうか……、ブツブツ。

 気を紛らすタメに、本題に入りますネ。

 以前の記事でも書いたように結婚式の撮影の翌朝、突然に息絶えたお猿のストロボ“SB-800”でありますが、風景写真以上に室内イベントやらポートレート写真を撮ることの多い事情からして、11/24からのストロボの入院は大変にダメージが大きいのでありました。そりゃもう、バウンスをバンバンにやって酷使していましたので、ストロボなしの撮影なんて考えられないくらいの有り様で、片腕もがれたような気分でした。そりゃもう、風景写真さえも撮る気が起きないくらいの落ち込みようでして、修理完了が待ち遠しかったのでした。

 それが、12/4になって漸く修理完了して戻ってきました。お世話になっているキタムラ高岡姫野店の店長から連絡を受けた時はテンションアゲ♂アゲ♂でしたね。急いで受け取りに行ってきました。

2012051
Nikonは指定した修理以外にも点検をしてくれるので有り難い

 以前にD80を修理に出した時は、フクイカメラサービスっていう所で修理しましたが、今回はニコンイメージングジャパンのサービス部修理センターとなっております。以前に修理を出した時は、当時の記事にも書いたように保障期間内だったので修理代はタダ。しかし、今回は保障期間はとっくに過ぎていたし、前回の修理から半年以上も経っているので完全に修理代は自分持ち。

 今回の修理を出す時に、発光管取替えということで見積もり額が約16,000円でしたが、結局のところ13,965円で済みました。キタムラのポイントも貯まっていたので実質は12,000円ほどで済んだことになります。まあ、安くなったのはいいんだけど、修理内容は何かしら?と納品書を見てみた。

  • 充電不具合のため関連部品を交換いたしました。
  • 劣化のため発光部の部品を交換いたしました。
  • 焼けのためアクリルパネルを交換いたしました。
  • ロックレバー緩みのためシュー部組を交換いたしました。

 ……となっている。それで一体、何の部品を交換したのだろうか?

  • Xeチューブ
  • アクリルパネル
  • シュー部組
  • リード線セット(CN-5)

 ……ということらしい。何と発光管のXeチューブのみならず気になる所は全部直してくれたのに見積もり安くなっている。これは前回の修理と同じような現象だ。考えようによっては高く見積もりをしておいて安く思わせる……と悪意に取ることもできるが、これは純粋に喜びたい。ありがとう、Nikon!

 それにしても、アクリルパネルまで焼けていたとは、相当酷使したんだなぁ。もうちょっと、SB-800をいたわりたいと思います。ちなみに、キタムラついでに貰ってきてしまったのが、

2012052
“買えない”のに、“タダ”だから貰ってきた「FX機への未練」

 コレです……ハイ。すみません、レンズに集中するとか言ってD700のキャッシュバックパンフやらD3Xのカタログを貰ってきてしまいました。流石に、D3Xレベルになるとキムタクは登場しないんですね。キムタク採用すればD3Xも若い女性に売れるものを……(売れるかっ!!)

 それにしても、PDFでも見られるD3Xカタログですが、お猿としてはオフセット印刷で網点にてプリントした際のクオリティを見たかったので紙媒体のカタログは欲しかったのだ。それにしても、オフセット印刷にして、かなりクリアな印象。高いと叩かれているD3Xですが、価格相応のものがあるかもしれません。うっかり欲しくなりましたが、年末ジャンボでも当たらなければ買えないので玉砕。

 しかし、富山でも小さなキタムラなのに、D3Xのカタログが数冊置いてあった。こんなに置いてあって売れるんだろうか?いや、富山って案外金持ちって言うし……、風景写真を撮る人も多いしニーズはあるかもな。

 結局は、FXフォーマットのボディが気にあるお猿でありました。

 誰か、歳末助け合い募金ということで、お猿を助けてください~coldsweats01。メールいただければ振込み用の口座番号をお知らせしますscissors

 ではでは。

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【三星カメラ】カメラ販売
とやま麺類情報“食事処 サンキュー”
まさゆき研究所“コンビニだった店舗は今。”

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今さらD300のファームアップをしてみた

 お猿@おはようございます。

 一昨日の衝撃的なD3Xの発表で身の程を思い知らされたお猿ですが、あまりに手が届かないので、気持ちよく別のものに物欲が向いている今日この頃です。80万円台のD3Xを見てしまうと、今や40万円弱で手に入るD3iconとか、キャッシュバックで20万円を切りそうなとD700いったFX機が格安に思えてくるほど金銭感覚がマヒしてしまって“庶民的”に感じられるのですが、やはりフトコロを見てみますとDXのフラッグシップたるD300の2台体制だって捨てたもんじゃないぞと思うのでした。それでも物欲は高まる一方なんですけどね。

 ここで、滅多に本を読まないお猿が愛読している光に向かって100の花束高森顕徹著・1万年堂出版刊)っていう、人生の教訓となるエッセイ集というか小話集があります。現在65万部突破というベストセラーらしいのですが、この中に恐らく皆さんも身につまされると思われるお話があるんですね。それが、フランクリンの幼少の頃のエピソードが書かれた「笛を高く買いすぎてはいけない」という話。

 大体の内容を言いますと、少年時代の貧しかった彼が欲しかったのが笛。ある時、思わぬお金を貰ったので、早速、笛を買いに玩具屋へ入った。所持金を全て見せると、ズル賢そうな主人が笛を1本だけ売ってくれた。喜んで家に帰った彼が笛を兄弟に見せると、「お前はなんてバカなんだ。それだけあれば、そんな笛4本は買えるぞ」と嘲られてしまった。そんな彼に父は「人間は何か欲しくなると、真価以上に高く買いすぎるから気をつけねばならない」と諭した。

 ……どうです?何か自分に言われているような気がしませんcoldsweats01

 発売から1ヶ月もすれば1万円以上も安くなるのがデジタルの世界。振り返ってみれば、別にあの時に買わなくても良かったのになぁ……、全ての機材で2~3ヶ月待てばレンズ1本は買えるだけの金額になったかも知れないと思うのだ。そう考えると、何も今すぐ無理してまでFXが必要とは思えない。今のD300ライフで不足があるだろうか?夏ごろまで待てばD700だって、D300の値下がりくらいの期待は出来るような気がする。しばらく待とうじゃないかと自制をしているのだ。

 ……とは言っても、今はカメラボディよりはレンズが欲しいんですけどね♪

 今一番欲しいのが、大口径望遠ズームのAF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)。望遠ズームなら既にコストパフォーマンスに優れ、価格からは想像も出来ないほどの描写で人気のAF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)を所有していて、風景撮影では大活躍している1本だ。しかし、お猿の仕事からすると室内イベントでの望遠スナップやら、八尾のおわらや城端のむぎやなど夜の踊りを撮ったりすることがあるんですね。VR 70-300mmがいくらVRをひっさげていても暗さはどうにもならず、被写体ブレのオンパレードとなり、ズーム全域F2.8の明るさが必要となってくる。そうなってくるとVR 70-200mm F2.8が欲しいなぁと思うのであった。ただ、D3Xと共に噂された後継レンズも気になるところで、VRII化とかナノクリ化とか、望遠レンズなのにテレ端が甘いので、そこを改善したものとかあれば、それこそ垂涎モノなのだ。勿論価格も気になるが、僅差ならば、元々高額の買い物となるのだから、いずれFX化ということも考えて奮発して周囲の描写も優れた1本が欲しい。しゃあない、しばらく待つか……という感じだ。

 高く買いすぎてはいかん、高く買いすぎてはいかん……think

 自分に言い聞かせるので精一杯ですcoldsweats01。でも、これが手に入ればひとまず必要なレンズシステムは構築できて、深~いレンズ沼は脱することとなる。まあ、強いて言えば建築物撮影やら商品撮影もするお猿ですので、アオリ撮影のできるPC-E NIKKOR 24mm F3.5D EDなんかもあれば嬉しいんですけどね……と、再びレンズ沼にハマってみたりしていますbleah

 ま、何だかんだ言っても煩悩具足の凡夫です。どこまで言っても物欲は収まりませんよね。やっぱり、「欲しいと思った時が買い時?」……と、高い買い物をして後悔するのであった。

 まあ、そういうことでカメラボディに困り果てるほど不足を感じているわけじゃないので、D300ライフを堪能していこうと思うのですが、既に購入済みのデジカメの性能をアップする方法があるのだ。それが、

 ファームウェアのアップグレード♪

 ……なんですね。

 デジタル一眼レフと言っても、ボディ内に基板があるように様々なプログラムが動いています。分かり易いのはメニュー画面。あそこで、色々と設定するのもファームウェア上でやっているワケだし、撮影データがJPEGで取り出せるっていうことは、内部でRAW現像をやっているということなので、そういうプログラムも動いているっていうこと。他にも様々な制御を行っているのがファームウェアなのですが、これはあくまでソフトウェアの部類なのでPCのアプリケーションのアップグレードのように更新していくことができるのだ。これで、不具合が修正されたり、機能を追加したり、画像処理を向上させることができたりするんですね。

 ファームウェアは、Nikonのファームウェアのページにあるのですが、D300のファームウェアの最新版であるVer.1.10はコチラ→(Windows版/Macintosh版

 ここでは、Macintosh版を例にとってみると、ダウンロードサイトはこうなっています。

2012031

 一言申しておきますが、ファームウェアのアップグレードっていうのは、基板の石というかチップに直接書き込む為にOSのアップグレードとは比較にならないくらい非常にデリケートでございまして、アップグレードの途中終了とか起きてしまうと最悪の場合、カメラがウンともスンともということになり兼ねません。特に必要のない場合は無闇にアップグレードはしない方がいいでしょう。

 ちなみに、お猿の場合はデジカメのファームウェアのアップグレードは初ですが、職場の業務用スキャナのアップグレードはやったことがあります。現在使用しているスキャナは、MacOS8時代から使用している物なので、OSのアップグレードやドライバソフトのアップグレードなどに伴ってファームウェアのアップグレードも必要不可欠なのでした。ただ、スキャナはベラボウに高いものなので、失敗すれば使い物にならなくなってしまうんですね。それだけにスキャナのアプリケーションを購入する際にアップグレード作業代ということでメーカー側の人間がやってきてファームアップをする料金が見積もりに加算されてくるのですが、これがまた数万円するので、それなら自分でやるわいとやってきたのでした。ここで言いたいのは、それ程、ファームウェアのアップグレードっていうのはリスクを伴うものと思っていただければ幸いです。

 そういうことで、ここまでもちょっとしたファームウェアのアップグレードがリリースされてきたのですが、特殊な設定で撮影した場合にのみ起きる不具合の修正とか、非常に希に起きる不具合の修正ということで、お猿としては必要ないと判断してスルーしてきました。そして、それによって困ったこともありません。

 ところが、今回のVer.1.10は不具合の修正もありますが、AF性能の向上とかAWB性能の向上といった性能関連や、MENU項目の追加などもあったので、アップグレードは必要と判断して初のファームアップに踏み切りました。

 それで、これからファームウェアのアップグレードをやってみようと思われている方に一言申し上げたいのが、アップグレードに於いて思い込みは厳禁。些細なことでも、手順書に目を通しながらやるべし、ということだ。それと、電池切れが起きないようにバッテリーは満充電で行うべし、ということ。

 ちなみに、Ver.1.10に関しては、先ほどのページに手順書のPDFのリンクが張られているので、必ず見ていただきたい。

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 ホラ、こんなに分かり易いんです。要所要所に注意書きが書かれているので、そこは要注意っていうことですね。

 では、Macintosh版で説明しますと、先ほどのページから「F-D300-V110M.sit」という圧縮ファイルをデスクトップなどにダウンロードして、解凍します。

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 すると、右のような「D300UpDate」というフォルダが生成されます。この中には、

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 ……というように、「A3000110.bin」「B30000110.bin」という2つのファイルがあります。この2つがファームウェアの本体ですね。D300には「A」と「B」という2種類のファームウェアが存在しますので、バージョンによって片方とか両方のアップグレードをすることになります。

 実は、ここでお猿はミスってしまったのですshock!!

 この2つのファームウェアをPCからカメラ本体に持っていくにはケーブル接続かCFに入れて持っていくかのどちらかなのですが、お猿はCFで移す方法を選んだんですね。CFをD300にてフォーマットすると「NIKON D300」という名称のCFになるんですが、

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 ……というように、2つのファイルを同時に放り込んでしまったんです。

 この2つのファームウェアが入ったCFをカメラに挿入してアップグレードを行うと、まず「A」のアップグレードが始まり、次に「B」のアップグレードが始まります。しかし、「A」のアップグレードが終って確認してみると、どういうわけか更新されていたのは「B」だったんですね。その後に、「B」のアップグレードをしても「B」のアップグレードが繰り返されるだけ。どれだけやっても「A」のアップグレードが行われない事態に陥ってしまったんですcoldsweats02

 よ~っく、手順書を見てみると、

2012036

 ……と目立つように書いてあるではないかっ!CFには「A」もしくは「B」のいずれかを入れて順番にアップグレードすべきであって、両方入れてアップグレードしようとすると正しく更新されないとのこと。これは参った。高い料金を払ってNikonのSCに直してもらうしかないのか……と思ったが、試しに「B」をCFから削除して「A」のみにしてトライしたところ、

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 ……というように両方とも更新されたのでした。念のため、Nikonのサポートに確認したところ問題ないとのこと。良かった良かった……coldsweats01

 そんなトラブルが起きかねないので、ファームウェアのアップグレードはくれぐれも慎重に行いましょうね!

 ……で、今回のアップグレードでは、

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 ……というように、セットアップメニューに著作権情報が追加されました。これを設定するとExif情報内に著作権情報が記述されます。ここで、撮影者名と著作権者名をアルファベットで登録できます。

 そして、高感度ノイズ低減で、

2012039

 ……というように強弱を設定できるのですが、これを設定したら、

20120310

 ……というように、背面液晶に情報表示をした際、下部に高感度ノイズ低減の強弱を表示されるように改善されています。先ほど「高感度ノイズ低減 NORM 標準」に設定してあるので、下部には「ISO NR N」と表示されていますね。また、先ほどの著作権情報も設定してあるので中央右上に「C」マークが出ています。まあ、いずれにせよ、この情報表示はあまり使わないので、お猿的にはあまり重要でない更新かもしれませんね。

 次に撮影メニューの「ISO感度設定」で感度自動制御の低速限界設定にて、従来は1/250秒~1秒で設定していたのが、

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 ……というように、1/4000秒~1秒で設定になりました。が、これまた感度の自動制御は全くと言っていいほど使わないので、お猿的には、そんなに重要な機能じゃなくなっています。

 更に、ワールドタイムの現在地の設定で、

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 「Ankara」「Riyadh」「Kuwait」「Manama」が追加となりました。ズバリ、中東エリアですね。これで、アラブの石油王の撮影に行き易くなりました。……行かないですね。これまた、あまり必要のない更新かと思います。

 まあ、そんな感じであまり必要ないかも知れないアップグレードがなされている部分もありますが、AF性能の向上やらAWB性能の向上といった、クォリティに関わる点も更新されているので、Ver.1.10はアップグレードしても良いかもしれませんね!

 何はともあれ、無事にアップグレードが済んでよかったですが、実際のところ撮っていてメチャメチャ変わったという感触はないですが、恐らく微妙に良くなっているのでしょうから、これからもD300を大事に使っていきたいと思います。

 ではでは。

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ひとまずD3Xは80万円で登場~♪

 お猿@おはようございます。

 気がつけば平成20年もファイナルの月でございまして12月です。そう、師走っ!師走っていうくらいだから、めちゃめちゃ忙しくてブログを更新している場合じゃないので、今日も頑張って更新したいと思うよっscissors!!

 そういうワケで、今日のネタと言えば、アレしかないですよね。

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 そう、Nikonの多画素FXフォーマット機のD3Xの登場です。ちょっと前からクチコミサイトやら、当ブログ記事でも発表は近いぞとの気配が漂っていたのでありますが、今回は期待を裏切らず出てきてくれましたね。ものの見事に3時のおやつ休憩の時にはNikonのD3Xページが出没していました。しかも、発表が今日で発売が今月の19日という早さ。まあ、内容が内容だからか、価格が価格だからか、生産量は多くないらしいから、そういうのも影響しているかもしれない。

 NikonのFXフォーマット機ことフルサイズ機は、現在のところフラッグシップのD3iconと、やや廉価版のD700が販売されていますが、いずれも高感度の描写を重視して画素サイズを大きくするために1200万画素で留めているのが特徴でした。対して、フルサイズを出している某C社や某S社からは方向性を異とする2000万画素オーバーという高解像度モデルを出して、「高感度重視 vs 高解像度重視」という2大勢力という図式が出来ている気がします。

 お猿的には、前者の方が後処理をするPCスペック的にも撮影環境的にもありがたかったのですが、一応オールラウンドプレイヤーということでブツ撮りはするし、風景写真も撮る者として、1200万画素では少々力不足ということも感じられたことがあったのだ。最近なら新聞見開きで使う写真を撮りました。1200万画素単体で見せられれば新聞の粗めの出力線数では問題なく見られるのですが、これを2000万画素オーバーの写真と見比べよと言われると緻密な描写という点でいささか劣る。これは高感度はいらないから高解像度は欲しいところであったりする。そういうニーズから言っていくと出番は少ないものの2000万画素は欲しいよなぁと思うのだ。

 そこで、高解像度に対するニーズに応えたNikonの回答がD3X。2450万画素という現行のFXフォーマット機の実に2倍の解像度を持つ。DXレンズを装着してクロップ撮影したって使い物になるという凄さだ。しかし、ISO感度は100~1600に抑えられ、D700には搭載されていたので期待されていたイメージセンサのゴミ対策は見送られてしまった。

 お猿の理解としては、D3とD3Xはどっちが上ということではなく、TPOによって使い分けたらどう?ということ。報道写真とかスポーツ写真なんかならD3が良いだろうし、風景写真やらスタジオでのコマーシャルフォトなんかならD3Xが向いているのではないか。だから、高感度も高解像度もこなす両刀使いではなく、用途に応じて道具は使い分けようぜという感じなんだろう。

 そこで、現行のフルサイズ機の価格とお猿が気になる大雑把な仕様を比較してみた。

  • Nikon D3X……¥808,000-
    2450万画素、ISO100~1600、視野率100%、測距点51点、約5コマ/秒、重量1220g
  • Nikon D3icon……¥398,000-
    1210万画素、ISO200~6400、視野率100%、測距点51点、約9コマ/秒、重量1240g
  • Nikon D700……¥242,000-
    1210万画素、ISO200~6400、視野率95%、測距点51点、約5コマ/秒、重量995g
  • Canon EOS-1Ds Mark III……¥660,000-
    2110万画素、ISO100~1600、視野率100%、測距点45点、約5コマ/秒、重量1210g
  • Canon EOS 5D Mark IIicon……¥268,200-
    2110万画素、ISO100~6400、視野率98%、測距点15点、約3.9コマ/秒、重量810g
  • SONY α900……¥248,000-
    2460万画素、ISO200~3200、視野率100%、測距点19点、約5コマ/秒、重量850g

 どんなもんだろうか?価格的にダントツにD3Xが高い。ひとまず、お猿が夜のデジカメショップと呼んでいる三星カメラでの価格で80万円台のスタートだ。

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 まあ、まだ発売になっていないから最終的にいくらになるか分からないものの、既に色んなデジカメ関連の掲示板やらサイトで言われているように、D3とD3Xの差と言えば、撮像素子だけ。価格比較の対象となるD3はと言うと、デジオンiconの価格が結構安くなっていて、

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 ということで、40万円弱!高いんだけど、なんかメチャメチャ安く感じてしまう。さて、1210万画素と2450万画素という画素数倍で価格も倍になるのだろうか?ほぼ同画素数のSONYのα900だって本体価格で約25万円。Nikonの報道資料ではD3同様にニコンが開発した35mmフィルムの画面サイズ(36×24mm)に準じるニコンFXフォーマットCMOSセンサー(撮像サイズ 35.9×24.0mm)を搭載し」とあるが、一部ではSONYのα900と同じセンサーとも聞くので「?」だ。何はともあれ、画素数が欲しいだけなら他社に流れていってしまいそうだ。

 まあ、正直なところ、TPOで使い分けようっていうんならD3とかD700っていうのは、需要のある製品だと思う。報道関係に使いたければ機動性もあるし、スポーツ撮影ならD3の機関銃のような連写と高感度がモノを言う。その結果が北京五輪でのNikonデジイチの復活だ。ところが、高画素を必要とする風景やら商品撮影で、多くのAFポイントやら連写は必要だろうか?そうなってくると、高感度は苦手ながらもファインダーの見易いα900は魅力的だし、高画素ながら高感度にも強いEOS 5D MarkIIは更に魅力的だったりする。実際に、D700との比較を見てみても遜色ないレベルの高感度なのだ。そういうことで、フルサイズのライバル機を見ると風景や商品撮影では他メーカーに流れちゃうような気がする。D3Xを選ぶメリットがなかなか見出せないのですがいかがでしょう?

 やっぱり、実用的なのはD3とかD700だなっていうことで、D3は40万弱まで下がっているものの、まだまだ高いのでキャッシュバックをやっているD700なんですが……、

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 ここに来て、安くならないんだよね。キャッシュバックを引いても20万円を切ってくれない。でも、いいなぁD700……。そう思っていたら、忘れちゃいけないDXフォーマットのフラッグシップ機D300が、遂に13万円の壁を破った!

2012015

 いやぁ、これはD300の2台体制にグラつきますな。実際に仕事をしていて、D80とのダブルスをやっているんですが、やっぱり色づくりとか撮影の感触からしてもD300が2台あったらなぁと思うのだった。まさか、D300が1年でここまで下がるとはね……。D3ももうちょっと下がって欲しいし、D700だって夏ごろには……と期待してみる。その頃には、D700Xなんてのが出るかもしれない。できればD700Xは1500万画素くらいに留めてもらいたいな。そして、視野率を100%とは言わないけど5D MarkII並に98%くらいは達成してもらいたい。そしたら、文句なしでポチしちゃう……ことはないかもしれないけど、悩んでみたいと思います。

 ……で、ここまで書いておいて思うんですが、あまりにもデジタル一眼レフの競争が激しすぎてサイクルが早すぎる。たまに聞こえる声で生涯使えるカメラってのが欲しいよねと思うのだ。今回のD3からD3Xのようにボディは、殆どそのままってのがあるけど、これからデジタル一眼レフもパソコンのように直販サイトでBTOでカスタマイズ販売ってのをしたらどうだろうか?

 購入段階で、CMOSの画素数を選べて、それに伴った画像処理エンジンを積む。メディアもSDかCFかを選べたり、ファインダーも選べるなどなど……。そりゃあ、総合的に考えて作っているんだから、パーツ毎に選ばれたらたまったもんじゃないよと言われちゃうかもしれないけど、こういうのができたらいいなぁと思うのだ。現に中判とか大判カメラでは使われているフィルムバックとかカメラバックと言われるデジカメなんてのは、撮像素子とエンジンを変えているようなもんだからね。そういうのがFXやらDXのデジカメで実現してくれたら面白いなぁと思うし、新機種が出たら、カメラを預けて1週間~10日間で仕上がってくるなんてサービスをやってくれたらいいなぁと思うんだけど、是非ともNikonさんにやってもらいたい。

 そんな夢を言うだけ言って、D3に対する「もしかしたら」の憧れと、D700に対する「もうひとふんばり」のじれったさと、D300に対する「DXと心中しましょう」の開き直りの間を彷徨っているお猿ですが、ここはVR 70-200mm F2.8が最優先課題だと思うのでした。

 ……あ、そういや、同時に噂されていたレンズ数本のリニューアルってどうなったんだろう?VR 70-200mm F2.8の描写とかVRII化とかナノクリ化とか期待しているんだけどな~。

 ま、それはそうと、D3Xに少々不安を持っているお猿ですが、意外なところでフィーバーするのがこの業界ですので、是非ともフィーバーしてもらいたいと思います。個人的には、ゴミ対策がついて、画素数は高感度特性そのままで1500万画素。視野率98%以上ってのがあるといいなぁと思います。連写は5コマ/秒でいいからさっ!

 ではでは。

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