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Nikon D90でDムービー録画ならAE-Lを忘れるな!

 お猿@おはようございます。

 最近、一丁前に忙しくて、なかなかブログ更新ができないのですが……、

 結婚すると自由を失う

 ……という小学校で習う格言(?)は、都市伝説でもなんでもなく、既婚者共通の真実のようでございます。先日、大学時代からお世話になっている床屋の兄ちゃんに「結婚したんですわ。自由が奪われました」とご報告したところ。

「結婚して自由になったヤツなんて聞いたこと無いわ!

 ……と一喝されました。

 どうも、結婚をなめていたようですね。独身“貴族”と言われるのも分かる気がします。最近、草食系男子ってぇのが流行のようですが、自由を選択したんだね。

 それはそうと、自由だったあの頃、そう、4月上旬にお猿は急に、

「海を撮りてぇ~っ!!

 ……と、それこそ無計画に思いたったわけでございます。しかも、普通の写真じゃあありません!みんな欲しがる、あのカメラのあの機能でねっ!!

 まあ、早い話、NikonのD90が引っ提げている動画機能「Dムービーを駆使して撮ってやろうと思ったのでございますよ。一眼レフで動画撮影なんてアホらしいと思っていたのは、今は昔。一眼レフならではの大きい撮像素子と豊富なレンズ群!これらを駆使して撮ったムービーは、まさに映画の味が出るんですね!ホームビデオとは一味違った動画撮影ができるとのこと。PIE2009にて阿部センセがNikonブースのセミナーで仰っていたのが、

「D90のDムービーは“静の中の動”を撮るのに向いています」

 ……ということでした。

 つまり、子供の運動会とかはホームビデオに任せてしまえってことですな。個人的には、ネイチャーなんかがいいような気がします。風景とか、植物とか……。

 そんなわけで、海はまさにネイチャー!D90と三脚を車に積んで、富山県の誇るリゾートビーチ(?)島尾海水浴場に行ってみたよっ!

 一眼レフを三脚に据えて、シャッターを切るわけでもなく、ただひたすらにボーッと海を眺めるお猿。周囲にはさぞかし面倒くさいヤツに見えたことでしょう……が、一生懸命動画撮影をしていたけでございますよ。

 そんなワケで、撮ってみたのがコレだ!

 ……いかがなもんでしょうか?

 ちなみに、最初だけ波の音を入れてあります。後のは、SDカードの容量を節約するためにサイレント映画になっておりますが、その辺は気にしないようにしていただければ幸いです。

 静の中の動として、ひたすら波が映っているわけでございますが、どこか落ち着かない。

 そう!露出がコロコロ変わっているんです!

 通常の写真撮影では、その瞬間の1枚を撮るために、絞りとかシャッタースピードとかISO感度で「その一瞬の露出」を決めていますが、よく考えたら動画には時間軸という概念があるんですよね。一瞬ではないわけです。一瞬が続いて時間となっているので、カメラは、その一瞬一瞬のフレーム内の明るさから判断して露出を変えちゃっているんですね。

 お猿は、このデータを家で見て「こんなもん使えねぇ~!と愕然とした次第でございますが、よく考えたら“アレ”をしておけば良かったんですよね!

D90のAE-Lボタン
D90のファインダー横にある「AE-Lボタン」

 そう!AE-L

 AE-Lで露出を固定しておけば、動画撮影中の明るさの変化に応じてカメラが勝手に露出を変えることはありません。

 実際に、AE-Lした状態で撮った海はないのですが、これで他のものを撮ったところ、非常にうまくいきました。

 そんなわけで、D90でDムービーを録画する場合は、AE-Lを忘れないようにしようぜっ!!

 ではでは。

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射水市浄土寺地区のホタル撮影に思う

 お猿@おはようございます。

 北陸地方も梅雨入りしたものの、初っ端から快晴だったり、薄曇りだったりとイマイチ本調子ではないのですが、この方が過ごし易いので実に嬉しかったりしている今日この頃です。……が、やっぱり農業初め、色々なことを考慮してみると梅雨にはシッカリと雨が降った方がいいんでしょうねぇ。

 それはそうと、この時期になると各地ではホタルのシーズン!写真業界でも、ホタルの写真が賑わいますね!そうなってくると、富山県射水市のホタルの名所と言えば浄土寺地区かと思います。昨年からお猿もホタル撮影に参入し、当ブログでも、

 ……という2記事を書いていました。

 今年は新聞での報道がないのですが、そろそろホタル出ているかな~と浄土寺集落の農業用水に行ってみたところ、案の定、ホタルが舞っていたのでカメラをセット!今年は、新たに購入したアレで勝負してみました。

 高感度に強いD700です!しばらく、市場価格が高めだったようですが、最近また安くなったり……と変動が激しいモデルですね。ああ、あのキャッシュバックの時に買っておいて良かった~と思う今日この頃です。それにしても、通常の撮影で、この組み合わせはやっぱり使い易いですねぇ~。

 さて、まずは6月7日に撮ったもの。

浄土寺のホタル

 左の上に満月が出ているんですが、雲も多かったので、全体的に白々しています。最初の1枚を撮る時には、かなり暗かったので手前の水路のディテールなどが潰れ気味なのが残念!

 そして、6月8日!

浄土寺のホタル

 これは、ある民家の近くを流れる農業用水を撮ったんですが、奥の金山小学校で、ナイター照明を点灯して消防の訓練が行われていたために、空が明々としています。ホタルの光が弱々しいのが気になります。

 そして、6月11日!

浄土寺のホタル

 これは、ちょっと明るい時から撮っています。農業用水沿いにホタルの光跡が流れていて、個人的には気に入っている一品です。

 ……が、ここまで撮影していて、ある異変に気付きました。

 ホタルの数が少ない&光が弱い!

 昨年に撮った写真をご覧いただければ分かると思いますが、明らかにホタルの数が減っているんです。確かに、ムワァ~っとした蒸し暑い風のない夜がベストコンディションと言われるけど、ここのところ、肌寒くて比較的風の強い夜が続いていました……が、それにしても少なすぎます。

 そこで、昨年のホタル撮影以来お世話になっていて、先日もカタクリ撮影で招待してくださったKさんに聞いてみた。

「毎年、ホタル観賞に来る人のマナーが悪いので、田んぼの持ち主が『こんなにマナーが悪いならホタルなんていなくてもいい!』と、除草剤をまき、農業用水沿いの草を刈ってしまったんです」

 ……とのこと。

 そこで、明るいうちに農業用水を見に行ってみた。

浄土寺の農業用水

 これなんかは、農業用水ギリギリの草だけ残して、あとは短く刈られていますね。

 そして……、

浄土寺の農業用水

 これは、さっきのよりも気合を入れて刈っています。

 そして、

浄土寺の農業用水

 これに至っては、農業用水ギリギリまで草が刈られています。

 どうも事実のようでした。実は昨年も、草刈りをしてしまった住民の方がおられたんですが、それでも「ホタルを守りたい!」と思われて、草刈りや農薬散布を遅らせている方が多くいらっしゃいました。しかし、今年は現地に立ってみて一目瞭然というくらい草が刈られています。

 ここまで、読まれて「なんと気が短い!我慢してホタルを守るべきじゃないかっ!と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、地元の方は何年もホタルを守ろうと努力して、草も刈らずに我慢してこられたんです。草を刈らなければ、虫が発生します。虫が発生すると、稲にとっても非常に良くないんです。だからと言って、農薬を散布すればホタルに被害を及ぼします。つまり……、

 地元の方は、自分の稲を犠牲にしてまでホタルの環境を優先してこられたんです。

 ところが、

  • ホタルの生息地までライトを照らして車で入ってくる人
  • 集落の中で大声で話している人
  • ホタルを捕獲する人

 ……など、マナー違反が後を絶たず、今年も、

浄土寺の農業用水

 ホタルの発生する、この農業用水にかかる橋の上までライトを照らして入ってくる車が、多くあり、

路上駐車の車

 集落の入り口に書いてある一方通行の表示を無視して、逆走し、かつ、定められた場所ではない路肩に勝手に駐車して、

路上駐車の車

 集落内を大声で騒ぎながら歩き回り、

ホタルとらないで!

 「ホタルとらないで!」と書いてあるのに、親は子供に虫捕り網と虫かごを持たせて、ホタルを捕獲していました。

 地元の方が優しく注意すれば、申し訳ないと謝るのでもなく、「お前のホタルかっ!?と逆ギレされる有り様。自分の稲を犠牲にしてまで草刈りや農薬散布を控えている地元の方からすれば、悲しさを通り越して怒りとなってもおかしくないでしょう。

 誰のお陰で、誰のご苦労があって、ホタルを見せていただけているのか?そういうことを今一度考えていただきたい。

  • ホタルは、車のライトのような明るい光があると、自分の光を異性に発見してもらえないのでいなくなってしまいます。
  • 水辺の草が刈られてしまうと、ホタルが休んだり産卵する場所がなくなってしまうので、ホタルが少なくなってしまいます。
  • ホタルを捕獲しても、成虫は餌を食べないので、すぐに死んでしまいます。捕獲せずに現地で眺めるだけにしておけば、そのホタルは産卵し、翌年も美しい光のショーを見せてくれます。

 ちなみに昨年、撮影前に現地の方に「撮影させていただきたいのですが……」と挨拶をして撮影を始めたお猿は、Kさんに非常によくしていただき、カタクリの花の群生地を教えていただいたり、今年のホタル情報を教えていただいたり、浄土寺近くの現地の人くらいしか知らない秘密のホタルスポットを教えてくださったりしています。

 マナーを守れば、地元の方にも好かれ、もっとステキなものを見せてくれます。感謝の心を忘れずに、観賞させていただき、我々フォトグラファーは撮影させていただきたいものだと思うのでした。

 ではでは。

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黒部市で朱鷺(トキ)の撮影にチャレンジ!

 お猿@おはようございます。

 前の記事では、射水市浄土寺地区某所のカタクリの花撮影をネタにして、次回はD90の動画撮影に迫るようなことを書いていたような気がしますが、見事に期待を裏切って射水市から黒部市に話題を飛ばしたいと思うよ

 まあ黒部といえば、黒部ダムやら黒部峡谷鉄道やらで誰もが憧れる富山県のスーパーリゾート地でございますが、いずれも、おしなべて……、

 山奥なんだよね

 昨年は特に、富山県内の名所撮影を行ってきたお猿ではありますが、どういうワケか黒部は撮っていないんですね。立山黒部アルペンルートだって室堂止まりで、その先はお猿未踏の地なのでございます

 だって、山奥なんだもん……

 ……っていうくらい、五箇山もビックリするような交通のアクセスの悪いのが黒部の山奥なんですが、これまたビックリするほど黒部の平野部ってフォトジェニックなものがないのであります。

 もっと頑張らんかい!平野部……

 と思ってみるのですが、ホント何もないですわ……と思っていたら平野部にも春が来たようであります。そのニュースがコレ

 「トキ、黒部滞在21日間 本州で最長に」

 おー、トキやん!知人にトキさんっていうオバチャンがいらっしゃいますが、そのトキさんが黒部に21日間滞在したところでニュースにはならんわけで、ズバリ鳥のトキでございます!そのトキが黒部市に来ているとのこと。

 聞くところによれば、佐渡島で放鳥されたトキなのだが、雄は佐渡島から出ずに巣作りにいそしみ、雌は佐渡島から本州に渡っちゃって飛び回っているらしい。そのうちの雌の1羽が黒部に来て、その一箇所の滞在記録が本州最長になったのだそうな。

 それにしても……、

 トキの雄の引きこもりっぷりは、目に余る!繁殖期だというのに雌がこぞって島脱出!イイ男はいないかとトキのいない本州に脱出してしまった!島内の雄は総スカンだ。どんだけ甲斐性ナシなんやねん!それだけじゃない。逃げられても本州まで追ってくる雄がいないって、アンタたち、草食系かいっ!!

 結果的に、今年中の婚活は絶望的なんていうニュースも出るくらいだ。ちったぁ、頑張れよ、トキ!

 そんなわけで、黒部市といっても広いし、トキは黒部市だけじゃなくって富山市や滑川市まで飛んで移動するらしいので、黒部市に行ったところでトキの居場所はどこだ?ってことになる……が何とかネットで見当をつけて行ってみる事にした。ただ、遠巻きにしか撮れないらしいので、望遠レンズは必須。そうなると、機材はこれですな。

Nikon D300

 この組み合わせが最強だ。D300はDXフォーマットなので画角は1.5倍になってテレ端で450mmになる。FXフォーマットのD700も持って行ったが、300mmが300mmでしか撮れないのは全くもって話にならない。ここはDXフォーマットのフラッグシップたるD300は非常に心強い。1.5倍のテレコン装着みたいなものなのに、F値はそのままですからね。これは非常に頼もしい。

 あ、あと、妻も「連れて行け」ということで連れて行くことになりました。佐渡島のトキのように、これが原因で逃げられてしまっても困りますので……。

 そして、北陸自動車道を使って黒部ICの一歩前の魚津ICで出る。大河ドラマの「天地人」の「魚津城の戦い」で、やたら注目を浴びている場所だ。……があまり大河ドラマに関心はないので、そのまま黒部市に向かって国道8号線を進んでいく。そして、見当を付けていた場所で8号線より外れて、ちょっとした田園地帯へ……。田園地帯といっても住宅地でして、そんなに山奥ではない。むしろ、海辺。

 そしたら、見つけました!えらいぞ、お猿

 車を走らせていると、えらく路地にゴツイカメラを抱えた男たちがたむろしていた。こんな住宅地で超望遠レンズを装着したカメラを持っているなんて絶対に不自然なこと。間違いない。

 そして、みんなが見ている先を見てみると……あ、いた

高木の中のトキ

 トキがねぐらとする高い木の中に、サギと見紛うばかりの鳥が1羽とまっている。サギよりはグレーに近い。どうも、繁殖期になると羽が黒っぽくなるのだそうな。それにしても、DXフォーマットに300mm装着でも遠い……。ご覧のとおりの距離感だ。隣でD300を使って撮っていた人はAF VR Zoom Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6Dを装着していた。ズバリ、600mm相当だ。他にも超望遠レンズ軍団ばっか。さすがにSIGMAのAPO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMとかAPO 50-500mmF4-6.3EX DG HSMが欲しくなりました。それでも今日は300mmで行くしかないので、近寄ることにしました。

 トキがとまっている高木は、某民家の屋敷林だったので、某民家の周囲は人だかり。民家の住人も「どーぞ、どーぞ」と非常に気前がよい。

トキ撮影のカメラマン

 ……とまあ、これ以外にもカメラマンなおじちゃんがウロウロしていた。見事に望遠レンズのオンパレード!さて、その先には?

トキ

 トキ、萌え~~~!!!

 いやぁ、トリミングしているとはいえ、かなり寄れました。AEオートなんで、そのまま撮っては、暗くなってしまうので、羽が白トビしないレベルまでプラス補正をした。感度はISO800にして、暗部にいるトキ対策をした。では、ここからはそのトキをご覧いただきましょう!

 かなり長時間、この木の上にはいたらしくカメラマン軍団も待ち飽きたってカンジ。そうしているウチにトキがモゾモゾと動き出した。

トキ

 動き出すと、某家の住人が「そろそろ飛びますねー」と周囲のカメラマン軍団に教えてくれた。そして、

トキ

 羽を少し広げてみせてくれる。飛ぶ準備だろうか?朱鷺色の羽が美しい。

トキ

 急に頭を下に下ろして何かしている。オレンジでも赤でもない、朱鷺色の羽はやっぱり美しい。繁殖期ではなく、通常の色でぜひとも見たいものだ。そうなったらいつまでも黒部にいてもらいたい。佐渡島から雄を黒部に連れてきたらどうだろうか?

 この後、急に鳴きだした。鳴き声はカラスに似ているため、少々お聞き苦しい……。そろそろ飛ぶかな……と思ったら、またもやキョロキョロしていて待っているカメラマンもガッカリとする。

トキ

 ……がその時!

飛ぶトキ

 飛んだ!!

 いやぁ~、フイ打ち食らいましたよ。オオハクチョウなんかの場合は飛ぶ直前には水面を助走するし、その前にも飛ぶ兆候を見せるのだけど、トキは初めて見るだけにまったく分からない。急に飛ぶのだ。プラス補正して撮っていただけに、完全にブレブレ!すっかりミステイクだよっ!

 さて、トキはどこへ行ったのやら……と思ったら、そのお宅のおばちゃんが「多分、○○小学校の方だよ」と教えてくれた。どうやら、この周辺でもトキがいるのは3箇所くらいに限定されているらしい。食事をする所、寝る所、あともう1箇所って感じだ。そして、おばちゃんが案内してくれるので着いて行ったところ……(ちなみにおばちゃんは自転車をスイスイこいで移動なので徒歩で着いていくのは非常に辛い)

休耕田の中のトキ

 いた

 休耕田の畦付近で餌探しをしている。これはネットで見た畦ではないか!もうすっかり黒部市で餌のある場所を覚えてしまったようだ。これは定住するのか!?

 そして、目を上にやると……、

トキ見物の人たち

 見物客ゴッソリ!

 上の写真の両側にもギャラリーはたっぷりいましたので、かなりの見物客がいました。ちなみにこっちの道路にもギャラリーはいますので、田んぼを囲んでいるわけです。望遠で撮っているので、近く見えますが、300mm&トリミングでコレですので、かなり離れています。

トキ

 何食わぬ顔で休耕田を歩くトキ。

トキ

 顔は真っ赤っか。痩せ細った七面鳥のような雰囲気かな?

トキ

 餌をついばむトキ。

 ちなみにこの場所の状況はこんな感じ。

トキ

 これだけのギャラリーがいるので、おかしなことをする人はいない。勝手に近づこうものなら、周囲から大ブーイングの嵐だ。見物客が一点集中しているだけに保護されていると言ってもいいかもしれない。

 一箇所で陣取って、ジッと待っていると、トキもフラフラと近づいてきてくれる。連写の嵐~~~!!

トキ

 畦を歩きながらミミズなんかを探しているらしい。

トキ

 これはあまりトリミングしなくてもこれだけの大きさで撮れました。ジッとしていれば、トキは寄ってきてくれる!

トキ

 畦から水田にクチバシを入れて餌を食べる。水田には他の鳥もいたが、注目されているのはトキだけでした。ちなみに、両足にはタグが付けられていて「04」という数字が見て取れた。また、背中からアンテナみたいなものが飛び出ているが、トキの居場所を調査するためのGPSのアンテナらしい。一瞬、「ラジコントキか?」と思ってしまうような外見だ。

トキ

 水田の中を歩くトキ。

 いつの日か、タグもGPSも付けていないトキが日本の空を飛ぶことを念じています。

 ちなみに、お猿に添付されていた妻は、お猿の後ろで眺めていました。携帯のカメラで果敢にチャレンジしていたようですが……、

携帯電話で撮影したトキ

 これが精一杯のようでした。う~ん、数ピクセル単位でトキの形状が表現されているかな?あまりに、トキが遠かったためか、近くで黙って300mm砲をトキに向けているお猿を撮り始める妻……

携帯電話で撮影したフォトグラファー猿

 三脚を使わないで撮り続けるお猿が、妻によって撮り続けられていました。監視カメラ状態です。こうやって見ると、お猿の戦闘服は真っ黒だなぁ~と感じるのでした。

 さて、次は飛んでいるところを撮りたいな

 ではでは。

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