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PIE2009に行ってきたぞ!(Vol.5 D3X)

 お猿@おはようございます。

 今月はPIE2009レポートを完結しようと思っていたのですが、師走でもないのに公私共に忙しいようでして、ライフワークのブログが放置プレイ状態になってしまいました。

 やべぇ……今月、まだ3つしか記事を書いてないよ。バーチャルの世界で生きているお猿ですので、せめて存在感を示していこうと思うので、とりあえず4つめの記事を書いてみようと思うよっhappy02

 ……とその前に、なんやかんやと当ブログも、放置プレイ中も踏みにじっていただいたという皆さまのご尽力の賜物で、

 通算30万ビューの大台を突破したっぽいよ!bell

 いやぁ~、30万ビュー達成目前に至って、アクセス数増加の加速度がかなりマイナス成長だったので、漸近線のように歯痒い思いをしていましたが、何とかやりましたね!

 そんなワケで、パァーッと30万ビュー突破の記念写真を撮ってみましたcamera

 セルフタイマーでsandclock

30万ビュー突破の喜び
記念すべき30万ビュー突破の喜びを表現してみました

 いやぁ~、かなり痛い写真ですね。機材に栄養分(お金)を持っていかれて、ワイシャツがかなりヨレヨレですが、これでいいんじゃないでしょうか?

 浮かれついでに、近所の公園を全裸で散歩しないように注意したいと思うよ!

 まあ、そんなワケでマジメにPIE2009レポートをやっていきたいと思うけど、終了してから1ヶ月経っちゃいましたね。でも、レポートはレポートなんで、かなり海馬がヤバイお猿ですが、海馬にムチ打って記憶を呼び起こしてレポートしてみたいと思います。

 今回は、俺たちの聖地、Nikonブースに関するアレです。

Nikonブース
目だった新製品の発表はなかったNikonブースなのだが……

 Nikonブースでは新製品の紹介っていう派手なものはなかったんですよねー。前回の記事のような超地味な参考出品はあったんですケド。

 まあ、その代わりに、D90D3Xiconのような“比較的新製品”というもののPRはなされていたんですね。一番目立ったのが2450万画素のFX機「D3X」関連の展示。本機の展示よりも、それによって撮られた金屏風がブース内に数箇所置かれていた。

源氏物語図屏風
Nikonブース内に数箇所設置された金屏風のレプリカ

 ちゃんとバリケードも張られているんでホンモノのようですが、実はD3Xで撮って作ったもの。近くにあったパネルにはこんな説明書きがなされていた。

源氏物語図屏風の案内板
近くには、D3Xでチャレンジした経緯がつづられた案内板が……

源氏物語図屏風

 日本古来の伝統芸術である金屏風を撮影しました。この金屏風の1面ずつ「ワンショット」で撮影し、D3Xの高解像度がどこまで緻密に再現できるかという挑戦です。まさに、伝統工芸の高い技術と現代における最新技術との融合です。

〈見どころ〉

 解像限界と思えるくらいに細かく描かれている着物の模様、簾の細い線、人物の髪の毛、さらには金箔のリアルな質感描写を御覧下さい。

〈撮影データ〉

  • カメラ:Nikon D3Xicon
  • レンズ:AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G (IF)
  • 露出モード:マニュアル
  • シャッター速度:1/3秒
  • 絞り:F9
  • ISO感度:100
  • ホワイトバランス:プリセットマニュアル
  • ピクチャーコントロール:ニュートラル
  • 画質モード:RAW(14bit ロスレス圧縮)

 ※ライブビューによるコントラストAF撮影

〈プリンター〉

 EPSON PX-20000

 ……とのことでした。

 なんせ金屏風の1枚をデジカメのワンショットで撮って、大判プリンタで打ち出して……というワークフロー。なかなかスゴイじゃないか。しかも、結構難しい金屏風の撮影ですからね。うまいこと質感がでるかどうか……。

 でも、現物がないと比較できんじゃん……と思ったら、横に現物がありました。

祇園社
レプリカの横にホンモノの屏風もあって比較できました

 D3Xによるレプリカはパネルにして飾ってあり、現物はガラスで隔てられた向こうにありました。すっかり扱いが違いますな。そんなワケで「祇園社」と書かれた屏風を比較してみました。

祇園社
左がホンモノの金屏風で右がD3Xによるレプリカなのですが……

 左がホンモノで右がD3Xによる作品なんですが、確かに緻密に描写しているし、金箔の光沢感は顔料インクでは再現できないものの結構イイ感じに出ていた。筆のタッチも見事に再現され、微妙な色合いも再現できている……が、チョット気になったところがあった。それが、桜を書いたものと思われる部分。

 まずは、D3Xで撮った右の写真の部分拡大を見ていただきたい。

祇園社レプリカ拡大
こうやって見ると、筆の微妙な色合いやタッチ、金箔の様子が再現されているが……

 ふむふむ、山の筆のタッチや色合いなどもいいし、細かい金箔の感じも伝わってくる。しかし、桜が白く飛んでしまっている気がする。これは、お猿が持参のD700AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDを装着して手持ちで撮ったものなので再現性はアレだが、それでも実際に目で見てもこんな感じにベッタリとした感じだった。特に右にある桜(?)のように、白い点が書かれているという感じだ。

 しかし、現物はどうだろうか?

祇園社拡大
D700で何も考えずに手持ち撮影しているのに、桜の微妙な凸凹が再現!

 これもお猿が持参のD700で手持ちで撮ったものなのだが、ライティングや諸条件が違うとはいえ、桜の花の微妙なプツプツとした点の質感がお分かりだろうか?ここは、点字の点のように白い絵の具で凸凹になっているのだ。その質感がD3Xによるレプリカ側では失われていたのだった。

 確かにこの展示では上のダウンライト一灯だけでの照明なので、凸凹が再現され易く、D3Xによる撮影状況は恐らく面で均一にライティングしていると思うので凸凹の陰影は付きにくいのだと思う。確かに、山の部分など、D3Xで撮ったものの方が現物に近いと思う。しかし、やっぱりここは階調を是非とも残してもらいたかった。この屏風の面白いところはこの桜の凸凹だと思うのだ。ここでD3Xの階調再現もチェックできると思うので、是非ともそういう展示をしてもらいたかった。

 同じように、別の桜も見てみた。

 まずは、D3Xによるレプリカ。

祇園社レプリカ拡大
白とびを起こしているわけでもないのに、やっぱり花がのっぺりしている

 点の形状などは再現できているが、白とびはしていないのに立体感が死んでしまっている。

 では、お猿がD700で手持ちで撮ったものを見てみましょう。

祇園社拡大
これまたD700での手持ち撮影なのに、花の質感がガッツリ出ている!

 どうです?さっきの部分よりわかりやすいかと思います。この立体が再現されるか否かっていうのは、この屏風の特徴にも関わってくるので、これの再現は是非ともして欲しかった。

 そこで思ったのだが、D3Xでの、こういう複製のような使い方は高解像度の強みでアリだと思う。ナノクリ化されたPC-Eニッコールレンズの充実で、ブツ撮りはじめ建築物などの静物撮影は得意分野になりうると思うのだが、D3Xこそ以前の記事で書いたようなHDR撮影でやった方がいいと思ったのだ。ハイライトの再現性、シャドーの再現性共に求められるのがD3Xがターゲットとするものだと思うのだ。

 2450万画素の高解像度の威力は十分すぎるほど実感した。今度は是非とも階調重視で見せていただきたいと思ったのだった。

 ではでは。

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PIE2009に行ってきたぞ!(Vol.4 MEDIA PORT UP)

 お猿@おはようございます。

 4月も半ばだというのに、まだノコノコとPIE2009レポートをやっているお猿ですが、そうこうしているウチにNikonが新デジイチを発表しましたね!!

2104151

 Nikon D5000キターッhappy02

 ……ということで、ついにD4ケタですよ。ハイ、D5000ですscissors

 一瞬、どのグレードか皆目見当がつきませんでしたが、D60icon以上D90未満という位置づけだそうです。何が目立つってバリアングル液晶モニターですね。そして、D90に次ぐ、動画機能搭載の2台目のデジイチっていうことです。

 内容的には、ハード面はD60譲りで、ソフト面はD90譲りって感想です。

 ハードを見れば、使用できるレンズはD60同等でゴミ対策も同様。液晶画面は背面だけだし、ペンタミラー採用ってのもD60だ。ただし、ファインダー下のアイセンサーは搭載していない。

 しかし、ソフト面の画作りに関してはイメージセンサーはD90と同じらしいですし、ピクチャーコントロールも引っ提げている。高感度特性にも優れているらしく、ISO200スタートってところもD90譲りですね。あと、11点だけど3D-トラッキングもついている。そして、何よりもD90が開拓したDムービーも撮れちゃうんだよね。

 これで、気になるのが某C社の対抗馬なんですが、PIE2009で注目を浴びていたアレですね。そう、「EOS Kiss X3icon」です。お互いチョイ上のエントリー機っていう感じだと思うんですが、共通しているのがエントリー機で動画が撮れるっていうこと。

 そんなワケで、この2機種を比較してみた。

●D5000 三星カメラ価格¥76,300-

  • 画素数……1230万画素
  • 重量……560g(バッテリー本体、SDメモリーカード、ボディーキャップを除く)
  • 液晶モニター……2.7型TFT液晶、23万ドット、バリアングル方式
  • ISO感度……ISO200~3200相当
  • 連写……最高4コマ/秒
  • ファインダー視野率……95%
  • 測距点……11点

●EOS Kiss X3 三星カメラ価格icon¥80,820-

  • 画素数……1510万画素
  • 重量……480g(バッテリー本体、SDメモリーカード、ボディーキャップを除く)
  • 液晶モニター……3.0型TFT液晶95万ドット
  • ISO感度……ISO100~3200相当
  • 連写……最高3.4コマ/秒
  • ファインダー視野率……95%
  • 測距点……9点

 ……という感じです。

 一長一短があるようですね。画素数的にはAPS-Cクラスで1500万画素って大丈夫か?という心配があるが、軽量ながらも3.0型で95万ドットの背面液晶を積んでいるKiss X3は魅力的ではある。だが、D5000の画素数も、エントリー層なら十分と思うし、連写も早ければ測距点も多めだ。何よりもバリアングル方式の背面液晶は使いやすそう。ただ、23万ドットっていうのが悔やまれる。

 いずれにせよ、エントリーで動画機能を搭載したものをPIE2009で発表してきた某C社に対抗して是非ともNikonもこのD5000を出して欲しかったというのがホンネだ。エントリーの動画対決なんてのも面白い。出していたらバリアングルのD5000が注目を集めたかもしれないと思うと少々残念!ただ、エントリー層でPIEにどれだけ足を運ぶかということを思えば、う~ん、どうかな?

 他にも超広角ズームの“DX”レンズを出してきた。

2104152

 AF-S DX NIKKOR 10-24mm F3.5-4.5G EDだそうな。最近も単焦点レンズでAF-S DX NIKKOR 35mm F1.8GというDXレンズを出している。PIE2009のNikonブースのセミナーで阿部さんが「これは、Nikonは今後もDXもやりますよということです。Fマウントを続けてきたNikonですよ?DXを切り捨てる筈がないじゃありませんか!」と言われていましたが、これはダメ押しですね。DXユーザーとしては大変心強いお言葉です。

 いやぁ、これだけのものをすぐに出すんだったら、PIE2009に前倒しして発表すれば良かったのに……と悔やまれる。お隣のブースの某C社は動画機能を試してくれとメリーゴーランドを運び込んできたのだ、ここは是非とも動画対決を見たかったものだ……。

2104153
某C社と隣り合って睨みあう(?)PIE2009会場内のNikonブース

 そんな、目立った新商品がなかったNikonブースでしたが、実はカメラ系メディアでも取り上げられていない「参考出品」があったのだ。超地味なんですけどね。でも、これは今後のデジカメを変えていくんじゃないかという発想でもあったのだ。

 それが、MEDIA PORT UPですね。

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うっかり仕事中にアクセスすると音が出ちゃうUPサイト

 ヘッドセットにドラゴンボールのスカウターみたいなものが付いていて、いつでもどこでも映像と音楽を楽しめるというもの。無線LANやモバイルAVプレイヤーも搭載しているらしい。さすがに、大き目のヘッドセットに加えて、片目にスカウターらしきものを装着した人物が目の前から歩いてきたらドン引きだろうが、今回はこの「UP」が展示されていたのだ。

2104155
一見、ただのUP体験コーナーなのだが、貴重な参考出品が……

 実は、初日にNikonブースを訪れた時は、ただ単に「UP」の展示コーナーだと思っていた。音楽を聴きながら、映像も見れるよっていう説明だと思っていたのだ。だが、その現場にはD90も置かれていたのだ。「UP」のコーナーになぜD90が?と思ったのだが、近くの説明書きには何と「ケーブル参考出品」の文字が……。

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本当に目立たない「ケーブル参考出品」の説明書き

 この「UP」を「デジタルカメラと接続」だというのだ。

2104157
このケーブルが参考出品だとは誰も思うまい!

 この「UP」とD90とを結ぶケーブルが参考出品されていたのだ。

 いやぁ~、超地味!!

 しかし、この超地味なのが試してみたら面白かった。

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こうやってD90と繋げばライブビューの新たな世界が広がる!

 今回、参考出品されていた専用ケーブルをD90のビデオ出力端子から「UP」へと接続すると、ライブビュー撮影時の映像が「UP」のリトラクタブルディスプレーに映し出されるのだ。

 つまり、カメラは目から離れているけど、「UP」越しに、ずっとファインダーを覗いている状態ってことだ。実際はEVF扱いになるんだろうけど、ファインダーを覗く感覚だし、外光の影響も受けない。更に、一般的なEVFなんかより断然、きめ細かい画質なのでピントの掴みやすい。

 今回のD5000ではバリアングル液晶で、ハイアングルからでもローアングルからでも液晶画面を傾ければ撮影が可能ということなのだが、やっぱり外光が明るかったりすると使いにくいし、特にハイアングルの場合は首が疲れる。しかし、この「UP」ならば真正面を向いたままで「UP」越しに見えるので周囲の様子を見ながらオーバーラップしてファインダー内が覗けるっていう面白い撮影方法ができるのだ。

 人ごみの中を掻き分けてハイアングルから撮るっていうのが非常にやりやすいと思う。

 ただ、これをやる時に、耳から聞こえてくる「ブィ~ン」という音が耳障りだった。そして、重い。更に、ケーブルが邪魔なので人ごみの中ではひっかけそうだ。そこで、スタッフに申し上げました、「ディスプレーだけのものって作れない?それから、ワイヤレスで見れるといいなぁ」とBluetoothみたいになると非常にスマートな、これからのデジイチの世界を築いてくれると思ったのだ。これは非常に期待したい!

 お猿が一人で盛り上がっているのだが、今回のUPの件に関しては一応、リリースがあったらしい。

2104159

フォト イメージング エキスポ 2009(PIE)に出展

 株式会社ニコンは、メディアポート「UP(ユー・ピー)」をフォト イメージング エキスポ 2009(PIE)に出展いたします。デジタルカメラ等を用いた新しい使い方、楽しみ方のご提案をいたします。デジタルカメラ(D90)と接続して静止画再生、動画再生、ライブビュー出力をご覧いただけます。また、webカメラと無線LANを使用したライブストリーミングなどもご覧いただけます。

 ……なるほどね。でも、お猿的には再生時点で利用するよりは、ライブビューを液晶画面越しに行う現在のカメラ業界とは違った視点で、ライブビューをしてもらいたいなと期待するのであった。

 採用されることを切に望みたい。

 ではでは。

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PIE2009に行ってきたぞ!(Vol.3 総論)

 お猿@おはようございます。

 PIE2009レポートを続けていますが、ひとまず「総論」は今回で終わりにしたいと思いますので、とっとと進めていきたいと思います。

 まずは、お猿も風景写真なんかに必携しているフィルタですね。Kenkoブースに行ってきました。これまた開催前に発表になっていた、高級フィルタZetaが展示されていたんで見てきましたよ!

Zeta
高級フィルタ「Zeta」はフィルタよりもケースに目が行く?

 新開発の「ZRコート」とやらを使っていて反射を抑えている上に、フィルタそのものも従来品より薄くなっているらしい。それよりもお猿が気になったのがケースですね。どことなく、目薬に似たケースに入っているのが気になった。プロテクターでも結構な価格がするんですが、これは画質劣化が気になって使うか全く使わないかの両極端な世界だと思うんで、いくら反射率が抑えられていても使わない人は使わないんだろうなーと思ってしまった。

 これに加えて、出品されていたのがコレ。

B+W
フレーム枠が真鍮ということだが、フィルタとしてのメリットが不明

 真鍮のフィルター枠を使用しているというドイツの高級写真用フィルターの「B+W」というものらしい。展示には「ドイツのマイスターが造り上げた、高級写真用フィルター」と書いてあった。更に「重厚な真鍮製のフィルター枠を採用。しっかりした重みと金属鏡筒のレンズになじむ感触が、材質へのこだわりから生み出されています」との説明書きが……。早い話、あまり写りには影響しないのかな~という一品であった。

 これなら、従来のPRO 1Dか新製品のZetaかという話になっていきそうだ。

 それと、直前に発表になっていたアルミ合金製でメタリックなゴリラポッド。

ゴリラポッド
やたらゴツいアルミ合金製のゴリラポッド。完全に浮いている

 他の従来のゴリラポッドに比べてやけに物々しい。デカいし光っているし!存在感バツグンだった。5kgまでいけるらしく、POPにはビデオカメラを載せたゴリラポッドが印刷されていた。おもちゃのようなアイテムながら利用者が多いらしいので、次第にプロユースにも使われるようになってきているのだろうか?

 プロユースの三脚といえば、舶来モノの三脚なんですが、大半を扱っているボーゲン・イメージングさんのブースに訪れてみた。

ボーゲン・イメージングブース
ボーゲン・イメージングブースでアンケートに答えて入場

 正直、舶来モノの三脚には詳しくないのだが、アンケートに答えれば何かが当たるということで、ついうっかりアンケートに答えて個人情報を暴露してきました。当たればいいのだが……。当ブースでは、ZITZOのオーシャントラベラーが気になった。

オーシャントラベラー
水中に立てられた展示のZITZOのオーシャントラベラー

 海辺などで使っても腐食に強いという物らしく、水中に立てられたディスプレイだった。やっぱりZITZOは質感がいいなぁ~。まあ、お猿的に昨年に引き続いて欲しいなって思っているのがマンフロットの「ジュニアギアヘッド」ですね。ギアを回して微調節してはホレボレしていたのでした。できれば、ジュニアも取っ手の作りを上位機種並にしてほしいと思うのだった。

 あと、色々と見て回った中で面白かったのがHDR画像作成ソフトPhotomatix PRO 3.0を扱っているJungleブース。

Jungleブース
目立たないながらもHDRが注目されて賑わうJungleブース

 目立たないブースながらも、ちょっと前にカメラ雑誌でこぞって特集されたためか、HDRが注目されているようでこの製品と、そのセミナーを見るために来場者でごった返していた。ちょっと手間がかかりそうながらも、HDR……写真を変えるかもしれませんね。

 さて、その晩、当ブログにいつもコメントをくださっているcameraman_hideさんとお会いすることになっていたので、ビッグサイトの外で待ち合わせ……。電話で特徴をお聞きし、待つこと数分、それらしい人物を目撃!声をかけると「ハイ、hideですhappy01」とのこと!良かった、会えて!「よく私って分かりましたねー」と言われましたが、聞いていた身長を考えれば他にいませんよ(笑)!

 ビッグサイト近くのお店に入ってカンパイbeer

 比較的節約モードでカメラ談義に花を咲かせながらマニアックに盛り上がっていく。お猿のブログも最初からガッツリと目を通してくださっているみたいで、こっちが忘れているネタまでも話題に出してこられたので脱帽!いや~、身にならない記事ばっかりなのに熟読恐縮です!

 そして、「あ、お猿さん。私の機材お見せしますね」ということで、シンクタンク製のリュック型のカメラバッグを開ければNikon一色!そこから、Nikon F2を取り出してこられました。

 そのF2を堪能していると、隣のテーブルで呑んでいた2人のご年配の紳士が「おっ!懐かしいもの持っているネェ!」と声をかけてきた。どうもPIE関係者っぽい。いろいろと話をしていると、更に1人が途中からやってこられ合計3人に!

重鎮方
hideさんと飲んでいたら意気投合した重鎮方(hideさん撮影)

 まあまあ、1杯飲みなさいということで、泡の出る麦茶(?)をご馳走になり更にカンパーイ!名刺を見せていただいてビックリした。

名刺
たかが名刺なれど、なかなかにすごい内容が書かれている

 上の写真の左がストロボメーカーCOMETのCEOのF様。その右がケイテクコーポレーション代表で元ミノルタのK様。そして、その右がバックスクリーン、スタジオ備品メーカーMAXの相談役をされていて、元PENTAXのO様。まさしく業界の重鎮方だ。

 ここで、日本のカメラ業界の黎明期のお話などを聞かせていただいたような気がする(ちょっと酔いでウロ覚え)。特にミノルタのAF開発や、今の一眼レフでは普通のグリップ形状はミノルタがやりだしたことだとか聞いた“気がする”。なんせ、カメラ大国の日本を支えて来られた方々と一緒に飲めて楽しかったのは覚えています。

 F様から「N君に電話したから、明日COMETブースに行きなされ」と言われて行ってきました。

COMETブース
COMETではプリンター用ペーパーの販売も始めるそうな

 何かもらえるような気がしましたが、酔った勢いなんでしょう。カタログなどをいただきまして、更にこれから販売を始めるプリンターのペーパーのサンプルもいただきました。

 この時、hideさんからは、お土産をいただきました。食事代もご馳走になりまして大変恐縮でした!!ホントーにありがとうございます!!

浮かれるお猿
hideさんからのお土産で浮かれる帰宅後のお猿

 大変、結構な高級プリンの詰め合わせでございました。う~ん、今までグリコのプッチンプリンクラスで満足していたお猿としては、未知の味覚!何から何までご馳走様でした!

 今回のPIEでは、「御苗場」コーナーが賑わっていましたよ。

御苗場
御苗場コーナーは広めに取られていていました

 誰でも事前にスペースを借りて、作品を展示できるというコーナーです。もちろん、有料ですけど……。

御苗場
出品者の個性が写真のみならず展示方法からも伝わってくる

 歩いていると、作者が今まさに展示中とか、説明していたりとなかなか楽しかったです。自分もできれば良かったんですが、いずれはやってみたいですね。

 さて、次回からは今回のPIEでブログ用に会場内で検証したものをピンポイントで紹介したいと思います!

 ではでは。

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PIE2009に行ってきたぞ!(Vol.2 総論)

 お猿@おはようございます。

 前回の記事を書いたのが3月末ですので、4月に入って最初の記事です。本当ならエイプリルフールネタということで……、

 「待望のNikon D700X発表!bell

 なんつって、浮かれてみたかったんですが、PIE2009ネタの第1回を書いてからというもの、なんやかんやと撮影の仕事やら、DTPの仕事やらわんさかやってきまして、そうは問屋が卸してくれなかったわけでございますcoldsweats02

 いや、不景気の昨今、仕事がいただけるのはありがたいんですけどね。

 まあ、そんなワケで忙しくてブログを更新している場合じゃないので、とっととブログを更新したいと思うよっhappy02

 ……というわけで、PIE2009レポートの2回目です。

 前回は、我らがNikonブースや某C社のブースをレポートしたので、今回はその他のカメラメーカーのブースをいくつか覗いてみましょう。

 まずは、FIFAワールドカップのキャンペーン会場のようなSONYブース。

SONYブース
一見、FIFAワールドカップのキャンペーン会場のようなSONYブース

 FIFAワールドカップのオフィシャルパートナーということもあってか、2010年大会の優勝トロフィーが展示されていた。すっかり、客寄せパンダ状態だ。すでにカメラと全く関係ない。ところが、キッチリとαのPRも行っていた。しかも、PIE2009会場全域で!

 ……というのも、SONYブースの入口には写真にあるように「α貸し出しコーナー」というカウンターが設けられていた。Nikonブースでバッタリ遭遇した知人のTさんがSONYのα700iconユーザーということで事情を聞いてみた。どうやら、α900iconα350iconを借りるとαの文字が入った蛍光オレンジのビブス(ベストみたいなアレです)が貰えるらしく、どうも貸与中はこれを着ていなければならないらしい。だから、会場内ではSONY関係者だけではなく、一般来場者でもαのビブスを着ている人がウロウロしていたのだった。なるほど、宣伝効果はあるな。

 さて、お次はPENTAXですね。

PENTAXブース
もうすっかりパビリオン状態のPENNTAXブース

 ご覧のとおり、Nikonブースの真正面。今回の目玉は、やっぱり……。

PENTAX 645 Digital
PENTAX 645 Digitalが大々的にPRされていて注目されていた

 PENTAXの中判デジカメの「645 Digital」ですね。フィルムの645なんかは、県内の名所巡りなんかすると必ずと言っていいほど、所有者がいらっしゃる。五箇山や八尾、雨晴海岸に行くとウジャウジャいらっしゃいますね。それほどの人気カメラがデジタルになったら面白いだろうなぁと思った。実際の展示品はガラスケースの中に入って、すっかり箱入り娘状態でございますが、様子はじゅうぶん伺うことができました。

PENTAX 645 Digital
こうやって見ると、普通のデジイチのように見える645

 まるで、金の延べ棒のような扱いですなぁ。

PENTAX 645 Digital
D3とかと比べると意外とシンプルなんですよね……

 メカメカしい感じが好きなお猿としては、若干安っぽく感じてしまった背面のボタン類。35mmデジイチのD3iconなんかが背面液晶の下に情報表示用の液晶が用意されていることを思えば、中判サイズの645ならば背面にもうちょっとまとめることができるかと思ったが、情報表示用の液晶は右肩にまとめられていた。

 今は、35mmフルサイズ機で2000万画素オーバーということで、中判並の写真が撮れるという機種が登場していることを思えば、実際にどうなってくるか分からないけど、自分とは無縁だろうということで、あまりガッツリと見学はしていない。

 お次は、やたらと賑やかで黒山の人だかりができていたのが、オリンパスブース。

オリンパスブース
オリンパスブースは、ある一角がギャラリーで囲まれていた

 この人ごみの向こうはこうなっていた。

スケートリンク
人だかりの中にはスケートリンクが広がっていた

 何と、ブース内に恐らくエコリンクと思われるスケートリンクが用意されていました。定期的にフィギュアスケートが披露されていて、イメージキャラクターの浅田舞選手も登場していたんでビックリ。リンクの外の最前列には「E-620」などのサンプルが置かれていて、それを使えば最前列で撮れるというものだった。さすがにこれは人気のブースでしたね。

 さて、カメラメーカー関連はこれくらいにして、次に行ったのがペンタブレットメーカーのwacomブース。前日にintuos3の後継機intuos4を発表したばかりで、intuos3ユーザーのお猿としては結構気になったのだ。

wacomブース
wacomブースはコンパクトながらもintuos4で盛り上がる

 案の定、お客さんが沢山いらっしゃいました。ちなみに、ペンタブレットって普通はフォトレタッチとかパソコンで絵を描いたりするくらいにしか使わないのだが、お猿は仕事でマウスを使うことがありません。Photoshopでのフォトレタッチはもちろんのこと、InDesignでの組版作業でもペンタブレットを使っている有り様です。

 それで、intuos3はかなりよくできたペンタブレットなので、正直言って「intuos4なんて言っているけど、これ以上改良するところがあるのかっgawk!?」と思ったくらいだ。

intuos4
従来のintuos3よりもBambooっぽい外観のintuos4

 ……でこれがintuos4なのだが、かなり黒いのです。intuos3が非常に光沢感があるのに対して、これはマット調。intuos3では左右にエクスプレスパッドがあったのに対して、intuos4は片方にまとまっているのだ!

intuos4のエクスプレスパッド
エクスプレスパッド類が片側に寄せられているのが特徴

 上下対象に配列されていることで、エクスプレスパッドは左にも右にも置いて使える上に、それぞれのファンクションキーに何が割り当てられているのか分かるように有機ELディスプレイがついている。

 こうやって改善点を見てみると、本当に嬉しい改善だと思った。intuos3での不満が見事に解消されているのだ。

  • intuos3ではエクスプレスパッドが左右についているので、ペンを持った方の手がパッドに触れてしまって誤動作させてしまうことが多かった。特に、トラックパッドは敏感に反応するので、ペンを持つ手が触れただけで画面の拡大縮小が行われてしまうというトラブルがあったのだ。これが、片方に寄せられたということは、利き腕側はペン専用、反対側はエクスプレスパッド専用ということで非常に使い勝手が良い。
  • それぞれのファンクションに有機ELによる割り当てが表示される。たま~に、ド忘れするので非常にありがたい。
  • ペン先の替え芯が標準で数種類ついてくるが、intuos3では購入時の箱にテープで貼り付けられているだけだった。うっかり無くすし、こまめに交換して使いたい人にとっては紛失の可能性アリ。intuos4ではペン立ての中に収納できるので紛失しにくい上に使い勝手もよい。
  • 何よりもペンが使いやすくなった。intuos3ではどことなくプラスチックの上に書いている感じだったが、より紙の上で書いているような軟らかい感触になっている。

 まだまだ書き足りないが、久々にユーザーの意見を聞いて見事に反映させたというものを見せてもらったような気がする。intuos3で満足していたが、これはintuos4が欲しくなる。ファンクションだって、右側のファンクションは誤操作が怖くて殺していましたからね。左側だけ生かしていました。それだけに、使えるファンクションが一気に増えるということは非常に助かりますね。

 さて、お次はこれまた直前に新製品を発表したVelbonブースですね。

Velbonブース
VelbonブースはGeo Calmagneが目玉っぽかったですね

 お猿愛用のカーボン三脚はVelbonのEl Calmagune 635icon。他にもNeo Calmagneというシリーズもあるのだが、これをまとめてGeo Calmagneという商品として5月に登場するらしい。従来のNeo Carmagneは「Geo Calmagne N」として、El Carmagneは「Geo Calmagne E」として登場する。

Geo Calmagne
ハンドルのグリップが卵状という独特の形状

 外見は大きな変更はないものの、雲台のパン棒のグリップが卵型になっていたり、エレベーターのロックが変わっていたりと微妙に変更がなされている。intuos4のような大きな変更がなされているわけじゃないけど、お猿的にはEl Calmagneで十分だと思っているので、特別欲しいという感じではなかった。

 さて、お次はレンズメーカーのSIGMAブース。

SIGMAブース
現行のSIGMAレンズがズラリと展示されていた

 現在、販売中のレンズをズラリと展示。そして、カウンターでは希望するレンズの希望のマウントで貸し出してくれる。持参のカメラに装着して撮らせてくれる。こういうサービスはTamronブースでも行われていたが、Nikonブースではやってくれなかった。撮ったデータを後でジックリ検討するためにも、是非とも「試着」はさせてもらいたいものだ。

 それで、撮ったのがコレ。SIGMAの大口径標準レンズの「24-70mm F2.8 IF EX DG HSM」で撮ったもの。お猿持参のNikon純正「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED」の対抗馬。

SIGMAカウンター
お好きなレンズを「試着」させてもらえるカウンターで1枚!

 カウンターのオネエチャンが、こうやってポーズをとってくれる。「Nikon純正と比較用に撮らせてください」と言って撮ったのだが「ええ、かまいませんよ~」というフトコロの広さ。相当自信があるのだろう。この比較レビューは、また後日……。ここではやっぱり単焦点の「50mm F1.4 EX DG HSM」が人気があった。希望しても「あー、まだどなたか使っていますね……」と順番待ちの状態。

 そして、今回の目玉はやっぱりコレでしょう。

SIGMA DP2
レンズ以外にもDP2が注目を集めていたんですね~

 APS-Cサイズの撮像素子をひっさげたコンデジのDP2iconですね。この展示コーナーは黒山のひとだかり。APS-Cサイズを初めて搭載した「DP1icon」も人気のコンデジだが、これも売れそうだ。単焦点レンズで、広角側にシフトされていて、その他にも改善点は多いらしい。

 持ってみた感想は、かなりズッシリくるけど、玄人好みの一品だ。これをポケットに入れてスナップして街を歩きたくなってしまう。最近どうも、SIGMAが元気なような気がする。

 そして、昨年に続いて客寄せパンダ状態だったのが、この「マクロレンズ」ではなく「マグロレンズfish

マグロレンズ
ご存知「マグロレンズ」!買わなくてもいじってみたい一品ですね

 ビデオ用三脚にすえつけられていますが、これ既に販売されているんですよね……。絶対手持ちじゃ使えねーや。

マグロレンズ
どう見ても、展望台のワンコイン望遠鏡だ……

 買う気がなくても「東京に来たら、東京タワーは行きましょうね」的に「SIGMAブースに来たら、マグロレンズは試そうね」という感じで参拝客が後を絶たない。お猿ものぞいたが、見た目よりもフォーカスリングやらズームリングがスムーズに動くのにビックリ。

マグロレンズ
とてもカメラ用のレンズとは思えない風貌ですな

 レンズにカメラがついていると言ったほうが正解だよねコレ。展望台のワンコイン双眼鏡のような感覚でした。

 えーっと、続きはいつになるか分かりませんが、PIE2009レポートはまだまだ続きます。

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