RATOC社「FireREX1」でSCSI機器を使うと認識はどうなる?
お猿@おはようございます。
いやはや、昨日は午前中は天気が良かったのに、午後から崩れて夜には雷鳴轟く大荒れの天気でしたよ。北陸は冬の雷ってのがありますからね。かつて落雷の影響でHDを2台壊した経験のあるお猿としては、電子機器を雷サージから守らねばならない使命感に燃えております。
さて、昨日の記事では、最新のMacProでSCSI機器を如何にして使うかということで、SCSI機器をFireWire接続できるコンバータの紹介をしました。それがRATOC社の「FireREX1」という機器。
SCSI機器をFireWire(IEEE1394)機器として使えるコンバータ「FireREX1」!
ご覧の通り、結構ポップな作りとなっておりまして、FireWire(IEEE1394)ポートが2つ付いています。そして、反対側にはピンタイプハーフ50pinのUltraSCSIポートが付いていて、変換できるんですね。そういう記事を書きました。
そしたら、flipperさんより、こんなコメントをいただきました。
素朴な疑問なんですけど、今回のスキャナはPC上だとIEEE1394接続として認識されるんでしょうか。それともSCSI?
後学のために教えていただけると幸いですm(_ _)m
……というものですね。今回は、何だかんだと結構気になる質問かと思いまして、1つの記事で確認してみました。
これに関しては、製品情報のページにも書かれていますが、FireREX1を装着したSCSI機器はFireWire(IEEE1394)機器として認識されます……が、実際にMacProで確認してみました。
MacOSXの“システムプロファイラ”で確認してみます。
まずは、元々はSCSI機器ですので、「パラレルSCSI」の項目をチェックしてみましょう。
このシステムにはパラレルSCSIデバイスがありません。パラレルSCSIアダプタを取り付けている場合は、それらが正しく取り付けられていること、および接続されているデバイスの電源が入っていて、正しく接続され、適切に終端処理されていることを確認してください。
……となっています。つまりは、SCSI機器としては認識されていないようですね。
では、「FireWire」の項目をチェックしてみましょう。
おや、何やら認識している模様です。
ほうほう、FireWireツリーとして、G5時代から使っている外付けMOドライブと「IEEE1394 - SCSI-3」というものが存在しています。ズバリ、これがそうなんでしょうね。
詳細をチェックしてみますと……、
製造元が「RATOC Systems,Inc.」となっておりますので、間違いなくFireREX1のことですね。ただ、SCSI機器のGenascan5000(FT-S5000)の名称は登場していません。
まあ、それでもFireWire(IEEE1394)機器として認識されているようですので、今後発売されるMacintoshにFireWireポートがあって、ドライバさえ更新してくれれば問題なく使うことができるんでしょうね。
USBやらIEEEが登場してからというもの、SCSIとかRS-232Cといった規格の影が薄くなってきましたが、ひとまずSCSI機器は安泰のようです。不景気なご時世ですので、過去の資産は出来る限り使っていきたいですね。
物は大切にっ!
ではでは。
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