黒部市で朱鷺(トキ)の撮影にチャレンジ!

 お猿@おはようございます。

 前の記事では、射水市浄土寺地区某所のカタクリの花撮影をネタにして、次回はD90の動画撮影に迫るようなことを書いていたような気がしますが、見事に期待を裏切って射水市から黒部市に話題を飛ばしたいと思うよdash

 まあ黒部といえば、黒部ダムやら黒部峡谷鉄道やらで誰もが憧れる富山県のスーパーリゾート地でございますが、いずれも、おしなべて……、

 山奥なんだよねcatface

 昨年は特に、富山県内の名所撮影を行ってきたお猿ではありますが、どういうワケか黒部は撮っていないんですね。立山黒部アルペンルートだって室堂止まりで、その先はお猿未踏の地なのでございますshock

 だって、山奥なんだもん……coldsweats02

 ……っていうくらい、五箇山もビックリするような交通のアクセスの悪いのが黒部の山奥なんですが、これまたビックリするほど黒部の平野部ってフォトジェニックなものがないのであります。

 もっと頑張らんかい!平野部……gawk

 と思ってみるのですが、ホント何もないですわ……と思っていたら平野部にも春が来たようであります。そのニュースがコレ

 「トキ、黒部滞在21日間 本州で最長に」

 おー、トキやん!知人にトキさんっていうオバチャンがいらっしゃいますが、そのトキさんが黒部に21日間滞在したところでニュースにはならんわけで、ズバリ鳥のトキでございます!そのトキが黒部市に来ているとのこと。

 聞くところによれば、佐渡島で放鳥されたトキなのだが、雄は佐渡島から出ずに巣作りにいそしみ、雌は佐渡島から本州に渡っちゃって飛び回っているらしい。そのうちの雌の1羽が黒部に来て、その一箇所の滞在記録が本州最長になったのだそうな。

 それにしても……、

 トキの雄の引きこもりっぷりは、目に余る!繁殖期だというのに雌がこぞって島脱出!イイ男はいないかとトキのいない本州に脱出してしまった!島内の雄は総スカンだ。どんだけ甲斐性ナシなんやねん!それだけじゃない。逃げられても本州まで追ってくる雄がいないって、アンタたち、草食系かいっangry!!

 結果的に、今年中の婚活は絶望的なんていうニュースも出るくらいだ。ちったぁ、頑張れよ、トキ!

 そんなわけで、黒部市といっても広いし、トキは黒部市だけじゃなくって富山市や滑川市まで飛んで移動するらしいので、黒部市に行ったところでトキの居場所はどこだ?ってことになる……が何とかネットで見当をつけて行ってみる事にした。ただ、遠巻きにしか撮れないらしいので、望遠レンズは必須。そうなると、機材はこれですな。

Nikon D300

 この組み合わせが最強だ。D300はDXフォーマットなので画角は1.5倍になってテレ端で450mmになる。FXフォーマットのD700も持って行ったが、300mmが300mmでしか撮れないのは全くもって話にならない。ここはDXフォーマットのフラッグシップたるD300は非常に心強い。1.5倍のテレコン装着みたいなものなのに、F値はそのままですからね。これは非常に頼もしい。

 あ、あと、妻も「連れて行け」ということで連れて行くことになりました。佐渡島のトキのように、これが原因で逃げられてしまっても困りますので……。

 そして、北陸自動車道を使って黒部ICの一歩前の魚津ICで出る。大河ドラマの「天地人」の「魚津城の戦い」で、やたら注目を浴びている場所だ。……があまり大河ドラマに関心はないので、そのまま黒部市に向かって国道8号線を進んでいく。そして、見当を付けていた場所で8号線より外れて、ちょっとした田園地帯へ……。田園地帯といっても住宅地でして、そんなに山奥ではない。むしろ、海辺。

 そしたら、見つけました!えらいぞ、お猿happy01

 車を走らせていると、えらく路地にゴツイカメラを抱えた男たちがたむろしていた。こんな住宅地で超望遠レンズを装着したカメラを持っているなんて絶対に不自然なこと。間違いない。

 そして、みんなが見ている先を見てみると……あ、いたhappy02

高木の中のトキ

 トキがねぐらとする高い木の中に、サギと見紛うばかりの鳥が1羽とまっている。サギよりはグレーに近い。どうも、繁殖期になると羽が黒っぽくなるのだそうな。それにしても、DXフォーマットに300mm装着でも遠い……。ご覧のとおりの距離感だ。隣でD300を使って撮っていた人はAF VR Zoom Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6Dを装着していた。ズバリ、600mm相当だ。他にも超望遠レンズ軍団ばっか。さすがにSIGMAのAPO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMとかAPO 50-500mmF4-6.3EX DG HSMが欲しくなりました。それでも今日は300mmで行くしかないので、近寄ることにしました。

 トキがとまっている高木は、某民家の屋敷林だったので、某民家の周囲は人だかり。民家の住人も「どーぞ、どーぞ」と非常に気前がよい。

トキ撮影のカメラマン

 ……とまあ、これ以外にもカメラマンなおじちゃんがウロウロしていた。見事に望遠レンズのオンパレード!さて、その先には?

トキ

 トキ、萌え~~~!!!

 いやぁ、トリミングしているとはいえ、かなり寄れました。AEオートなんで、そのまま撮っては、暗くなってしまうので、羽が白トビしないレベルまでプラス補正をした。感度はISO800にして、暗部にいるトキ対策をした。では、ここからはそのトキをご覧いただきましょう!

 かなり長時間、この木の上にはいたらしくカメラマン軍団も待ち飽きたってカンジ。そうしているウチにトキがモゾモゾと動き出した。

トキ

 動き出すと、某家の住人が「そろそろ飛びますねー」と周囲のカメラマン軍団に教えてくれた。そして、

トキ

 羽を少し広げてみせてくれる。飛ぶ準備だろうか?朱鷺色の羽が美しい。

トキ

 急に頭を下に下ろして何かしている。オレンジでも赤でもない、朱鷺色の羽はやっぱり美しい。繁殖期ではなく、通常の色でぜひとも見たいものだ。そうなったらいつまでも黒部にいてもらいたい。佐渡島から雄を黒部に連れてきたらどうだろうか?

 この後、急に鳴きだした。鳴き声はカラスに似ているため、少々お聞き苦しい……coldsweats01。そろそろ飛ぶかな……と思ったら、またもやキョロキョロしていて待っているカメラマンもガッカリとする。

トキ

 ……がその時!

飛ぶトキ

 飛んだup!!

 いやぁ~、フイ打ち食らいましたよ。オオハクチョウなんかの場合は飛ぶ直前には水面を助走するし、その前にも飛ぶ兆候を見せるのだけど、トキは初めて見るだけにまったく分からない。急に飛ぶのだ。プラス補正して撮っていただけに、完全にブレブレ!すっかりミステイクだよっ!

 さて、トキはどこへ行ったのやら……と思ったら、そのお宅のおばちゃんが「多分、○○小学校の方だよ」と教えてくれた。どうやら、この周辺でもトキがいるのは3箇所くらいに限定されているらしい。食事をする所、寝る所、あともう1箇所って感じだ。そして、おばちゃんが案内してくれるので着いて行ったところ……(ちなみにおばちゃんは自転車をスイスイこいで移動なので徒歩で着いていくのは非常に辛い)

休耕田の中のトキ

 いたcoldsweats02

 休耕田の畦付近で餌探しをしている。これはネットで見た畦ではないか!もうすっかり黒部市で餌のある場所を覚えてしまったようだ。これは定住するのか!?

 そして、目を上にやると……、

トキ見物の人たち

 見物客ゴッソリ!

 上の写真の両側にもギャラリーはたっぷりいましたので、かなりの見物客がいました。ちなみにこっちの道路にもギャラリーはいますので、田んぼを囲んでいるわけです。望遠で撮っているので、近く見えますが、300mm&トリミングでコレですので、かなり離れています。

トキ

 何食わぬ顔で休耕田を歩くトキ。

トキ

 顔は真っ赤っか。痩せ細った七面鳥のような雰囲気かな?

トキ

 餌をついばむトキ。

 ちなみにこの場所の状況はこんな感じ。

トキ

 これだけのギャラリーがいるので、おかしなことをする人はいない。勝手に近づこうものなら、周囲から大ブーイングの嵐だ。見物客が一点集中しているだけに保護されていると言ってもいいかもしれない。

 一箇所で陣取って、ジッと待っていると、トキもフラフラと近づいてきてくれる。連写の嵐~~~!!

トキ

 畦を歩きながらミミズなんかを探しているらしい。

トキ

 これはあまりトリミングしなくてもこれだけの大きさで撮れました。ジッとしていれば、トキは寄ってきてくれる!

トキ

 畦から水田にクチバシを入れて餌を食べる。水田には他の鳥もいたが、注目されているのはトキだけでした。ちなみに、両足にはタグが付けられていて「04」という数字が見て取れた。また、背中からアンテナみたいなものが飛び出ているが、トキの居場所を調査するためのGPSのアンテナらしい。一瞬、「ラジコントキか?」と思ってしまうような外見だ。

トキ

 水田の中を歩くトキ。

 いつの日か、タグもGPSも付けていないトキが日本の空を飛ぶことを念じています。

 ちなみに、お猿に添付されていた妻は、お猿の後ろで眺めていました。携帯のカメラで果敢にチャレンジしていたようですが……、

携帯電話で撮影したトキ

 これが精一杯のようでした。う~ん、数ピクセル単位でトキの形状が表現されているかな?あまりに、トキが遠かったためか、近くで黙って300mm砲をトキに向けているお猿を撮り始める妻……mobilephone

携帯電話で撮影したフォトグラファー猿

 三脚を使わないで撮り続けるお猿が、妻によって撮り続けられていました。監視カメラ状態です。こうやって見ると、お猿の戦闘服は真っ黒だなぁ~と感じるのでした。

 さて、次は飛んでいるところを撮りたいなairplane

 ではでは。

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四季の五箇山「雪あかり」レポート(4)

 お猿@おはようございます。

 大好きな五箇山の冬のイベント「四季の五箇山 雪あかり」が終って1週間以上が経過しましたが、今回をもってやっと最終回ですcoldsweats01

 イベントの両日共に雪が降らず、肝心の合掌造り家屋の屋根に雪がない状態でのイベントとなってしまって悔しい思いをしたのですが、先週の小春日和を通り越したようなのどかな天気と打って変わって、今日の富山の天気は雪snow

 そこで、今になって菅沼集落のライブカメラを見てみると、腹立たしいほど雪が降っています。もう、いい具合に家屋の屋根に雪が積もっているんですよね。

 いやぁ、実に腹立たしい……pout

 まあ、イベント当日にこれだけ激しく降られても困るんですけどね。いやぁ、この天気があと1週間早く来ていればねぇ。悔やまれます。

 さて、過ぎ去ってしまった日々のことをグダグダ言っていても仕方がないので、とっととレポートを終らせてしまおうかと思います。前回は、2日目の五箇山民謡披露1回目までのレポートをしました。今回は、その後からです。

 1回目の披露が18:00からでしたが、2回目は19:30からということで時間があるため、再び「うまいもん市」へ……。幸いにこの日の駐車場で貰った100円券も、まだ生きていたんだよね~。

 18:30から栃餅の餅つきが始まるので、行ってみた。今日は、竹中家の管理人であらせられる五箇山小町氏が杵を振っていた。

2102161

 まず、五箇山小町氏流の披露は最初に蒸された栃の実の香りをギャラリーに嗅がせるところから始まる。そして、「栃の実の香りですよ~。嗅いでいってくださ~い。栃の木は警視庁の前にもありま~す」といった趣旨のことを語り、そして、いよいよ栃餅をつき出す。

2102162

 ぺったらぺったらとついていくのだが、初日は写真を撮っていて食べ損ねたので、この日は何としてもホンモノの栃餅にありつきたいと予約だけしておき、写真を撮った。

 2個セットで、周りに餡子がついたものと、きな粉がついたものが貰える。最初はきな粉が素朴で美味しいかなと思ったのだが、餡子が意外といけた。栃餅の風味を堪能するなら餡子がベスト。思ったより餡子の風味がでしゃばらず、そして栃餅の風味を引き出すのだ。きな粉は塩っ気が強くて、栃の風味を消してしまうような気がした。ただ、口に含んだ後にきな粉が栃餅から離れると栃の風味が一気に鼻に抜ける。実に贅沢なお餅だ。2個で500円だが、これは是非とも食べておきたい名産である。

 そうやって、栃餅で腹ごしらえをした後に、再びトンネルをくぐって菅沼集落へ。道中のキャンドルも手持ちで撮ってみた。

2102163

 う~ん、さすがに高感度に強いD700だ。

 トンネルをくぐった後、ちょっとだけ裏の田んぼに出てみる。集落の内側とは打って変わって静寂としているのだが、満月が出ていたので撮ってみた。まずは、照明がタングステン灯だったので、WBもそれに合わせて撮ってみた。

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 空に少々、雲が出ていたので、月が鮮明でないのが残念。しかし、一風変わったライトアップが撮れたように思う。他のカメラマンも撮っていない、お猿だけのスポットだ。WBもタングステンに合わせてあるので、敢えてリアルな色合いに仕上げてみた。

 次は、何かと試してみるWB蛍光灯である。 

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 ちょっと雪の田んぼを多く入れすぎたのが残念。パープルっぽい色合いに仕上がった。個人的には、このWBを蛍光灯にして自然を撮るのは非常に面白いと思う。う~ん、田んぼを3分の1はカットしたかった……。

 そうやっているウチに五箇山民謡を披露するための雪上舞台へ……。

 既に多くのカメラマンが陣取っていたが、大半が三脚を使っての撮影。しかし、個人的に動きのある踊りなんかを三脚で固定して撮るのは好きでないので手持ち撮影である。その為、三脚軍団の最前列にできる舞台とのすき間にスッポリと入れてもらって撮ることができた。最前列でローアングルからの撮影をする人が2日連続で皆無といっていいのは驚いた。このアングル、いいと思うんだけどな~。

 さて、こきりこ節のささら踊りが始まります。この日は、どうしても手前に来る雪上舞台の反射を恐れてノンストロボ撮影にチャレンジ。全部ISO1600のF2.8で撮ってみた。改めてD700バンザイだ。

 まずは、前奏段階での待ち状態の踊り子さん。

2102166

 う~ん、前日に比べて接近できたので標準ズームレンズの「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED」のテレ端で結構寄れているように思う。う~ん、待ち状態でもカッコイイぜ!後ろの合掌家屋と手前の雪の丘(実は雪上舞台)が、非現実っぽくて個人的に萌えである。

 さて、踊りが開始。開放F2.8での撮影なので、仕上がりを見てピンボケ量産状態に自己嫌悪に陥ったものの、それでも数打ちゃ当たる状態でキマったのも、そこそこ撮れた。やっぱり、足を上げているのが好きだ。

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 そして、クルリと方向を変える瞬間もなかなか好み。この時には、体をひねるので、ささらと頭が逆方向になってカッコイイ。舞台の中央寄りで撮ったのだが、2人の踊り子の間に、そこそこ遠近感があって良いではないか。

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 そして、踊りが終了して恒例の撮影会に入る。踊り子さんがポージングしてくれるので、実際の踊りでは見られない格好での撮影となる。一方のささらが上にかかげられているのに、一方のささらが下に下ろされているなんて、余程息の合っていない状態でなければ見られないが、あくまでこれは撮影用ということで……。

 ただ、このポージングで撮るのと実際の踊りでは大きく違うところがある。上の写真と下の写真で踊り子の笠に注目していただきたい。動きがある分、リアル踊りの時には、山鳥の羽がしなっているのだ。ささらのブレも手伝って動きのある写真になっていると思う。

2102169

 それでも、これはあくまで撮影会なので、これはこれでグッド。

 更にポーズを変えて縦位置で撮ってみた。

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 やっぱり、どれだけ屈んでも、笠の山鳥の羽はピンと立ったままだ。それでも、このクロスっぷりはグッと来る。

 更に別のポーズ。

21021611

 足元が見えないくらいにローアングルで撮っているので、雪の丘で踊っているように見えるでしょ?実際は田んぼの上に50cm程度積もった所で踊っているんですけどね。

 これを更に縦位置で撮影。

21021612

 上の黒い空間が個人的に好みなのだ。やっぱりこきりこ節はカッコイイ。音楽の教科書でも出ているし、何よりも日本最古の民謡とも言われているくらいなのだ。おわら節と合わせて富山県民の誇りだ。

 前日のスローシンクロ撮影よりも、手前の雪が暗く写っているので、踊り子が浮き上がって見えるのではなかろうか?臨機応変でスローシンクロ撮影を行ってきたが、D700の高感度撮影の画質の良さをゲットした今、シャッタースピードを稼げる分、ノンストロボで行けそうだ。これからはISO1600以上での撮影をガンガンやっていけるような気がした。

 こうして、今年の「四季の五箇山 雪あかり」は終了。最後に司会の五箇山のゆきえさんが「かまくらの所に車のキーが落ちていました」とアナウンスの後、凄く親身になって会場内を駆け回っていたのには感動した。ゆきえさんだけではなく、イベントスタッフの皆さんが全員で観光客をもてなしてくださっているのだと感じた。あのキーの持ち主は現れたのだろうか?

 そうやって、キーの心配をしているお猿のポケットが妙に軽い。

 ヤバイ、財布がない……coldsweats02

 ポケットの中にあった財布がなくなっていた。他人の心配をしている場合じゃなかった。周囲は非常に暗く、観光客が多くて見つからない。よ~っく、自分の行動をリプレイしてみた。雪上舞台の前でしゃがんで撮影をしていた時が怪しい。しゃがんで動きまくっていたので、ポケットが押されるのだ。かすかな期待を持って、自分が撮っていた部分を照らそうと思ったが懐中電灯がない。最後の手段で、ストロボのモデリング発光で照らしてみた。無駄にちらついて、無駄に明るい。お陰で財布は見つかった。

 田んぼと道の間の細い水路にプカプカ泳いでいましたcatface

 まあ、見つかればいいや。お陰で、非常にみずみずしいお財布になりました。被害があったのは、中にあった残金5000円(実にビンボー)。それと、貯めまくったお猿の紙製スタンプカード類ですね。その辺は紙製なので、実にみずみずしかった。クレジットカードとか硬貨は拭けばいいので……。それにしても見つかって良かった。

 さて、撮影の話題に戻ります。

 今回の撮影を通して、明らかにD700で撮影の幅が広がったような気がする。ただ、ご覧のとおり、所有レンズでは大口径のテレ幅が70mmっていうのが残念だ。あと一歩寄ることができない。ここは一つおわら風の盆の取材時から希望しているAF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)が待望される。望遠で描写も素晴らしいAF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)を所有しているものの、いかんせん暗すぎる。ただ、後継レンズが噂されナノクリに加えてVRIIになれば、更にイイので若干高くてもレンズは生涯の資産であることを思えば発売を待ちたいと思うのだ。登場はPMAかPIEか?可能ならば、ナノクリ大三元のうち、24mm~200mmは揃えたいと思うのだ。超広角域はいらないので……。あとは、テレコンで何とかするさ……。

 Nikonさん、早くVR 70-200mm F2.8Gの後継レンズを出してくださ~い。早めに手を出そうと思いますので……。

 では、今回の撮影での反省を生かしてD700とD300の使い分けをしていきたいと思います。

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四季の五箇山「雪あかり」レポート(3)

 お猿@おはようございます。

 今日は、わけあって近所の「東亭」にて、昼間からいいもの食べてきました。もともと射水市の魚屋さんだったところを改築したというだけあって、魚市場の仲買人の権利も持っているお店です。そりゃもう刺身とかすごかった。富山の寒ブリとかタコとかウニとか……。朝仕入れてきた魚介類のコースが、リーズナブルに食べられた。もちろん、清酒「立山」を呑みながら……bottle。かなり呑まされて、今は頭がガンガンですcoldsweats01。極めつけのカニ雑炊が旨かったなぁ~smile。今までも前を通ってきて「かなりお客さんいるなー」と思っていたのですが、いや、これは隠れた名店ですよ。

 そんなワケで、アルコールbeerが残る中での記事ですcoldsweats01

 前回まで、「四季の五箇山 雪あかり」の菅沼集落ライトアップ初日のレポートを行いました。ただ、初日は日中は良かったんですが、夜から雨が降ってきたりしてストロボ撮影でうまく行っていなかったと思ったので、二日目(最終日)はリベンジです。

 この日も、昼から現地入り。自宅から五箇山まで高速利用で30分以内で到着できるので非常にありがたい。東海北陸自動車道が開通したこともあって、何かと便がよくなったものの、あまり観光地化しすぎてしまうのが心配。昔ながらの空気を保っていただきたいものである。

 さて、前日同様に合掌の里の駐車場に車を停め、必要機材を持ってひとまずトイレ……ということで、イベント事務所のある建物へと行く。すると、五箇山観光協会のトップ営業ウーマンである五箇山のゆきえ嬢から「あれ?お猿さん?(もちろん、コードネームでは呼ばれませんが……)」と声をかけていただく。彼女はお猿の住む射水市のローカルラジオ「エフエムいみず」にて「民謡たいむ ででれこでん」という番組のパーソナリティーをされているのだが、時間が合わず聞けていない。いつか聞かねば。ここで、「コーヒー飲んで休んでいって!」ということで、お言葉に甘えてコーヒーをご馳走になる。ここんとこ、五箇山に来ると連続してタダで何かにありつけている。う~ん、五箇山っていいところだhappy01

 そうして、タダコーヒーをご馳走になって菅沼集落へと向かう。駐車場をブラついていると、お猿の横で車が停まる。道楽クラブの手打ちそばのおばちゃんだ。「今日もそばやってるから、毒見してく~?smile」とのこと。さすがに昼食食べたばかりで食べられなかったが、五箇山には本当に知り合いが増えた。これは素直に喜びたい。五箇山に住もうかな……なんて思えてくるくらい人間が温かい。これからも五箇山には足を運びたいと思うが、せめてブログで五箇山紹介をしては御礼としたいと思います。

 さて、快晴ということもあって、前日から雪が減りこそすれ増えてはいない。ただ、屋根の北面などは雪が残っているところもあったので、合掌の里の「水上家」なんかを撮ってみた。

2102141

 微妙なアングルで電線とか入ってしまうので、フレーミングには気を遣う。合掌の里は、菅沼集落とは別扱いで世界遺産のエリアには入っていないのだが、合掌造り家屋の数はそこそこ揃っている。しかも、フォトジェニックになりやすい。その理由が、コレ。

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 屋根から落ちた雪が家の周りに積もっていくので、外壁を雪から守るためのものと思われるが、「(ちがや)の雪囲い」と言うらしい。これがまた風情がある。これと同じ機能を持つと思われるものが、世界遺産の菅沼集落に入ると、プラスチックの波板になってしまうのだ。上の合掌屋根はいいのだが、下の部分を撮影したくないのはこれが理由。実際に菅沼集落は人が住んでいるので、大変だとは思うが、この辺も何とかしてもらいたいと思うところ。ホント、大変だとは思うんですけどね……。この茅の雪囲いならば家屋全体を撮っても風情のある写真になるんだけどねぇ。

 さて、菅沼集落に入って行きましょう。今回は、ちょっと違った目線で……。

2102143

 これは、菅沼集落の中にあった消火栓にグッと来たので、それをメインの被写体として撮ってみたもの。この汚れ具合が何ともいえず、また、合掌家屋をボカして入れているので雰囲気は伝わるかな?

 菅沼集落は、田んぼを中心に家屋が円形に並び、更にその周りを田んぼが囲む形状をしている。通常の観光客は家屋の並びの中で撮ったりしているのだが、ちょっと目線を変えて、外から菅沼集落を見てみた。

2102144

 手持ちで撮ったので少々水平が傾いてしまっているものの、実際は結構雪があるのが分かるだろうか?そして、意外と空が高い。みやげ物屋とかが写らなくて観光地っぽさが出ないので、個人的には好きなスポット。ただ、合掌家屋の後ろから撮る形になって顔が写らないので、ちょっと物足りなさを感じてしまう。だから、広角で撮っているのだ。

 さて、薄暗くなってきて大勢のカメラマンが思い思いの場所で場所取りを開始。お猿は「脱・定番スポット」が今回のテーマなので、個人的には定番のカメラマン撮りをしてみた。

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 どうです?こんなのもいいでしょ?

 雪上舞台での五箇山民謡披露は18:00からと19:30の2回あるのだが、17:30過ぎから雪上舞台近辺が騒がしくなってくる。三脚を携えたカメラマンがゾロゾロとやってくるのだ。

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 前日と同じ場所での民謡披露なのだが、実際はこんな場所で行っているんです。これは、高いアングルから撮ったものだが、前日の民謡写真は雪面ギリギリからローアングルで撮っている。

 テレビ局も来ていたりするので、ビデオ用の三脚も並んでいた。

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 定番構図になる国道156線沿いの歩道にも行ってみた。ここからの見た集落を撮るためではない。ここで写真を撮る人々を撮るためだ。

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 ご覧のとおり、歩道はビッシリ。三脚で撮っている本格派だけではなく、携帯電話のカメラで撮っている人も非常に多かった。それにしても、携帯のカメラでうまく撮れるのだろうか?次は、縦位置でも撮ってみた。

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 今度は、列の長さに注目。

 これを撮ってから、集落内に戻る。日暮れからしばらくすると、完全に暗くなる手前で空が青っぽくなってくる。その時間帯になると、合掌家屋はオレンジ色になり、いい具合に撮れるのだ。

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 「雪あかり」という名前のイベントなのだが、この日は満月。しかも、前日と違って晴天ということもあって、「合掌家屋 with 満月」という写真が撮れるのだ。う~ん、これで屋根に雪があれば……。

 そうして、18:00になって五箇山民謡の披露が始まった。昼にコーヒーをご馳走になった五箇山のゆきえさんのMCで進められていくのだが、やっぱりトークがうまいですね。といちんさやこきりこ節なんかの謂れから語ってくれるので非常にイイです。

 まず、18:00の披露では、全景を撮る為に離れたところで撮影。手前のカメラマンのシルエットだけ入れたかったので、ストロボ不使用。ここで高感度に強いD700のISO1600を試してみる。レンズはナノクリ大口径レンズの「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED」を使用したのだが、絞り開放で撮ってみた。F2.8でも解像感は良好。ただ、被写界深度が浅いのは確かなので、少々ピンボケ写真の量産になってしまった。でも、VRが無くてもD700の高感度撮影の質の良さがあれば、手ブレ写真や被写体ブレ写真は防げると実感。やっぱり、D700のISO1600の画質は素晴らしい。

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 横位置もいいけど、

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 こんな空を多めに入れた縦位置もいいかも……と思った。上に明るい星があるのにお気づきだろうか?上の暗い部分に文字を入れればポスターにも使えますよっ!!ただ、個人的には踊り子の格好は足も上がってヒネリも効いていいのだが、間隔が広いのでちょっと残念。あと半歩分近づけば……と思ったのだが、これは最初の場所取り時点でやらねばならないことなので仕方がない。

 そして、踊りが終わった後の撮影会です。

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 前回の記事で五箇山のゆきえさんがコメントされているように、五箇山の地酒「三笑楽」で一杯やってから踊っているらしいので、寒さ対策はできているらしい(?)。踊り子さんもイイ気分で踊っているんでしょうね。

 そんなこんなで、1回目の民謡披露は終了。個人的に好きな感じに写真が撮れた。

 次回のレポート最終回は19:30からの最後の披露を最前列で撮ったものを紹介します。今度はお猿のスタンダードのスローシンクロ撮影は使わず、D700の高感度撮影のみで対応。手前の雪の山に露出を持っていかれない為の対策だ。

 では、次回の最終回をお楽しみに!!

 四季の五箇山「雪あかり」レポート(4)へ続く……

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四季の五箇山「雪あかり」レポート(2)

 お猿@おはようございます。

 今日の富山は、朝は晴天だったのに、次第に曇ってきて「降ったり~、止んだり~、ラジバンダリッ!smileってカンジで、外に干していた洗濯物が実にみずみずしくなりました(ラジバンダリっていうのは、ダブルダッチという芸人のネタです)

 さて、本日の本題に入る前に、チョットだけお知らせ。

 実は、富山県射水市にあるあんしん弁当という、非常に体に良いお弁当やらお惣菜やらを販売しているお弁当屋さんがあるんですが、そこのオフィシャルブログで使われている写真を最近撮っています!

できたて!あんしん弁当♪
お猿がストロボ一灯で撮った料理写真が連載されている「できたて!あんしん弁当♪」

 まあ、お猿もここの利用者なんですが、料理の撮影って本格的にやっていないので不安だったんですが、ブログで使用する程度だからということで気軽にやらせてもらっています。ただ、料理撮影っていうのは、ライティングとかWBとか並べ方とかによってシズル感が出たり出なかったりするので難しい。如何にして美味しそうに撮るかっていうのが課題なのですね。

 更に定期的に店頭に並べられたお惣菜を撮りためていくというスタイルなので、スタジオに持っていって撮るとか、セットを組むということもできずに、難儀しています。結局、お皿に盛り付け直すこともできずに、手持ち&外付けストロボ一灯撮影という厳しい状況で撮っています。ちなみに、全部シグマのカミソリマクロ「MACRO 70mm F2.8 EX DG 」を使っています。

 そんなストロボ一灯と室内照明だけで撮るという過酷な環境で撮った料理写真が、ほぼ毎日掲載されているので、是非見てくれよなっscissors!!あ、ちなみにコレもFXのD700で撮っているので、「D700」と「MACRO 70mm F2.8 EX DG」の組み合わせでどんな写真が撮れるかという参考にしていただければ幸いです。

 さて、本題に入ります。

 前回から、「四季の五箇山 雪あかり」というライトアップイベントのレポートをしています。まだまだ、菅沼集落のライトアップ1日目ですが、いよいよ雪上舞台での五箇山民謡の披露です。

 18時からの開演なのだが、その少し前に以前のむぎや祭でも遭遇した顔見知りの読売新聞カメラマンのH野氏とバッタリ会った。そこで、ちょっとした情報交換。

H野氏「あれ?今年は昨年と違う場所でやるんですか?」

お猿「そうみたいですよ。どうも今回はこの田んぼの中でやるみたいです」

H野氏「どっちが正面かなぁ~?」

お猿「あ、こっちみたいですよ。ライトがこう来ているから、その辺でスタンバればいいんじゃないですかね?」

 ……といった具合だ。むぎや祭でH野氏のD3iconのファインダーを覗かせてもらって、感動したお猿は、ここでD700の購入報告をしてNikon談義で盛り上がる。H野氏曰く「やっぱ、フルサイズはいいでしょぉ~?smile……うん、いいですねhappy02

 そうやって、今回のイベントが翌日の記事になった。それがコレ。H野さんは、観衆も撮る必要があるので、3段の脚立の上で撮影。ちなみにお猿は、この写真の人ごみの最前列でしゃがんで撮っている。こうやって仕上がった記事を見ると、妙に親近感がわいてくる。

 さて、じゃあ、お猿バージョンだと、どうなるかを見て行きましょ~!

 お猿の撮影スタイルは、今までの、おわら風の盆やむぎや祭で踊りを撮った時のように、スローシンクロによる撮影。ストロボの発光部に付属のオレンジのカラーフィルタを付けて、ディフューザーの「Diffuser Kit」を装着。しかし、このスタイルは珍しいのか、周囲のカメラマンの視線を感じることに……。案の定、おわらの時のように質問攻めになった。う~ん、あまりこのスタイルで撮る人いないのかなぁ~?

 それはそうと、まずはといちんさの披露。

といちんさ
振り付けがどことなく、現代的な「といちんさ」の踊り

 やっていて思ったのが、雪の反射がタダモノではないということだ。雪の反射と奥の暗さの明度差が大きすぎる。まあ、今回は何とかこれで乗り切ろう。

 次は、待ってましたのこきりこ節の「ささら踊り」です。

こきりこ節
前奏段階で既に絵になる、こきりこ踊りの踊り子さん

 前奏の時は、このスタイルで踊り子が待つのだが、意外とサマになっていると思った。

 さて、いよいよ踊り開始です。

こきりこ節
こうやって2人の踊り子がクロスする時がカッコイイ。ポジショニングは横!

 個人的には、2人の踊り子がクロスする時が好きで、かつ、足が上がっている方がカッコイイと思っている。それを思うと、クロスしすぎで足の上がりが足りないが、まあ気に入っている方ですね。背景に合掌家屋を入れて、かつクロスして……と思うのだが、最初にポジショニングする時に失敗すると撮影位置を移動できないので、ここで撮るしかない。

 ちなみに、こきりこ節に限らず、数人で踊るのを撮る時は真正面は避けて舞台袖ぐらいから撮るのがベストだと思っている。正面だと踊り子の間隔が空いてしまって絵にならないと思う。むしろ、舞台袖から望遠気味に撮った方が、重なって面白いと思うのだ。

 次に横位置で見てみましょう。

こきりこ節
ちょっと足を上げて、クルリと方向転換する時が絵になると思う

 これは踊り子の間が空いているけど、手前と奥の遠近感が微妙にある上に、向かい合っていて動きもあって好みです。合掌家屋もイイ感じに入っている。田んぼの上に50cmくらいしか積雪がないのだが、しゃがんで撮ることで雪の丘で踊っている雰囲気が出ていないだろうか?

 そのうち、小雨が降ってきて、ストロボ光が水滴に反射してみっともなくなってしまった。まさか、この時期に五箇山で雪ではなくって雨が降るとは……。現地の人もビックリしていた。

 踊りが終ると、こきりこ踊りの踊り子さんのポージング。撮影会となる。そして、終ってからも、カメラマンのリクエストに応えて合掌家屋の前で撮影会が行われていた。

こきりこ踊り子撮影会
踊り子の装束が薄着なので、撮影会は過酷だ……

 正直、踊り子さんが寒そうだった。でも、このサービス精神はスゴイと思ったのだ。

 踊りの撮影が終る頃には、完全に真っ暗になってしまうので、夜景撮りにしては、暗すぎるので早々に帰る。帰り際に撮ったのがコレ。

ライトアップ夜景
踊りが終る頃には暗くなりすぎているのが玉にキズ

 通り過ぎる観光客がブレて面白くないですか?

 さて、トンネルを通り過ぎて、再び合掌の里で行われている「うまいもん市」へ。

 実は、昼にそばを食べた後にブラブラしていたところ、後ろから「あ、こんにちは~happy01」と声をかけてくる人が……。振り返ると、竹中家のアー君さんだ。昨年の「城端むぎや祭を撮る……の前に!」の記事の時に一緒にタダ賄い食を食べた間柄です。夜になると、竹中家の皆さんが「うまいもん市」でホンモノの栃餅をつくと教えてくれたので、再びやってきたのだ。

 いましたいました、竹中家の管理人、五箇山小町氏がっ!いつもの調子で元気だ。日中は、タカンボースキー場でスキーパトロールをしているらしい。「写真撮ってってねっ!bleahとオーダーを受けお猿も撮影に……。それにしても、相変わらず守備範囲が広い。そうしているうちに、蒸されたもち米と栃の実の何とも言えない香りがしてきた。いよいよ餅つき開始だ!

 観光客も希望者が名乗り出て、おじさんと一緒に杵を持ってついていく。

餅つき大会
栃餅の餅つき大会が賑わっていた

 このパフォーマンスが受けてか、周囲に漂う栃の香りに惹かれてギャラリーも寄ってくる。だんだんと、おじさんのテンションも上がってくる。ラストスパートには、おじさん自らが杵を持って仕上げにペッタンペッタンとやっていく。

餅つき大会
ギャラリーも集まって、テンションが上がる餅つきのおじさん

 この写真を見ると、こねるおばちゃんを虐待するおじさん状態なのだが、実際は餅をついています。

 そして、仕上がったのがコレ。

栃餅
栃の実の比率が多い、ホンモノの栃餅

 凄く茶色いですが、普通の栃餅は、「もち米:栃の実=8:2」という比率らしい。しかし、ここは6:4と断然、栃の実の比率が高い。実際に、香りが全く違う。2個で500円で販売しているのだが、これだけアク抜きをしっかりした天然の栃の実が入っていて、つきたての栃餅が2個で500円というのは格安だと思う。

 これに、きな粉と餡子を周りにつけて、2種類の餅をセットで販売だ。

竹中家の人々
竹中家の皆さんが、栃餅にきな粉とか餡子をつけていく

 「500円は高い!」と言っているお客さんがいたが、この竹中家の栃餅は格が違うのだ。実際に食べてみれば、山の元気が詰まっている絶品だ、竹中家軍団のホンモノ志向の五箇山食を食べられるとは幸せ者めっ!

 それでも、この栃餅の凄さが分かる人たちによってアッという間に栃餅完売……。あ、お猿は自分の分をゲットするのを忘れていました。

 仕方なく、岩魚コーナーに……。

岩魚コーナー
岩魚コーナーは、やっぱり人気があった

 何本も串を刺して焼いていました。それも、片っ端から売れていく。関東や関西の都会から来られた方も多かったが、やっぱり懐かしい味なのだろう。川魚の塩焼きはウケがいい。こういう昔ながらの五箇山の名産を前面に打ち出してやっているあたりが、五箇山の好きなところです。建物もすごいけど、食事だって凄いんだぞっ!これだって文化遺産だ。

うまいもん市
踊りが終る頃には混雑してくる「うまいもん市」。ツアー客は時間を気にしていた

 いつの間にやら、手打ちそばコーナーも親子連れなどでいっぱい。小雨が降っていてもなんのそのだった。皆さん、確実に100円券を使っているようだった。

うまいもん市
絶対に五箇山の味を堪能していってもらいたいですね

 そして、そろそろ初日のライトアップは終了に……。うまいもん市も閉店だ。観光客の大半がマイカーではなくって、バスで来られたツアー客ばかりだった。その為、集合時間とか気にしている人が多く、ゆっくりできていないのが残念だった。本当なら、合掌の里とかに泊まってゆっくりできると五箇山を堪能できるのだが、食事もできずにお土産だけ買ってバスに駆け込んでいってしまう人が可愛そうだった。今度は是非とも個人でゆっくり泊りがけで五箇山を楽しんでいただきたい。五箇山は菅沼だけではないのだ。

 さて、帰るか……。

 帰りにちょっとだけ、道中のキャンドルを撮ってみた。

キャンドル
道路脇の雪に穴を空けてキャンドルを設置していってある

 しかも、手持ちでっ!!さすがにD700は高感度に強い。

駐車場の観光バス
観光バスがワンサカやってきているのも、五箇山人気を表している?

 駐車場の観光バスがやたら多くて、微妙なイルミネーション状態になっていた。思わず1枚ゲット。

 さて、初日は雨でやられましたので、2日目も五箇山遠征決定~っ!

 雪あかりレポートは更に続きます。

 ではでは。

 四季の五箇山「雪あかり」レポート(3)へ続く……

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四季の五箇山「雪あかり」レポート(1)

 お猿@おはようございます。

 まずは、いつの間にやら26万ビューを突破ですhappy02

 あざーっすhappy01

 今後とも是非とも、踏み続けていただければ幸いです。

 先日の2月8日(土)~9日(日)と、お猿がこよなく愛する五箇山にて、四季の五箇山「雪あかり」というライトアップイベントがあったので行ってきた。お猿としては、D700の本格デビュー戦である。ライトアップということは、夜間がメインのイベントだけに高感度特性が期待されるD700の本領発揮が見られそうだnight

 ちなみに、この五箇山の合掌造り集落はユネスコ世界文化遺産に登録されているのは有名だが、最近いろいろと話題があった。

  1. 「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて、五箇山が最高の三ツ星評価!ミシュランガイドって言ったら、レストランガイドで有名ですが、それの観光地バージョンですね。日本の観光地の中で「わざわざ旅行する価値がある」と評価されたということもあって、南砺市も少々浮かれ気味ですup参考サイト。ちなみに日本の観光地で三ツ星評価だったのは、五箇山を含む17箇所だったそうです。
  2. 日経リサーチ「地域訪問者の満足度」の観光地ランキングで7位!ミシュランガイドの三ツ星評価には合掌造り集落の白川郷も含まれているのですが、こちらでは五箇山のみがランクインということで、富山県民としては非常に嬉しい限りです(参考サイト)。しかも、7位以上を見てみると沖縄か富山ばかりで、富山って観光地としてはスゴイところなのだと思ったのだった。

 ……まあ、そんな感じです。

 ちなみに以前に行った「世界遺産の合掌造り集落。あなたが好きな集落は?」という投票の現在状況は下記の通り。

 ……う~ん、菅沼集落も相倉集落も萩町集落もトントンですね。全く関係のない島根県の石見銀山が善戦しているのが気になりますcoldsweats01。まだまだ、投票を受け付けていますので、ガンガン投票してくれよなっgood!!

 そんなトレンディーな五箇山ですが、夜と言わず昼過ぎには到着してしまいました。こういうイベントの時には、菅沼集落の駐車場ではなく、隣の合掌の里の駐車場が開放されるので、そちらに駐車。協力金ということで500円が徴収されるが、五箇山萌えなお猿は喜んで献金させていただきましょう!!

 すると、こんなステキなものが貰えます。

2102101
実際に500円払っているんだけど、この100円券が、やたら嬉しかった

 当日のイベント会場である菅沼集落と合掌の里の楽しいショッピングガイドと、そこで使える100円券!これは実に嬉しい。この100円券、何に浪費してくれようかcatface

 ひとまず、車には一通りの機材を積んできているのだが、このタムラックのカメラバッグを持ち歩くだけで撮影の士気が下がるので、駐車場でリュック型のバッグに必要機材を詰め替える。

2102102_2
車のハッチバックの中は、撮影の基地となっているのだ

 ここから先は、このバッグと三脚だけを持っていけばいいので、両手は比較的自由に使える。ちなみに三脚はレグポシェットで運んでいるので、肩掛けです。

 合掌の里から菅沼集落への道中に仮設テントの「うまいもん市」が開催されていた。そこで、まんまと手打ちそばの勧誘にひっかかる。勧誘主である道楽クラブのおばちゃんは実に元気だ。初めて会った気がしない。

 「今、作ったばかりで一番乗りだから、タダでいいよっ!bleah

 ……とのこと。さすがに、それは申し訳ないので、

 「じゃあ、この100円券で……coldsweats01

 ……と気の弱いお猿は、早速100円券を浪費してしまった。

 「味が薄かったりしたら教えてねっ!bleah

 ……と言われた。どうも、お猿は味見役に抜擢されたらしい。しかし、この味見役は後ほど「毒見役」と言われることになるのであった。タダほど高いものはないとは、よく言ったものだ。それにしても、以前にも五箇山の合掌の里では、竹中家にて絶品の賄い食をタダ食いさせていただいたりと、恵んでいただくことが多い。五箇山の人ってイイ人すぎます!これだから、五箇山は大好きだheart01

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とろろのかかった手打ちそばは素朴で美味しかった♪

 実際に食べた手打ちそばは、とろろがかかっていて実に素朴な味わいだった。手打ちそばの味がよく出ている。つゆは少々薄めだが、これがまたそばの味を引き立たせる。何よりも、そばを作ってくれている道楽クラブのおばちゃん達と笑って話しながら食べるのがうまい。やっぱり、撮影に来たら現地の人とガンガンしゃべりたい。五箇山はお猿の肌に実に合う。

 そんなワケで、そばをタダ食いさせてもらったので、当初の昼食代の予算が浮いた。折角なので、同額で食べられる岩魚(いわな)の塩焼きにチャレンジしたfish

2102104
やっと食べれた岩魚の塩焼き

 お恥ずかしい事ながら、お猿は五箇山に何度か来ていながら岩魚にありつけたことがなかったのだ。実は、お猿は富山に来るまでは太平洋側に住んでいたのだが、実は山育ち。小中学校の頃は学校の行事でヤマメやらニジマスなどの掴み取りをしては、河原で塩焼きにして食べたものだ。富山に来て、魚といえば海の魚ばかり食べているが、川魚の淡白でありながら香りがよく、ホロホロと身が崩れる食感がたまらない。

 こうして久々に川魚にありつけた。しかも、初挑戦の岩魚だ。川魚の一番おいしい食べ方は串刺しにして塩焼きにするに限ると思う。事実、炭火で焼いてあったので、頭から尻尾まで骨ごと食べられた。ハラワタは取ってあるので、何の抵抗もなく丸ごと食べられる。塩だけで川魚の味が一気に引き出される。これはうまい!塩味だけなのに実に贅沢だ。やっぱり五箇山に来たら、合掌造りもいいけど、食生活を含めた「文化」を丸ごと堪能したい。なんてったって「ユネスコ世界文化遺産」なのだから……。

 さて、腹ごしらえが済んで、身も心も“五箇山モード”に切り替わった。では、菅沼集落にいざ出陣!

2102105
合掌の里から菅沼集落はトンネルで繋がる

 合掌の里から、続くトンネルを通り抜ければ菅沼集落だ。

 菅沼集落に関しては、何度も訪れているので、まずは国道156号線沿いの歩道に上って定番の全景の写真を撮る。昨年の「雪あかり」で初めて撮影して、ブログ記事も書いた。その時は、前日ギリギリに大雪が降って屋根にも雪があったのだが、今年はどうか……?

2102106
屋根から雪を失った合掌造り集落。地面の雪がせめてもの救いだ

 ガーン!雪、全然ないしっ!!crying

 そりゃ、周りには50センチレベルでの積雪があるけど、屋根には全くと言っていいほど雪がない。暖冬の影響か、かなり雪は少ないようで、さっきの道楽クラブのおばちゃんも嘆いておった。でも、これは五箇山が悪いんじゃない。地球全体の責任だ。

 最近の雪の少なさにお猿が嘆いていると、周囲の人は「えーっ!雪がない方がいいじゃんgawkと驚く。そりゃ、車の雪下ろしもしなくていいし、運転もしやすい。歩きやすいし、何かと不自由がない。しかし、フォトグラファー的には雪があった方がいいのだ。こんな時は、中途半端エコが顔を覗かせる。

 まあ、雪がないのは仕方がない。なければないなりに写真を撮ろう。夜までは、ウロウロとしながら、スナップ感覚で撮ってみようと思っていると、塩硝の館付近にスケッチの団体が折畳み椅子に座って、スケッチブックに水彩絵の具でスケッチをしていた。

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のどかな天気の下で、スケッチをする軍団

 いやぁ、写真愛好家の団体は見たことがあるけど、絵描きの団体はなかなかお目にかかれない。一瞬勝負の写真に対して、非常にゆったりとした時間が流れている彼らはいいものだ。そこら辺を、思わず単焦点レンズの「Ai AF Nikkor 50mm F1.4D」に切り替えて撮ってみた。

2102108
D700に50mm F1.4を装着すると軽いし楽しい!

 D700に装着すれば35mmフィルムの画角で扱えるので、本来の標準レンズとしての利用ができる。被写体を同じように入れようと思えば、背景を大きくぼかせるのだ。この単焦点は最近になって後継モデルが出たけど、未だ現役で販売しているロングセラーである。開放で撮ってみたが、ISO200で撮ると少々オーバー気味になってしまう。NDでも欲しいところだが、まあ、ないものは仕方がない。なんだかんだと、F1.4開放の描写は銘玉のナノクリ大口径ズームの「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED」でもかなわない。改めて、単焦点の面白さを実感したのだった。

 さて、この後は、集落内の民芸品を売っているところへ行ってみよう。

2102109
民芸品売り場には、珍しいものが沢山ありますよ~

 軒先に大根やかき餅を干しているように見えるけど……?

21021010
野菜や果実が干してあるように見えるけど、全部ぬいぐるみ♪

 実際は全部、布と綿で作った小物だったりするのです。大根を干しているところの“ぬいぐるみ”とか、干し柿の“ぬいぐるみ”とか、かき餅の“ぬいぐるみ”などがあって、全部手作りで販売している。こういう“ぬいぐるみ”は、なかなかお目にかかれないだけあって、是非ともゲットしたいものだ。

 横位置でも1枚。

21021011
キーホルダーやストラップのような小物なので、他では手に入らないオリジナルアイテムだ

 う~ん、やっぱり軒先のライティングは懐かしさがあって良いですねぇ。コントラストの強さが結構好きです。

 そんな中に、こんなぬいぐるみがあった。

21021012
周囲が植物系なのに、ここだけ動物性タンパク質な“牛”のぬいぐるみだ

 牛ですね。牛!しかも、ホルスタインですtaurus

 牛年だからですかね?野菜や果物のぬいぐるみの中で、妙に浮いていました。

 さて、民芸品売り場を離れて、集落をグルリを回ってみたんですが……、

21021013
やっぱり、地球温暖化の代償は大きいような気がする

 やっぱり、屋根に雪がないcrying

 まあ、合掌造りという独特の形状は、豪雪地帯の五箇山で、家が雪の重みでつぶれないようにできたものですよね。ってことは、雪が落ちやすいというのは、むしろ本来の姿であって……合掌造りの性能が改めて知らされる……って、やっぱ雪欲しいわgawk

 改めて……、

 地球温暖化のバカヤロー!!pout

 ……ということで、よろしくお願いします。

 さて、更に集落を歩いていると、良いにおいが漂ってきます。

21021014
五平餅の香りが懐かしいのだ

 五平餅delicious

 ひたすら、ゆっくりとした時間の中で五平餅を焼き続けるおじちゃん。五平餅についたタレが焦げる香りが周囲に漂って、観光客が吸い寄せられる。いやぁ、昔よく食べた懐かしい香り。やっぱり、五箇山って合掌造り家屋だけではなく、食文化から生活様式までひっくるめてステキなところだと思った。

 さて、その五平餅を売っているところから目線を上げると……?

21021015
道路沿いに見えるのは、全部カメラマン。それにしても気持ち悪いほど多い

 カメラマン多っっcoldsweats02!!

 菅沼集落を一望できる国道156号線沿いの歩道にビッシリとカメラマンがスタンバイしている。昨年はお猿もここから写真を撮ったのだ。ここからは観光パンフにも使われる定番構図が撮れる。それを狙ってスタンバイしているのだ。他の観光客もこのカメラマンの光景に「えーっ!?あれ、全部カメラマンcoldsweats02!?」と驚いていたのが印象的だった。だが、今年は屋根に雪もないので、改めて定番構図を撮る必要もないと思ったので、自分なりの菅沼を撮ろうと下界にてスタンバイしていた。

 そうして、日暮れとなり薄暗くなったところでシャッターを切る。

21021016
実際には、もっと明るいのだが、合掌造りに露出を合わせれば、これだけ暗くなるのだ

 日没直後からしばらくしてからがライトアップ撮りにはベストだ。18時からは五箇山民謡が披露されるので、それまで撮れる限り撮ってみた。本当ならば18時くらいにも撮りたかったのだが、五箇山民謡も撮りたかったので、今回はこれでガマン。本当なら雪が載ったのを撮りたいが、ないのは仕方がない。

 せめて、ライトアップの時くらい、人工雪で白くするってワケにはいきませんかねcatface

 ……と思ってみた。スキー場をやることを思えば、屋根の面積だけ雪を積もらせるだけなので楽なもんだと思ったが、やっぱり天然でないとダメなんだろうか?イベントを思えば、是非ともやってもらいたいと思った。やっぱり、邪道なんかな~?

 さて、だんだんと暗くなってきますよ~。

21021017
数分後に五箇山民謡の披露を控えた雪上舞台。この雪の下は、田んぼなのだ

 実は、これは五箇山民謡を披露する雪上舞台越しに撮った合掌造りです。手前の影は、スタンバイしているカメラマンの影。

 雪上舞台での五箇山民謡披露の写真は次回にしましょう。

 ではでは。

 四季の五箇山「雪あかり」レポート(2)へ続く……

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射水市・石畑池のオオハクチョウを撮る

 お猿@おはようございます。

 今年もあと僅かですが、年賀状が終っていないようですので、今年最後のブログ更新をしたいと思うよ!そう思っていたら、当ブログも今年1年、踏みにじられ続けまして、

 24万ビュー達成だよっscissors

 いやぁ、つたないブログですが、こんなお猿にもかまっていただきまして感謝感激ですcrying!いつも物欲を煽る濃厚なコメント付けてくださる方、ROMオンリーな方、荒らしな方、スパムな方などなど非常に多いかと思いますが、何とか今年も頑張ることができました。1ヶ月に約15000ビューくらいでしょうか?お猿としては、かなり踏みつけられた思いですので、来年もまたペラペラになるまで踏みつけていただければと思いますbleah

 footぺたfootぺたfootぺたfootぺたfootぺたfootぺたfootぺた……

 さて、現在進行形でD700への物欲が臨界点upupupに達しているお猿ですが、こりゃもう凄い勢いです。もう、ネットショップを見ては、何度カートに入れたりdownwardright出したりupwardrightしたことか……。なかなか「購入手続きに進む」に至らないのが歯がゆいです。そんな、D700がリリースされた時に、当ブログでこんなアンケートを行ったのを覚えていらっしゃいますでしょうか?

 題してお猿は年内にD700をゲットすると思うか?という、だいたひかるに「どうでもいい歌」でも歌って貰いたくなるような、どうでもいい設問なんですが、皆さん、貴重な時間を無駄にしていただきまして答えていただきました。現在のところ、「移行する」に投票してくださった方が過半数と、かなり期待していただきましたが、残すところ半日となった今なお、ポチしておりません。「D700を飛び越えてD3に逝く」と答えてくださった方が、21%もおられましたが、すみません、ハードル高すぎて期待にお応えできそうもありませんcoldsweats01「ンなこと、知らん!」と喝を入れてくださった方が、13%いらっしゃいましたが、それが正解かと思います。

 残すところ、半日ですが、まだ、投票していない人は、是非投票してくれよなっ!!

 ああ、また、前口上が長くなってしまった……。年賀状まだなのに……。

 それで、今年最後を締めくくるのが更なる「飛翔」を誓ってオオハクチョウでいきたいと思います。やっぱり世間の関心事って言えば、鳥インフルエンザですからね!シベリアから越冬の為に飛来するオオハクチョウを撮ってみたいと思います。

 今年の2月には富山県を代表するオオハクチョウの飛来地「田尻池」を訪れて撮影しましてD300の3Dトラッキングと連写で白鳥撮り♪(田尻池)という記事を書かせていただきました。当時は、AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)をメインに使っていたということもあって、テレ端は200mmでした。まあ、DXのD300で撮っているから35mm換算で300mmなんですけどね。それでも、少々足りなかったんです。

 その直後に必要に迫られて、名玉AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)を購入!AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)レビュー(1)という記事を書いたように、コストパフォーマンスに優れた非常に優秀なレンズでした。これで、テレ端が300mm!35mm換算で450mmに一気に延びました。改めて、DXフォーマットの長所を知らされた思いですが、これをD700に装着していても、DX換算で200mmの画角になってしまうので、歯痒い思いをすることでしょう。やっぱり、DXフォーマットは望遠に強い!

 事実、今年は親鸞会さんの結成50周年の撮影依頼を受けた時は、高森顕徹先生の講演の撮影を、このレンズでさせていただきました。親鸞会館の大講堂は2000畳ということもあって、めちゃめちゃ広い参照。真正面で撮影すると参詣者の邪魔になるので、両脇の通路からの撮影になるのだが、室内で望遠も効かせる上にストロボ発光は禁止なのでISO感度を上げて、絞りも開放気味で撮ったのだが、解像感はなかなかのものであった。某C社のEOS 1Ds系のカメラにズーム全域F2.8通しのレンズを装着していた他の業者さんの写真も拝見したが、それに勝っても劣らぬ描写だったことで感動した記憶がある。

 そんな優れたレンズを今年のオオハクチョウ撮影では、最初から使える!今回は、D300に、このレンズ1本で臨んだ。テレ端で450mm相当。これはかなり期待したい!

 やってきたのは、2月の記事とは違う、射水市の石畑池。

2012311
田尻池や十二町潟水郷公園と比較すると地味な石畑池

 ご覧の通り、超地味な池なのだが、下条川を堰き止めて作られたため池です。富山県のオオハクチョウの有名な飛来地は、富山市の田尻池、氷見市の十二町潟水郷公園、そして、ちょっと地味だけど射水市の石畑池だ。

 ここは、ちょっと分かりにくいのだが、青井谷の食事処 サンキューから車で3分弱で行ける距離。ちょっと、池の位置が分かりにくいのでサンキューさんに行けば案内地図があるし、同店ブログの石畑池にオオハクチョウが飛来♪という記事にも紹介されているので利用したい。写真で作品にするには、田尻池よりも背景が自然が豊富ということで、カメラマンも結構やってくるスポットだ。そういうことで、サンキューは石川県からのカメラマンなどでも賑わうそうな。

 実は、この石畑池は、サンキューさんのブログで紹介された数日後に姿を消してしまった。カモ諸共に姿を消して地域住民も心配していたのだが、年末になってどこからともなくワサワサと戻ってきて、お猿が撮影に行った頃には26羽近くが羽を休めていた。地域住民も一安心。やっぱり、白鳥が帰ってくるとホッとしますね。

 見物人は上の写真の右にある駐車スペースに車を停めて、そこから眺めるし、カメラマンの大半もその辺に陣取る。しかし、お猿が好きなスポットはそこじゃない。下条川にかかる水門も兼ねている橋だ。そこから望遠で狙う、次のアングルが風情があると思うのだ。

2012312
水門兼橋の上から望遠で撮ると、非常に風情ある背景に

 どうです?大きな木が2本、それと、土手。更に奥に、マコモの島が写っている。非常に日本の田舎っぽくて好きなアングルなんですね。遠近感を生かした背景が撮れるスポットだと思うのだが、あまり他のカメラマンさんがこの位置で撮っているのは見かけない。お猿のセンスがないのか、それとも他の方が見つけられてないのか?

 ちなみに、大半の人が見ておられるスポットからは、こんな感じに白鳥が見えます。

2012313
まあ、駐車場近くのスタンダードな画角もいいけどね

 餌場ということもあって、人を警戒することもなく近くまでやってくる白鳥。ちなみに、このスポットからコンデジの動画機能で撮影したのが、コレだ。

 どうでしょう?ちょっと、望遠で撮っても遠近感が出にくいかもしれない。しかし、背景がシンプルな分、こんな感じに撮ることができる。

2012314
背景が暗いと白鳥が際立つのだが、露出が非常に難しい

 これは縦位置で撮ったものですね。正面からの日光を受けて羽ばたく白鳥です。白鳥の周辺の水面だけがグリーンがかって見えるのも幻想的ですね。背景の明度が落ちるので白鳥も際立って見えるかもしれません。しかし、実際は、背景ももうちょっと浮き立って見えています。白鳥の真っ白さと陰となった背景で輝度差が出てしまっているようです。従って、アクティブD-ライティングは「強め」で撮影。どうしても、白鳥が飛び気味になってしまう。

 今度は、横位置で撮影。

2012315
連写で撮った1枚。D300の連写なら羽ばたきのポーズが一通り撮れるのです

 背景に、日の当たった樹木を入れてみました。本当はもうちょっと寄りたいのだが、300mmをDXフォーマットに装着して450mm相当にしても、この程度。FXフォーマットだともっと引きの画像になってしまうのだろう。改めて、こういう野鳥撮りなどの現場では、DXフォーマットのフラッグシップ機であるところのD300が適任だと思う。連写も早いので、羽ばたいている間、ずっと連写で撮っている。バッテリーグリップ不使用(っていうか所有していません)なのに、よくやってくれていると思う。

 ちなみに、先ほどの写真の連写で撮った別カットがコレ。

2012316
こんな途中経過だって撮れてしまう。それにしても、もうちょっと寄りたいところ

 こんな羽の形も美しいと思う。でもやっぱり、もうちょっと寄りたいと思うのだ。周囲には、更に望遠のシグマのAPO 50-500mmF4-6.3EX DG HSMを装着している方もおられた。少々暗いながらも、D300なら750mm相当という寄りができるのに、11万円台というコストパフォーマンスに優れた望遠レンズだ。お猿の画角の倍弱ということで、どんな写真が撮れるのだろうと興味深い。

 そこで、少々近くにあるマコモの島付近で羽ばたく白鳥も撮ってみた。

2012317
背景のマコモの茂みがややうるさい。雰囲気は出ているけどね

 少々、マコモがうるさい気がする。やっぱりそこそこアンダーに撮った方がいいのだろうか?ちなみに、今回はマルチパターン測光に頼りながらも、基本的に-10.~-0.7EVにて撮影。それほど、ハイキーな写真になりやすい。

 26羽近くのオオハクチョウの中には半数近くがグレーがかった鳥である。これは、若鳥でまだまだ子供のオオハクチョウ。これが成長していくと、お馴染みの真っ白な鳥になるのだが、最初は「みにくいアヒルの子」じゃないが、グレーなのだ。そんな若いオオハクチョウも一丁前に羽ばたいていた。

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灰色の羽で華やかさには欠けるけど、立派に白鳥の羽ばたきを見せてくれる若鳥

 う~ん、サマになっていますね。真っ白でない分、露出にも影響して、周囲との明度差がない分、撮り易いですね。

 そうこうしている内に、急にオオハクチョウがクェ~クェ~って鳴き出しました。何やら騒々しいです。そう思っていると……、

2012319
飛翔しようとするオオハクチョウは、水面を走りながら加速していく

 バタバタバタ~ッと羽ばたきながら白鳥が走り出す。水面を走るとは、白鳥もなかなかの脚力の持ち主。飛び立つ時の音は、バサバサとパタパタという音がミックスされています。水面を蹴る音のようですね。暗めの水面に白い水しぶき。美しいです!

 しかし、実際には飛び立つこともなく、暫く滑走した後には、またプカプカと浮いています。どうも、飛行訓練のようですね。いざ、シベリアに戻ろうとした時に筋力不足では帰れませんので、こうやって飛ぶ練習もしているようです。先ほどの写真のように、右から左に走って行ったかと思いきや、今度は、

20123110
こんな高速移動が起こるのもオオハクチョウ撮影。3D-トラッキングがモノを言う

 ……と、左から右に走ってきます。これまた、迫力モノ。ドサクサに紛れて、手前のオオハクチョウの奥でカモも走っています。う~ん、可愛らしい。ゆったりと水面を移動するばかりではなく、こんな高速移動で左右を駆け抜けていくシーンが見られるのもオオハクチョウ撮影の醍醐味。こういう場合は、AF-Cにして3D-トラッキングでシッカリと追尾したいものだ。

 若鳥も負けていません。

20123111
奥から手前に走ってくるのも3D-トラッキングでキッチリと追尾してくれるのだ

 2羽の若鳥がこちらに向かって突進してきます。きゃぁ~っ!ぶつかる~!

 あれ?なんでこっちにみんな寄ってくるんだ?と思ったら、

20123112
クズ米がばら撒かれると、我先にと食事モードに……

 いつもクズ米を与えている、近所の世話人のおじさんがやってきて餌をばら撒いていました。そりゃ、がっつきますな。カモもやってきて争奪戦です。

20123113_2
湖底に沈んだエサも頭だけ突っ込んで食べる。カモと違って首が長いオオハクチョウの特権だ

 その位置を、先述の端の上から望遠で狙ったのがコレ。意外と底が浅いようで、首だけ突っ込んで、お尻を水面に突き出して食べています。寒くないのだろうか?

 ここで、ハクチョウは羽が触れ合うのが嫌いなようでして、密集地にいるとたま~に、羽ばたきます。近場から狙ったのがコレ。

20123114
背後から西日を浴びて羽ばたくオオハクチョウ。前からでも後ろからでもフォトジェニック!

 背面から羽ばたきを狙うのもいいですね。羽が美しいです。

 これを正面から狙うと……。

20123115
少々、日が陰ってから撮ったオオハクチョウ。輝度差がなくなるので、ディテールも忠実に

 という感じ。これもまたヨシ。連写でやっていますが、広げたところも閉じたところも写っていました。やっぱりD3には敵わないでもD300の連写はダテではない!

20123116
手前にゆったりと浮かぶオオハクチョウと羽ばたくオオハクチョウ

 やっぱり、白鳥は羽ばたいているのがカッコイイですね。

 でも、泳いでいるところを背後から狙うと……、

20123117
浮いているオオハクチョウの背中も中々、艶かしいではないか!

 ……と何とも艶かしい姿が!背中のフックラ感が何とも言えませんな……。

 あ、最後にかわいそうなんで、カモ軍団も撮っておきましょう。

20123118
どことなく空気が読めていないカモたち。一生懸命生きているんだけどねぇ

 いやぁ~、細かいですね~!!黒っぽい中に黒い鳥が……。それにしても、団結のある行動をとっています。この組織力、人間以上かもしれぬ!!

 そんなわけで、皆さん、冬の使者オオハクチョウを撮りに来ませんか~?

 では、よいお年を!!

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氷見漁港で寒ブリのセリを撮る(2)

 お猿@おはようございます。

 最近どうも「早く、D700を買え!」と煽り立てる“悪魔”な方々が多くて、誰もストップをかけてくれないので、かなりヤバイ状態です。D700欲しいねぇcamera。では早速、前回の続きということで、氷見漁港の寒ブリのセリに行ってみましょう~fish

 氷見の魚市場には事務所の近くに、その日に入荷される魚が記されています。

2012301
事務所横の掲示板を見る漁協職員。ブリが目立つ

 カツオなどの名前もありますが、やっぱり目立つのはブリ(ガンドもあるよ!)でしたね。さすがは、富山湾の冬の王者です。色々なニュースを見てみると、やっぱり氷見産の寒ブリは全国的に有名で扱いが違うようですね。改めて、氷見に短時間で行けるロケーションに住んでいる事に誇らしげですhappy02。まあ、そうは言っても、簡単に氷見産のブリは食べられないんですけどねgawk

 さて、氷見漁港で扱っているのは、こちらのFNNニュースによれば、氷見沖だけではなく、お隣の石川県の七尾沖のブリもやっているようです。おお、七尾!七尾と言ったらナナオですな。ColorEdgeの故郷ではないかgood!まあ、それはいいとして、今年は、どういうワケか寒ブリが富山湾まで下りてくるのが遅かったようですが、何とか月末には間に合ったようで、かなり活気付いています。

2012302
七尾沖のブリは陸路で運び込まれていた

 ただ、ご覧の通り、まだまだ富山湾の入口で氷見市の隣である七尾市のものが多いようです。七尾からは、大きなトラックでブリが運び込まれていました。前日の電話でのアポでは、「まだ、氷見の定置網ではブリがあまりかかっていないので、遠くから運んできています」と漁協の方が言われていましたが、そういうことだったんですね。早く、氷見の定置網でドッサリ獲れないかと待ち遠しいですね。

2012303
大きなケースに入れられた七尾沖の寒ブリ

 七尾沖のブリは、陸路で運ばれてくるので、ご覧の通りのユニットバスよりも深く大きなケースに氷水につけられてやってきます。これはかなり大きいですよ!

2012304
フォークリフトで運んでいきます。リフトが倒れないか心配だ

 これを、フォークリフトで持ち上げて運びます。このフォークリフトは、結構なスピードで魚市場内を走り回っているので、気がつくと背後までやってきていることがありますので、魚市場内を歩く時は、この邪魔にならないように気をつけねばなりません。ブリの入ったケースは定置網の名前が書いてありますね。トラックにも定置網の名前が書かれていましたが、定置網単位で扱っているようです。

 このフォークリフトでブルーシートの所まで運んでいって……、

2012305
かなり豪快にブチまけられるブリたち。長靴は必須だ

 ご覧の通り、ザッパーンとひっくり返します。そりゃもう、バケツをひっくり返すように豪快にやってくれるので、撮影の際は最低でも長靴は必須です。魚市場の床は水浸しなのです!それに加えて、ブリがもの凄い勢いでシートの上を滑って突進してくるので、真正面に構えない方が無難です。

 それで、ブチまけられたブリたちは、綺麗に並べられていきます。

2012306
新鮮な光沢感があって何とも言えない。泳いでいるようだ

 もう、死んじゃっていますが、こっちに向かって群れで泳いでくるようです。これも、シグマの超広角ズームレンズの10-20mm F4-5.6 EX DC /HSMで撮っていますが、遠近感も強調されて、ブリに活きがあるように見えません(死んじゃってるけど)

 これが小さめのケースに移し変えられて行きます。

2012307
ブチまけられたブリを手際よく分類していく漁協の職員たち。若い人が結構多いのだ

 これは、ナノクリ標準レンズのAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDに活躍してもらっていますが、これのテレ端を使うと、DXフォーマットのD300なら中望遠で寄れるので、若干の圧縮効果もあって、ブリもわさわさして見えます。

 これを縦位置で撮りますと……、

2012308
こうやって見てみると、1本くらい貰っていっても分からないと思う

 ……と、こんな感じです。奥行きがあって面白いかと思います。中望遠でありながら、開放F値が2.8ですし、開放側でもシャープに写ってくれるので、こういうストロボを使えない場所では非常に重宝します。まあ、ISO感度も1600ほどなんですけどね。DXながら、低ノイズなのでD300も捨てたもんじゃないです……が、やっぱり最後のツメで言うとFXなD700が欲しいと思うのです。やっぱり、D700購入の言い訳を自ら作り出しているようにしか思えない……。

 さて、セリも間近になってきました。

2012309
セリを待つブリたち。光沢感が新鮮っぽく見えるが、やっぱ刺身がいいね

 縦位置でテレ端で撮ってみました。こうすることで、足の踏み場もない感じが伝わっていただければと思います。その中の漁協の職員さんですね。外も、だいぶ明るくなってきました。

 ここで、ブリの並んでいるところを縦位置と横位置で撮ってみて比べてみました。かなり雰囲気が変わってくると思います。

 まずは、縦位置。

20123010
縦位置で撮ると、迫るような迫力がある

 次に、横位置。

20123011
横位置だと広がりはあるが、ブリの活きの良さはイマイチ?

 どうでしょう?個人的には横位置は、だり~んとしてしまって活きがないように見えてしまい、縦位置だとブリが突進してくるような鋭さと活きの良さが感じられるので、今回は縦位置が多めなんですね。

 それで、縦位置で撮ってみますと……、

20123012
広がりよりも奥行きがあった方が、ブリには向いているかな?

 ……ってな感じです。手前のブリにピントを合わせて、奥でセリをやっている人たちを入れてみました。これまた、市場の空気が伝わっていただければ幸いです。

 そして、セリの輪に突入です。前回も書きましたが、あくまでここは戦場です。セリの邪魔になってはいけないので、ストロボ使用が禁止されているのですが、写真は撮らせていただいている自覚を持たねばならないので、様子を見ながら撮らねばなりません。

 そして、まずは、ローアングルから超広角にて撮ってみました。

20123013
ローアングルで超広角で撮ると、戦場っぽくていいかなぁ?

 手前の青い帽子の方が、セリ人です。基本的にセリ人の隣などには仲買人は来ないので(見にくくなる為かと思う)、その方向に陣取ると中は撮りやすくなります。あと、ブルーシートが広げられているところは、セリの輪も大きくなって撮り易くなりますが、

20123014
帯状シートだとゴミゴミしすぎて撮りにくい

 ……とご覧のように、帯状のシートというのもありまして、こういう場所だとセリの輪が縦長になって狭くなります。こういう場所はちょっと控えた方がいいかもしれません。なんせ、仲買人の方は皆さんド真剣ですから!

 セリの輪に入れなかった場合は、

20123015
ノーファインダーで勝負しても、なかなか構図がまとまらない

 こんな感じにハイアングルで撮ることも可能です。ちなみに、これはノーファインダーで撮っています。動きが早くてライブビューなんてやっていられませんので、あくまでノーファインダーです。でも、水平の狂いが大きく目立ってしまう超広角レンズは非常にやりにくいです。

 さて、今度は輪の切れ目に入れましたよ。

20123016
やっぱりしゃがんで撮るのが邪魔にもなりにくそうだし、迫力も出ると思うのだ

 やっぱり、しゃがんで撮るのが邪魔になりにくくて一番やりやすいですし、セリ人や仲買人の表情も写り易くなる上に迫力も増すので良いですね。ただ、やっぱりセリの流れを読んで、先回りするのは必要ですし、先回りしたところで、邪魔になるところに陣取っては迷惑ですので、勉強が必要かと思います。ビギナーなお猿は非常に苦労しました。

 ちなみにハイアングルのノーファインダーで撮ったもので一番の出来だったのが、コレ。

20123017
再びノーファインダーで撮った。楽天イーグルスの選手が集まっているように見える?

 表情は写りにくくなりますが、帽子やらブルーシートが写るのでカラフルになりますね。ブリもしっかり写りますし、輪の様子もわかります。それにしても、楽天イーグルスの円陣のようにも見えないこともない。だって、仲買人の帽子がアレなんだもん。皆さん、ノムさんのように見えてしまいました。

 そんなこんなで、初のセリを撮影しましたが、やっぱりもう1回はやってこないとダメかな?やっぱり、漁船からブリを下ろすところを撮りたい!まあ、今回の写真撮影をしながら、コンパクトデジカメで、動画も撮ってみたので、少しでも皆さんに雰囲気が伝われば幸いです。

 こうして、セリは終って、仲買人はそれぞれにセリ落としたブリを持参のケースに移し替えてテイクアウトしていかれます。

20123018
ブリをポンポンと入れていく若い仲買人たち。脂が乗って重そうだ

 それにしても、こんな風呂のようなケースで買い付けにこられるんですね。1回でいくらの支出なんでしょう?

 仲買人の中には、市場の外ですぐに発送作業にかかる業者もあります。

20123019
箱詰めを待つブリ。ここから、氷見ブランドが全国へと発送されていくのだ

 市場の外に用意された木製の台に広げられた、セリ落としたばかりのブリですね。やっぱり、美味しそうです。これを、おばちゃんが重さを量ってから、発泡スチロールの箱に入れていきます。

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いかにも港町のおばちゃんという感じ。重いブリも軽々と……

 こんな大きなブリを何本も箱詰めしておられましたが、それにしても、腕力すごいです。カメラの重量が2キロだとか3キロだと言って「重い」と言っては恥ずかしいと思うのでした。

20123021
「ひみ寒ぶり」と書かれた箱が出荷を待つ

 そうして、全国へと送り出されていく「富山湾 氷見港 ひみ寒ぶり」と書かれた、氷見ブランド!ますます、食べたくなりましたね。

 みんな、是非ともゲットしようぜ!!

 ではでは。

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氷見漁港で寒ブリのセリを撮る(1)

 お猿@おはようございます。

 今年もあと僅かですが、年賀状が真っ白けっけで大変に焦っておりますshock。非常に時間が足りませんので、とりあえずブログの更新でもしておこうかと思います。

 ……で、さっきネットのニュースを見ていたら、来年の元旦は「うるう秒」ということで、やたら1秒長いようです参照。折角、1秒長く過ごせるので、この1秒をどのように過ごそうかと計画中です。充実した1秒を過ごしたいものです。ひとまず、前回の記事で触れましたように、憧れのD3iconD700とのスキンシップを30分近く堪能してしまって、四六時中の恋わずらいheart02のようになっておりますので、そこら辺の解決をしたいと思っております。

 さて、富山と言えば富山湾の海の幸fishだよねっ!春先はホタルイカでしたが、冬はブリの季節!特に氷見の寒ブリは最高です。そんなワケで、寒ブリを見たいと思って氷見漁港に行ってきたよ!

 前日に氷見漁協に電話をしてセリの時間などを聞きました。各漁船が漁を終えて氷見漁港に到着するのは、5時くらいとのこと。これはできることなら、漁船から降ろすところから見てみたいと思い5時には氷見漁港に到着するように出発。なんやかんやと自宅を4時半には出ました。まだ、良い子は寝ている時間ですconfidentsleepy

 ……で、やってきました氷見漁港。

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早朝5時の氷見漁港。いつもなら熟睡タイム。まだまだ暗い

 魚市場も隣接しているのですが、真っ暗けっけの中にも市場には明々と照明が灯っております。

 ……で、こんな注意書きが。

2012292
こういった注意書きがあるので、ルールは守ろうぜっ!

ここは、生鮮水産物を取扱う地方卸売市場 氷見魚市場地内です

 魚市場の、衛生管理の目的と危険防止のため、下記の事項について厳守してください。

 1、市場関係者以外の魚市場施設内への入場は、禁止します。

 2、早朝、夜間に問わず、犬などのペット類をつれて市場施設内の散歩などを禁止します。

 3、部外一般車両の魚市場敷地内への、乗り入れ侵入は禁止します。

 ……とのこと。

 ひとまず、お猿は犬などのペットではないので、セーフってところでしょうか。しかし、市場関係者以外ではありますので、事前アポで事務所にて受付をするように指示されていたので、そのようにしたいと思います。

2012293
ちょっと発見しにくいところにある魚市場の事務所

 駐車場から市場に入るところに事務所の受付があるので、そこで写真撮影をさせてくださいとお願いします。テレビや新聞などのマスコミもここで申請しているらしく、受付ノートには色んなメディアの名前が書かれていました。

 ここで、受付けを済ませると、こんな帽子を渡されます。

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束の間の仲買人気分になれる帽子。市場視察とはエラそう

 一見、仲買人のようなプレートのついた帽子ですが、プレートには「市場視察」と書かれています。視察扱いということになりますね。まあ、受付は無料ですので、タダで撮影できます。では、中に入ってみましょう。

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既に市場内は活気づいていて、漁船から魚がドカドカと下ろされていた

 まだ、セリは始まっておらず、漁船が続々とやってきて獲れた魚介類を下ろしていました。この段階では、魚もゴチャゴチャに混ざっているので、すぐに種類別に分類します。

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液体を流し込むように魚が移し変えられていく

 流し込むようにケースの中の魚を移し変えています。実に豪快です。分類された魚は、ケースに入れられてセリを待ちます。それにしても、スゴイ量の魚です。もう、1匹持っていっても分からないくらいですね。

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さすがに富山県有数の漁港ということだけあって量がスゴイ

 ちなみに、魚市場内部ではストロボ撮影は禁止されています。これは、セリの際に、仲買人が手で合図しているのが見えなくなったり、フォークリフトの運転の邪魔になったりと色々と支障が出るからのようです。その為に、まずは高感度撮影で基本的にISO1600にて撮影。更に、今回のメインレンズはナノクリ大口径レンズであるAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDに活躍してもらった。暗いとは言いつつ、照明は非常に強烈な光なので、ゴースト&フレアは回避したいという理由もある。

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周囲はまだまだ真っ暗だけど魚市場内は非常に明るい

 さて、魚の分類はだいぶ終ったようです。

 ここで、レンズをお気に入りの超広角ズーム、シグマ10-20mm F4-5.6 EX DC /HSMに切り替えた。先述のナノクリレンズもいいが、あくまで標準レンズ。DXフォーマットで使っても中望遠ということで、少々面白みに欠けるので交換した。これは、暗めではあるけど超広角ということも手伝って、ブレはさほど気にしなくてもいい。

 まずは、ケースにワンサカ入った魚たちを撮ってみましょう。

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超広角レンズが1本あると、こんな写真も楽しめる

 どうでしょう?これはかなり魚に近づいて撮っているのですが、魚市場の雰囲気もなんとなく分かると思うし、いかにも「魚!」って感じじゃないですか?デフォルメされて面白いと思います。まあ、少々、グロテスクではありますが、氷見の魚です。美味しいですよ!

 次は横位置にて撮影。

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縦位置でも横位置でもインパクトのある写真が撮れるので好きなレンズです

 これも、先ほどのケースを寄って撮ってみましたが、ストロボなしに加えてISO1000にて撮影。DXとは言っても、なかなか高感度に粘りがあると思った。ワイド端の10mmという超広角にて撮影しているので、被写界深度も深めでF5にてこの仕上がり。

 そうこうしているウチにセリが始まりました。

20122911
あのセリの輪に入って、市場の戦場を写したいなー

 赤い帽子を被った仲買人が、セリ人についてゾロゾロとやってきて、魚を取り囲んでいます。撮影時に心がけねばならないのが、セリの邪魔にならないこと。セリの邪魔をしたら、タダでは済まされない。しかし、このセリの輪の中にどうやって入るか。これこそ、朝セリの流れを読まないといけない。ビギナーなお猿は非常に困った。

 ひとまず、パンケースに入っている少数派の魚を超広角ズームで撮ってみよう。

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中々、輪に入るタイミングが掴めず、近くの魚を撮ってみる

 手前から2つ目のケースには石鯛が見える。まだ、泳いでいるのにビックリ。やっぱり魚市場は違うぜ!

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あ、鯛だ鯛!鯛があるぞ!いやぁ、美味しそうだねぇ

 別カットがコレ。手前は鯛かな?超広角ズームはこういった撮影が面白いが、使いこなしに結構苦労する。望遠ズームは圧縮効果で間隔が狭まって見えるので、少ないものでも多く写せるが、広角になるほど、隙間が強調されてしまう。なるべく、ケースの密集地に身を置いて撮ってみた。

 次は、ほぼ同じ箇所を通常の目線で横位置撮影。

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もう、どれがどの魚だか分からないくらい種類がいっぱいある魚市場

 仲買人がグルリと取り囲んでいる様子が掴めるのですが、まあ状況説明的になってしまいますね。でも、これも超広角ズームでできる芸当。DXフォーマットは広角に弱いと言いますが、暫く前までは、このシグマの「10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM」くらいしか無かったレンズも、Tokinaから「AT-X116PRO DX」や「AT-X 124 PRO DX II」、TAMRONから「SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF]」や「SP AF11-18mm F/4.5-5.6 Di II LD Aspherical [IF]」といったものが出ている。特にTokinaの「AT-X116PRO DX」なんかは、ズーム全域でF2.8通しながら5万円台というお買い得さ。案外、望遠側に強いDXフォーマットも、ここまでの広角がカバーできればいいのではないだろうか?やるなDXフォーマット!

 そうこうしているうちに、ブリのコーナーが賑やかになってきた。

20122915
ブリがプリプリしている。片手に1本“ブラ下げて”運んでいた

 ブリが到着して、目方を量っていました。それにしても、デカイ。そして、重そう!

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やっぱり獲れたてのブリはイキがいい!歯ごたえも良さそうで是非食べたい!

 いやぁ、ブリですね。ガンドも揚がっているようで、色々と楽しめそうです。この時期のブリの刺身ってたまらないですよね!富山に来て、マグロよりブリが好きになったお猿としては、是非とも1本テイクアウトしたいところですが、とても高くて手が出ません。D700とレンズが欲しいしね!

 そんなワケで、ブリのセリが始まるところで、今回は終了~!

 続きは次回に!!

 ではでは。

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東京-富山間が往復8500円の夜行バスを発見♪

 お猿@おはようございます。

 僕の住んでいる富山県は非常にいい所なんですが、フォトグラファーという仕事をやっている立場としては情報に乏しいロケーションです。出版関係とかアートな分野では東京はまさに地場産業でして、何かその業界のセミナーとか講座といったものは大都市に行かないと受けられないんですよね。そういう意味では非常に羨ましい……。

 特にデジタルフォトをやりながらDTPオペレーターもこなしている僕なんかは、Adobeアプリは必要不可欠なのであります。最新バージョンのTipsなんかを一線で活躍する講師陣がセミナーで紹介するのは非常に魅力的!刺激にもなります。しかし、そういったセミナーなんかは決まって東京で開催なんですよね。もしくは、名古屋とか大阪……。

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ラッセル・ブラウンの基調講演など、魅力満載のセミナーも東京開催ではちと遠い……

 僕なんかは、印刷業界の展示会PAGEとか、PhotoshopのイベントPhotoshop Worldなんかは、セッション毎の受講料は結構高額なんですが、是非とも聞いておきたいものだったりします。今年の秋なんかはデジタル一眼レフの新機種が一気に出ましたので、今度は写真のPHOTO IMAGING EXPO 2008に初挑戦しようと思っています。

 ……しかし全部、東京開催なんだよね……(泣)

 ハッキリ言いまして、カメラ機材なんかで懐がスッカラカンな僕としましては、東京までの旅費は大変でして、できることなら節約したいもの。特急で行くのも高いし、自家用車で行くにしてもガソリン代も高い上に高速料金もバカにならない。挙句の果てには駐車料金も高額だったりするので、それだけで民は疲弊しております。

 そんな、格差社会の底辺でうごめいている僕の強い味方が高速夜行バス!富山から東京までは知っている範囲で2種類運行されているんだよね!

 ……という感じ。一応、両方とも西武バスとの共同運行のようですが、富山市とか高岡市という大都市(?)発着ですと、往復で共に約13,000円が相場です。まあ、これでも電車より安いし、何よりも夜行なので仕事に影響を与えないのがイイ。あと、東京に着くのが池袋駅前っていうのも何かと便利だ。そんなワケで、僕は高岡発着の加越能鉄道の高速バスをよく利用しております。

1911251
高岡駅の高速夜行バス乗り場。結構、利用者があったりする

 このバスを利用する時は、発車オ~ライネットを使ってネット予約し、後から指定の旅行会社とかコンビニの発券機を使ってチケットを手にする手段をとっています。

 一応、両者共にスタンプカードを作っていて、加越能バスの場合は「ラッキー7 ポイントカード」というのがあります。1回乗車するとスタンプを1個貰え、7個揃うと1回分の乗車が無料というもの。往復で乗ると一気に2個貰えるのでなかなかオトクです。

1911252
7回乗車すると1回分がタダになる加越能バスの「ラッキー7 ポイントカード」

 ちなみに、前回の乗車でめでたく7個揃いましたので次回はタダ乗りできます(まあ、特攻隊みたいに片道だけタダなんですけど……)

1911253
高速夜行バスを利用し続けて貯めたスタンプ!これ1枚で片道タダ乗りができる

 そんなワケで8回乗車することを思えば、タダ乗りを差し引いて1回5,700円の計算になります。でもまあ、できれば1往復1万円以内で収まると嬉しいなぁと思っていたところ……、

 往復8,500円で乗れる夜行バスがありました!

 これは結構オトクです!

 それが、GoGo!BUS!というサイトで扱っている高速夜行バス。東京⇔富山間ならば、

  1. オリオンバス 東京⇔金沢・富山
  2. サンシャインツアー 東京⇔富山・金沢

 ……の2種類。いずれも費用は往復で8,500円~8,600円と格段に安い!

 いずれも富山側は、富山駅周辺富山大学周辺高岡駅周辺から選択。

 東京側はオリオンバスは、東京駅新宿駅東京ディズニーランド横浜駅などから選択。ちなみにどうでもいいけどオリオンバスってカタカナで書くとオリンパスに見えますね。

 後者のサンシャインツアーは、東京駅品川駅新宿駅千葉駅東京ディズニーリゾートなどから選択できる。

 まあ、僕愛用の池袋駅がないのは残念だが、それでも富山側の発着地に申し分ないし、東京側の発着地も何かと便利な所ばかりだ。

 まあ、加越能バスとか富山地鉄バスの高速夜行バスの座席は左、中央、右という3列シートというゆったりシートで、トイレも付いているというメリットがあるが、こっちの格安ツアーは片側2列の4列シートという普通の観光バスみたいな座席配置になっているようだ。更にトイレがない。ただ、2時間毎にサービスエリアなどでトイレ休憩をとるので一度寝てしまえば問題ない。

 あと、支払いは加越能バスとか富山地鉄バスは、事前納入をしてチケットを持って乗車場に行く必要があって忙しい時にはかなり面倒。しかし、GoGo!BUS!の場合はクレジット払いができるので、チケットを持たずとも予約受付のメールをプリントアウトしたものを持っていけば乗れる。極端な話、名前を言いさえすれば乗れてしまうお手軽さがある。

 まあ、今度のPIE2008は、現在のスタンプカードでタダ乗り出来るので加越能バスを利用しようと思うが、帰路をオリオンバスかサンシャインツアーを利用してみてもいいかもしれない。

 ……というわけで、今度乗ったらレポしたいと思います。

 ではでは。

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石原「日本の景観の汚さは異常」
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